ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

子猫

2007年07月29日 | 
かわゆいス
知り合いの編集さんが、まだ目もあいていない捨てられた子猫を4匹まとめてひろってしまいました。編集さんのおうちには、すでに先住猫が12匹、犬も12匹(だったかな?)いるため「もらってください」というメールが。
その子たちの目があくのを待って、写真を送ってもらいましたが、あまりのかわゆさに腰が砕け、両手を広げて譲り受けることになりました。
・・・といっても、私ではなく、京都に帰ったヒロミちゃんが!!

まだ生後1ヶ月。やっと離乳食を食べはじめ、トイレもちゃんとできるようになったところです。
こんなに小さな猫を世話するのは始めて。一回にどれくらい食べるものか、何時間おきにお腹がすくのか、水はどれくらい飲むのか、トイレの量もなにもわからないまま、私の家に連れられて来て、ちょうど用事があって東京に滞在していたヒロミちゃんが、昨晩この子を抱えて京都に帰りました。

いや~~~かわいいっす~~~
白黒の理想的なトラ猫、しかも尻尾もまっすぐ!!
きっと栄養満点の家猫が産んだ4兄弟なんだと思います。それにしてもなんで捨てるかな
ちゃんと猫かごに入れたまま捨てられていたそうです。きっと捨てられたことに気づいていない、ひもじい思いも、恐い思いもしていないと思う。それだけが救い。
きっとすくすくと育ってくれることでしょう。

私はとっても欲しいんだけど、先住猫ピータンを溺愛する夫がNG!!理由は「ピータンがかわいそう」だから・・・
ピータンがどうこうより、自分がピータンへの愛を貫けないのがイヤなんだろうな。見たら絶対メロメロになってかわいがってしまうから。
説得の余地なしだったので、仕方なくあきらめることに…
またこんなカワイイ子ちゃんたちと出会えるのだろうか~??



ピンボケですみません 4匹の紅一点「コトラ」ちゃんです
この子をヒロミが引き取りました。ちっこ~~い


私が欲しかったオスのトラ猫ちゃん
キャンセルが出たため、貰い手募集中~~!!
この子の他にもう一匹、黒猫(オス)も残っています。
欲しい方はご連絡下さい

初バルサン

2007年07月20日 | ブログ
ネームができました
その前に、週刊連載の原稿を仕上げないとならないのですが、久しぶりにアシスタントが入るので、奥のアシスタント部屋と、1年間使ってなかったゲスト用バスルームの大掃除を始めたらもう~止まらなくなって、この時間分机に向かえば、アシスタントの仕事1日分を自力で進められたような気がします(笑)。

で、ついでにかねてから紙ダニに悩まされていたので、バルサンを焚くことに!!
こういうものに頼らず生きて来たのに、先日は、庭に大発生した蟻=ニュースを見て「アルゼンチン蟻では!??」という恐怖に負け、ついに蟻の巣コロリまで使ってしまった意気地なしです。虫好きの私としては、内心忸怩たる思いがありますが、大量に来られるとやっつけざるを得ません。
つ、ついにバルサン!
初体験はけっこう恐い。
ふだんあまり説明書を読まない私も、さすがに熟読して臨みましたが、別に大したことは書いてないので、まあ~食器とか食品に気をつければいいのかな?という印象。ついでについでに、ずっと使っていなかったタオルやシーツ類も全部洗って、なんだか正月が来たようです(笑)。

寝る前にバルサンを仕掛け、猫のいるエリアに漏れてこないよう、ドアの隙間をタオルで埋めて、朝を迎えました。
ドキドキ~

クイックルワイパー片手に、行く道を拭きながら窓という窓を全開にして行きましたが、もっといろんな虫が死んでいるかと思いきや、何にも落ちてなくてちょっと拍子抜け。肝心のダニですが、いろいろ後片付けをしているうちに、さっそく手首と人差し指にかゆみが・・・。
えええ~~~これって ??
本や書類が多すぎて、一回じゃ効かなかったのだろうか??

10日後にもう一回焚いてみよう。


↑ダニ親分 ↓ダニの巣窟


秋瑾命日

2007年07月15日 | ブログ
本日、秋瑾が死んで100年目です合掌
秋瑾(しゅうきん)とは、1907年7月15日に33歳で、清朝の官吏に捕らえられ処刑された女革命家です。(清朝を倒した)辛亥革命の4年前のこと。

良家に生まれ、纏足をさせられた深窓のお嬢でありながら、馬に乗り武道に通じ、やがて腐敗しきった清朝を倒すため、男装をして戦った、まるでオスカルのような人物(死んだ年齢と命日も酷似)。
政略結婚に絶望し、逃げるように日本へ留学。そこで孫文ら革命家たちと交流をしたぶっ飛び女です。
下の写真を見れば判るように、なかなかのきりり美人。短刀を片手にした勇ましいこの写真は、日本髪を結った和装姿。他にも男装した写真がたくさん残されています。

中国の教科書には必ず載っているというこの人物、志半ばで処刑されたせいか、いまひとつ物語の題材にされていないような気がしますが、中国人の友人に聞いたところ「中国人で知らない人はいない英雄!イメージはすごく良い」。…にもかかわらず、孫文や魯迅などと比べて日本ではイマイチ知られていないし、こんな面白いキャラがエンターテインメントな映画の題材になっていないのはなぜ?

「男装の麗人と革命」が宿命的に好きな私の心をぎゅ~っとわしづかみにした秋瑾を、いつかマンガで描きたいと思う今日この頃
でも、伝記を読むかぎり、愛が皆無。政略結婚はしたものの(というか、当時の良家の子女に好きな人と結婚をする自由はなかった)、誰かに恋したことは一度もなかったのか?恋愛がないとドラマになりにくいので、もう少し研究の必要ありです。



紹興にある秋瑾の家と周恩来の碑
  先月訪れて、超~感激しました

ヴァネスコンサート

2007年07月14日 | 亜州明星
詰まっていた細かい〆切をこなし、やっと久々大きな仕事のひとつ前の、中作マンガ(P20)のネームに突入。これもかなり〆切ヤバイけど、ちょっとだけ心に余裕ができたのでブレイクタイムで~す

台湾のアイドルF4のメンバー、ヴァネス・ウーが、またまた単独コンサートを開催したので、行って来ました。
東京フォーラムAで2Days、追加公演はパシフィコ横浜(7月16日←まだ間に合うよ!)という、相変わらずの熱狂ぶり。香港、台湾、韓国、シンガポールなどからもファンが見に来ていて、そういう“アジアはひとつ!”な感じがいいね。
今回は、ヴァネのお母さんや妹も総出演。ヴァネ兄ちゃん、妹より顔が小さい。
なかなか、涙あり笑いあり友情と家族愛ありのハートフルなステージでした。
いつも驚異的肉体美を惜しげもなくさらすヴァネスですが、今回、上半身裸で歌ったあと、両手で胸を隠しながら「寒い」と日本語で言ったのがツボでした

コンサート終了後は、囲み取材のためバックステージへ。
そこでは、韓流と違って昔なじみの方が多いので心和みます。なんでだろう~?同じジャンルなのに顔が違う。中華圏の取材に行くと、香港熱中時代から変わらずの「あ、まだいるいる」感が嬉しい。もちろん韓流に流れて、中華ではけして会わなくなった同業者も何人かいますが(笑)。

私としては、2000年に韓国のエンタメを受け入れてからというもの、つねに全アジアを見渡して行ったり来たりしているつもりですが、ここ数年は韓国の仕事が多かったせいか「え?取材?中華も好きなの?」と、昨日も言われてビヨ~~ン
昨年末の香港旅行で、実はひそかに長州島に渡り、ダンカンのお父さんが経営しているというサーフィンショップを探しに行ったことは、ここで初告白します(笑)。
今年は、飛輪海でも追っかけるか~??

チェン・カイコー(陳凱歌)監督の新作映画『梅蘭芳』にレオンが主演することが決まり、北京まで撮影を見に行こうか~うずうずしている今日この頃。だって、京劇を世界に広めた実在の名優女形っす。描かれる年代もいいし、良い映画になってくれれば最高。でも『PROMISE』の失敗以来、この監督に絶望感が漂い、ぜんぜん周囲は盛り上がってない。『さらば我が愛/覇王別姫』はよかったのに…


台湾版「花より男子」→『流星花園』では、美作を演じたヴァネ

『雪の女王』とシャングリラとジョルジュ・サンド

2007年07月06日 | ヒョンビン
香港から取り寄せた、ヒョンビン主演ドラマ『雪の女王』のVCD(マレーシア版)が届いたので、それを何も食べず、飲まず、寝ずに12時間見続けました。ハァハァ(息が切れる)ああ~~あと4話!!たった4時間じゃん(ブハッ吐血)。
でも、やらないといけないこともあるから、ひとまずお預けにしてテレビからやっと離れることに成功。(なんとかPCにたどり着いた)

私にしては珍しく…というか、初めて!毎週毎週、ふつうに地上波=吹き替え版とBSJ=字幕版を交互に見ていたのですが、雑なカットが多すぎてもう耐えられなくなったの
でも今回は、すぐに日本で放送されることが判っていたから、韓国の友人にテレビ録画を頼まなかったし、韓国版のDVDは未だ売り出されていないし…。仕方なく、海賊版ではない中華圏版を探してみたところ、やっと見つけましたマレーシア版のVCDを!
DVDじゃないので画質はかなり落ちるけど、ノーカット完全版!予告もエンディングテーマ&テロップも全部入っている~その余韻は捨てがたい。

ラストまで見てないので、ドラマの総評は後にしますが、やっぱりノーカットは良いね!!捨てコマのような、なんでもないシーンにカタルシスがあったりするのよ。物語の筋さえ追えればいいというものではない!!ということを、つくづく痛感させられます。
細かい〆切がいくつも立て込んでいるし、再び有名シェフの料理取材も始まるので、今夜中に決着つけるわね(ふっ、あと4話よ)。

一昨日は、鏡リュウジ王子に誘われ、ユーミンのシャングリラを見て来ました。
サーカスとシンクロとコンサートの融合→でもそのどれでもない…という素晴らしい発想のエンターテインメントでした。
何より私が感心したのは、真ん中に消えたり現れたりするプール。一瞬で床に変わったり、プールになったりするんだけど、そこには水滴ひとつ残っていないというミラクル。もう~~不思議で不思議で、そのステージ設計に釘付け
欲を言えば、もう少し退廃的だったらもっと良かったかな。やっぱりJとか上海雑技団を見慣れている目には、“哀しさ”とか“危うさ”が足りない(笑)。


作家の吉村葉子さんが、神楽坂にお菓子屋さんをオープンしました。お店の名は『ジョルジュ・サンド』1Fは葉子さんのレシピで焼いた自家製のお菓子を売り、2Fはサロン・ド・テ。
送っていただいたお菓子、すご~く美味しかった~!!
オープン前の改装中におじゃましたきりなので、近日中にお店にも行こうと思っています。