ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

美味しい生活

2007年04月28日 | 美食
GW進行のため、月はじめ〆切の連載ものなどを先週までに全部やっつけました。
仕事が終わったので、久々に友人と会い、代官山の韓国料理『李南河(リナンハ)』で海鮮ジョンゴルに加え、特上牛バラ肉&サムギョプサルの焼肉を欲張って両方堪能。ここは薄味でどこか和のテイストも入っているすごい人気店。友人は最高に美味しい~!と大絶賛だったけど、心から「美味しかった!」と言えるか?というと、正直言って私は微妙でした。たしかに超~上品だけどね。やっぱり新宿若松町の『班家(ぱんが)』が一番好きかも。
でも雰囲気はかなりステキで、芸能人が多いのもうなずけたっす。(その日も「アタックチャ~ンス!」の児玉清がいた)

その後は友人宅になだれ込んで、朝まで話しこみ、帰ったのは朝5時。
しまった!すでに環八がトラック渋滞していてヘロヘロ。別の道を選べば良かった(>_<)。しかも、急激に冷え込んだせいか3年ぶりに風邪もひいてしまい、鼻水が止まらない。でも花粉症とあまり症状が変わらないので、気にせず就寝。

4時間ほど寝て、再び始動。
夕刻1本打ち合わせの後、またまた作家ご夫婦の友人宅でホームパーティ!!
講談社『月刊現代』の編集さんおふたりと、『Kiss』誌みかりん(『のだめカンタービレ』をヒットさせた伝説の編集者)、ご常連の祥伝社社長Tさんとで、舞踏会の慰労会をしました。
昨晩のメインテーマは旬のホワイトアスパラと骨付きアニョー(子羊)!!やっぱり旬の野菜と骨付き肉はいつ食べても大御馳走っす。美味しかったっす。美味しいものを食べると、「良い1日だった」と思えるのが、何より幸せな毎日っす。

でも、さすがに肥満もピークに。
いくら「もう、痩せる気ないから!」と開き直っても、腹の肉はじゃま。
ついに、ロデオボーイⅡをオーダーしちゃった(キャッ)
この機械、本当に効果があるのか体験レポしてやるぅ~~。ハァハァ。

         
              こんな風にバットのままオーブンでロティ!

中華料理に絶望した日

2007年04月24日 | 美食
世にも不味い北京ダックを食べました
超~安価で北京ダック1羽をまるごと食べられることで有名なお店で。
在日チャイニーズがおすすめ&厳選した店特集の表紙まで飾ったことのある人気店なんだけど、この日も細長い店内はすごい熱気で大にぎわい、待っている人もたくさんいて、入り口からすでに異様な盛り上がりを見せていました。客層は若いグループやカップル、欧米人に加え、中国人も多いので、否応なく期待は高まります。でも、とにかく安いので、その分の覚悟はできていたつもりだったんだけど…。

まず、前菜で取った「サザエの冷製あえもの」にのけぞりました。だって、サザエはどう考えても海辺に売っている「珍味」!!いわゆる酒の肴の珍味を料理にしちゃったかんじ。すっごく甘じょっぱく煮てあるサザエを、さらにしょっぱい醤油ベースのたれであえてあるので、この世のものと思えない味に(T_T)。絶句。
北京ダックがボリュームあるので(だって1羽分!)、他のものは特に食べたくはなかったけど、焼くのに1時間かかると言われ、もう~やけくそでいくつかオーダー。そのたびに、どんどん舌の細胞が死んで行く。どうすれば、こんなてきとうな料理が作れるのか?と、肩を揺さぶって更正施設に入れたくなるほど、食べ物への愛のかけらもない料理に泣きました。
もう速攻帰りたかったけど、夫の取材のつき合いなので、涙をこらえじっと我慢。

店員さんの言った通り、オーダーしてからきっちり1時間で、やっと北京ダックが焼きあがり、切り分ける前にわざわざテープルまで見せに来てくれるんだけど、これがまた今まで見たことのない色と肌質。この料理特有のツヤとかテリとかハリとか、そういう「美味しそうな条件」が皆無。
思ったとおり、皮にうまみも香ばしさもなく、肉はすさまじくしょっぱい。そう、塩蔵の鴨なんです!!
きっと、バッチリ味付けされた質の悪い鴨の真空パックかなにかを、大陸から大量に輸入しているんでしょうね。肉には若干臭みもありました。
この肉ですから、いくらこれを煮たって良いダシが出るわけもなく、さらにおざなりな化学調味料がふんだんに使われているので、副菜で出て来たスープや炒め物も食えたモノではありませんでした。

ぐわぁ~~~~( ̄□ ̄;)。でも、両隣の中国人たちは、すごい勢いで美味しそうに食べてたんだよね。
そこで思い出したんだけど、大陸で本当に美味しいものを食べた記憶がほとんどない。この味の濃さは、北の方(特に田舎のドライブインとか)で食べた味かも。そうか、そういう意味では大陸の農村部出身者には懐かしい味と言えるのかもしれない。
中国人で活気あふれる池袋の「知音食堂」も、すさまじい味だったな。

台湾、香港、シンガポールは美味しいけど、最近の香港のヌーベル系は感心しないし。そろそろ心から美味しい中華が食べたい。

               

スコッチハギスの会

2007年04月19日 | 美食
フレンチレストラン『ラブレー』のオーナー山田さんから“スコッチハギスを食べる会”に誘われ、行って来ました~
まずは、“スコッチハギス”ってなんだ??っていうところからの話なんだけど、スコットランドで古くから食べられている伝統料理(?)とのこと。
日本にもある!「ハギス愛好会」のHPをのぞいてみると、最初に飛び込んで来た文字は「さあ、怖がらずに食べてみよう~」だった
曰く「ハギスの好きな日本人なんて、納豆の好きなイギリス人みたいなもの」。
なんと恐ろしいことか!
そもそもハギスとは、「羊の内臓のミンチとオートミール,スパイスなどを羊の腸につめて蒸したもの」と書いてあります。おおお~~きっと世にもすさまじく臭い料理に違いない~~~ 頭の中は、以前フランスで食べた獣の小屋のような激臭の内臓料理「アンドゥイエット」が頭をよぎる。

場所は代官山のビストロ『シェ・アズマ』。かつて「イル・ド・フランス」「ル・コンセール」など有名店の料理長を務めた東敬司シェフが腕をふるってくれました。
日本では羊の内臓が手に入りにくいので、牛の胃袋と内臓を使ったその「ハギス」なるものは~~~~、↓のような、中世の気配ただよう世にも珍しい原始的な姿かたちをしておりました~。

牛のレバー、腎臓、心臓などをミンチにしているので、普通のお肉に比べたらコリコリとした食感だけど、思っていた100倍くらい臭みもなく、意外とあっさりとしたなかなか美味しいミンチ肉のお料理(ミートパイの中身みたいな)でした。スコットランドらしく、これにスコッチウィスキーをかけて食べると、またまたオツ。本来食べるものではない皮の胃袋がまた美味しくて!!一口も食べられなかったらどうしよう~~という心配は徒労に終わったのでした。
それにしても、この料理、スコットランドでも廃れつつある・・・という理由は、きっとこんなに手間をかけなくても美味しいものが食べられるようになったからなんだろうな~。中世の昔、内臓を美味しく食べるために工夫した料理だったにちがいない。

ハギスのほか、野菜のテリーヌ、スープ・ド・ポワソンをたらふく食べて、久々にオレンジ風味のクレープシュゼットで仕上げたあと、超~近所に最近オープンしたての『レ・ザンファン・ギャテ』というフレンチレストランを襲撃して2次会。
ここは、私が大好きな『クラブ・ニュクス』のオーナー&シェフ夫婦が新しく出したばかりの、テリーヌが8種類もあるとってもステキな小さなお店。
みんな仲良しグループなので、玄関脇のバーを占拠して楽しい時間を過ごさせていただきました~
ああ~~面白かった

↓これが、幻のスコッチハギス!!白い袋は牛の胃袋

          
       その中身です。いろいろな内臓のミンチ

和製サムシク!!

2007年04月16日 | 美少年
愛の劇場『貞操問答』('05)ではじめて福士誠治くんを見たとき「ヒョンビンに似てる!(ヒョンビンの顔を超~和風にしたら福士くんになる)」と息を呑み、以来ひそかにファンだった彼の初写真集が発売になったので、『純情きらり』('06)で彼を見初めた友人(染)とつるんで握手会に行って来ました~
1部と2部に分かれての握手会は、1部定員300人×2。ファン層はバラバラで、ギャルもいればお婆さんもいるというかんじ。前に並んでいた子たちは金沢から来たと言っていたし、赤ちゃん預けて一人で来た~という女性たちと和気あいあい。福士くんが現れたときは、みんなきゃ~きゃ~言って、そんな興奮している自分にゲラゲラ笑いながら、盛り上がってとても楽しかった!!

お互い何でハマったか~?とか、髪は短い派か長め派か~?(ヘアースタイルに関しては半々の意見=私はだんぜん短い派)なんて話をしながら、さあ今日はどんな姿で現れるかしら?とワクワク待っていたら、なんと!本日の福士くんの髪型は、まさに「サムシクそのもの!」。適度に伸びた髪をツンツンに立たせて、おでこをば~~ん!!と見せたその姿に、思わず腰が抜けました。
似てる~~~!!!
もはやここで似ているのは、ヒョンビンではなくサムシクです
もちろん顔が似ているだけで、キャラは違うんだけど。
やっぱり、男は髪を上げてナンボ!あのキリリ眉をアピールしてナンボや~~!!
(祈祷髪切れ=ヒョンビン

写真集のコンセプトもグーでした。
和服、着流し、浴衣、ガクラン、軍服、クラシカルな背広などなど、萌えツボをドンピシャ押さえたお姿が満載
私のお気に入りは書生さん姿でしゅ!クラシカルなパンツ(ふんどしとさるまたをミックスしたような薄くて白いパッチ)をはいただけのセミヌードで温泉につかるお姿や、ピアノを弾いているシーンもあって必見~~!!
日本で『キム・サムスン』をリメイクするなら、サムシクは絶対福士誠治だな。と思いながら、やっぱり私は福士くんよりも、ヒョンビンよりも、なによりもサムシクことジノンが一番好きなんじゃないか??ということを痛感させられるのでありました。


「古き良き男前、平成の世に蘇る、これぞ日本の美しい男」!
 キャッチも素晴らしい~

ネイルアートブーム

2007年04月14日 | 美容
第二次ネイルアートブーム到来!
3年ほど前に一度、スカルブチュアにハマったことがあったけど、メンテ&外しに行く時間とお金がもったいなくてやめて以来、ときおり出かけるときだけチャチャ~っとマニュキュアを塗るていどの貧乏臭い手先女になり下がっていました。爪が弱くて、マニュキュアを塗ったままにすると、すぐに爪が割れてしまうので、何もやらないのが一番!と、放置していたというのが本当ですが。

きっかけは、先月の舞踏会!!
コレを機にボロボロの指先をなんとかしよう~!と奮起、またまたスカルプチュア地獄に突入するのを覚悟でネイルサロンの門をたたいたのですが、いつもはヒマそうにしているショップが、なぜかことごとくいっぱい。卒業式シーズンだったせいか、4軒すべてに断られたので、仕方なく見よう見まねで自分でやってみることにしました。
さっそくコートマニュキュア2種を購入し、昔買って放置してあったラインストーンを貼ってみたら、なんと!!なかなか上出来
爪が美しいと、こんなにも心がウキウキするなんてこと、しばらく忘れてたし、なにより嬉しかったのは、爪が強化されたこと!
ペナペナの弱い自爪で勝負することは不可能だと思い込んでいたのですが、いろいろ貼ったり、コート剤を塗ることによって、むしろ爪って保護されて強くなるのね!!もちろん、爪用美容液でのケアは欠かせませんが、いつもだったらとっくに割れてるはずの爪が、健やかにピンピン伸びています。やりすぎて、またボロボロになるまで、しばらくマイブームは続きそう。

考えてみれば、絵が描けるんだから、ネイルアートもできなくはない~?スカルプチュアはとっても面倒臭いのでご遠慮したいけど、絵を描く専門のネイルアーティストになれないかちら?「爪にヒョンビンの似顔絵描きます~!」みたいな(笑)。
今年はいよいよ漫画を描く約束を相次いでしてしまったので、またまたプチ現実逃避しています。


ああ~ボケてる~残念!

ヒョンビン再来日決定!!

2007年04月12日 | ヒョンビン
事務所が変わるとこうも違うのかぁ~~!!!
それほど日本に対するアプローチが180度変わったヒョンビンですが、新ドラマ『雪の女王』のプロモーションにやって来ます。

すわっ!!SCREEN編集部から電話があって、校了ぎりぎりだけどヒョンビンぶちこむ!!ことで合意。
レポイラストの〆切は取材後3日!!という強行スケジュールだけど、私がそれを断るわけがないじゃん!ということで、ヒョンビン取材決定です。
ああ~~それにしても、こんどこそ髪を切って来て欲しいのよ!!そのウザイ前髪をチョン切って欲しいのよぉう~~~
とにかく、来日の日まで「髪切れコール(祈祷)」!私やるから


最近ヘンですヒョンビンさん

DAIGO★バースデーパーティ

2007年04月09日 | 美少年
この土日はレンチャンでイベント三昧。
土曜日は、鏡リュウジさんとお仲間&私と伊藤理佐の8人でビストロでお食事して、カラオケのハシゴして、最後にラム・バーで仕上げて、さらに私と理佐は本当はラーメンが食べたかったんだけど、朝の5時じゃ~開いている店がなくて、あきらめておとなしく家に帰って寝ました。
朝に向けてどんどん覚醒して行く漫画家ふたり(私と理佐)は、最後くだらないことでもめて(お互い自分をゆずらす意見を主張!)、さらに周囲の疲労を促進させてしまったもよう。失礼しましたm(__)m。
久々に朝まで飲んだけど、ぜんぜん酔わなくて絶好調だったわ。私もまだまだイケることがわかって嬉しい。

4時間ほど寝て、選挙に行って、夕刻からはずっと応援しているDAIGO★STARDUSTのお誕生日パーティ!!
足が悪いことが判明してからは、オールスタンディングのライブを遠慮していたせいで、久々にDAIGOを見たけど、やっぱりいいわ~彼。歌がうまい!!プロなんだから当たり前なんだけど、特にミスチルとか福山とか歌わせると最高。「え~~~歌えるかな~~!?」と言いながら完璧な振り付けで歌ってくれた『青春アミーゴ』は、場末キャバレーの踊り子少年カメが乗り移っていて、その色気に拍手喝采(笑)。
なかなかブレイクできない・・・惜しい男です本当に
http://daigo-stardust.com/pc/index.html


おフランスな会食

2007年04月06日 | 美食
急に寒さが戻ったせいか、右の肩甲骨あたりの筋が痛くて、息を吸うのも苦しい。周囲からは「四十肩じゃないの?」と言われたけど、寒さのせい・・・ということにして、久々に豊島園の「庭の湯」へ
溶けそうなほど温泉につかり、ゆっくりマッサージしてもらったけれど症状はぜんぜん良くなりません。よく聞くと、両親も夫もここ2~3週間内にみんな同じ症状で苦しんでいたらしく、「1週間がまんすれば良くなるよ」と言われました。じゃあマッサージは無駄ってことね・・・(T_T)。。。

一昨日は、いつもお世話になっているエッセイストの吉村葉子さん宅に、またまたお呼ばれ。フランスに住んでいるお知り合いが集っているところに、席埋め参加させてもらいました(^^ゞ。現在は有名な日本画家の奥さまで、昔カルティエの社長秘書をしていたTさん。フランス人と結婚してパリ在住のNさんは、日本にアニエスbが進出する際、一手に任されていた人。そして主婦の友社『PLUS1 LiVING』の編集長Yさん。いつものご常連、祥伝社社長で舞踏会仲間(笑)のTさん。みんなフランスが大好き!!という面々でした。
しかも、ご常連のTさん以外の全員が(ご実家も含め)うちのご近所!!という奇遇にビックリ。なにか運命的なものを感じましたね。
この日の葉子さんのお料理は、珍しく和食
旬のタケノコをメインに、さまざまなアイデアの煮物や焼き物が乱舞。最後は桜の塩漬けをまぶした桜ごはん。相変わらずダイナミックな味付けと面白いメニュー構成で楽しませていただきました。

桜・・・といえば、知り合いのお花の先生からもらった桜から、とつぜんキレイな緑色の3cmほどの細~い(しゃくとり虫のような)幼虫が数匹発生!!殺すのはかわいそうだったので、ベランダにポイッと捨てたら、オロオロしながら必死に行き場を求めて這うんだけど、そいつがまたかわいくて、きゅ~~っと縮んだときに「ポテッ」と転ぶんだよね。そんなけなげな姿を見ていたら、捨て置けなくて、思わず再び拾って庭まで連れて行ってあげました。(はっきり言って私は虫好き)
桜から引き離されて生きて行けるのかは不明ですが、あの幼虫・・・いったい何になるんだろう??いつも思うの、幼虫事典があったら買うのに。…とここまで書いて、ハタと「あったらどうしよう?」とAmazonで検索したら、ありました!!『日本産幼虫大図鑑』18,900円だって(^^ゞ!ついでに言うと『たまご図鑑』もありました。
欲しい・・・


やつらが発生した桜