中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

視察1日目(高浜市)

2017-07-05 17:45:35 | 活動
今日から行政視察に出ています。

初日は愛知県の高浜市。
年始に一度申し入れをしたのですが難しく、再度のお願いでした。
お話しが聞けて本当に良かった!という内容でした。

視察テーマは、公共施設のあり方です。
その中でも
①高浜小学校整備事業
②青少年ホーム跡地事業
③市役所本庁舎整備事業
にフォーカスしての内容と意見交換となりました。

①高浜小学校整備事業
高浜小学校を核として、公共施設を集約化・複合化をするもの。
耐震に問題のある校舎を取り壊し、新たな施設を建設します。
それは、多様な利活用が出来る学校施設でありながら、地域のまちづくりや交流の
拠点となるものです。

具体的には、一階が公民館機能をもっていたり、体育館にホール機能を持たせたり
します。
それ以前に中央ホールを無くすことで住民投票にまでなったのですが、そのホール
機能も学校施設にもたせるわけです。
完成は平成33年ということですが、また見てみたいですね。

②青少年ホーム跡地事業
集会室や軽運動室をもつ施設ですが、稼働率に課題があったものでした。
それを維持管理はできないということで、土地を民間に貸し付ける方針に。

ただ、条件としてプールを設置することがあります。
なぜかと言うと、小学校整備と関わりますが、学校での水泳指導を民間施設で行う
ことにしているため。

学校のプールって、維持費や管理が大変な割に、使う期間が限られています。
温水であることや指導員の面からも民間施設が望ましいという判断です。

トータルを考えると良い判断だと思います。
学校施設をどうしていくか、考えていくヒントを多く頂きました。

③市役所本庁舎整備事業
今年一月から新庁舎がオープンしているのですが、そのスキームは独特です。
土地を民間に無償貸与し、建物は民間事業者が建設します。
トータル事業費は31億ほどですが、それを20年リースする形です。
なので、年間リース料は1.5億ほどになります。

利点としては、事業費の軽減や平準化、また将来の仕事の変化に対応できること。
例えば、ICTが発達して、市役所の仕事が簡略化されたり減ったりしたなら
もっと狭くて安いところに移ることも可能ということです。

感覚としては、民間企業が本社機能を自社ビルでなく賃貸ビルに入る感じ。

面白いのは、新庁舎は旧庁舎の半分くらいの広さで様々な機能を集約していて、
議会も例外でないこと。

ということで、これが高浜市議会議場です。




議会がない日は、一時間1500円で会議室として貸し出しされています。
役所内の会議もここで行うそう。


様々なチャレンジをしている自治体で、多くの示唆と刺激を貰いました!
加古川市も公共施設が大きな問題となってきます。
質問のヒントも多くあったので、提言を含めて練っていきたいと思います。
コメント
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