ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

ラ・ベットラで☆。.:*・°☆☆。.:*・°☆

2015年02月28日 | パーティ

少し前のことですが、香港から帰ってすぐに、聘珍樓の林マダム、
料理研究家の濱野昌子先生、英国マナーの佐藤よし子先生と、イ
タリアンレストランの有名店『ラ・ベットラ』でお食事会(女子会)
をしました。真ん中は落合シェフです。

ベットラの向かいにある個室だけの別宅で、落合シェフ自ら出迎えて
いただきました。すべて先生方のおかげ
安くて美味しくてなかなか予約が入らないお店として有名ですが、
ほんとう~~にボリュームもあり、旬の高級食材もふんだん!なのに、
信じられないほどお安い
メニューの品数も多く、あれも食べたい!これも食べたい!で大興奮。
これは行列ができるはずだわ~と、感激いたしました

はじめてお目にかかる濱野先生は、気品のあるモディリアニの絵のよ
うに美しい方でしたが、好奇心旺盛でものすごいバイタリティ!!
昨年はインドに行かれ、今年はアルゼンチンツアーを企画中だそうです。
このお年になっても溢れるこのパワーはどんな秘訣があるのでしょう?


お土産もいっぱいいただいちゃいました!!
落合シェフからは、ネスカフェのソリュブルコーヒーのセットとオリーブ
油を。
林マダムからは薬膳茶を。よし子先生からはバレンタインのチョコレート
をいただきました~~!!

私は、シェフに本を持参しただけで、香港土産もお持ちせず、大変失礼
いたしました。何もかも高くて購買意欲が皆無だった香港ですが、やっ
ぱり干しエビとか干し貝柱とかどんこ(干しシイタケ)は、安価で高品質
なものが手に入るので、買って来れば良かった~~(>_<") 。
あ、聘珍樓のマダムにその土産はないか~(笑)

「神託のタロット」

2015年02月26日 | ブログ

鏡リュウジ王子の新刊「神託のタロット」もいただきました~!!
これはすごいです!!
タロットの起源から始まり、大アルカナ、小アルカナ=合計78枚の
カード全部の解説と意味が、1枚のカードにつき2~3ぺージにわた
って丁寧に書かれています

タロットは逆位置とかがあって複雑だし、何より「なんか怖い」という
思い込みがあり、今まで自分で占ったことがありませんでした。
鏡さんからは過去に何冊もタロットの本をいただきましたが、私には
無理(笑)。
ケルト十字など、出たカードの意味をまるきりリーディングできません

でも、このタロットでは「逆位置(正位置が出ると良くて、逆位置だ
と悪いと解釈する方法)を採用していません」と、書かれていました。
吉凶と結び付けられることの多い正逆よりも、原型的イメージを重視
しているからだそうです

そう、私は逆位置が怖いのです。リーディング能力のない私が1枚だけ
引いたカードが逆位置だったら、どうすれば良いのですか??

だから、正逆を無視してよい!
という鏡さんの序文を読んで、さっそくカードをめくることにしました。


もちろん!生まれて初めてのことなので、ワンオラクルで行きました。
しかも22枚の大アルカナのみで
大アルカナの中には、完全に「良い」カードもなければ、完全に「悪い」
カードもなく、私たちが人生で出会う重要な出来事を表しているのだそう
です。

心行くまでシャッフルして1枚だけ引いてみました。
-隠者-が出ました。正位置でした。(逆位置は採用していない!とわか
っていても、正位置はなんだか嬉しい)

意味は一言では言い表せませんが「時の流れを受け入れろ!」というこ
とらしいです(ホントか?)。いろいろ腑に落ちるものがありました。

2日後にもう一度、寝る前に1枚引いてみました。
-隠者-(正位置)が出ました。

そのまた1週間後くらいに、もう一度引いてみました。
-隠者-(正位置)が出ました。

ぎゃあ~~~~もういいです~~~。わかりましたから~!!
あ~~怖い(ガクプル)!!どうすればこんな偶然が重なるのでしょう??
どんなにシャッフルしても同じカードが出続けるのです。
ルノルマンにハマったときも、同じことを経験しましたが、あまりの衝撃に
(深夜だったし)背筋が凍りました。

本の中に、このような一文がありました。
「スプレッドのなかにあたかも「偶然」のように、そのじつ「質問者」の
相談する心理状態はおろか、境遇にまで不気味なほど関連するカード
が現れるのはなぜかという謎は、通常の因果関係では説明がつかない…」

しかし、タロットは「超自然的」でもなければ、「オカルト」でもない!と、
鏡さんは結んでいます。 そうは言ってもやっぱりタロットは恐ろしい~の
でした


後輩たちの新刊が★★☆。.:*・°☆☆。.:*・°☆

2015年02月24日 | ブログ


続々届いています
オレンジページに連載中(うちの夫が担当)伊藤理佐の
「おかあさんの扉」はついに4巻め!
あーこも4歳児になりました

二ノ宮知子っちの「87CLOCKERS」の6巻もぶっ飛ばして
いますよ~
連載していた雑誌が休刊になり、「ヤングジャンプ」に
移ったタイミングなのか?出会いから今までのエピソード
をおさらいする回もあって、めちゃむちゃわかりやすい!!
ここに来てやっと主人公が輝き出し、主要キャラの個性
と立ち位置がはっきりして来て、がぜんドラマとして面
白くなって来ました!!

同じタイミングで「Kiss」も届き、二ノ宮が読み切り連載
している「七ツ屋志のぶ~」の新エピが掲載中。

「七ツ屋」本当に面白いです!!
前にも書きましたが、ドラマ化した時の配役に、読みなが
ら私は忙しい(笑)。


香港に行って来ました~③!!

2015年02月18日 | 旅行

今回も行って来ました「龍簫(ドラゴンシール)」!
前回、あまりにも気に入って3回も続けて通いたおした店です
3年ぶりに行きましたが、若干大衆的になった印象。
香港在住のコーディネイターとして最老舗(ジャッキー・チェンの通訳と
しても有名)な辻村さんからは、なぜかこの店を全否定されましたが(笑)


ここの名物、一口サイズの腸粉。これはホタテとズッキーニの腸粉。
当初の感激は薄れたけど、やっぱり美味しいよ~


賞をとった泡飯は、やっぱり最高です~~!!
奥に写っている青菜炒めが、いわくの清炒豆苗(ただの塩炒め)。

私は清炒の青菜が大好きで、メニューに載っていなくても、どんな店でも聞
くとたいがい作ってくれるので、いつものように値段も聞かずにオーダー。
たっぷりの葉先だけの柔らかい豆苗は、それはそれは美味しかったです。

でもマイタン(会計)で「あれ?」と、値段がおかしいことに気づき、明細
を見たら、一皿300HK$(約5,000円)の値がついていました
思わず間違いじゃないか?と聞いたのですが「この値段です!」と言われ、
その後辻村さんが電話して確認してくれたけど、正規価格でけしてボッては
いないとのこと

ほかのお料理と比べても(たっぷり4人で食べられる泡飯でさえ170HK$)
異様な値段に、驚愕の一品となりました
前はそんな値段じゃなかったよね??


パラパラに揚げた米に上湯をかけた汁かけおこげ(泡飯)
ぷりぷりのエビが入っています。


これはデザートの湯丸。通常はスープに入っていますが、茹で上げた黒ゴマ
餡の入った餅に粉ピーナッツをまぶして、熱々を一口でいただきます


ここからは、上海灘が経営しているレストラン「チャイナ・タン」のお料理。


一軒で、中国のあらゆる地方のお料理を食べることができるというので、
どれほど本格的な四川料理が食べられるかを確かめたくて、四川料理を
頼んでみましたが、もう~~グーです。洗練されていて最高に美味しか
ったです!!


かつて香港で食べる四川料理は「なんちゃって」が多かったけど、なに
もかも良かった


ここからはセントラルの「MOTT」。
すさまじくスノッブで、レストランというよりバーのような暗い店内で、
自慢の焼き物を食べました。


こんなしつらえの雲白肉。
茹でた薄切りの豚肉に白ネギとかきゅうりが巻いてあります。
辛いけど、全体的に甘め。欧米人が好む味なのかな?


これも香港では定番の避風炒。揚げた魚介類にたっぷりのガーリックと
ナッツ類をまぶしていただくのですが、これはかなり「なんちゃって!」
な感じ。


「夜点心」というカテゴリーで、夜でもショウロンポウなどが食べら
れることになっております。夜というだけでお値段も倍ですが


ここでもあった四川料理。なんちゃら茄子。
う~~む・・・まずくはないがうまくもない。
もはや最先端の店で本格的な広東料理を期待するのは無理ですね。
ミシュラン(外国人)の評価は低くても、やっぱり昔ながらの有名店に
行くのが良い気がしました。


今回食べた中で一番まずかったのがコレ。
リッツ・カールトンの中にあるミシュラン二つ星を取得した「天龍軒」。
申し訳ないけど、何を食べても美味しくなかった~!!
味がね、濃くて甘いの~!!

とどめがこの山査子のゼリー。カチカチに硬くて、粉末のゼリーの素で
作ったような味でビックリ

ああ~~それにしても、レストランが高いです!!
二人で、たいして酒も飲まずに1回の食事に3万円~5万円かかり
ました。グランメゾンのフランス料理を食べに行ったと思えば、妥当
なお値段なのかもしれませんが、安かった昔を知っていると、なんだ
かジタバタしてしまいますね。

物価が安ければ、豪快に高級食材にもチャレンジしたんですけど、
ただの清炒豆苗が5,000円なので、恐ろしくて時価なんて手が出
せません

香港に行って来ました~②!!

2015年02月07日 | 旅行

到着後一発目の飲茶は、やっぱり昔ながらのワゴンサービスを行っている
「名都酒楼」で、懐かしい香港の味を注入します


何もかもが普通にまっとうに美味しい~
でも実はここの経営者は聘珍樓!!
帰ってから社長夫人の淳子マダムに報告したら、「なんで行くって言って
くれなかったの~!?」と叱られました。
もっと美味しいものが食べられたらしいのですが、十分美味しかったですよ


食後は上環を散歩しながら、警察官の寮だったところをカッコイイショ
ッピングプレイスにリニューアルした「PMQ」に行きました↓。


ヴィクトリア調の建物が残っていたら、さぞかしステキだっただろうな~と
思いつつ(第二次世界大戦中までは存在していた)、でも60年代のシン
プルな団地スタイルもレトロでカッコイイ


上環のぐちゃぐちゃしたビルとビルの間にオアシスのような庭が…


階段の手すりなど、昔のまま。
上階はデザイナーのアトリエがあり、下に行くにつれて小物などを売って
いる店舗がなかなか面白いのですが、閉まっているところも多くて若干経
営が成り立つのか心配になりました。

とにかく香港の物価が高過ぎて、何も買えない







旧正月前の香港は、街中が干支の未(ひつじ)だらけ。
ニットをまとったひつじがかわいかった


つづく

香港に行って来ました~①!!

2015年02月05日 | 旅行
3年ぶりに香港に行って来ました
レオンとはまったく無関係でただ遊びに行くのは10年ぶり(笑)。
毎日の香港コロシアム通いがないため、久しぶりに香港島サイドに泊まり、
最先端の広東料理を食べまくって参りました。スノッブでスタイリッシュ
な新しい店は、ほとんどセントラル界隈に集中しています


まずはお約束の風景。九龍から見た中環~湾仔~銅羅湾。


中環~上環。


セントラルでは、日本人捕虜(後藤さん)の殺害報道を受けて、半旗が
掲げられていました


今回はトラムによく乗りました
25年ぶりに終点の北角(ノースポイント)まで行ってみましたが、相変
わらず市場の中を通って、人々と車をかき分けながら走るさまに笑った
唯一昔と違ったのは、屋根にゴミが落ちてないことかな??
信じられないくらいキレイ


上環のソーホー(昔部屋を借りていた)界隈を、お昼どきに歩いていたら、
九記(ガウケイ)に長蛇の列!!向かい側に店舗を広げていたけど、そこ
も大変な人が並んでいてビックリ~
たしかに安くて旨い麺屋だけど、そこまでして食べたい店だったかな~??

つづく