冬になると人出が少なくなるせいか、あれやこれや冬用のイベントを繰り出すムーミンバレーパーク。昨年はムーミン屋敷の背後でオーロラ(プロジェクションマッピング)を見せる光のショーでしたが、今年は宮沢湖を一周する夜間限定の「アドベンチャーウォーク」。2018年、プレオープンで催したチームラボの森の中のイベントがあまりにもステキだったので、これは見なくちゃ!!と、これまた終了まぎわにあわてて駆け付けた次第(近所)。注:今回はチームラボではありません。
舞台は夜の森「迷い込もう、ムーミン谷の冬の森へ」!!うっかり冬眠から覚めちゃったムーミンの冒険を追っかけます。
この冬は雨も雪もほとんど降らなかったせいか、宮沢湖の水量もかなり少な目。
17時半でまだこの明るさ!!コロナ禍でなければスタートをもう少し遅らせることができるのにね。3月になると日ってこんなに長くなるんだ~!!とあらためてビックリ。やっぱり12月~1月中に行っておけば良かった。
「はじまりのゲート」をくぐるとランタンが灯された堤防(ランタンロード)を進むんだけど、ここが真っ暗だったらどんなに幻想的かしら??と地団駄踏む。
しっぽの大きなリスが駆け回りますが、まだ明るいので存在が薄いです。
Sound AR というアプリを使用することで現実世界に仮想世界の音が混ざり合う、ソニーによる新感覚の音響体験もできます。歩くたびにギシギシと雪を踏みしめる音や、風の音、動物の鳴き声、そしてナビゲーターのムーミンによって森の奥に連れて行かれるのでした。
なんと!iPhone Xにはイヤホンジャックが付いてないことにこの日まで気が付かなかった。スマホでは音楽も聞かないし映像も見ないので、Xに変えてから始めてイヤホンを使おうと思ったら土壇場でこの失態。でも周りにはそのまま音を直接流して聞いてる人もたくさんいたから、私も音量をぎりぎり自分だけ聞こえる高さにして森を回りました。
写真は「大きな白い馬との出会い」。
雪山(イメージ)を進むうち「夏へのあこがれの野原」へ。ここに入った途端、雪を踏みしめる音は水音に変わり、歩くたびにバシャバシャ。海辺にいるのかな?動きに合わせて物語の世界が広がります。
凍てつくムーミン村の住人にとって夏のバカンスはどんだけあこがれなの??
楽しそうなピクニックセット。
冬の樹木にライトを当てるとすごく幻想的。ライトアップするなら冬に限るね。
ああ~ここがもっと真っ暗だったらなぁ~。
「生きもののような雪と、なにかとの出会いの道」。
スキーをするヘムレンさんを追いかけて行くと「生えるものではなく、ふりそそぐもの」に出会う。
「氷姫の気配」噴射されたミストはそのまま霧になって湖を漂います。
スナフキンのテントは休憩ポイント。
枯れ木に白いライトを照らすと雪山みたい。
まだまだ森は続きます。
「小さいけれど、態度がおっきなあの子」登場。
きゃっは~!!
灯台のところまで来た!!春はもうすぐそこ。
「氷姫がもたらしたもの」。
「春へと向かう道」
ようやく日が暮れました。
「春がきた谷」
ムーミン屋敷に帰るとママが冬眠から覚めていて、いい匂いのスープを作って待っていてくれていました。
これは某アーティストの光の作品。
枯れた芝生の上を踏むといろんな花が咲き乱れます。
突然大輪の花が広がってドラマチック。
写ってるのは見ず知らずの人。勝手に載せてすみません。
端っこにときおりムーミン谷のキャラクターも登場。
ムーミン谷を後にします。
エピローグ「春の光が灯る道(ランタンストリート)」。
ひゃあ~~疲れた!!
いったいどれくらい歩いたのか?湖の外周を調べたら6kmでした。
気楽に友達を誘おうかとも思いましたが、これだけの距離(半分は山道)を歩けるかどうか確認しないとヤバかったかも。ましてや仕事中の気分転換にアシさんとふらりと行こうかと何度も考えたけど、とんでもなかった(笑)。
通常なら21時まで営業していますが、今はコロナで19時閉園。6kmも歩いたのに一休みすることもお茶を飲むこともできず、メッツアヴィレッジで買い物も食事もすることなく、そのままとぼとぼ帰ることに。うちはここから車で10分なのでいいけど、わざわざ来た人は可哀想だよね~。友人を誘わなくて良かったと心から思いながら帰路につきました。