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◎クローズアップ現代+「“息子が介護”の時代▽経験者が語る知恵やヒントを生かせ」

2018年07月04日 16時22分03秒 | ●YAMACHANの雑記帳

クローズアップ現代+「“息子が介護”の時代▽経験者が語る知恵やヒントを生かせ」

Japanese TV Programme
 
”息子介護”の希望をさがして ~50代ディレクターの介護記録~ 

介護する家族の割合はここ数年で息子が嫁を抜いた。女性の社会進出や少子化で介護の担い手が減ったためという。番組ディレクターも息子介護を行うようになり、自身の介護生活をSNSで発進し意見などを求めた。2000件ほどの投稿から、介護離職したという男性は自分で背負うしかない、自分の母親とどう接するかがしんどかったなどの意見が寄せられた。介護の悩みを解消するための知恵・ヒントなどを後ほど紹介する。番組を作るディレクター・大野も息子介護を行う。母親は79歳、要介護5。2年前までは食事を作るなどしていたが、転倒し頭を台の角にぶつけ出血。ストーブの前でだったため脚をひどくやけど、風呂にたどり着くも力尽き大野が帰るまで裸で震えていた。2ヶ月後は要介護1、入退院を繰り返し要介護5まで悪化。入れ歯の不具合があり、食が細くなり急速に弱っていった。大野は、予兆に気付けなかったことに対し後悔していると語る。大野は仕事から戻ると傷の手当を行う。朝5時に起床し2時間で家事をこなす。便秘がちの母をトイレに誘導し生活リズムをつける。その間に朝飯の準備を行い、同時進行で洗濯・掃除を行う。飲み込むことが苦手な母が食べる食事には繊細な配慮が必要だが、料理が苦手なため難しいと語る。むせてしまった場合背中をさすっても治らない。会社までの通勤は1時間半、時間に追われており母親の緩慢な動作に苛立つこともあるという。1度だけ声を荒げたこともある。母親は大野に対し、仕事が出来ないだろうから申し訳ない、気の毒だと思っている話す。息子介護についての意見を紹介。不満が募り暴力的になり、人に頼らず社会から孤立するパターンが多いという意見、現実の状態を受け入れられず理解できない方が女性より多く感じるなどの意見がある。一方、育児・家事・介護が女性という時代は終わりという男性からの意見なども。20年以上母親を介護しながらKAIGO LABの編集長を行う酒井氏は息子介護の傾向について、SOSを出せない・うまくいかないと自分を責める・完璧を求めすぎという3点を挙げた。根本的な理由として、自立の意味を完全に誰にも頼らない状態と勘違いしているのではと指摘。依存先を分散させることが自立であり、親などのためにどれだけ選択肢を残せるかが重要という考えを述べた。大野は介護の情報に乏しかったため、介護保険サービスを積極的に利用した。ケアマネジャーは介護計画・ケアプランを建ててくれる。月~木はデイサービス、金曜は妹やヘルパーの力を借り乗り切っている。昼食は作り置いた豚の生姜焼きをヘルパーが刻み直してくれた。訪問歯科サービスも利用し、体の状態を左右するという入れ歯のかみ合わせなどをチェックしてもらう。口の状態低下から低栄養になり、筋力が落ち基礎代謝が下がる。また、管理栄養士の訪問指導も利用、母の好きな卵料理の簡単レシピを教えてもらった。料理の写真を写真で送ると、栄養バランスなどが適切かどうかをアドバイスしてくれるサービスもある。最後まで生活の楽しみである食を維持するのはその人の人生の中で非常に大切と歯科医が説明。。と解説。介護はみんなでやらなければ自分が追い詰められるだけとヘルパーが語る。足が悪い母のため、訪問医療サービスも利用。チームで介護にあたれば体力低下を食い止めることが出来ると、専門家の力を感じたとコメント。要介護4の母親の一人暮らしを通いながら支える鹿児島の男性からも意見が寄せられた。子育ての最中のため、育児・介護の負担を考え自分が通い介護を行っている。実家は自宅から車で15分、毎日朝2回・夜2回火曜。母親は6年前にレビー小体型認知症を発症。症状が進み最近は息子を認識できないこともある。感情的になったこともあるが、気持ちの暴発を防ぐために母に他人の感覚で接している。男性は母親が徐々に色々できなくなっていくことは複雑と話す。2年前から自宅で認知症カフェを開始、近所の人や福祉関係者を招き、母のことや介護状況などを赤裸々に打ち明ける。母親があるきまわっても地域で見守ってくれるようになり、介護する息子にも励ましの言葉が届くようになった。宮城・石巻市でアルツハイマー型認知症と診断された母を同居で8年前から介護する男性は62歳独身。母と共に、母や妻の介護をする男性らが悩みを打ち明け合う男の介護教室に通っている。人とのつながりが心の余裕を保つ助けになるという。更に、母親に気軽に話しかけコミュニケーションを楽しみ、母親の受け答えがズレていても尊重し受け入れようとしている。ケアされる側が穏やかになり、介護が楽になる。母が存在することの幸せを感じることを思いながら介護していると語る。紹介した3組からは、「カギはチームプレー」「尊重することで穏やかに」「他人の感覚で接する」というキーワードが見えた。酒井は3ケースについて、依存先を分散させるという意味の自立がうまく出来ていると評価。大野Dの母や介護プロにお願いするまで息子に申し訳無さを感じていたがそれが薄れていたことが良いとした。介護の目指す先は受ける人が生きていてよかったと思う瞬間があることであり、自分の親などを理解することが重要だとした。親を尊重する、他人だと思うということに対し、父母というのは役割の名前だと解説。どういった名前を持つ個人なのかを考えるのが重要とした。酒井は現役世代である我々が気をつけることとして、「『親』を知り、『制度』を知る」「”プレーヤー”ではなく”司令塔”に」「人生観を見直すチャンスに」という3点を挙げた。いつか介護をしていた事実を振り返ると人生における仕事・家族などに向き合えるチャンスとなるのではなどと語った。

↑凡人には、出来ないね。無理難題だ。私見ですが完全介護(老人ホーム)の普及にしか頼れない。国、介護行政の義務だと思う。つまりベーシックインカム社会の導入だと思う。憲法25条の遵守だよ(笑)


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