ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

サービス・アパートメント・ホテル〈香港〉

2015年10月19日 | 旅行

今回は、最近増えてきているサービス・アパートメント

と呼ばれるホテルに泊まりました

もともとは普通のアパートだった建物を丸ごとホテル

にリノベーションした物件

「暮らすように泊まる」旅行が好きで、キッチン付きの

ホテルや、個人宅を借りることが多いのですが、個人宅

とホテルの合体的なサービス・アパートメントはすごく

良かったです

ホテルとは思えない狭い入り口を入ると、管理人のお

じさんが座っていて、エレーベーターを上がると5階

がフロント。

古いビルの窓を、レトロな飾り枠などで演出しています。

オブジェがかわいい

フロントのロビー。逆側の部屋にはいつでも自由に飲める

ネスプレッソマシーンが

客室はワンフロアに2部屋

大きなドアを入ると、踊れるほど広い空間が!!

ちょっとした事務机スペースもよく考えられていて

コージー好きはワクワクします

ミニキッチンスペース(流しはありませんが)と

バスルーム 。とても清潔でキレイ

ベッドの手前にソファーベッドがあって、引き出すと

まだ+2人寝られましたよ

早割りで予約したので、とってもお値打ち価格なの

に、スリッパもバスローブも、アイロンもアメニテ

ィも完備!水やジュースなどミニバーに入っている

ものもすべて無料という太っ腹

ベッド側から見たリビング。

うっかりタオルとか散らかった写真ですみません

窓からはこんな風景が見えます。灣仔です

山側はこんな景色

出入りをする際にフロントを通らないので、まるで

本当に自分のアパートに住んでいるみたいで、めちゃ

くちゃ快適&楽しかった

この手の施設が上環、灣仔、銅鑼湾あたりに増殖し

ているので、泊まり歩きたいなぁ~


スター★シェフと行く、爆笑!香港・魚の浮き袋旅行4日目

2015年10月18日 | 旅行

さてさて香港旅行最後のランチは、香港駅でシティチェ

ックインした後、九龍駅に移動して、スカイダイニング

101の、はい~私が今香港で一番好きな店だと、ず

~っと言ってる『ドラゴンシール』で飲茶です

五香紛がほのかに香るジューシーなスープをたっぷり

吸い込んだ鶏の足。食べる肉はたいしてないけど、

骨をしゃぶっているだけで旨い~

ここの名物の腸紛。今回はチャーシューを選びました。

ホタテやエビ、ナマコ(もあったかな?)など、腸紛だ

けで5種類くらいあります。

珍しい焼き餃子

エビ揚げ春巻きですが、中にベシャメルソースが入って

いて、皮も薄くて香り高くパリパリ。

まるでフランス料理

こんな春巻きは食べたことがないと思う

ここに来る最大の目的と言っても良いのがこの一品

パラパラのおこげをスープに投入していただく泡飯

ぷりぷりのエビがたっぷり入っていて、2人だと3杯

以上食べられるので、もう~お腹がいっぱい

本当に美味しいので、今回、ぜひ皆さんをご案内した

かったのですが、シェフのリクエストを優先させたら

入れ込む余地がなくて断念

はじめて行ったとき、大感激して3日間連続で通い、

どうしても忘れられなくて、今年の3月にもう一度行

ったとき、若干大衆化した(洗練度が落ちた)印象だ

ったのと、清炒豆苗が5,000円だった衝撃で、今

回強く「行きましょう~!」と言えなかったのですが、

やっぱりすごく美味しかったです

次回行くときまで、味が落ちないといいなぁ~

 


スター★シェフと行く、爆笑!香港・魚の浮き袋旅行3日目(夜)

2015年10月17日 | 旅行

面白すぎるスター★シェフたちご一行さまが帰国して、

夜は普通の庶民的な広東料理を食べに行きましょう!

と、香港在住の友人辻村哲郎さんと一緒に銅鑼湾の

「農圃」に行きました

ここの名物!糯米を詰めた手羽先のロースト

揚げ豆腐とキノコの煮もの。本当~にすごく庶民的。

鹹蛋、エビ、干し貝柱、チャーシュー、きゅうりなどが

トッピングされた卵白の茶碗蒸し

上海料理の卵白の炒め物とはまた似て非なる美味しさで

した。

ロメインレタスとオキアミ(エビ)の炒め物。

これ本当~~に美味しい!!美味しいです~

干しエビの堡仔飯

平べったいタイプの干しエビがこんなに美味しいなんて

知らなかった!!味が良くしみていて、触感と味わいは

柔らかい”さきいか”。いつまでも食べていたくなる。

あ~~平べったいやつも買えば良かった~!!

さて、スター★シェフ(弟)が買った世界四大乾物のひと

つ魚の浮き袋

これのステーキとはどんなものか、写真があったので撮っ

て来ましたよ~

ちなみに、この1皿で12万円だそうです

お~~~ほほほほ、文句があるならヴェルサイユにいらっ

しゃい

農圃の入り口に大量にディスプレイされていたこれが

浮き袋です!!

この段は1枚=1万HKドル(16万円)

最上段にうやうやしく鎮座しているこの浮き袋は、

な、なんと!これ1枚で2万HKドル(32万円)で

ってよ。シェフが買った浮き袋は最高級だと思っていま

したが、とんでもないことでした。色や厚みがぜんぜん

違う!

それにしても、魚の浮き袋がなぜこれほど高価なのか謎

ですね。美味しければ日本人だってもっと食べているはず。

メジャーじゃないのに、ナマコやフカヒレよりも高いって、

どゆことなの??希少とも思えないのに。

いつかみんなでお金を出し合って、一欠けでいいから食べ

てみた~い死ぬまでに一度でいい。

 


スター★シェフと行く、爆笑!香港・魚の浮き袋旅行3日目(昼)

2015年10月17日 | 旅行

スター★シェフと行く香港珍道中あっという間の

2泊3日でした~(私は4泊5日)!!

最後の朝ごはん(早めのランチ?)はシェフ(師)の

リクエストで陸羽茶室!

相変わらずレトロな雰囲気のあるステキなお店です

大昔、はじめて行ったときに食べた「蟹みその汁麺」が

忘れられないのですが、もうないのかな~~??

陸羽から中環~香港駅はすぐなので、歩いてエアポート

エクスプレスの乗り場まで行こうと思ったら、地下鉄の

構内を通るか、フェリー乗り場の方に行く歩道橋を渡る

かしか方法がなくてびっくり

時間がないうえ、トランクを持った一行を引き連れて、

案内の看板通りに行った改札口で「外をまわれ~!」

と言われた時は途方にくれましたが、入場券代わりに一

番安いチケットを買って地下鉄構内を突っ切ったのは正

解でした。なんで地下通路でつながってないのか意味

が分からない。あ~でも、オクトパスを持っていれば、

もしかしたら無料で構内を通れたのかも。じゃないと

あの案内看板が解せな過ぎる~!!!

無事シティチェックインをして、シェフたちを機場快綫

に乗せて、お見送りができた時は心からホッとしましたが、

巨大な香港の空港!ゲートが遠すぎて危機一髪で飛行機に

乗り遅れそうになったらしいです。そのオチがあったか!

とにかくスター★シェフ師弟漫才コンビの面白さは普通

じゃない!というか、浮世離れしているというか、可笑

しくて今でも思い出しては笑いが止まりません

お店のイメージに影響があってはいけないので、詳しく

は書きませんが、一言で言うと「まるで子供!」(笑)。


スター★シェフと行く、爆笑!香港・魚の浮き袋旅行2日目(夜)

2015年10月16日 | 旅行

夜は待望の福臨門!のはずでしたが、実は福臨門は最近

お家騒動があって、ずっと先代の社長と一緒に鍋を振っ

ていた七男さんが新しく「家全七福」という店をオープン。

もともとの福臨門の流れをくむのは七男さんの方!とい

うことで銅鑼湾の「家全七福」に行って来ました

一皿目はやっぱり広東料理の定番!茹でエビ~~。

と思ったんですけど・・・、

残念ながらこれはとびきりじゃなかった

残念

日本人は姿煮を好むけど、本当はバラバラの方が高級な

んですよ~と、辻村さん(ジャッキー・チェンが日本に

来た時には必ず背後霊のようにいる、ジャッキーの専属

通訳さん)が教えてくれました。

ものすごく太い部分だけがまるで麺のように入ったフカ

ヒレに上湯を目の前で注いだスープは、この一杯で予算

の半分のお値段 。でもこのスープは最高

キヌガサダケ、ガイランと何か(忘れた)の素揚げの炒め物。

赤ハタの揚げ物。

本当は魚の炒め物を頼んだつもりでしたがなぜかフライ

が出て来ました。

ネギと薄いダシ醤油をかけていただきます。

ぜんぜん油っこくなくて美味し~い

なぜかこの他のお料理(クリスピーチキン、鳩、牛筋の

カレー煮込み、タコ炒飯や中国ソーセージの堡仔飯&お

こげ茶漬け)そして甜品の写真を撮りそこねた~

しかし、食べながらハッと気がついたんです!

一人予算2万円くらいでは、大したものが食べられない

ということ(号泣)そういえば20年以上前に、円が

もっと強くて香港の物価が笑うほど安かった時代でさえ、

福臨門に行けば2~3人で10万円近くかかっていたも

のね。

大勢で行けば大丈夫かと思ったけど、やっぱり近頃の香

港の物価を考えれば、無謀な予算だったかもです

期待値が大き過ぎたこともありますが、全体の構成も悪く、

盛り上がりに欠けてしまいました

一品一品はとても美味しかったんですけどね

スター★シェフさまご一行に申し訳ないことをしてしまい

ました~


スター★シェフと行く、爆笑!香港・魚の浮き袋旅行2日目(昼)

2015年10月16日 | 旅行

2日目の朝は、通い慣れた羅富記の粥~

これは鮮魚の粥。しゃぶしゃぶのようにして食べる

やつかと思ったら、煮込まれていました。

そのあとはトラムに乗って乾物屋街へ…。

干しエビ、干し貝柱、腸詰めに加え、今回はスター

★シェフ(弟)が、料理を食べたこともないのに魚

の浮袋を購入(チャレンジャー!)

まあ、たしかにフカヒレ、ナマコ以上に、店に並ん

でいる半端ない種類と数の浮袋は盲点でした。

しかも、ビックリするほど高価!!一斤は多すぎる

ので、半斤のまた半分くらいの量で8,000円もした。

昼は香港ミシュランの三ツ星ヌーベル広東料理の

「ボー・イノベーション」へ。

これは突き出しのネギ入り瓦煎餅のようなもの。

こんな風に袋に入って出て来るのが今風だね。

パリでも流行していましたネ。

 一皿とカトラリーのコーディネイトはこんな感じ

この大理石のプレートの上にお皿を乗せます。

ここはワインの持ちこみ料が1本8,000円と言われ

たので、店で頼むことに

シェフ(師)がワインを選んでくれています。

今風の化学的料理方法で作ったこれがヌーベルなチャ

ーシュウパオ!

ゼラチンに包まれた中の液体がチャーシューの味なん

だけど、美味しいですけど、やっぱり食べた気がしな

料理はいかがなものか???と思ふ。

私が選んだのは、フォアグラのソテー。

梅菜の漬物を使ったアイスクリームと青菜のムースを

ソースにしていただきました。

下に敷いてある生姜クッキーがものすごく甘しょっぱく

て不思議な味

メインは鳩。

これは皮がパリパリで中が柔らかくて美味しかった

シイタケとトリュフ味のソルベとレモンの塩漬け

のアイスクリーム。少し乾燥させて味を凝縮させた

スイカのゼリー(?)。

この液体窒素(のようなもの?)は必要なのか??

コーヒー&お茶の器が中国伝統的な形で可愛い

今回一番グッと来た


スター★シェフと行く、爆笑!香港・魚の浮き袋旅行1日目

2015年10月16日 | 旅行

香港に行って来ました~

東京の有名フレンチレストランのスター★シェフ師弟

(本当は3人でしたけど、行けなくなって)2人と、

総勢7名の久々大所帯

1日目は、到着早々名都酒楼で飲茶。香港らしいワゴン

サービスが残る老舗です。実は聘珍樓なので、今店を任

されている社長の息子さんが待っていてくれて、ピーク

の時間が過ぎているにもかかわらずワゴンが押し寄せ、

食べきれない点心をいただきました

夜は西貢で海鮮三昧

私が行くのはほぼ20年ぶり。レイユームンはもうすた

れてしまったらしいのですが、西貢は活気がありました。

たくさんの魚介の前で盛り上がるシェフたち

蟹、海老、貝、蝦蛄、お魚を選んで、好みの調理方法

で料理をしてもらいます

これはウツボ。食べてみたいけど、誰も食べたいとは言

わない

香港名物、巨大シャコ

さっきまで生きていたシャコがこうなりました。

周囲の外人さんや地元民は、刺身や海鮮しゃぶしゃぶを

食べていて、これは昔とは違うな~~!という印象。

次回はしゃぶしゃぶが食べた~い

ワインは銅鑼湾のワトソンズ・ワインでシェフ(師)が

チョイスして買ったものを持ち込みましたが、もう~

それがすべて美味しいのです

けして高いワインではないのに、本当に1本1本に個性

があって流れに物語があって美味しい。さすがでした