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飛騨の山猿YAMACHANの雑記帳

れいわ新選組と小沢一郎を応援しております。密かに共産党にも親近感を持ち自民党からの政権奪取を夢見ています(苦笑)。

★自衛隊「統合作戦司令部」発足 米軍指揮下 敵基地攻撃運用の危険&自衛隊を米軍指揮下に 参院委 山添氏、新司令部発足を追及

2025年03月25日 10時52分10秒 | ●飛騨の山猿YAMACHANの雑記帳

赤旗電子版紙面

自衛隊「統合作戦司令部」発足

米軍指揮下 敵基地攻撃運用の危険

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(写真)統合作戦司令部の編成完結式で訓示する中谷元防衛相(壇上中央)=24日、東京都新宿区

 陸海空自衛隊の実動部隊を平時から有事まで指揮する「統合作戦司令部」が24日、東京・市谷の防衛省で発足しました。日米の司令部連携強化の一環で、当面は部隊運用や共同作戦などでインド太平洋軍司令部との連携を強化します。

 統合作戦司令部は、政府が2022年末に決定した安保3文書に創設を明記。240人規模で発足し、従来の陸海空に宇宙・サイバーを加えた広範囲を指揮。長射程のスタンド・オフ・ミサイルを用いて他国領域を攻撃する「敵基地攻撃能力」を一元的に指揮します。ただ、敵基地攻撃の意思決定は日米共同で行うため、情報・能力面で圧倒的に優位な米軍指揮下で敵基地攻撃能力が運用される危険があります。

 同日、防衛省内で行われた新編完結式で中谷元・防衛相は、同司令部の意義として「同盟国・同志国の司令部との連携」を挙げ、「各国との情報共有や運用面での協力を一元化し、相互運用性を向上させてほしい」と述べました。

 司令官に着任した南雲憲一郎空将は式典後の会見で「新しい指揮統制関係の上で、日米間でしっかり連携できる体制を構築、強化したい」と強調。「スタンド・オフ防衛能力」やF35Bステルス戦闘機、事実上の空母化を進めている「いずも」型護衛艦の運用体制を「早期に確立する」と述べました。新編に伴う記念行事で来賓の在日米軍のジョスト司令官と豪統合作戦本部長のジョーンズ海軍中将があいさつし、連携強化をアピールしました。

 昨年7月の日米安保協議委員会(2プラス2)では、統合作戦司令部のカウンターパート(対応相手)として、在日米軍司令部を「統合軍司令部」として再編成する計画が示されました。ただ、米国防総省内で在日米軍の強化中止も検討されているとの報道も出ています。

自衛隊を米軍指揮下に

参院委 山添氏、新司令部発足を追及

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(写真)質問する山添拓議員=24日、参院外防委

 日本共産党の山添拓議員は24日の参院外交防衛委員会で、同日発足の陸海空自衛隊を平時から有事まで一元的に指揮する「統合作戦司令部」の本質は、日米が「統合」し、自衛隊が米軍指揮下に組み込まれる体制づくりだと追及しました。

 同司令部新設の目的の一つとして違憲の敵基地攻撃能力の一元的な指揮が指摘されています。中谷元・防衛相は、統合で同盟国などの司令部と情報共有・作戦協力が一元的にできるようになり、「反撃能力(敵基地攻撃能力)を活用し、作戦指揮を行う」と認めました。

 山添氏は、米軍は再編に伴い新設する統合軍司令部の候補地として、東京都港区六本木の米軍赤坂プレスセンターを検討しており、日本政府関係者も都心移転を歓迎したとの報道に言及。港区と同区議会が、ヘリ着陸帯が置かれている同基地の早期撤去を求め防衛相に要望書を提出したと指摘し、「撤去が求められている場所だと米側に伝えているか」とただしました。中谷防衛相は「場所が決まった際には丁寧に説明する」と述べるのみでした。山添氏は「決まってからでは遅い」と批判し、区の撤去要望を米側に伝えるよう要求しました。

 コルビー米国防次官候補が4日の上院公聴会で、米韓同盟における有事の指揮権は在韓米軍司令官が務めている実態を念頭に、単一の指揮官の下で運用する米韓同盟のように日米同盟も「統合の一つのモデルに向かう必要がある」と主張したことに言及。違憲として政府が一貫して否定してきた、自衛隊が外国の指揮下に入ることを米側が示しているとして認識をただすと、中谷防衛相は「自衛隊、米軍はそれぞれ独立した指揮系統に従って行動している」との従来の答弁を繰り返しました。

 山添氏は、トランプ政権を批判せず、認識の違いを指摘もしないなど「唯々諾々(いいだくだく)と要求に従う日米同盟絶対の政治はいいかげんにやめるべきだ」と求めました。

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