ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

京都~神戸③男闘呼組ラストツアー

2023年07月20日 | 旅行

活動休止から29年ぶりに、昨年(2022年)突然1年間の期限付きで再結成し、日本中のファンを驚愕させた男闘呼組

昨年の秋から年末にかけて東京でライブを開催し、今年春の有明ガーデンシアターを皮切りに29年前に行けなかったホール(コンサートが決まっていたのにキャンセルになった場所)すべてを回る!!ラストツアーを開始したのでした。

8月の解散まで、全国を全力で回っている彼らをできる限り追いかけてはいるのですが、今年はEXOの5年ぶりのカムバもあるので、遠出は京都&神戸にとどめました。ちなみに今回同行した友人は、ほぼ全ステです

GWまでは100%男闘呼組のライブだったのに、地方公演から突然~2部(アンコール)が、彼らの新しいバンド「Rockon Social Club」のコーナーになってしまい、男闘呼組ファンとしては「えッ?」って感じでちょっとザワついたのですが、

「うるせ~んだよ!!俺たち4人がいれば男闘呼組なんだよ!!」という高橋和也の一声で、「はい」おっしゃる通りですとみんな黙りました(笑)。

昔の曲を聴くチャンスが減るのは残念なんですけど、Rockonの新曲もすごく良いし、アルバムのすべてがまぎれもない男闘呼組サウンドだったので良しとしましょう。

でも最初はRockonで男闘呼組の曲をカバーする!って言ってたから「ああ~その手があったか」と大喜びしていたんですけど、なんか知らんけど大人の事情でそれもかなわなくなりそう(らしい…?)ので、じゃあやっぱり男闘呼組の曲は聞き納めかもしれない

Rockonはこれからずっと応援して行くからさぁ~お願いだから武道館だけは全曲男闘呼組でやってくれ~!!もしくは、バイバイ男闘呼組→からのRockonへ…のアプローチなら演出として許す。←エラソー

久しぶりに昔うちのスタッフだったヒロミちゃんとも合流。←ヒロミもオトコグマー!!

30年以上前、京都会館に男闘呼組を一緒に見に行った時、前から3列目正面ど真ん中席の私が、椅子の上に乗って熱狂していたら警備員に頭をバッコ~~ンと張り倒された話とか、持って行った傘が押し寄せる女子たちに踏みつぶされ大破した話とかで盛り上がりました

当時の男闘呼組は無法地帯だったとはいえ、最近のジャニーズファンはおとなしくなったよねぇ~。しみじみ。

終演後はなるべく祇園方面には行かないようにして「フォーチュン・ガーデン」で打ち上げ。

食べ物も美味しいけど、私は建物の雰囲気だけでここが大好き

2年前に行ったときはガラガラだったのに、今回は外人さんの団体客もいて大賑わいでした。

アラカルトでいろいろ頼んでシェアして食べたので、何がなんだか覚えていなけど

メニューに載ってない「卵のグラタン」がおススメだと言われて頼んでみたら、ちょ~美味しかった!!

ここのバスク風チーズケーキが絶品なんですけど、「こっちもおススメですよ!」と言われて頼んだケーキがなんだったか、まったく思い出せないのはなぜだろう!?

翌日は神戸へ

この日は旧居留地のオリエンタルホテルに泊まりました。

ところどころにあるリビングコーナーの色合いがめっちゃ好み

ちょっとシノワズリでもある

お部屋の色合いや照明もシノワズリですね~!!

でもソファーはなぜかゼブラ柄

Rockonのテーマ・モチーフが豹&ゼブラ柄なので、なんかバッチリシンクロしてしまった

実は、神戸公演は夜しか頼んでいなかったんですけど、友達がせっかくなら昼も見たい!と言うので、チケットが公式に放出されるのを待ちました。

前日からずっとチケットサイトを見ていてもなかなか出ない。

「ムリかなぁ~?」と、半ばあきらめムードでいたところ、京都から新神戸までの移動中、新幹線の中で突然2枚出たのをすかざずGET この瞬間、サイトを見てなかったら秒で逃していたと思うのですごいラッキー

会場の受付でチケットを受け取るまではどこの席かわからないので、ずっと立ち見覚悟でペッタンコ靴を履いて行ったんですが、、、

な、なんと!!

受け取ったチケットの座席は、2階最前列のど真ん中

つまり、、、これは関係者席です。

ぎりぎりまで温存しておいたけど、誰も来ないので開演2時間前に売りに出したと思われます。

私たちは昔からのよしみで岡本健一さまから直々にチケットを取ってもらっているのですが、予約していた夜公演の席(岡本君に取ってもらった席)は、、、まったく寸分の狂いもなくドンピシャ昼の部の放出席と同じでビックリー

こんな偶然ってあるの?

「この席は私たちのためにキープされてたんだねぇ~」なんて冗談を言いながら、でもこれはやっぱり運命としか思えなかった(笑)。

 

この日は男闘呼組としてやる関西最後のライブ。

冒頭から前日の京都よりめちゃくちゃ元気で(美味しい神戸牛を食べたから?…)、飛ばすし面白いし、もう~超のりのりで最高でした

でも最後は昭ちゃんの思い出話にやっぱり泣かされて、メンバーも泣いちゃって、自分もまわりも嗚咽をもらしながら大号泣。

『ロックよ静かに流れよ』のパロディ小芝居は見られなかったけど、ああ~来て本当に良かったぁ~と思える大満足のライブでした。

終演後は南京町に繰り出す予定でしたが、神戸国際会館のビルに「維新號」が入っていたのでそこでさくっと食べました。

これは前菜の盛り合わせ。

青菜の炒め物。

友達が北京ダックとフカヒレの姿煮が食べたいと言うのでオーダーしました。

ソースのコラーゲンがすご過ぎて、唇がねとねと

香港で食べる最高級品とは比べられないけど、廉価版のフカヒレ専門店よりは臭みがなくて

シメの五目中華そばは、とても好きな味でした。

とびきりの洗練とか、今っぽさはまったくないけど、老舗のどっしりとしたクラシカルな味付けはけして嫌いじゃなかった。褒めてます(笑)。

翌朝の朝食は最上階17階のレストランへ

そこから海が見えました

またもや時間ぎりぎりに入ったので店内はガラガラ。

でも朝からスパークリングワインを2杯も飲んでしまいました

ビュッフェスタイルなので、あわただしく、、、。

でも、ぬかりなく最後にカレーと中華がゆもしっかり食べましたよ~。両方ともすごく美味しかったので、また滞在することがあったらゆっくり食べたい

 

チェックアウト後、友人と別れて私は大阪へ。

楊さちこ先生推薦の神社を2か所詣でて来ました

大阪駅まで戻り、リムジンバスで伊丹空港へ

伊丹でまた鱧天うどんを食べちゃった~(笑)。本当に夏の関西は鱧づくし。

ああ~楽しかった~

一生の思い出に残る濃厚な3泊4日でした


京都~神戸ツアー②ザ・ホテル青龍

2023年07月19日 | 旅行

ホテルにチェックインして早々、ゲストラウンジに入り浸る私たち

まったく観光する気がないので、目的の時間までまったりとお酒を飲んでいました。

一緒に行った友が「一休.com」のダイアモンドステータスなので、お部屋のミニバーもすべて飲み放題という夢のようなオプション付き。

ラウンジの入口を入るとすぐに「鉾」の飾りが、、、。

四条通りは近寄らなかったので、実物の鉾は一個も見なかったから、この置き物で祇園祭を味わいました

一保堂の高級抹茶も飲み放題って、そんなに飲まないけど。

まだ祇園祭本番前で宿泊客が少なかったのか、ほとんど人がいません。

夕刻のラウンジは貸し切り状態~

何もかも、足りないものがない感じ。すごく充実しています

ワインも泡も、みんな美味しい~~

夕飯(料亭『光安』)が入るか心配しつつ、小腹がすいたのでオードブルを少しつまみました。

1日目は、テラスで朝ごはん

ラストオーダーぎりぎりに行ったので、またもやほぼ貸し切り

雨で湿度は高かったけど過ごしやすかった。

京都が東京より涼しいなんてビックリ

まずは「お目覚めの一品」。2品だけど(笑)。

カボチャの冷製スープと甲殻類のフラン。

とても美味しくて、チビチビ食べられるのが良いような気もしますが、ちょっとスプーンが小さすぎませんか

サラダ、フルーツ、ヨーグルトとガスパチョのセット。

器は、昔ここが小学校だったことにちなんで、ビーカーをモチーフにしているそうです。

メインディッシュは7種類の中から選ぶのですが、本日は「京の朝鍋」にしました。

旬の食材をお出汁の鍋でしゃぶしゃぶして食べるのですが、前日までは鯛だったのに、この日から鱧に変わったそうです。

お出汁の味もばっちり

やっぱり夏の京都と言ったら、鱧三昧っしょ!!

義母の命日が夏だったので、法事で食べた京料理は鱧しか覚えてないほどいつもいつも鱧で、贅沢にも「他のものが食べたい」と思っていましたが、やっぱり鱧でいいや(笑)。

生麩が京都っぽい

最後にお豆腐とこの出汁をご飯にかけて食べました。お行儀が悪くてすみません

前日の『光安』の鱧と比べたら、少し身が硬い気がしましたけど、ホテルの朝食で鱧鍋が食べられるなんて嬉しすぎる~

80年前からずっと、ここにたたずんでいると思われるポスト。

昔の建物は凝ってていいなぁ~

東京も空襲がなければ、こんな校舎がたくさんあったんでしょうね?

階段は学校の面影がありました。

在りし日の校舎が写真で見られるヒストリカルコーナー。

八坂の塔をバックに記念撮影してもらいました。

自分で抹茶を立てました(お点前体験)。

いつも京都で抹茶を飲むたびに「家でも飲もう!」と思うのに、帰ると忘れる

レセプション入口。

レセプション。

この階段は昔のまま?

傾斜地なので、今自分が何階にいるのかわからなくなります。

校庭が芝生と池になっていて、そこからさまざまなカエルの鳴き声が聞こえました

ミニバーに入っていた京都の地ビールと宝酒造のクラフト酎ハイが美味しかったなぁ~

ラウンジで飲んでレストランで飲んで、ミニバーで飲んで朝シャンまでして、一日中飲んでました

普段はどこに行くのも車で飲めないから、ここぞとばかりに

二日目の朝は、日が照っていたので朝食は室内で。

優雅に朝からバイオリンの生演奏つき

元・講堂だった空間をレストランにした「restaurant library the hotel seiryu」。

本当に図書館みたい。

本日の「お目覚めの一品」は、ジュンサイのジュレとオクラの生ハム巻き。

フルーツ、ヨーグルト、トマトの冷製スープ。今日はサラダがビーカー入りじゃなかった!!

飲み物は朝シャン(朝からシャンパン)にしてもらいましたけど、いつもならすぐ顔が真っ赤になるのに、なぜか今回はいくら飲んでもぜんぜん顔に出ないし酔っぱらわないので、調子に乗っています。暑いからかな?

二日目のメインはホテルのオリジナルメニュー「しば漬け入りリゾット 卵かけご飯風  そぼろ味噌風味」にしました。

友達は「京の和定食」。

京都では珍しい赤だし?

朝食のメニュー。

全部食べたい

ホテルの敷地から一歩外に出ると、維新の道と産寧坂が合流した細い坂道で、そこはもう観光客だらけ。

周囲はお土産屋とレンタルきもの屋だらけ。これでもガラガラですよ!とタクシーの運転手さんは言ってたけど、すごい喧騒でした。

もう少し人が少なかったらお散歩したかったけど、この中を歩く気にはならず、目的地までの移動はすべてタクシーにしたので外観を撮り損ねた

清らかな静寂に包まれたホテルの中は、居心地の良い異次元ワールドのよう。

ホスピタリティも申し分なく

欲を言えば、小さくてもいいからプールがあったらもっと最高だったかなぁ~


京都~神戸ツアー①光安

2023年07月18日 | 旅行

昨年29年ぶりに活動を再開して、今年8月についに正式解散する男闘呼組を追っかけて、京都~神戸に行って来ました

当時から熱狂的な男闘呼組ファンの友達と共に。

お互い飛行機(私はJALで友はANAのマイレージ)でそれぞれ羽田から伊丹空港に行き、リムジンバスで京都に向かったのですが、私は空港で香港から帰省中の楊さちこ先生と旦那様のロンちゃんと今進めている企画の打ち合わせをしました

今回の宿は、一度泊まりたかった東山・清水の『ザ・ホテル青龍』!!

昭和初期に建てられた小学校をリノベしたホテルは、かけがえのない素晴らしい空間でした。

お部屋からは-八坂の塔-が見えました。

この暑い時期に観光したい場所はないので、チェックインしても夕飯の時間までず~っとホテルのラウンジでスパークリングワインを飲みながらまったり

夜は料亭『光安』さんで久しぶりに京料理を堪能しました

明治に建てられた典型的な町家を改装したこの料亭は、玄関からすべての部屋の間取りが夫の実家とまったく同じで、ああ~本当に京町屋はみんな同じなんだな~と。6年前、織屋を継いだお義兄さんが亡くなり、もう実家は売ってしまったのでとても感慨深く

坪庭の裏の建物にオーナーご夫婦はお住いだそうです。夫の家はそこが織屋(西陣)の工場でした。

ここは、玄関を入ってすぐ左の道路に面したお部屋。

真ん中の部屋を厨房に改装してあり、そこを挟んで向こう側のお部屋にもう一組。

1日2組限定という贅沢な料亭でした

一皿めはジュンサイと枝豆の葛仕立て。蓮の葉の上に水滴をイメージした美しい驚きの一品。

湯引きした鱧と出汁のジュレ。

鱧が肉厚で柔らくて最高に美味しい~~!!

以前、鏡リュウジさんのお母さまから送っていただいた鱧が、今まで食べた中で一番 だと思っていたけど、これはそれに匹敵するお味でした。

添えられた薬味の葉がとても個性的で美味しかったので、名前を教えてもらったのに忘れた

一杯だけビールを飲んで、その後は冷酒を二人で一合ずつ。

雲丹のお刺身に花畑のように穂紫蘇を散らした、これも涼しげなジュレ仕立てですが、最初は葛でこれはゼラチン。

夏野菜の盛り合わせ。トマトの味が濃くてすごく美味しかった。

雲丹と蟹の椀。

芽ネギと生姜が夏っぽくて、とにかくなにもかもおいちい

お料理に合わせてチョイスしてもらった2合目の冷酒。

この中から好きな猪口を選びます。

器はほとんどアンティークでしたが、この片口は作家さんの作品だそうです。

すごくステキ

稚鮎~~!!

頭から丸ッと、旨いです~~!!

とろとろの蕎麦がきが入った白味噌仕立ての汁。

蕎麦がきは子供の頃から私のおやつ(ソウルフード)なんですが、自分で作るときは固くボソボソに練り上げるのに、こんなに滑らかなトロトロの蕎麦がきもあるんだ~!!と目からウロコ

一ヵ月ほど前に自分で買った蕎麦粉は、真っ白な更科系だったので「蕎麦がきには合わない!!」と思い込んでいたけど、こんな風に滑らかにして汁物にすればいいんだ~~

アワビの椀。

青柚子のピールと出汁が合わさった味が旨すぎる~~

〆は、琵琶湖の天然うなぎと枝豆の炊き込みご飯

アンティークのどんぶり

あまりにもお腹がいっぱいなので、これだけいただいて、残りはおむすびにしてもらって翌朝ホテルで食べました。

香の物。

デザートは冷やし小豆。

もう一つは一瞬「ひやしあめ」かと思ったら、ほうじ茶でした

 

友達がずっと昔から懇意にしているお店で、今回誘われて行ったのですが、建物、雰囲気、しつらえ、器、照明、お料理、何もかもが最高に素晴らしかったですよ~~

 


最近のお取り寄せといただき物

2023年07月09日 | 美食

今年に入ってからお取り寄せがマイブーム

ISETAN DOORの定期便と食べチョクでいろいろ取り寄せています。

やっぱり産地直送は美味しい

これは、森井ユカちゃんからいただいて以来、あまりの美味しさに衝撃を受けて毎月お取り寄せしている「SOL SOL SEOUL」のゴマ油。

韓国で受注生産していて、注文を受けた分だけ作るので”しぼりたて”が届きます。

豆腐、野菜、素麺、何にかけてもすさまじく美味しいのですが、一番はご飯に塩とこのゴマ油をかけて食べるのが(With海苔!)最高の最高

マグロや鯛のお刺身をゴマ油塩で食べてもグーです

ISETAN DOORでチョイスしたトリュフ蜂蜜

青かびチーズと合わせるとマジ旨っ~~!!

ヤオコーのパン売り場~(お惣菜売り場?)で売ってる『ゴルゴンゾーラとクルミのピザ』にちょっと乗せると、スーパーのピザがレストランの味に昇格するよ

食べチョクで旬のフルーツの定期便を申し込んだら、一回目は9kgもの巨大な甘いスイカが熊本から届き、二度目は大量の河内晩柑が届きました。まぁ~~みずみずしくてホント美味しい美味しい

やっぱりスーパーで買うのとはぜんぜん違います。

今月は桃が来る~楽しみ

これも食べチョクで取り寄せた今年2度目の牡蠣。

スーパーでは出回らなくなったGWの頃、実は東北の牡蠣は今が旬だと聞いて、大粒の生食用牡蠣を取り寄せたら、まあ~~口がとろけるほど美味しかったので、その一か月後に「水産アワード1位が本気だして増量中!」というキャッチにつられて再び取り寄せてみました

前回は友人を招いて貝づくしパーティにしたのですが、今回は私と夫だけで5kgを消費する覚悟で臨みました。

まずは定番の生で!!

そして蒸牡蠣。

牡蠣のグラタン。

食べても食べてもなくならない~

今回の牡蠣は今まで味わったことがないほど異様にクリーミーだったので、説明をよく読んだら子持ちでした。

これはこれですごく美味しかったけど、私はやっぱり5月の牡蠣の方が好きかな

ISETAN DOORの定期便に入っていたベトナム風まぜごはんのキット(真ん中の袋)。

コレかなり美味しかったです。

でも自分で作れるなぁ~。いろいろアレンジもできるし。

アイデアだけ頂戴しました。すみません。

またまた先日、食べチョクで大好物の水なすを取り寄せました

かなり大きいサイズのが20個ほど届き、少し友人におすそ分けしましたがそれでも食べきれない

今くらいの季節になると、毎年野菜売り場で水なすを探して回るほど好きなのに、毎日食べていたら飽きました。

やっぱり好きなものは手に入らないくらいがいいのかも

ここまで書いてて思ったのは、大量に取り寄せるのはやめた方がいい・・・ってことですね

これもISETAN DOORに入っていた旨しお海苔!!

味は韓国のりとほぼ同じなんだけど、海苔は真っ黒の日本の海苔でかなり美味しい。

イカ好きの従兄が呼子から送ってくれたイカシュウマイ

高級なお値段にびっくりする、夫の台湾土産~KABALANウィスキー。

北京からようやく友達のご両親が日本に遊びに来ることができるようになり、高級なお茶をいただきました。

なぜか入っていたヒマワリの種。

中国人は大好きだよね~

わざわざ買ってまで食べないけど、食べ始めると止まらない。美味しい

可愛い~お土産いっぱい

猫が福を呼ぶもなか

これまた縁起物!!

「一粒万倍もち」

榮太郎本舗と日本橋の福徳神社がコラボしたお餅

短冊に願いをゴトを書いてつるしに行かないと!!

すごいシンプルだけど美味しかったです。

これまた取り寄せた赤ルバーブ

砂糖をまぶして煮るだけ!!

500gのルバーブでジャムが4瓶できました

生牡蠣も水なすも飽きるほど食べたしルバーブのジャムも作ったし、これで春の美食は思い残すことなく終了~。

 

あ、ホワイトアスパラを食べ忘れた~


2023年ライチの会~聘珍楼~

2023年07月05日 | 美食

今年もお誘いを受けて行って来ました!!

濱野昌子先生主催・フレッシュ・ライチの会

ライチは新鮮さが勝負!!福建省から届く一番良い状態の「初もの」をいただく喜び。

これが出て来るのは後半なんですが、まずは主役をドド~ンと

今年のライチは大粒で、だけど種が小さくて、甘くて本当に最高でした

本日のお品書き

料理長から挨拶と説明があり

話に夢中になって、前菜3種の写真を撮り忘れ、、いきなり壺蒸しスープ!!

この一壺で5,000円以上します。スッポン、冬瓜、花椎茸などのエキスが、体に浸透して行くのがわかる。これを食べていれば病気になる気がしない

マナガツオの豆鼓醤蒸し。

下に引かれた粉皮(フェンピー)がソースをまとって美味しい。

デザートは小豆の豆腐花と枝豆餡のココナッツ団子

コレ超絶に美味しかった~

こんなスイーツがたくさん食べられる、体と心を健やかに整える聘珍楼の「薬膳アフタヌーンティー」が、やっと東京でも食べられるようになったので、早く食べてみた~い


『はじめてのBL展』

2023年07月03日 | ブログ

我が師匠、竹宮惠子先生が「日本漫画学会」のシンポジウムのため、3年ぶりに東京に来ることになり、おりしもその日は偶然~増山法恵(のんたん)さんの三回忌命日だったので、一緒にお墓参りに行きました。

コロナ禍で先生はずっとかなわなかった墓参でした。

朝から小雨もよう。断続的に雨脚が強い時もあり、お墓に着いたらどんな感じかな~?ずっとほったらかしにして、のんたん怒ってるかな?バケツをひっくり返したみたいな雨になるんじゃない??なんて話しながら向かったら、なんと!お参りしている間だけ、ぱぁ~っと雨が止んだんです。

「先生~~のんたん怒ってないね~」

「うん、そうみたい

そんな話をしながらご冥福をお祈りしました

そこから所沢に移動して、角川武蔵野ミュージアムへ。

そこで『はじめてのBL展』が開催されています。

現在九州にお住いの竹宮先生は、会期中に訪れることをあきらめていたのですが、たまたま金、土、日は夜の9時まで開館しているので「行ける!!」と思い、車でばびゅ~んとお連れしました。

到着したのが夕刻だったので、スタッフの皆さまをずいぶんお待たせしてしまったのですが、ほんとうに丁寧にゆっくりすみずみまで案内していただき、昔話に花を咲かせながら楽しく見学させていただきました。

今回の展示会は、BLの歴史を年表でまとめた学術的にも貴重な研究発表に近い展示会だと思いました。

外国の方もたくさん見えているようでしたが、この文章の多い展示を理解できたのかしら??と心配になるくらい

竹宮惠子先生が始めた「少年愛」の世界がやがて「やおい」になり「BL」となっていく過程がぜんぶまとめられています。

 

ただ、「少年愛」と「BL」は別もの

私が中学生の時に初めて『ロンド・カプリチオーソ』を読んで衝撃を受け、高校1年生の夏に竹宮先生とサイン会で出会い、後援会をスタートさせた頃、もちろん私は美少年や少年同士の愛憎劇に夢中でした。

ファンクラブの会長を4年ほど勤めた後、強引に押し売りアシスタントとなり、ずっと『風と木の詩』など竹宮作品の耽美な背景(建物より花とか服のレースとか、ジルベールの後ろに飛ばす点々とか)を描いて、しかも、実は『Junne』でデビューしながら、なぜ私はBLを描いていないか・・・というと、BL好きな皆さまには大変申し訳ないのですが、私がこよなく愛しているのは「少年愛」であって「BL」じゃないからです。

機会があったら、ぜひ「少年愛の世界展」を企画してください~~何卒お願いします。

先生がその場で描いたジルベールの色紙が展示されています

そして、まさかの私の色紙まで

色紙を頼まれるなんて夢にも思ってなかったので、まったく油断していましたー

私の絵を普通に描いてもなんなので、高校1年生の夏に初めて見たときの竹宮先生を描きました

こんな立派なアクリルの箱に入れらて、先生の絵と背中合わせに展示されるなんて、考えてみれば夢のよう。あの16歳の夏の自分に「こんな日が来るよ」って伝えても、信じないだろうな(笑)。

展示室の奥は、楽しく興味深い本が家の本棚のように乱雑に積まれたスペース

居心地が良くてずっとここにいて本を読んでいたい気分になります

(注):写真は撮れなかったので、オフィシャル写真を拝借しました

そして奥に、有名な「本棚劇場」がありました

写真で見るより狭いと感じましたけど、圧巻の空間です!!

1時間に一回0分から始まる「本と遊び、本と交わる」がコンセプトのプロジェクションマッピングも見せていただきました。

本の内容が表紙の外に飛び出してくるような音と映像のシャワーは、本への愛が溢れていて涙が出そうでした。

上から見た図

ここにある本は単なる張りぼてのディスプレイではなく、テーマごとに本を入れかけているんだそうです。

本当にすごい

その後、開催を翌日に控えた『体感型古代エジプト展  ツタンカーメンの青春』展の内覧をさせていただきました。

狭いピラミッドの入り口から入り、最初の壁をのぞくとその中にはハワード・カーターが発見した副葬品が見えます。

そして隣にはその壁に入っていた巨大な棺。

あまりの大きさに圧倒されました。よくこんなものを作ってピラミッドの中に入れたよね~

そして次の部屋に行くと、大きな大きな空間に、発掘されたさまざまな副葬品がマトリョーシカのように並んでいました。

これらはすべてエジプトの考古学者監修のもとに作られた、世界に3セットしかないレプリカなんだそうです。三千年の歴史を経た劣化はなく、おそらく作られた当時はこれほど美しかったんだろうな~。

映像と共に不思議な空間に迷い込んだような本当にステキな体験でした!!夜9時まで見られるので、夜に行くと人が少なくて良いかもしれません

丁寧にアテンドしてしていただいた学芸員の皆さま、ありがとうございました。

ボルダリングなんてやったこともないけど、なぜか上りたくなる建物

増山さんの墓参にて。2023.6.31.