ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

漫画のドラマ化

2024年01月31日 | 漫画

私の漫画も、過去にドラマ化されたことが2回あります。

ぜんぜん単行本は売れてないんだけど、アンケートはけっこう良くて、途切れることなくずぅ~っと雑誌で派手に連載をしていたので、みんな騙されて白羽の矢が立った…というテキトーなイイ時代でしたよね(笑)。

 

最初にドラマ化した『べにすずめたちの週末』は、少女漫画界で初めて!イジワルキャラを主人公にした作品で、なにやらマニアうけして、キワモノ映画で有名な 河崎 実監督からじきじきにドラマ化のオファーがあって実現しました。

作品を気に入ってくれている監督だから、これでもか!というくらい原作に忠実で、女優さんもちゃんとおかっぱ頭。

細かいくだらないギャグも見逃さずに活かしてくれてすごく楽しかった。

関西テレビの関西ローカル、低予算、しかも早朝OAというマイナーさが自由に拍車をかけたのかも。

 

その2年後にテレ朝系で作られたのが『SALE!!』という作品でした。

これはまったく意味不明なことばかり

まず男兄弟ばかりの紅一点!(一姫三太郎)の紅(べに)ちゃんが、多額の負債を負った一家を立てなおすために奮闘する話なのですが、なぜか男兄弟を全員女子に変えられました。

今はイケメン並べてナンボの世界だけど、当時(30年前)は女の子じゃなきゃダメみたいな空気があって、私は勝手に「上層部のオヤジ(プロデューサーとかスポンサー)の鶴の一声で全員「女の子」に変えさせられちゃったんじゃないか??芸能事務所とのしがらみで女優を使わないとダメだったのか?」などなどと想像していました。

まあ百歩譲ってそれは仕方がない…(当時は)としても、キャラクターの名前までも全部変えられたので、さすがにそれは「なんでですか?」と聞いたら「特に意味はない」と言うので、せめて「紅」という名前は使って欲しいと言ったら、まあいいですよ!となったんだけど、なぜか紅が紅子に。しかも苗字は変えられたまま。

どうして??

兄弟全員名前に色の漢字が付いていて、その色のイメージをキャラクターの性格に意味を込めたのに

結局、テレビ制作側にとって、原作なんてどうでもよくて、ただ素材として使いたいだけなんだと思った。

すごく不愉快だったけど、でも、そこでゴネるほど私の立場は強くないし、なによりテレビは一番エライ!!という圧があってドラマは完全に別モノ!だと思うことにしました

 

友達や後輩漫画家から聞いた話もいっぱいあります。漫画家が被ったドラマ化での「理不尽なもやもやエピソード」は、ドラマの数だけあるよね、きっと。

近年では、伊藤理佐の『おいぴーたん!!』が『おいハンサム!!』というタイトルに変えられて、「なんじゃそりゃ~!?」と憤慨していたら、あれは理佐の3作品の合体ドラマだと聞かされ、結果的にめちゃくちゃ面白い作品になったから、結果オーライ。それでも「おいハンサム!!」はないだろう??と未だに思っていますが(笑)。

とにかく制作側の愛が良作を生むんだなぁ~と痛感しています

『SALE!!』1巻の表紙。

Amazonで全巻読めるセットも出てた

これは『べにすずめ…』の主演の田中雅子ちゃんと河崎監督と仲良く撮ったボケボケの写真

服もメイクも時代だじゃね~~。80年代かと思っていたら1993年だった

田中雅子ちゃんは、女優を引退した後も長~いこと年賀状をやり取りしていました。

本当に律儀で優しい女の子でした

『SALE!!』の記者発表。

主演は山瀬まみさんと、当時まだSMAPだった森且行くん。

お父さん役は堺正章さん。

菅野美穂さんや小松千春さん、脇役には上原さくらさんとかもいらっしゃいました。


新作出ました~!!

2023年03月27日 | 漫画

昨年コツコツ描いていた『天使の休息』がハーレクインライヴラリに配信されました!!

雑誌はもう数週間前に本屋さんに出回っていたのですが、ウェブ掲載を待っていました。

またまた英国リージェンシー時代のヒストリカル。表紙&巻頭カラーです。

今回はヒストリカルにしては珍しく未亡人の話なので、けっこう大胆展開です

本日配信に気が付いたのですが、デイリーランキングは1位でした~ 

ありがたや~~


仕事が終わった!伊藤理佐本が出た~!!

2022年06月25日 | 漫画

年が明けてからずっと抱えていた大量ページのヒストリカルがやっと終わりました

ネームの書き出しが終わってから、コマ割り~下描き~ペン入れ~仕上げに4ヶ月もかかってしまいました。アナログの頃だったら2ヵ月、もっと若い頃なら1ヶ月で描いてたかな。いや、さすがにP141は1ヶ月は無理か

描いても描いても終わらない地獄。デジタルは未だ慣れないです。紙とインクが恋しいなぁ

でも、もう戻れないので、前を向いて頑張りますね

河出書房新社から「伊藤理佐」の総特集本が出ました

デビュー35周年記念です。私との付き合いも35年になりました

いろんな人からの愛がぎっしり詰まった本になっていて、すごく面白いです。

私も師匠として(偉そうに)ロングインタビューに答えました

過去にあった話を赤裸々に語りましたので、ぜひ読んでね!!

8年前に描いた作品が単行本になりました

『ベッドの中の暴君』。タイトルはすごいけど、内容は可愛い話です(笑)

よろしくお願いいたします


ありがとうございます!!

2021年10月04日 | 漫画

9月初頭に配信された新作が、週間ランキング1位になった時点でUPしようと思っていたですが、ネームの書き出し→下描きに没頭しているうちにあっという間に10月なってしまい、そしたら月間ランキングも1位だったので、まとめて嬉しいご報告をさせていただきますね~

あざ~~っす。皆様に大感謝

週間ランキング

月間ランキング

 

ハーレクインライブラリの今月の壁紙プレゼントは私の絵になっております

よろしくお願いいたします

9月にワクチン接種完了しました

2回目はなかなか「しんどいよ」と、みんなが口を揃えて言うので、麻黄湯を準備して臨みました。

深夜から体中がバッキバキに痛み出し、熱が7度5分くらい出たとこで就寝。朝起きたら8度超え。

昼過ぎには9度を超えて、最高39度5分まで上がりました

麻黄湯を飲んでおとなしく半日横になっていたら、夕刻には37度台に下がってその後はみるみる回復。

周囲の話とまったく同じ症状に思わず笑った

季節の風物詩=ブドウを今年もたくさん贈ってもらいました

これは二ノ宮知子っちから

今年は巨峰とシャインマスカットの詰め合わせ。ありがとう~。

これは京都の友達(昔、Leon Familyの事務を手伝ってもらっていた)ヒロミちゃんから

こちらも例年は巨峰を中心にあらゆる種類が入っていてブドウの宝石箱みたいだったけど、今年はシャインマスカット一色。

シャインマスカットが世界的にヒットしているとは聞いていたけど、すごい普及率だぁ~~

りんごもたくさん信州から届きました。

これは私が一番好きなシナノゴールド。特に今年は例年に増して甘酸っぱくて最高

これも信州から、世界一、シナノスイート&梨

おまけ

差し入れでもらったSuikaのペンギンケーキ。カワイイ


萩尾先生と竹宮先生のこと

2021年04月27日 | 漫画

萩尾先生の悲しみや苦しみを理解したうえで、私が心配していたのは、どれだけ竹宮惠子先生が悪者になるんだろう?ということでした。

実際起こったことに対しての批判は仕方がないと思っています。でも憶測や噂レベルで違う風向きになるのは嫌だったので、いてもたってもいられず勢いで私が知っていることをいろいろ書いてしまいましたけど、皆様が「引っ掻き回すな!」とおっしゃるので了解です!!

もう書きませんので、ご安心くださいm(__)m。

竹宮先生から新刊2冊いただきました。

 

 


お仕事終了~~★☆。.:*・°☆☆。.:*・°☆★

2021年01月30日 | 漫画

初のデジタルペン入れに四苦八苦したこの2ヶ月。何年かぶりに年越しで原稿を抱え、正月明けには入稿できる予定でしたがどうにもこうにも終わらず、やってもやっても終わらず、結局1月いっぱいかかってしまいました。長かったぁ~通常の一ヶ月以上もオーバー!だなんて・・・信じられない

幸い編集部が余裕のスケジュールで掲載誌を決めてくれていたので〆切には間に合いましたが、当初の予定通り12月末だったら地獄絵図だったわ。甘い見積もりを立てていた私を見越して計画してくれた担当A嬢に心から感謝

デジペン入れは少しずつ慣れて楽しくなって来ました。最終的には紙とペンとインクで描くのと変わらないペンタッチまでこぎつけましたが、冒頭~P45くらいまではまぁ~ホント酷くて、見直しの段階でほぼすべての顔を描きなおすハメに。だから余計に時間がかかったワケですが、でもどんどん進化していく過程が見えるのが面白かったし、一ヶ月でなんとか遜色ない程度に成長した気がします。ちなみに今回も125ページです

背景も今回からすべてデジタルで描いたわけですが、拡大してどこまでも細かく描けてしまうので、描きこみ過ぎ&時間がかかり過ぎの課題を今後克服しないと、便利ツールを使っている意味がないと思われます~

デジタル化に伴い心機一転仕事場を模様替えしました

漫画家の友人たちが口をそろえて言うように、一瞬で下描きを消せるミラクルを体験してしまった体はもうアナログには戻れません。100%デジタル化はまだまだ先のことになると思っていたけど、次回作からネーム&ラフ絵もPCでやる気満々。近所に住む漫画家二ノ宮知子っちの家に遊びに行った際、棚に山のような未使用のインクが並んでいるのを見て、あ~~画材を無駄にしているのは私だけじゃない!と思ったらなんか吹っ切れました

手前右側の机でアナログ作業をしようと思っていたけど、気に入っていた大きなトレース台をもう使うこともないのかな?と思うとちょっと寂しい

自分の机から見る景色が変わって新鮮な気分です

Wacomのデジペンを無造作に置くと、液タブの下にころころと転がって行ってしまうので、何かいい方法はないかと考えたあげく良いものを見つけました。シリコン製のコースター 潜り込んでるクロネコがストッパー役になっています

 

3ヶ月以上家にこもってただひたすら机に向かっていたので、ほぼロックダウン生活。人とほとんど会わないのでコロナウィルス感染度は極めて低いです

仕事中は毎朝8時半に起床して夜中の1時に仕事UP。入浴後は気分転換に朝4時までNetflixのドラマを見るという規則正しい生活を送っていました

ちょうど1年間待ち続けていた『アウトランダー』のシーズン5が始まったのでわくわく見始めたのですが、新大陸アメリカに渡ったジェイミーとクレアの生活と、母親を追いかけて未来からタイムスリップして来た娘夫婦にまったく魅力を感じないのと、どんどん英国との独立戦争に巻き込まれて行く空気が重くて途中放置。やたら高評価の『ブリジャートン家』は配信直後すぐに2話見ましたが、歴史の改ざんが酷すぎて挫折。大好きなリージェンシー時代なだけにとてもじゃないけど堪えられなかった!!英国人はあんな「歴史上あり得ない設定」を許せるのだろうか???

で、結局韓国ドラマに戻りました。

私の作品選びはものすごく偏っていて、基本「好きなものしか好きじゃない!」ので、どんなに評判が良くても傑作でも、好きな俳優(女優、脇役、子役も含む)が出ていないドラマはほぼ見ない。あと、設定に1個でも疑問点があると突っ込みたくなるので宇宙人や不滅の命とかのファンタジー系も見ません。(あ、でもタイムスリップものは大好き)人魚のはうっかり見てしまったんだけど、まるで「魔法のマコちゃん」だった(笑)

友人に勧められて新作も見たりしますが、結局改めて思うことは、やっぱり『愛の不時着』や『梨泰院クラス』はとびきり完成度が高い!ということでした。

どのドラマも設定は斬新で素晴らしい。冒頭から11話くらいまではジェットコースターのように面白いんだけど、ほとんどいきなり失速します。あと残り5~6話どうするんだろう??と思っていると、何も起こらずダラダラどうでもいいエピソードを繰り返すだけ。これなら12話で完結させた方がいいのにといつも思う。余裕がある分丁寧にエピソードを重ねられるメリットもあるんだけど、どうしても中だるみがハンパない。

そんな中、ずっと見たかった『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』がNetflixで配信が始まりました。もともとは全20話+スペシャル。でもこれは日本用に37分ずつ刻んでるので全36話です。

いや~~すごいっすこんなドラマ見たことない。

雰囲気は『女王の教室』と不倫皆無の『金曜日の妻たちへ』を混ぜてミステリー仕立てにした感じ。良い大学に我が子を入学させるため、夫の出世のためなら手段を選ばない人たちのお話。

主人公をはじめ主要キャラクターのほぼ全員が耐えがたいほど見苦しくて、人間としてまともじゃない。極悪人ではないけど、欲望に忠実過ぎてコロコロ態度は変えるし主体性もプライドもない。きれいごとや建て前を取っ払ったある意味ありのままの「人間」を描いているのかもしれないけど、それにしてもここまで人間とはひどい生き物なのか?と天を仰ぎたくなる。唯一まともそうな後から転居して来た一家も、ひどくおせっかいだったり感情に任せて言っちゃいけないことを言ったり、暴力をふるったり、やっぱり少し通常ドラマで描かれる善人とは違う。

唯一の救いは受験戦争の犠牲になる子供たちとユン・セア演じるスンヘさんがまともでホッとする

全編ダークトーンのせいか昼に見る気がしないので深夜にコツコツ見ていますが、今やっと32話です。あと残すところ5話!この醜い人たちが最後どうなるのか?カタルシスをただひたすら期待してここまで耐えて来ましたけど、後味悪かったらどうしよう??

韓国では非地上波で放送されたこのドラマの1話目の視聴率はたった1.7%だったのに、話題を呼んで最後は23.8%まで上昇したというのもわかるほど、アッと驚く展開も含め中だるみや失速感は全くなしの面白さです

主演のヨム・ジョンアとユン・セアの食のリアリティーショー『三食ごはん』がすごく面白かったので、この二人を目当てに見始めたのですが、先にドラマを見ていたらジョンアさんが怖くて楽しめなかったかも~~


新春のお慶びを申し上げまする~(*^▽^*)

2020年01月04日 | 漫画

あけましておめでとうございます

元旦は朝からおとそとかシャンパンとかワインとかを飲み続け、おせちを食べ続けて1日中ごろごろしていましたが、2日は妹一家が~3日は友人夫妻が来て、またまた昼過ぎからず~っと飲んだくれ、本日4日になってようやくPCを立ち上げました

毎年お正月の日課は、ごろごろしながらHDDに1年間撮りためた録画の整理とダビング活動(ごろごろしてない)。今回のダビングでもうDVD-R40枚くらいになったかな。ひぃ~~ こんなに残したってもう二度と見ない気もするけど、いざと言う時に「捨てちゃった」後悔をするのが嫌で、ひたすらダビングするオタク気質。ああ~DVDのファイル分けと、出し入れしやすい最高のフォルダーってないかな??

さっそくですが、

『ある伯爵とシンデレラの物語』が、1月いっぱい無料配信していました

直接飛べるのはこっちかな?→ハーレクインライブラリー

すみません。私の勘違い!無料ではなく読み放題パックでした。

大変申し訳ありません

でも、可愛くて大好きなお話です。良かったら読んでやってくださいまし~

 

皆さま本年もよろしくお願いいたします


新刊出ました~★☆。.:*・°☆☆。.!

2019年12月12日 | 漫画

先月まで髪振り乱して描いていた新刊が出ました『屋根裏の男爵令嬢』!!

19世紀初頭、身をやつした男爵令嬢と第二次米英戦争の捕虜として囚われていたヒーローとの運命の出会いから始まるなかなかハードなお話です

原作は膨大な内容で、それを1巻にまとめるのはなかなか大変な作業でした。

ページ数の関係で、いくつかのエピソード(たとえばヒーローはかつて結婚していたが死別しているとか~)を省きました。

原作では「執事」となっているキャラクターも、突然侯爵家に入り込んで執事になるなんてことはあり得ない!と思ったので、「雇われ用心棒」にしたり、細かい設定を変更したことをここで白状しておきます

気が付いたら少し前から配信が始まっていたらしく、先週の週間ランキングは2位でした

1位はハーレクインの絶対エース藤田和子先生だから仕方がないですね

私はあんまり新刊をアピールしないので(なぜかというと、本が出て中を見ると自己嫌悪に陥ってしばらく見たくなくなるから)、けっこう宣伝しそこねていますが、この1年間ではこれだけの新刊が出ています

よく描き散らしたなぁ~

これでも約束を1本すっ飛ばしているので、来年はノルマを守れるよう頑張らないと

今さらですが、皆さまよろしくお願いいたします


長丁場終了~★☆。.:*・°☆☆。.:*・°☆★

2019年11月08日 | 漫画

長い長い道のり・・・P157脱稿しました~!!

12月刊行『屋根裏の男爵令嬢』。舞台は1814年、米英戦争(第二次独立戦争)集結寸前のアメリカ人捕虜と身をやつした男爵令嬢とのなかなかハードな恋愛話です

本当は9月末が〆切だったのですが、母が脳出血で再入院したため1ヶ月〆切を延ばしてもらい、なんだかネームを含め5ヵ月くらい抱えていました。原作が膨大で、それを1巻にまとめるのも至難の業。9月に入ってからもうダメだ!と小説をネームに書き起こす作業に没頭して、集中すると何もできなくなるので、その間来た台風もスルー。気が付くとバルコニーのサンダルは飛ばされてないし、母の家の換気を怠ったら、床にカビが生えてるし、家のことを放置すると大変なことになるんだな~と、反省

さすがに台風19号の時は避難勧告が出て、どうしようか??と、うろたえましたが、幸い山の上なので水難は回避。土砂崩れは怖かったけど、何ごともなく無事でなにより。

絵に入ってからは1ヶ月半~ただひたすら机に向かっていました。

最後の5日間は毎日1~2時間睡眠!!完徹のまま次の日も働くのはさすがにきついけど、1~2時間寝ると復活するので、まだまだ1週間で8時間睡眠(昔よくやった)イケるじゃん!!とあらためて自分の体力を誇る。

これもすべて太ったおかげです(笑)。

もう資料なしで服も家具も描けるよ「リージェンシー時代」

とはいえ、本を見つけては次々と買ってしまう

これはAmazonUKで取り寄せた本の数々です。

素晴らしかったのは、ルドルフ・アッカーマンの『リージェンシー・ワールド』。これはAmazonから取り寄せられなかったので、著者のHPから直接注文しました。サセックス州の片田舎の住所から届いた本。昔ならあり得なかった出会いに感動

ちょうど時代が同じだったので、8月末に見に行った映画『ピータールー』は、今回の世界観とバッチリ符合してとても良い資料になりました。

アッカーマンのファッションプレートを年代と季節を時系列で並べた本も、とても良かったのですが、印刷の状態からこれは同人誌??の疑いが。分厚くて素晴らしい資料ではありますが、印刷があまりにも悪くてビックリ。

今年の英国展で見つけて即買いしたアッカーマンの当時のファッション画

ずっとほったらかしだった庭ですが、秋になって勝手に花が咲きました

今年は雨が多くて春も大して咲かなかったのに。

仕事中に食べた「と多”食堂」 の牡蠣ペまぜ麺。マジうまいっす。

シーズン終わるまでに昆布水麺をもう一度食べたかった

ファミレスのココスで現在展開している期間限定メニュー「うにいくら丼」は、なかなか素晴らしいです。

仕事中3回も食べに行ってしまいました

秋の風物詩、ぶどうもたくさんいただきました

サンシャインマスカットって本当に美味しいね。

鏡リュウジさんと英国展に行った際、買ったミントソース

羊肉に合うと聞いたので、さっそくやってみました。

慣れないとぎょっとしますが、甘酢でなかなかくせになる味でした

姪っ子のシンガポール土産「Kaya」。

噂のカヤトーストをはじめて食べてみた~!!

ココナッツミルクの入った白いんげん餡といった味

もっと甘いかと思っていたけど、あんがいあっさり味。正解がわからないので何とも言えませんが、いつか本場シンガポールで食べてみたい。

 


竹宮惠子先生の新刊とトークショー

2019年07月16日 | 漫画

竹宮惠子師匠のトークショーが蔦屋銀座店で行われたので行って来ました

先生と会うのは2年ぶり

さすが長年大学の教授→学長を務めていただけあって、トークショーと言ってもまるで講義。ステージがない上先生は座っているので姿がほぼ見えなかったのが残念でしたが、大変良い勉強になりました

GINZA SIX 内にある蔦屋は、芸術的な本や外国人が喜ぶような和物のお土産も充実していてステキだった。こんな空間知らなかった

伝説の雑誌『June』の表紙

私がデビューした雑誌でもあります

先生がここ数十年、ずっと取り組んでいる原画ダッシュ

より原画に近い複製画をプリントする技術に取り組んでいます。

ちょうど〆切前で忙しくてUPしそこねていたデビュー50周年記念展(今頃すみません

お宝原画満載で、涙ちょちょ切れました

私が描いたり塗ったりした原画もた~くさんあった

ジルベールと一緒に撮りたかったけど、1人で行ったのでかなわず

広い空間でゆっくり見られてすごく良かったけど、やっぱり川崎は遠い。

松屋でやって欲しかった

この記念すべき連載開始見開き表紙のジルベールの手を描いているとき、私は高校生でしたが「さんる~む」(ファンクラブ)の打合せでちょうど先生宅にお邪魔していて(実はこの手は切り張りなんです!)、切り抜いた手を先生がピラピラなびかせていたのを覚えていますうふふ。

 

クロッキー帳は本当に本当にお宝だよね~