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♪ サロンコンサート 74th

2012年08月19日 | 音楽(コンサート)


日時 2012年8月19日 14時~15時45分
場所 市民タイムス塩尻ホール
演奏 竹林 真弓(ヴァイオリン)、武井 英哉(チェロ)、木内栄(ピアノ・チェンバロ)
プログラム スカルラッティ ピアノソナタニ長調Kk281
      J・S・バッハ トリオソナタト長調BWV1021
      モーツアルト ピアノトリオト長調KV564
      ベートーヴェン ピアノトリオ第5番ニ長調作品70-1「幽霊」
アンコール モーツアルト「フィガロの結婚」より「もう飛ぶまいぞこの蝶々」(ピアノトリオ)

 かつて聴いた萩本晴彦氏によるホームタウンコンサートで、「ピアノトリオ(三重奏曲)とは、3つの楽器による調和というより、3つの楽器による対峙である」という話を聞いたことがあります。
 本日酒井さんから、そのようなお話しはなかったですが、それはロマン派のピアノトリオのことだったのでしょう。
 本日、バッハ、モーツアルト、ベートーヴェンと、ピアノトリオの変遷を聴くことができました。最後のベートーヴェンは、「対峙」ということが現れている曲だと思います。そもそも「幽霊」という表題ですが、酒井さんからこれはベートーヴェン本人によるものではないということだけ、その云われについては、言及されませんでしたが、聴いた印象では、第1楽章冒頭の主題・・・ガチャガチャガチャ、と鳴る様が幽霊っぽく感じたり、第2楽章の静けさが、ちょっと幽霊っぽかったり・・・そんな感じでした。
 竹林さんと武井さんはご夫婦だそうですが、どちらも素晴らしい演奏者で、特に竹林さんによるヴァイオリンの音色は美しい。
 本日の公演に向けてご苦労もあったそうですが、素晴らしい演奏ありがとうございました。
 次回は、ロマン派のピアノトリオをお願いします。





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