中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

なり手不足という現実

2018-08-28 22:13:21 | 活動
先日書きました高砂市議会議員選挙ですが、立候補者は20名となりました。

定数を減らして19議席としていましたが、それでプラス1名という形。

地方議会のなり手がいないと言われながら、その中で全国的に定数を減らしてきていますが、それでも
結局はプラス数人のところが多いようです。
(まあ、その中で定数を増やしている国会はどうなんだと思いますがね)

ちょうど新聞にも、なり手不足と書かれていました。
その一因は報酬であるとの結論でした。
確かに、町村では、専業でやっていくには無理な金額です。
初任給より断然低いですしね。

なり手不足の解決策として、国会では議員年金の復活が言われています。

議員年金は以前の印象がえらく強いらしく、私も3期目となったので「もらえるんだよね」と言われることも。

ここで言っておきますが、「そんなのは、とうの昔に無くなっています!」
私は掛け金のみ払って、その一部がかえって来たのみ。。

まあ、それがダイレクトに解決策となるかと言われると微妙ですが、若い人が挑戦しにくい環境であることは
確かです。

よく言われますが、諸外国のようにボランティアということであれば、民間企業との調整はいりますし、議案の理解度を
上げるための工夫もいります。
そもそも、そうすると地元の名士的な人がメインになりますし、政策提言というよりは議決期間に寄っていきます。
実際、参加できるのは余裕がある人が多くなりますからね。

で、今回の高砂を見ても、実際に若い立候補者は少ない。
また、競争率も高くない。

それらの弊害も考えねばなりません。
現実問題として、選挙が成り立たなくなっています。
それは、民主主義として健全ではありません。

その中で、今の在り方をベースにするか、ボランティア的にするか。
小手先ではなくて、全体としての在り方ですけどね。

総裁選もありますが、地方というのなら、そこのベースである民主主義の在り方も言及して欲しいなと思ったり。

コメント
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