ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

寒くなって来ましたね!

2019年11月29日 | ブログ

今年もようやく薪ストーブに火が入りました

Rotiちゃん大喜び!!

とにかく寒がりで、この日はず~っと火に背中を向けていつもは座らない椅子でちんまりしておりました

あったかいでちゅ

もう4歳。

だんだん落ち着いてきたけど、相変わらずオシッコパフォーマンスは止まず

火は良いよ~

かねてからボーボーの垣根をついにリフォームすることにしました

春になるといっせいに白と黄色のモッコウバラがミックスに咲くのが好きでしたが、通常なら1本植えれば全体に回せるものを、一刻も早く中を見えなくしたいために、とち狂って8本も植えてしまったからいつもギュウギュウのボーボー

もう~めちゃくちゃかわいそう

もったいないけど、間引きするにしても複雑に絡まっちゃったモッコバラを活かすのはもはやムリなので、蔦と一緒に全部とっぱらい、板のフェンスをつけて今度はそこに赤いつるバラを絡ませましょうよとガーデニング屋さんに言われ、諸手を挙げて大賛成。

今どんなバラが良いか検討中。ワクワク。

真ん中に植えて左右に伸ばすか、両端に違う色のバラを1本ずつ植えてじわじわ絡ませるか、花壇をまたぐようにアーチをつけてフェンスからそこに誘引するのが私の希望なんだけど、なぜか夫はそれを拒否

私の両親がもういじれなくなった猫の額ていどの庭に「野菜を植えるから!」と言ったまま2年以上放置してるくせにさ

なのでこの機会に、私好みの バラとハーブの花壇 にしてやるのだ~


ジョルジュ・バルビエとハプスブルク

2019年11月25日 | 華麗なもの

鹿島茂コレクション『アール・デコの造本芸術』展を日比谷図書文化会館まで見に行って来ました。

ジョルジュ・バルビエの本はいっぱい持っていますが、やっぱり本物の版画(当時のまま)の色彩は本当に美し~い

ためいき

以前『フランス絵本の世界』展を見に行った時も心の底から思ったけど、なんで印刷ではあの深みが出ないんでしょうね??

今回はバルビエ、マルティ、マルタン、ルパップ=アール・デコ四天王の作品の展示でしたが、ちょっと見飽きた感があったバルビエの作品のすばらしさにあらためて打ちのめされました

写真を撮って良いのは外のこの柱だけだと言われ、なんで入り口の看板がダメなのかわからないので、係の人に懇願してみましたけど、館内はすべて写真NGとのこと。お役所な感じです

ビアズリーやエジプト壁画に影響を受けたバルビエの平面的な絵や、二色刷りのような版画もステキだけど、実はアール・デコと言いながら、バルビエの魅力はとってもロココなトコなの

ロココの退廃的なふしだら感がすごくイイ

ロココでシノワズリなの

薔薇のガーランドとか、ロココの肖像画につきものの幕のような重厚なカーテンのモチーフがふんだん

ああ~大好き

『艶なる宴』シリーズ

バルビエのロココ趣味は1920年代における「現代的なロココ」。100年経っても新しい。

ついでに『ハプスブルク展』にも行って来た

まあまあでした

 


ケイティ先生の英国モダンカリグラフィー講座

2019年11月21日 | 華麗なもの

家庭画報主催のセブンアカデミー「ケイティ先生の英国モダンカリグラフィー集中講座」に参加しました

ケイティ先生は英国ロイヤルファミリー御用達のカリグラファー

カリグラフィーはずっとずっと長いこと習いたくて、本を買ったり6ヵ月の通信講座を受けたりしましたけど、まったく身に付かず、今回佐藤よし子先生から誘っていただき参加して痛感しました!!目の前で添削してもらえる威力を!!

本当にみるみる上達しました。

上の先生のお手本に比べ、下の私の字は強さが足りなくてぜんぜんダメですね

薔薇に付いたタグも私が書きました。

先生のお手本。美しい~~

書いているところをじかに見るってなんて大切なんだろう。

紙やペンの角度、インクの付け方や量、そんなことを知ることが大事

あと書くスピードと文字のつなげ方を知ることができました

ケイティ先生がこんな雪だるまを描いてたなんて知らなかった

帰宅後、一生懸命練習しました

ノートは6ヶ月の通信講座を受けた際に付いてきたカリグラフィー用の練習ノートです。

罫線が邪魔ですが、なかなか適した良い紙で書きやすかった。通信講座は全く役に立たなかったけど、唯一ノートが使えたことが喜ばしい(笑)

今回のお教室でいただいたペン軸がどうしても慣れなくて、いつも漫画を描くときに使っているペン軸に変えたら、強弱を付けられるようになりました。

ケイティ先生推薦のインクがちょっと薄いと感じたので、いつも漫画用に使っているパイロットの製図用インクで書いてみたら、これは濃すぎて乾くと太い線がぽってりと膨らんでテリが出てしまいNG

そこで私が持っているあらゆるインクで試してみたら、NICKERのレタリング インクがバッチリ私にマッチ

そのインクで書いたのが上の字です。なめらかさ、濃さ、すべてのバランスが良いと感じました。

まだ強さが足りませんが、だんだん上手くなって来た気がします

カラスマークのが NICKERのLETTERING INK!!

漫画用に何年か前に買ったものの、なんとなくしっくりこなくてずっと未使用のまま放置していたのですが、カリグラフィーにこんなに合うなんて!!この日のために買ってあったのか!!と思ったほど

右横のはJ.HERBIN(エルバン)のインク。代表カラー(すみれから生まれた濃い紫色)「ヴィオレパンセ」は、皇帝ナポレオンの第一帝政時代から1966年までフランス全土の小学校の指定色。この色で書くのもステキでした

Gペンは各メーカーのがグロスで何箱もあり、一生使い切れないと思っていたけどせっせと練習に励んで使い切ります

 


仕事中に食べたもの&いただきもの

2019年11月12日 | 美食

暑かった夏

今年も朝の麺率はけっこう高かった

最近、近所のスーパーでは、国産じゃなくても無農薬レモンが売られるようになったので、これでもか!?と麺に皮ごと投入。

さっぱりとしてヒジョーに美味しいです

レモン投入麺5連発

あ、これはレモン乗ってなかった

私が「アリゴ~アリゴ~!」と叫ぶので、夫があらゆるレシピで挑戦してくれますが、なかなかうまく粘りが出ません。

しかしなんと!あの「オレンジページ」誌にアリゴのレシピが掲載されたのです~~

それをさっそく試してみました

そしたら、な、な~んということでしょう 今まではなかなか粘りが出なかったのに、けっこうそれっぽくなったではありませんか!!

ちょっとマッシュポテトっぽいけど。

味もバッチリ

なめらかさがちょっと足りない気がしますが。

手近で買える材料で作れるし、味も雰囲気もクリア。

とうぶんこれでいいです(笑)。

なぜか伊藤理佐からたくさん(嫌がらせで)「届いた「えびちゅグッズ」。

これはどうしたらいいんだ!!??

 


長丁場終了~★☆。.:*・°☆☆。.:*・°☆★

2019年11月08日 | 漫画

長い長い道のり・・・P157脱稿しました~!!

12月刊行『屋根裏の男爵令嬢』。舞台は1814年、米英戦争(第二次独立戦争)集結寸前のアメリカ人捕虜と身をやつした男爵令嬢とのなかなかハードな恋愛話です

本当は9月末が〆切だったのですが、母が脳出血で再入院したため1ヶ月〆切を延ばしてもらい、なんだかネームを含め5ヵ月くらい抱えていました。原作が膨大で、それを1巻にまとめるのも至難の業。9月に入ってからもうダメだ!と小説をネームに書き起こす作業に没頭して、集中すると何もできなくなるので、その間来た台風もスルー。気が付くとバルコニーのサンダルは飛ばされてないし、母の家の換気を怠ったら、床にカビが生えてるし、家のことを放置すると大変なことになるんだな~と、反省

さすがに台風19号の時は避難勧告が出て、どうしようか??と、うろたえましたが、幸い山の上なので水難は回避。土砂崩れは怖かったけど、何ごともなく無事でなにより。

絵に入ってからは1ヶ月半~ただひたすら机に向かっていました。

最後の5日間は毎日1~2時間睡眠!!完徹のまま次の日も働くのはさすがにきついけど、1~2時間寝ると復活するので、まだまだ1週間で8時間睡眠(昔よくやった)イケるじゃん!!とあらためて自分の体力を誇る。

これもすべて太ったおかげです(笑)。

もう資料なしで服も家具も描けるよ「リージェンシー時代」

とはいえ、本を見つけては次々と買ってしまう

これはAmazonUKで取り寄せた本の数々です。

素晴らしかったのは、ルドルフ・アッカーマンの『リージェンシー・ワールド』。これはAmazonから取り寄せられなかったので、著者のHPから直接注文しました。サセックス州の片田舎の住所から届いた本。昔ならあり得なかった出会いに感動

ちょうど時代が同じだったので、8月末に見に行った映画『ピータールー』は、今回の世界観とバッチリ符合してとても良い資料になりました。

アッカーマンのファッションプレートを年代と季節を時系列で並べた本も、とても良かったのですが、印刷の状態からこれは同人誌??の疑いが。分厚くて素晴らしい資料ではありますが、印刷があまりにも悪くてビックリ。

今年の英国展で見つけて即買いしたアッカーマンの当時のファッション画

ずっとほったらかしだった庭ですが、秋になって勝手に花が咲きました

今年は雨が多くて春も大して咲かなかったのに。

仕事中に食べた「と多”食堂」 の牡蠣ペまぜ麺。マジうまいっす。

シーズン終わるまでに昆布水麺をもう一度食べたかった

ファミレスのココスで現在展開している期間限定メニュー「うにいくら丼」は、なかなか素晴らしいです。

仕事中3回も食べに行ってしまいました

秋の風物詩、ぶどうもたくさんいただきました

サンシャインマスカットって本当に美味しいね。

鏡リュウジさんと英国展に行った際、買ったミントソース

羊肉に合うと聞いたので、さっそくやってみました。

慣れないとぎょっとしますが、甘酢でなかなかくせになる味でした

姪っ子のシンガポール土産「Kaya」。

噂のカヤトーストをはじめて食べてみた~!!

ココナッツミルクの入った白いんげん餡といった味

もっと甘いかと思っていたけど、あんがいあっさり味。正解がわからないので何とも言えませんが、いつか本場シンガポールで食べてみたい。