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飛騨の山猿YAMACHANの雑記帳

れいわ新選組と小沢一郎を応援しております。密かに共産党にも親近感を持ち自民党からの政権奪取を夢見ています(苦笑)。

◆減税派は立憲民主党から出て行け? 枝野幸男氏の批判がガチすぎる 「消費税」めぐりカオスな与野党の状況

2025年04月16日 09時02分40秒 | ●飛騨の山猿YAMACHANの雑記帳
夏の参院選を前に、与野党各党から消費税の減税論が噴出している。物価高や「トランプ関税」への対策として、国民民主党や日本維新の会は早々に減税を提案。減税に慎重な野田佳彦代表が率いる立憲民主党でも、減税派が勢いを増し、執行部に圧力をかける。自民党内でも、公然と減税を求める声が出始めた。(中沢穣)

◆「参院選目当てのポピュリズム」

 「減税ポピュリズムに走りたい人は、別の党をつくればいい」。立民の枝野幸男最高顧問は12日、地元さいたま市での講演で、党内の減税派をけん制し、国民民主などの減税論を「参院選目当てとしかいいようがない」と言い放った。
枝野幸男氏=3日、国会で(佐藤哲紀撮影)

枝野幸男氏=3日、国会で(佐藤哲紀撮影)

 党創立者である枝野氏の発言は重く、波紋が広がった。党内の減税推進派「食料品の消費税ゼロ%を実現する会」は15日、時限的に食料品の消費税に限り、ゼロ%に引き下げる内容の提言書をまとめた。江田憲司会長は、枝野発言について「党内対立をあおるような発言はやめてほしい」と反発した。
 同党の税制に関わる各部門は同日、複数の減税案を協議。党としては、5月の大型連休以降に結論を出す方針だが、野田氏は難しい立場に追い込まれている。

◆高市早苗氏ら、自民執行部に異論

高市早苗氏=15日、国会で(佐藤哲紀撮影)

高市早苗氏=15日、国会で(佐藤哲紀撮影)

 13年前、民主党政権時に首相として消費税増税を決めた野田氏は今も、財源を欠く減税論には距離を置く。枝野氏と考えは近いが、消費増税が党分裂を招いた経緯があるだけに、結束にも腐心する。14日には、「結論が決まれば、皆さんに従っていただく政治文化をつくりたい」と記者団に語るにとどめ、党内議論を静観する姿勢をとっている。
 一方、消費税5%への減税を訴える国民民主の玉木雄一郎代表は15日の記者会見で、「国民のニーズを反映することはポピュリズムではなく、本来の民主主義だ」と枝野氏に反論した。減税分の財源は赤字国債(借金)の発行でまかなう考えだ。維新も食料品の消費税を2年間ゼロとする案を掲げている。
 自民党は、消費税減税には否定的な姿勢を崩しておらず、森山裕幹事長は「消費税と社会保障は一体。下げる話だけでは国民に迷惑をかける」と強調する。ただ高市早苗前経済安全保障担当相は、自身のX(旧ツイッター)で「『減税』や『賢い政府支出』の必要性」を主張。小林鷹之元経済安保担当相も、時限的な消費減税に言及している。松山政司参院幹事長は15日の記者会見で「減税も一つの必要な手法」と踏み込むなど、異論も出始めている。
 

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