中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

視察3日目@大垣市

2016-10-26 16:33:39 | 活動
視察も3日目。
今日は大垣市です。

総合計画で「子育て日本一」を重点プロジェクトとし、様々な施策を推進されていまして、その中の
キッズピアおおがき子育て支援センターの現地視察も含めての視察です。



かなりの説明を頂きましたが、主なものをピックアップしますと

子育て総合支援センター事業(キッズピア含む)
子育てサロン事業
エンゼルサポーター事業
ホームスタート事業
3人目からのお子さんへの支援
親子バス利用支援
子育て支援アプリ導入
移住・定住の推進

など。

子育てサロンは加古川では民生さんが公民館でやっているものに近いですが、保育士資格をもった
コーディネーターとボランティアで運営されており、遊びの提供や気軽な相談ができます。
なお、父親のためのサロン事業もあるそう。

エンゼルサポーター制度は、加古川にも似た事業がありますが、体調不良で家事や育児ができない
家庭を対象に、サポーターが援助や家事代行をするもの。
ホームスタートも似ているのですが、育児や家事を協働して行います。

3人目支援は、第3子以降の子供に対し、出産祝い金10万円や保育料の無料化をしています。

親子バス利用支援は、未就学児を同伴して路線バスを利用した場合に、全員の運賃が無料になる
チケットを配布するもの。
バスの利用促進にも繋がっているようです。

子育て支援アプリは、子育てやイベント情報などが見られたり、予防接種タイミングをプッシュ通知
してくれるものです。
開発費は400万円。
HPでイベント情報などを知らせて地域振興と絆作りをしてはと以前に提案したことがありますが、
今やアプリになるんですね。

移住・定住支援は、ローンへの助成や引越し代への助成などがあり、平成27年度で467人の実績です。


さて、前段が長くなりましたが、キッズピアおおがき。


市街地再開発の中で、子育て支援施設の整備を入込んでおり、それに沿って今年オープンした施設です。
事業内容としては、
①相談・助言・・・子育てに関する何でも相談
②情報提供・・・講座や相談の情報を発信
③人材育成・・・ボランティアや実習生の受け入れ
④交流・・・木製玩具や絵本などを揃えた交流サロン
⑤地域連携・・・地元大学、商店街、企業などとの連携事業を交流サロンで展開
⑥一時預かり・・・定員4人。利用料は700円/時間で、生後2か月から利用できる。

運営はNPO法人ですが、相談に関しては専門の職員も配置しています。

イメージとしては、子育てプラザにプラスの要素が乗った感じですね。
逆に言えば、実現は十分に可能ということ。
我々はネウボラも言っていますが、それも要素に入れられそう。

駅前にこうした施設は欲しいですね。
加古川も子育て世代に選ばれるまちを目指すのなら尚更。

加古川駅南子育てプラザはJAビルから移りますが、上記の要素を加えつつ発展した形で再整備していくよう
求めていきたいと思います。

さて、これで3日間の視察も終了。
学んだことは提案として市長部局にあげていきます。
ちょうど重要政策提言のタイミングもありますので。
コメント
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