ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

韓国に行って来た(EXO編)

2023年04月17日 | 旅行

昨年、突如 EXO という沼に落ちました

役者としてド・ギョンス(D.O)にハマったのがきっかけでしたが、ちょっとくらい歌も聞いてみようかな?と、サブスクでEXOの過去のアルバムを聞いているうちに、気が付くと現在買えるすべてのCDとDVDを買っていました

まずはデビュー曲の「MAMA」で腰が抜けた。そして「ウルロン」「Wolf」・・・と、かなり癖ツヨで中毒性のある楽曲のオンパレードに、もはや脳が洗脳され・・・逃れられない。

超絶歌うまグループなうえ、化粧で作りこむ必要がないそれぞれ個性の違う「オール美男子」!!

ボーイズ・グループには国宝級の美形が必ず1人はいますけど、よく見るとちょっとおブスも何人かいるものなんです。それが悪いと言っているわけではなく、ジャニーズでもわかるようにグループはクラスの縮図なので、いろんな顔やキャラがいていいんです。

でも韓国ではみん~な整形や化粧で同じ顔にしちゃう。だから(好きじゃないと)顔が覚えられない。

EXOは、整形をしていない!化粧をしない!無駄なアクセサリーを付けない!!楽だからという理由で、アイドルにあるまじき坊主頭もいる(それがド・ギョンス)。

もちろん曲のコンセプトに合わせて化粧をすることもあるし、お肌のメンテやアイプチくらいはしてるかもしれないけど、あんたら天下のEXOなんだから少しくらいかまいなさいよ!!と言いたくなるほど、みごとなまでに飾らない自然体の男の子たちなのでした!!

過去をさかのぼると、2012年にデビューして最初の1年目は新人賞。その後2013年度~2017年度までの5年間は『ソウル・ミュージック・アワード』の大賞を連続で4回、『M-netアワード』は5回受賞し続け、4年連続ミリオンセラー。当時はこの記録を超えるグループはもう絶対に出ない!と言われ、2018年の平昌オリンピックの閉会式で国を代表して歌ったのはEXOでした。

そして今年の2月にメインボーカルの一人が兵役を終え戻って来て、4年ぶりに完全体として復活!!さっそくソウルと日本でファンミーティングが開催されたので駆けつけたというわけです。

実に5年ぶりのファンミ

みんな5年も待っていたのに、私は半年で会えてゴ~メ~ン(ベッキョン風)。

これは2012年度・新人賞を取った時の「MAMA」のスタートポーズ

さあ~生ギョンスに会いに行くわよ。

オリンピック公園駅を降りて、KSPOドームまでの道のりは大阪城ホールと似ていました。

地下鉄の中はファンらしき人がぜんぜんいなくて、大丈夫か?と心配してたのですが、会場周辺は大盛り上がりで、思わずニコニコが止まりませんでした。

昔は少女だったファンたちが、10年後キャリアを積んでキレイなお姉さまになった・・・という感じ。子供ばかりで浮きまくったらどうしよう??と思っていたけど大丈夫そうです(きっと)。マスクしてるし。

久しぶりに全員集合

ソウルオリンピックの時に使われたKSPOドーム。デザインがかっこいいね。

等身大?のパネルで記念撮影ができる!!

ギョンスの隣に立てばよかった(笑)。←身長確認のため。

開演2時間前。

EXO先輩を愛してやまないお姉さま方が「いざ!完全体!!」と、全国~全世界から集結しております。

ACE会員(韓国の有料FC)になるのが遅くて良席はゲットならず。席は3階でしたけどめっちゃ見やすい~!!

横浜アリーナより少し小さい?この規模の空間はすごく良いです

この日のドレスコードはオレンジ色だったらしく、会場中がオレンジ色の娘さんでいっぱいでした。

始まると同時に、周囲の韓国人ファンは一斉にみんな泣いて、叫ぶし、笑うし、歌うし、、、大騒ぎ。あまりのやかましさに耳がキーンとなったのは何十年ぶりだろう?

昔はジャニーズのコンサートも阿鼻叫喚でしたけど、なぜか年々おとなしくなって、このコロナ禍で日本人は騒ぐことを忘れてしまったのではないか?と思うほど静かなので、とても新鮮でした。友達同士席がバラバラなのか?おひとり様なのか?外国の方も多くいて、だけどみんな一丸となっていく空間はさすが。

近くに生ギョンス来たーー

しかし、なぜ君はねずみ色のセーターを着るの?

4月8日はEXOのデビュー日

デビュー11年目の記念すべき日にメンバー全員と一緒に同じ空間で「センイル チュッカ ハンミダ~」を歌えたことは、良き思い出になりました

あと、カイの生「Rover」とギョンスのヨボヨボ「Rover」ダンスも見られた~

一人ずつ紙に印刷された名簿で名前とパスポートを照らし合わせるアナログさにびっくりした~。外国人だけだと思うけど。

チェックが済むとこのテープを腕に装着します。書いてある大きな文字は「本人確認完了!」(笑)。SATは土曜日。

日本語版にするとこんな感じ(笑)。これがずっと手首に巻かれている(かなりデカい)。

翌、日曜日は全世界に向けてオンライン配信があるので、昼便で帰って夕方から生ライブを配信で見るという完璧な計画を練っていたのに、フライト遅延でかなわず。トホホ。

また一週間後。

所沢のベルーナドーム(西武球場)で日本のファンミが開催され、2days 行って来ました。

ドームだけどほぼ屋外

4月とはいえ雨が降ると凍えるほどで、メンバーも「寒い!寒い!」を連発。

「山の中で、みんなとキャンプしている気分です」という発言に、EXOをキャンプ気分にしてあげられるのは、世界中でベルーナドームだけ!!と、誰もが突っ込んだはず(笑)。

しかも、言っておくけどその山は「トトロの森」なんだよ

1日目の記念写真。

寒いので急遽セーターを着たもよう。

もう~トークもくだらないゲームも何もかもが面白くて面白くて、一生分笑いました。

今年はカムバックして、新しいアルバムもリリースして、コンサートもやるよ!!絶対に今年中にまた来るからね

って約束したのに、突然入隊命令が下されメンバーのカイが兵役に行ってしまいました

言い渡されて、たった10日足らずで。

こんなことってあるの??

帝王EXOの復活を阻む、悪の組織の陰謀じゃないの??・・・と、誰もが思いましたよね?

末っ子のセフンも残っているので、次に完全復活するのは早くても2年後

なんという切なさでしょう

本当の戦場に行くわけではないので命の心配はないけど、とにかく会うことはかなわない。

BTSも、NCTも、みんな同じ。


韓国に行って来た(グルメ編)!

2023年04月10日 | 旅行

久しぶりに韓国ソウルに行って来ました。2泊3日の強行スケジュール。

18年ぶりだと思っていたら12年ぶりだった

2011年の夏に済州島に行こうとしたら台風が直撃して、せっかくリゾートホテルでのんびりするつもりがソウルで足止めを食らったことをすっかり忘れておりました。

目的は完全体となって戻って来たEXOの5年ぶりのファンミなんですけど、同行者なし現地に友達も(今は)なし!という一人旅で困るのは食事そこで今回はミシュランガイドを片手に、ビブグルマンの麺を極めよう~と計画を立てたのでした

宿泊は慣れている江南(COEXのある三成〈サムソン〉)にしたので、江南界隈はミシュランの掲載店が一番多く、どこでも行き放題~~かと思いきや、Googleマップで見ると近そうなので歩き出すと微妙に遠くて、普段1日の平均歩数800歩の私が18,000歩も歩く羽目に

まずは、超~~正統派の平壌冷麺が食べたくて、写真を見て一番ぐっと来た店を選びました

しかしそこは、すぐ近くまではタクシーで行ったものの、運転手さんに「あそこの道を入ったとこだから!」と言われて大通りで降ろされ、車が入れないめっちゃ狭いビルとビルの隙間のような路地の奥の雑居ビルの中のまた奥、、、という、旅行者が自力で到達するのはほぼ無理な店でした

もちろん私も迷いまくって、最後は地元の人に聞いてわざわざ案内してもらわなかったら一生たどり着くことはなかったでしょう(笑)。

でも、這う這うの体で店に着いた時はまだ2時半だったのに、昼の部は3時までだから!と門前払いをくらいました。くっそ~迷わなかったら食べられたのに!!

仕方がなく、近所に他に店はないかGoogleマップとミシュランを照らし合わせながら悩んでいると、よさげな冷麺屋を発見!!

スタバで少し休憩してからマップを頼りに歩き出したものの、やっぱりいくら歩いてもたどり着けない。完全に距離感覚がマヒしていことに気づいた頃に携帯の充電が切れそうになったので、とりあえずいったんホテルに戻って仕切り直しすることにしました。

日本在住韓国人の友達から教えてもらった「おこげ粥の定食屋」に行こうか、やっぱり冷麺(ムルネンミョン)をリベンジするかを悩んだ末、せっかく場所が分かったので先ほど行った店にもう一度行くことにしました。

ふふっもう迷うことなくたどり着いたわよ

本当は店に入る前に外の券売機で食券を買わないといけないんだけど、よくわかんないから買わずに中に入って写真を指さして「これが食べたい(イゴ モゴシポヨ~!)」と言ったら、ネ~ネ~と席に案内され、なぜか会計は帰りでOK

コレこれ!!甘辛酸っぱいスープじゃなくて、かぎりなく水のように薄い牛スープの冷麺が食べたかった

でもあまりにも味が薄いので「何か入れるの?」と聞いたら、テーブルに置いてある自家製の梨の酢を少しと、とき芥子をほんの少しだけ入れて食べなはれと言われたのでそうしてみたら、まあ~~~美味しい!!この酢がフルーティで最高に美味しかった

この梨酢、ぜひ売ってください

途中で頼んでないマンドゥが出て来たんですけど、これはどうやら昼の部で門前払いしたお詫びらしい

しかもお会計の時に一筆書いた名刺を渡され「もしまたあなたがこの店に来ることがあれば、この名刺を提示してくれればマンドゥをサービスします」と言ってくれました

髪も束ねて(夜はまだ寒いので→)服も変えたのに、しかもマスクしてたのに、ちゃんと店の人は覚えててくれたんですね。小さくて特にキレイでもない路地のさらに奥の店なのに、有名人のサインがわんさか貼ってあったので、隠れた名店だったようです

翌日はコンククス(豆乳うどん)を食べに漢江を渡って景福宮へ。

写真は地下鉄「景福宮駅」。

ここに来たのはいったい何十年ぶりだろう??

土曜日だったので観光客がいっぱい。しかもみんな楽しそうにコスプレしてるー

日本だったらコスプレをするのは若い子なのに、普通におばさんやおばあさんがウキウキ韓服着てるのが微笑ましい。なぜ、おばあさんたちもコスプレ認定なのかというと、リアル韓服じゃないのは一目瞭然だからです(笑)。あと髪型も、みんな朝鮮時代の貴族の髪型にしてるから。

時代劇でおなじみの笠子帽をかぶった男装した若い女の子もいて、すごく可愛かった

景福宮のすぐ横手にあるククス屋へ、開店時間を目指して行ったらすでに20名ほど並んでいてビックリ

とりあえず開店と同時に一回転目にぎりぎり入れたので良かったデス

店の入り口では、店員さん総動員?でマンドゥ(餃子)を包んでいました。

麺だけでは物足りなかったので、ジョンを頼みました。一人では食べきれない量

コンククスが食べたかったのに、なぜかこの日は「オプソヨ~(ない!)」と言われ、仕方なく温かい肉うどんを頼みました

化学調味料や甘みなど余計な味がまったくしない、めっちゃシンプルな豚肉だけで取った塩味のスープと手打ちの細麺は美味しかったけど、洗練とは程遠い味

白菜の甘酢漬けと浅漬けのキムチは食べ放題。すっごく美味しかったのでジョンを頼まなければキムチをおかわりしたかった。

テーブルにあったこの青唐辛子のヤンニョムが美味しくてまたまた「これ売ってくれ~!」と心の中で叫びました。

立地のせいか観光客で大賑わいでしたけど、味的には普通にデパートのレストラン街でもっと美味しいククスが食べられる気がしました。でもコンククスを食べにリベンジでもう一回行ってもいいかな~?

麺を極める!!と言ってもさすがにご飯が食べたくなって、夕飯はプルコギを食べよう~と匂いにつられて(ファンミ会場の近くで)適当に店に入ったら、お肉は「二人前からなんです~」と申し訳なさそうに言われ、昼にジョンを食べなければ二人前くらい食べたのに!!さすがに無理。お一人ならビビン麺はいかがですか?と勧められ、結局3食麺を食べることになりました。

たくさんゴマがかかった甘酸っぱい醤油ベースのタレは味が濃いめで、ミシュランに載っている店がいかに特殊(シンプルな味)か、、、ということがよくわかりました。どちらが美味しいか、というのは微妙なトコです。

ホテルに戻る途中のCOEXモールの地下街でウシク発見。

メンズ服の店内はウシクだらけ

そのすぐ近くの店にはパク・ソジュンもいました。

COEXモールの中にある話題の図書館。

どうやって上の方の本を取るんだろう??

ゆっくり本が読める椅子や勉強ができる机がいっぱいあって、時間があったらのんびりしたかったなぁ。

夜、小腹が空いた時用にコンビニで買っておいたヌルンジ(おこげ)菓子。

塩味の揚げ煎餅かと思いきや甘かったので、これは「おこげに水あめを付けて食べる」イメージかと。

珍しいテンペ(発酵した大豆)のチップス。

これまた薄口の微妙な味。でもポリポリ食べていると病みつきになりそう。

翌日は空港でテンジャンチゲの定食を食べました。

特になんてことはないけど、普通にすべてが美味しかった

JALの機内食は行きも帰りもDEAN&DELUCAのサンドイッチ。中身は行きがチキンで帰りは牛肉でした

ソウルのような近距離便の場合、機内食不要の人はあらかじめネットで申告できるようになっていました。フードロスがなくなる良いシステムですね!!

ソウルで食べられなかったプルコギを、帰国後家で食べまちた~