もう何度目でしょうか？？薬膳セミナー
。最初は聘珍樓の林淳子マダムにご招待していただいたのがきっかけ
でしたが、こんなに美味しい広東料理が日本で食べられる機会は、
なかなかないので、香港まで食べに行く気分でセミナーに参加して
います
。此度の一皿目は点心！〝七彩鮮粉果〟旬野菜の蒸し餃子。
蓮根、銀杏、百合根、サツマイモなどが、とろとろの餡にからまって、
甘みがあって、お肉の入っていない叉焼包の餡みたい
。
これこれ！このスープが飲みたくて毎回通っていると言っても過言で
はないくらい、本当～～～～に美味しい至宝の薬膳スープ！！
秋のスープの主役は薬膳長寿食材と名高い烏骨鶏！肝、腎、肺を益し
て血流を改善し、取れない疲れや虚弱体を癒してくれる効能があるそ
うです。今回は、烏骨鶏とフカヒレと大きな干し椎茸がメインの濃厚な
スープでした
。これを食べていれば、マジで病気にならない気がする。
これは仕込みに３日以上かかる大変手間のかかるものなので、ふらり
と行って食べられるシロモノではありません
。
〝上海蟹の水蛋〟は、中華風の茶碗蒸し。高級な上海蟹の身とミソが
からみあって本当に上品で優しいお味でした
。
〝乳香馬蹄鴨〟鴨と黒くわい、落花生の腐乳入り煮込み。
ソースを花巻につけて最後までペロリといただきました。欲を言えば
この倍の量を食べたかった
！
シメは〝紅○魚碗仔飯〟（字がない）いとよりのトウチ醤蒸しのせご飯。
デザートの一品目は〝雪耳梨糖水〟。
白キクラゲ、梨、棗を羅漢果のシロップでいただきました
。
とどめが、料理長自ら手作りした〝月餅〟
。普通月餅は作りたてを食べないものなのですが、あえて作りたてを少し
温めて供されました。餡子の中にはお約束の塩卵が！！そして松の実が
いっぱい。実は私は月餅があまり好きではないのですが、これはかなり
美味しくいただけました
。
写真はレクチャー中の大田先生
。アンケートに今回は野菜が（餡やスープにはたくさん使われているので
すが）少なかった気がして「野菜の炒め物が食べたかった」と書いたの
ですが、帰って夫に叱られました
。「高級な中国料理に炒め物なんかいらない！そんなものが食べたければ、
そこらの中華料理屋で食えばいいんだ！」と。
蒸し料理が中心の、今回のお料理こそ素晴らしく手間のかかった高級で
贅沢な中国料理の真髄なんだと一喝されました
。はい。私は炒飯とか焼きそばとかを、すぐに食べたがる日本人です
。ごめんね料理長
。
）
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。また木箱が凝った作りで贅沢。
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