今日は総務教育常任委員会。
請願審査の後、条例案の審議へ。
102号で紛糾しました。
102号は、市民部と地域振興部が所管する事務を新設の部へ持ってくるというもの。
その部の名前は「協働推進部」です。
そこには、既存の市民生活安心課・ウェルネス推進課・男女共同参画センターを持ってくると共に、
協働推進課という新しい課を作りたいという考えがあります。
市民との協働は今や地方自治体の基本で、これまでもやってきたわけですが、一元化して更に協働を
進めていきたいとの思いがあるようです。
そこは理解するところですが、ウェルネスの部分で、スポーツ振興や施設管理など大部分を教育委員会に
持って行くという点が疑問でした。
それは、議場での私の質問に対する答弁でわかったことですが。
国の中教審の答申もあって、昨今の自治体の流れからすれば、スポーツなどは市長部局にもっていくように
なっています。
教育委員会は学校の体育を持つだけになる形です。
ウェルネス都市を掲げる加古川市にとって、スポーツや健康は欠かせないものであり、切り離せないものです。
そこには地域活動も大きく関わってきます。
協働を一元化したいなら、多くを協働推進部にもってきた方が良いのではないでしょうか。
また、試行中のボランティアポイントに健康ポイントを付与することも検討したいという答弁がありまして、
ポイント制度は基本的に上記の協働推進課に持たせる考えのようですから、市民スポーツなども協働推進部に
持ってくることが自然な気がします。
まあ実際は、この条例案は「協働推進部にだいたいこんな仕事をさせますよ」という内容で、細かい職務の範囲は
規則で決めることです。
なので条例を通そうと思えば通せるとも言えます。今後、細かいことは詰めるということで。
しかし、答弁などで一定の方向性が明らかになり、それが現在の流れや大部分の議会の考えと違っている、また
規則となると市の事務となり議会がタッチできる幅が少ないこともあり、慎重審議すべきとの意見が多くなりました。
ということで、継続審査に。
来週に再度、総務教育常任委員会を開催することになりました。
これは初めての経験です。
また、所管事務調査では、いじめが疑われる事案に関して第三者委員会を置くことが決まっていますが、その委員会について
報告がありました。
そこでは、ここまでに至る経緯についても質問が出ました。
ご家族の心のうちは察するに余りありますし、ご家族に寄り添っていくことは一番に大切なことであるのは当然のことです。
一方で公表に至るまでの間でも、学校や生徒に対するケアや、いじめが疑われるメモがあったことから、第三者委員会の下準備も
教育委員会としては進めなければならないことだと思います。
(最終的に保護者同意は得なければなりませんが、その前段階までという意味で)
それは再発防止にも繋がることだからです。
経緯についての質問は、その点がポイントだったのかと思います。
また同時に、第三者委員会がどのように動こうと、今後絶対にこのようなことを起こさない取り組みは進めなければいけません。
教育委員会には覚悟をもって進めてもらいたい。
明日は福祉環境常任委員会です。
請願審査の後、条例案の審議へ。
102号で紛糾しました。
102号は、市民部と地域振興部が所管する事務を新設の部へ持ってくるというもの。
その部の名前は「協働推進部」です。
そこには、既存の市民生活安心課・ウェルネス推進課・男女共同参画センターを持ってくると共に、
協働推進課という新しい課を作りたいという考えがあります。
市民との協働は今や地方自治体の基本で、これまでもやってきたわけですが、一元化して更に協働を
進めていきたいとの思いがあるようです。
そこは理解するところですが、ウェルネスの部分で、スポーツ振興や施設管理など大部分を教育委員会に
持って行くという点が疑問でした。
それは、議場での私の質問に対する答弁でわかったことですが。
国の中教審の答申もあって、昨今の自治体の流れからすれば、スポーツなどは市長部局にもっていくように
なっています。
教育委員会は学校の体育を持つだけになる形です。
ウェルネス都市を掲げる加古川市にとって、スポーツや健康は欠かせないものであり、切り離せないものです。
そこには地域活動も大きく関わってきます。
協働を一元化したいなら、多くを協働推進部にもってきた方が良いのではないでしょうか。
また、試行中のボランティアポイントに健康ポイントを付与することも検討したいという答弁がありまして、
ポイント制度は基本的に上記の協働推進課に持たせる考えのようですから、市民スポーツなども協働推進部に
持ってくることが自然な気がします。
まあ実際は、この条例案は「協働推進部にだいたいこんな仕事をさせますよ」という内容で、細かい職務の範囲は
規則で決めることです。
なので条例を通そうと思えば通せるとも言えます。今後、細かいことは詰めるということで。
しかし、答弁などで一定の方向性が明らかになり、それが現在の流れや大部分の議会の考えと違っている、また
規則となると市の事務となり議会がタッチできる幅が少ないこともあり、慎重審議すべきとの意見が多くなりました。
ということで、継続審査に。
来週に再度、総務教育常任委員会を開催することになりました。
これは初めての経験です。
また、所管事務調査では、いじめが疑われる事案に関して第三者委員会を置くことが決まっていますが、その委員会について
報告がありました。
そこでは、ここまでに至る経緯についても質問が出ました。
ご家族の心のうちは察するに余りありますし、ご家族に寄り添っていくことは一番に大切なことであるのは当然のことです。
一方で公表に至るまでの間でも、学校や生徒に対するケアや、いじめが疑われるメモがあったことから、第三者委員会の下準備も
教育委員会としては進めなければならないことだと思います。
(最終的に保護者同意は得なければなりませんが、その前段階までという意味で)
それは再発防止にも繋がることだからです。
経緯についての質問は、その点がポイントだったのかと思います。
また同時に、第三者委員会がどのように動こうと、今後絶対にこのようなことを起こさない取り組みは進めなければいけません。
教育委員会には覚悟をもって進めてもらいたい。
明日は福祉環境常任委員会です。