ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

国宝級アンティークジュエリーにまみれた日

2013年01月25日 | 華麗なもの
東京のホテルオークラや福岡のニューオータニの中に店舗を構える、
アルビオンアートというアンティークジュエリー収集では日本一(世界一?)
の社長さまから、もうすぐ博物館に行ってしまうジュエリーを見に来ません
か?とお誘いを受けました。(正確に申し上げると、鏡リュウジさんがお誘
いを受け、私とマナーのよし子先生が便乗させていただきました

http://www.albionart.com/
↑HPに載っている、普段ならガラス越しでしか見られない、歴史ある宝石を、
たっぷり触らせていただきました。
古くは5000年前の古代メソポタミアの石から、中世、ルネッサンス、バロ
ック、ロココ、リージェンシー、ヴィクトリアン、エドワーディアン、デコ…etc、
時代を追って名のある宝石を、緊張で汗ばむ手で触らせていただきました。
中世以前のものは、宗教儀式に使われたものや、会員証(?)のようなものが
多く、身に着ける…という感じではありませんでしたが、18世紀~19世紀
になると、がぜん華やかになり、自分でも信じられないほど、思わず宝石に目
のくらんだ女になってしまうのでした(笑)。


たしか英国某伯爵が世襲して来たエメラルドとダイアモンドのネックレスと
イヤリング。


同じくエメラルドのティアラ

一度付けてみたかった…ということで、ティアラ着装
重いっす重いっす~~!!お姫様は大変どす~~
よし子先生は、ネックレスもイヤリングも付けております。


ロイヤルピンクトパーズのティアラ、ネックレス、ブローチ、イヤリングのフルセット。
ピンク好きの私はこれに一番ぐっと来ました
来歴は、プロシアのルイーズ王妃(1776-1810) そして彼女の娘およびその他の
子孫へ…渡ったもののようです。


ダイアモンドのネックレス
写真ではなぜあのキラキラ*☆(*^^*)☆*゜が出ないのでしょう??
ダイアモンドほど目で見た綺麗さと、写真に撮ったつまらなさの差の出る宝石も
ないですね


イタリアのマルゲリータ王妃(1851-1926)、イタリアのマリア・ジョゼ王妃の旧蔵品。
ロイヤル・ルビーリングです。
これだけ石が大きいと、ガラス玉にしか見えないですよね

写真を撮りそこねましたが、カメオの美しさ奥深さも堪能させていただきました。
昔は、カメオひとつが有名画家の絵画何十点と同等だったというお話でしたが、
今はカメオって、注目度が低いですね。でも真の最高級品の細工の細かさと美し
さといったら!!!はぁ~~もう目からウロコがポロポロ

アルビオンアートの有川社長さま☆。.:*・°☆
貴重な体験をありがとうございました。
豪華ランチもご馳走様でした

聘珍樓 薬膳セミナー

2013年01月20日 | 美食
恒例の大田ゆう子さんの薬膳セミナーに行って来ました
この度は「冬の薬膳 黒輝安華~命のエッセンスを育む~」体を温めるお食事。


写真を撮り損ねましたが、まずは柚子の香りのスパイス生姜湯とくるみの飴炊き。
くるみは腎を益して老化による膝や腰のだるさを和らげます。


冬野菜の梅菜蒸し。梅菜がまろやかな高菜のようでとても美味しかった
上に乗っている黄色いのは生姜です


鮑、なまこ、すっぽんの蒸しスープ!!これはこのコースの目玉と言っても良い
ほど高級食材満載!暖かくて澄んだ上湯は冬の体を潤わせるアンチエイジング
の宝の山。白木耳もたっぷり入ってました。


ぷるぷるのなまこ。


見た目はエグイけど、本当に美味しいすっぽんの足。


湯葉巻きの燻製ペキンダックもどき(精進料理)。冬の体をリフレッシュします。


山羊肉の腐乳煮込み。山羊の肉はとことん臭みを抜いているので、羊肉と
ほぼ同じ味がしました。何より添えられた腐乳とコブミカンの葉のソースが
香り高く、素晴らしかった!!


ポーチャイ飯を仕上げるシェフ。


ハムユイ(塩漬けの魚)と豚挽き肉のポーチャイ飯。香港の冬の定番!なので
嬉しくて小躍りしましたが、タイ米じゃないのと味が上品過ぎて、これは思っ
てたのと違っていました。これはこれで美味しいのですが、香港の味じゃない


デザートは紅豆沙湯丸(黒ゴマ餡入り団子と陳皮入りおしるこ)!!
これも香港の定番ですね~

これだけ体に良いものをたっぷりいただき、薬膳のセミナーも受けられて、
八千円!!って、絶対安いと思う。こんなメニューは、ただ店に行ってもなか
なか食べられないので、これは行かないとソンですよ~~
次は春かな?楽しみです

歴史的渋滞体験(@_@;)

2013年01月15日 | ブログ
本日、伯母の葬儀のため朝8時に車で出発
一般道は、どこもかしこも激しく渋滞していますが、高速は、練馬インターの
みが13km.の渋滞という表示。

でもそれ以外は、はっきり言ってガラガラだったので、思い切って高速に乗っ
てしまいました。どんなに渋滞していても、地道よりは結局早い!と思い込ん
でおりましたので

最初はいつも以上に空いてる感じでスイスイ順調~

料金所の手前3km.のところで、いきなりピタッと止まったけど、まああと
3km.だしな~と、いつも渋滞9km.とか出てても、大したことないし~
と余裕かましておりました。

しかし、それがなんと!料金所までのたった3km.に何時間かかったと思い
ます??

4時間ですよ~~~!!

人は4時間あったら、20km.くらい歩けるんですよ。なのに車で3km.
を4時間って

料金所を通過しても、一般道におりるのに、さらに2時間かかって
あははははははは~~
とうぜん葬儀には間に合わず、精進落としの食事にも間に合わず、家を出て
7時間のタイミング(それでも環八の手前)で、行くのをあきらめました。
なめてました。今日はタダの渋滞じゃなかった。外環も首都高も通行止め…
ということは、こんなにも悲惨な目に遭うということなんですね

ずっと同じ方向から激しく太陽を浴びていたせいか、なんか体が熱くて、日
に焼けたのかも~??と思いながら帰宅したら、発熱38℃
知恵熱か??

雪が降った翌日に、車で出かけるのは二度とやめようと、深く学習した1日で
した

紫綬褒章のお祝い会

2013年01月12日 | ブログ
昨年春に、少女漫画家としては初めて萩尾望都先生が紫綬褒章を受賞された
ニュースは、新聞やテレビで大々的に報道されましたが、漫画家後輩仲間た
ちとお祝い会をせねば~~!と言いながらついに年を越えてしまいました

遅ればせながら、二ノ宮知子宅でパーティーを決行
料理を二ノ宮夫のPOMちゃんと私の夫が担当し、みんなでいろいろ協力し
あって、華々しい宴を催すことができたのでした。バンザーイ

萩尾先生&マネージャーの城さん、先生のお友達のミュージカル俳優の石飛さん、
エヴァンゲリオンの庵野秀明監督&安野モヨコ夫妻、吉田戦車&伊藤理佐夫妻、
そして二ノ宮知子一家と藤井&村田の夫婦という…(自分以外は)豪華メンバー

漫画家チームみんなで、お祝いの色紙を描きました
楽しかった
めっちゃ見せたいけど、見せることはできないな(笑)。

Paris追記 James Tissot2

2013年01月11日 | ヨーロッパ

ジェームス・ティソの絵で、実は一番好きなのはこの少女の絵
後期ヴィクトリアンは、ストライプとかチェック多様でとてもかわいい

あ、ティソはフランス人ですが、1871年パリコミューンで戦いイギリスに亡命。
しばらく英国暮らしをしていたためか?なんとなくヴィクトリアンの香りがします

Paris追記 James Tissot

2013年01月10日 | ヨーロッパ

今回オルセーの『印象派とモード展』で、ジェームス・ティソ(James Tissot)
の絵を(もちろん原画!)これまた思いがけずたくさん見られたことは大
収穫でした

このマロニエの絵も!思っていたよりはるかに大きい絵でビックリ。


この白と黄色のドレスは、同じものを着せた絵が他にもありました。
わざわざ同じドレスを着せたのか、同じモデルがたまたま同じ服を着て
いただけなのか?は不明。


ティソは、19世紀後期の風俗を描く「挿絵画家」のような印象でしたが、
いやいや立派な立派な油絵でした
画集も海外から取り寄せ、ヒストリカルを描くうえでよく参考にしている
のですが、布の素材感やレース&フリルを描かせたら右に出るものが
いないくらい素晴らしいです。もっと評価されてもいいのになぁ


Paris追記 新オルセー

2013年01月09日 | ヨーロッパ


昨年、壁の色を変えるなどして、印象派の絵がさらに活きる改装をした
オルセー美術館。私も約20年ぶりに行って来ました。
前に行ったときは、オルセー自体ができたてでピカピカでした

ここ数年感じるのは、パリやローマ(実は京都も)など世界的観光地が
とにかくすごい人にいつもまみれてる…!こと。
昔(20年ほど前)に比べて観光客が増えている…ということは、あき
らかに海外旅行に行ける人が増えたということですよね?まあ、中国人
だけでもすごい数だと思いますが。
貧富の差はあるとはいえ、海外に遊びに行ける人が確実に増えているこ
とは、平和な証拠できっと良いことなんでしょう。

でも、大きい美術館などは特に入るのが大変で、苦労します。
オルセーの行列もすさまじいものがありました。

幸い観測史上初!と言われるほどの暖冬で、ぜんぜん寒くなかったため、
並ぶのは辛くはなかったですが、絶対空いてるハズ!と読んで行った
17時でさえ、1時間半待ち

でも、ここがヨーロッパの良いところなんですが、入るのに時間はかか
るけど、中に入ればガラガラ。名画をゆっくり見られるんです
なんで入るのに時間がかかるかというと、入場制限をしているからなん
ですね。

日本の展覧会のように、入るのは簡単だけど、中が芋洗い状態で、何も
見えない…より、私はずっと良いと思います。

ただ、年末に始まったばかりの『L'impressionnisme et la mode 印象
派とモード展』(オルセー内の特別展)は、珍しくごった返していました。
印象派の絵画をモードという視点で再考する…という試みで、絵に描か
れているモデルが着ているのと同じ、もしくは似たドレス(当時のもの)
がたくさん展示されていて、知らずに行ったのに、思いがけず大変良い
ものが見られて超~ラッキーでした



由緒正しい英国紳士とセクシー・ゾーン☆。.:*・°☆

2013年01月07日 | オトコマエ
鏡リュウジさんに誘っていただき、杉山ハリーくんと飲茶ランチをして来ました
テレビで見るよりハリーくんは、はるかにずっと大きくて、肩幅も広くて、美形でしたよ

そして英国の由緒正しいパブリックスクールの禁断話など、楽しい話をいっぱい聞い
ちゃいました
これはそのまま漫画にすべき!!だ~~
ハリーくん監修の『続・アナザー・カントリー』(笑)。もしくは、パブリックスクールの潜
入ルポ的漫画エッセイなんてどうかしら?

妄想は広がり続けております

夕刻からはセクシー・ゾーンのコンサート(ラスト)を見に横アリへ…
日本一薔薇とフリルの似合うアイドルなんだから、風磨はともかく、あくまでも
苦労を知らない王子さま路線を突っ走って欲しい。
「ヘイヘイヘイヘイ~!」とかは言わなくてよろしい。
特に勝利ちゃんやマリウスには「○○だぜッ!」とか「○○してるかッ!」とか絶対言って
欲しくない。オラオラ口調はやめて!
「俺たちは~~♪(の後に、グループ名を叫ぶ)」やつも、最近どのグループもみんな
一緒で食傷気味です。なぜ差別化を計らないかな~?

ずっと帝劇に出てたせいか、練習不足は否めない感じでした。いや、あの過酷なス
ケジュールでよくやった!と言うべきか?
いつも絶好調アイドルになるべくして生まれて来た建人センパイの、一挙一動、
名言の数々には心から笑わせていただきました

蛇足ですが…
慎太郎と大我が遊びに来ておりました
ジェシーと北斗と慎太郎の間で揺れ動いていましたが、運命の人は慎太郎に決定(笑)。


2013年のおせち料理

2013年01月05日 | 美食

やっぱりおせちにはシャンパンだね


今年は、簡単に切って並べるだけのシンプルで素朴なお重になりました。


お雑煮もシンプルに青菜といただき物の釜揚げしらす。


2日目は、パリで買って来たパテ・ド・カンパーニュとおせちの盛りなおし。


これは4日目だったかな?
前日来客に出した手巻き寿司の余りの納豆が…(笑)。
お雑煮も飽きてきたので、味噌汁仕立て。おせち最後の日です

ヴィクトル・ユゴー

2013年01月03日 | ヨーロッパ

レ・ミゼラブルに感動した私は、ヴィクトル・ユゴーの住んでいた家
にバビュ~ンと行って来ました
ヴォージュ広場のバスティーユ寄りの角にある、なかなかの豪邸。


奥さんの趣味だったらしい、磁器を飾ったオリエンタル嗜好な部屋。
すごくステキだったはずなのに、写真で見るとちょっとグロい??


ユゴーがちょうど立ったまま執筆できるように作られた机。
ちなみに、私はこの机でもの書きをするのはぜんぜん無理
ユゴーはけっこう大きい人だったのでしょうか?
机の上には、インクのシミが付いていました。

階段の踊場にかけられていた絵。
どう見ても、ガブローシュとバリケードだよね?