運命は変えることができる！

映画『僕の彼女は魔法使い』のワンシーン

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幸福の科学児童向け月刊誌「ヘルメスエンジェルス」№255号、「親子で学べる光のことば」

自分の力で道を開いていこう！

運命は変えることができる

みんなは、「運命」という言葉を知っているかな？運命とは、「人間には逃れることができない幸・不幸がある」という意味で使われている。

確かに人間の運命には、すでに決まっている部分もあるけど、本人が判断したり行動したりすることで変えられる部分もそうとうあるんだ。

では、人間の運命をつくっているものはなんだろう。一番目は、「生まれてくる前に立てた計画」。二番目は、「地上に生まれてからの本人の努力」。三番目は、「霊的影響」。

霊的影響には、本人の守護霊や指導霊の影響もあれば、悪霊の影響もある。こうしたものが重なり合って、その人の運命が決まっていくんだね。

ただ、ここで知っておいて欲しいことは、「地上に生まれてくるときに、自分が地獄に落ちる計画を立ててくる人はいない。」ということなんだ。だけど、現実には、かなりの人が地獄に落ちている。

こうした人は、生まれてから死ぬまでのあいだに、運命にかなりの変更があったと見ていいね。変更があったのは、二番目の「本人の努力」と三番目の「霊的影響」の部分だ。

守護霊の指導を受けて、まじめに人生を送れば問題はないけど、まちがった心のままに生きていると、悪い霊たちに取りつかれて、心が重く暗い方へ向かって、地獄に落ちることになるんだ。

「僕の彼女は魔法使い」公式サイト　https://bokukano-maho.jp

運命を開く三つの心がけ

第一の心がけ…まちがいがあったら正すこと

地獄に落ちるかもしれない危険性を十分に知ったうえで、運命を開いていくには、三つの心がけが大事だ。

第一の心がけは、いつも自分の心を見つめ、まちがいがあったら正していくこと。まちがった思いを持ったなら反省し、間違った行動ををしたならすぐに謝るなどして、まちがいを正すことだ。

人間は、どうしてもまちがいを犯してしまうもの。しかし、まちがいを犯しても、それをどうやって正していくか、修正するかが大事なんだ。

なんの失敗もしない人間がえらいのではなく、失敗やまちがいをしても、それをすぐ正して、よりよい方向に持っていくことがすばらしいんだよ。

第二の心がけ…愛の思いを持って生きること

第二の心がけは、「多くの人を愛しながら生きていこう。」と決意することだ。「多くの人を幸せにしよう。」という愛の思いで生きている人には、運が開いていくよ。

どうしても運が開けない人は、自分のことばかり考えている場合が多い。それは、人を愛する気持ちが足りないことが原因なんだ。

だれにも気づかれなくても、いろいろな人を助けてきた人には、自分が危険な状況になったとき助けてくれる人があらわれるんだ。

敵のように見える人があらわれることもあるだろう。でも同時に、きみを助けたいと思っている人があらわれることもあるんだ。

私自身のことをふり返ってみても、思わぬところで助けてくれた人が数多くいる。人間はまんざら捨てたものではないよ。

第三の心がけ…人間はもともと良いものだと思うこと

第三の心がけは、人間はもともと良いものであると見ていくことだ。

性悪説のように、人間をもともと悪いものととらえたなら、世の中はすばらしいものにはならないし、自分自身の人生も、しだいに悲しく、情けないと感じるものになってしまう。

自分自身のことを良いものだと思い、他の人のことも良いものだと思うこと。よい運命をつくっていくためには、こうした性善説の考え方をすることが必要なんだ。

いつも自分の心が正しい心であるかを確認し、愛の思いを持って生き、人間は良いものであると考えること。

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