ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

★香港・中国返還10周年★

2007年05月30日 | 亜州明星
忘れていました。今年は2007年。
もうあれから10年が経つのね
英国だった香港が大大大好きでした。

いつもお世話になっている文化放送のラジオ番組『アジアン!プラス』も、香港返還10周年ウィークを組むことになりました(放送は7月です)。アーティストの特集は「やはり四大天王を!」ということで、私は黎明(レオン・ライ)の選曲を担当することに。
とにかく私が個人的に好きな曲を、好きに選んで良いと言われたので、昔のCDを全部聞きなおして、5曲選びます。こんなことでもないと、なかなか昔のCDって聞かないので楽しみ~。懐かしくて泣くかも。

最近はSony Musicさんが送ってくださる台湾系の歌手とか、アジアのコンピレが運転中のBGMとなっていますが、レオ・クーとハッケン・リーにプチ萌えしていたとこ。昔の広東語曲はやっぱりクセがあって、うっかりするとハマるわ(笑)。

レオンといえば、ちょうどこの依頼をもらう前日に、奇しくも夢に出て来ました。
どこかのパーティでバッタリ。私を見て懐かしそうに「ハイ!」と挨拶。まあ~ちゃんと覚えていてくれたのね~とホッとしたのもつかの間、レオンがちょっと不安そうな顔をしながら私の名前を呼びました。
「…ゆんこ」
ゆ、ゆんこ??「じ」が抜けてる!!抜けてるんですけどっ…!!と、言いかけたけど、名前を言えて安堵しているレオンに何も言えず、私は「ゆんこ」ってことに。(ドイツに行けば、どうせユンコ)

夢です(笑)。
でも、私は夢をめったに見ないので、たまに鮮烈な夢をみると、現実にあったような錯覚に陥るのでコワイ。私のことを「Molly」と呼ばなかっただけ進歩してる?

 
先日香港で行われたライブで、四大天王の曲を黎明が歌ったCD
がさっそく出ました!!
ライブ録音ではなくCD用にレコーディングしたもののようです。
レオンが歌うアンディ、学友、アーロンの名曲!!
「感激して、うるうるした」と、アンディファンの知人が言ってくれた
ので、ホッとしています。                 

シェフレシピシリーズ

2007年05月25日 | 美食
秋から私の連載が始まる週刊誌(朝日新聞社)の取材がスタートしました。
日本を代表する高名なシェフが紹介する「おうちごはん」レシピの撮影です。
今週は3日連続で、『アルポルト』の片岡護シェフ、『四川飯店』の陳健一シェフ、『赤坂璃宮』の譚彦明シェフに密着。
ランチとディナーの合間をぬって嵐のようなレストランの厨房に潜入し、彼らの人となりを観察して、料理のプロセス~撮影、そして試食をして来ました。
いや~~~っウマイっす
プロが作る料理って、やっぱりなんて美味しい~んでしょう
こんな料理誰が作れるっちゅ~ねん!!と思わず何度もつぶやいてしまいましたが、レシピ通り作ればできるらしい

譚さんとは、10年ほど前に漫画の取材でお世話になったご縁があり、夫とはもう~かなり懇意なのですが、今回は息子の澤明(サワアキ)さんと初対面。実はこれが一番楽しみだったの私(≧ω≦)//。
先日「ゴチになります」でTVデビューも果たしているので、ご覧になった方も多いと思いますが、森山直太郎と台湾の俳優チャン・チェン(張 震)を混ぜたようなハンサム
銀座店の料理長として腕もセンスも確かそうなので、次世代イケメンシェフとして人気を博すこと間違いなし!!彼が作った「ゲストシェフ」コーナーの料理も冴えていました。
ルックスに似合わず、素朴な印象。有名シェフの息子としてブイブイ育った感はみじんもなく、お父さん譲りの(?)不器用そうで寡黙な人柄が、またかな~りツボでした。
来週もまた超~有名シェフ4人の取材が待っています。


サワアキくん

執事カフェ

2007年05月22日 | 美少年
ついに行ってしまいました「執事カフェ」
20年来のジャニオタ仲間がハマって、通い倒しているのを冷ややかに見ていたんだけど、「予約入ったけど行く?」と誘われ、わざわざは行かないけど、誘われたら行くしかないわね(なぜ?)ということで行って来ました。

テレビで見るかぎり「ちゃんちゃらおかしい」と思っていたし、だいたい池袋の外れの殺風景なヤオイ同人誌専門店の地下・・・という立地条件がもう超~NG。
せっかくならもっと夢見せてくれよ~~!!城とまでは言わないけど、せめて小さな洋館、もしくはフレンチレストランくらいのクオリティが欲しい。
どうせ安普請な空間で安っぽい男が、うそ臭いサービスをしてくれるんだろう~と思っていました。燕尾服萌えなら、社交ダンスの競技会で充分。

入り口は思っていた通りチョイ殺風景。
地下に降りエントランスで待たされている間も、テーマパークのアトラクション入り口にいる気分。
扉が開き、さっそく出迎えてくれた執事は、どこかのホストにいそうなタイプでまあまあハンサム。でも、お世話をしてくれるフットマンが顔も身のこなしも話し方もぜんぜんダメダメ。「あ~あ」とため息つきつつメニューに目を通すと、まず驚いたのは、お茶の種類の多さ!!あとセットメニューも思いのほか充実で、選ぶのに迷うほど。
友人は3段重ねのアフタヌーンティセットを、私はキシュ・ロレーヌとケーキのセットをオーダーして、働いている男の子たちを横目で見ながら(ひとりかわいい子めっけ~~!)、ついでにお客さんも観察しつつお話に花を咲かせました。
やっと来たお茶とケーキとキシュは、目からウロコが落ちるほど美味(マジ)!
女性は欲張りだからね。男性の質はもちろんのこと、雰囲気も良くなくちゃダメだし、美味しくなくてはリピーターにはならない!!これ重要。
そうこうしているうちに、執事たちの交代の時間になり、次に我々のテーブルについてくれたフットマンは、な、なんと店一番の人気者のアート君でした
アート君は、スーパードルフィーそっくりな瞳を持つ金髪のハーフ。(きたのじゅんこさんが描く美少年の面影も)本当にキレイで、所作にも品があり「お帰りなさいませ!」「行ってらっしゃいませ!」という声にハリと色気が…。私チョイメロメロ(笑)。
確かに彼は100%非日常だったわ。Jにもいない、人形とかアニメキャラのような不思議な男の子です。

友人曰く「初回にいきなりアート君がつくなんて、すごい強運!!」らしい。
無欲の勝利かしら?(笑)
ケーキもお茶もすごく美味しかったし、値段もリーズナブル。ヘタな喫茶店でお茶するするよりぜんぜんお得のような気がします。
人気の秘密が少しわかって、私も通ってしまいそうな欲求にかられておりますことよ。
指名できないのが、また切なくていいのかも。勉強になったわ。

週末は、仕事の合間に『パッチギ2』のレイトに行ったり、アラン・デュカスが青山に出した華麗なビストロ『BENOIT(ブノワ)』でランチ。
『パッチギ2』・・・けして嫌いじゃないけど、いろんな要素詰め込みすぎ!そこにカタルシスはなかった。惜しいね。1の出来が良すぎただけかな?


前菜の前のオードゥブル2種
甲殻類をつぶしたスープ「ビスク」(大好物)と
牛肉のタルタル(生肉のたたき)

ロデオボーイⅡ報告

2007年05月16日 | 美容
ロデオボーイⅡがGW中に届き、あれから2週間、毎日揺られています
正直言ってけっこうしんどい(笑)。
ただ乗っているだけ…とはいえ、乗って5分もすると冷えていた体に血が巡り出し、足の先っぽまで暖かくなって、やがて軽く汗ばみはじめるんですけど、15分間のなんと長く感じることか!!(1クール15分で自動的に止まる)
足をかける場所がないので、太ももでぎゅ~っと胴体をはさんでいなければならず、それがキツイ。最初の何日間は、摩擦でお尻とももの内側が痛かったし…、
               酔うし…
酔うから食欲なくなるし(笑)。それで痩せるのかも??と思いましたね。
まだ実感はないけれど、続ければなんか結果が出そうな気がします。

最近は、できればNHKの映像散歩のようなものを見ながら、馬に乗って散歩しているイメージで乗ると、気分が良いことに気がつきました。
草原を駆けるオスカルになった気分で「ギャロップギャロップ」とか言いながら、後ろからアンドレはついて来てるかしら?と振り返りながら~(笑)。
ロデオボーイ用の“馬に乗った目線”映像ビデオがあったらいいのに。いや、Vはすぐに見飽きてしまうので、CSでそんな番組作ってくれないかな?

ただ太ももに筋肉をつけないと、股関節に負担がかかるので若干ヤバイです。
股関節に問題を抱えている私にはハイリスク。乗ってていいのかな~??と疑問を抱きつつ(実際、少し痛む)、でも、だんだん楽しくなって来たので、もうやめられない。
いよいよ、始まる新連載や、描く約束をした漫画の打ち合わせに追われています。
ちょっと前までは体力的に不安があったけど、最近スッキリしているのでやる気もむくむく。
これもロデオ効果でしょうか??


仕事場のテレビ前に設置して、気分転換に乗っていますが、
使っていないときは猫のベッドと化しています
                

ヒョンビン再来日!

2007年05月10日 | ヒョンビン


テレ東でスタートした韓国ドラマ『雪の女王』の宣伝のため、ヒョンビンが昨年の11月末に続き再び来日。記者会見と前夜祭に行って来ました。
彼は、理知的な額とキリリ眉、そして涼しげでイケズな瞳がこよなく美しい俳優なのに、相変わらず鬼太郎のようなウザイ前髪で顔半分を隠し、多くのファンを絶望させました
こんなにも髪型ひとつでファンの心を踏みにじるスターもなかなかいない(日本で言えば、堂本剛さんくらい?)。でも、本人はいたって「気に入っている」らしい風情がまた憎めないところなのですが。
ズバリ!私は、スタイリストが悪いと思っています
韓国のスタイリスト(コーディネイターと呼ぶ)はヘアを担当することもあるうえ、なぜだか日本に比べてものすごく地位が高い(笑)。
スターよりも偉そうにしているスタイリストを、韓国で何度見たことか。
ちょうど所属事務所を変えた頃から、髪型がおかしいことになっているので、かなりキャリアのあるベテランに牛耳られ、自分の意見など挟む余地はないのかも。
唯一の救いはけしてヘンな服を着せないことですが、芸がないほどいつも黒いジャケット。真ん中に光る大きな金色のバックルとパツパツの小さいシャツはいただけませんでした(笑)。(セクシー演出だったのかもしれない)

やれやれ、宣伝に来て、これほどみんなをがっかりさせてどうするよ?
以前、『ブラザーフッド』で来日したときのウォンビンや、先日スマスマに出演した台湾F4の仔仔が残念だったように、どんな男前だって髪型は大切!!

あんなに祈ったのに。
祈りって、通じないんだ・・・

金魚に夢中

2007年05月06日 | ブログ
玄関に置いてあるカメで、ずっと長いことメダカを飼っていましたが、最後の1匹がけなげに寿命をまっとうし、ついにこの春全滅。
こんどは少し華やかな魚を飼いたい~~!!でも、外飼いなので丈夫な魚でなければならない…ということで、琉金を3匹買って来ました。私、金魚初体験です。
実家には子供の頃からず~っと熱帯魚が常にいたんですけど、金魚は初めて。
まだ金魚の心がわからないので、ここ数日は夜も眠れずやつらのことばかり考えています。だって、なんか怯えてるし。外で飼っているので猫に怖い目にあったのか?カラスに襲われやしないか?心配で眠れません。

夫と話し合い、考えあぐねた結果、網で覆うのは無粋なので、ちょうど良い大きさのアクリル板をカメの中ほどに沈め、2重構造にすることを思いつきました。
透明のアクリルなので、上から見てもほとんど存在は見えない。でも、金魚はアクリル板の下にいれば、絶対に襲われることはない。もちろん上層部にも行き来は自由。なんと!素晴らしいアイデアに自画自賛。

それにしても、金魚が3匹いつも寄り添い合っているのが最高にかわいい~。あんなにお互いを信頼し合っている魚を見るのは初めて。エサを食べているとき以外は、常に3匹が体を寄せ合って固まっているの うるうる。
金魚に心奪われている飼い主を敏感に察知したわが家の王子(黒猫ピーさま)が、最近妙に自己主張して来るのにも笑いました。


いつもくっついて回っている、いとかわゆし琉金の皆様 
注:真ん中に浮かんでいるピンク色のはエサです

久々『ラブレー』で、がっつりボリュームのあるフレンチを堪能
   しました。前菜で食べた“かぼちゃとウニのムース
   金華ハムのジュレ”が最高~~に美味しかった!!

中華料理が美味しかった日

2007年05月04日 | 美食
先日、知人の紹介で知り合ったかわいい女の子が、恵比寿のウェスティンホテルに入っている中国料理レストラン『龍天門』に勤めていて、「GW中は香港焼き物フェアをやっているし、お昼の飲茶もワゴンでサービスしていて美味しいですよ~」と言うので、じゃあ一回行ってみるか~~と、軽い気持ちで食べに行って来ました。
行く前から「かなり良いらしい」と評判は聞かされていたけど、いや~~良かった~。かなりレベル高いです。マジで激ウマでした!!!
知り合いの手前とかおべんちゃら抜きで、本当に心から美味しゅうございました。
香港に部屋まで借りて、もう何百回と食べて来た点心だけど、メニューのラインナップにまったく「はずし」がなく、味も完璧に本格的。そこに食材の質の良さが加わるので、さらにレベルがUPしています。
「まったく香港と同じ、いや香港でも最近はこんなに美味しい味にめぐりあえないかも?」いちいちうなりながら堪能。しかもお値段も1品1品はけして高くない。お昼の飲茶はかなりお値打ちです。

ううう~~~む、ホテルにこんな美味しい店があったなんて~~!!
仕事でウェスティンを訪れた際は、たいがい1Fのカフェテリアで1品2,500円くらいするパスタやサンドウィッチを食べていたけど、同じ値段でたらふく飲茶できるなんて!!なんでもっと早く教えてくれなかったの~~??と、地団駄踏みました。
http://www.westin-tokyo.co.jp/restaurant/ryutenmon/index.html
これは楽しい~~嬉しい~~。中華を食べてこんなにも大満足だったのは、白金の都ホテル内『四川』以来。結局中華はホテルがレベル高いってことですか?

実は香港でも同じ。
ホテルレストランに頼るのはイヤだなぁ~と思いつつも(だって安易でつまらないじゃない?)、庶民的な店は味に限界があるし、良かった店がいきなり悪くなっていることも多いし、街場のレストランでも美味しいところは目が飛び出るほど高い。良い店でも、金とコネがないと美味しいものにありつけないことが多いのが中華。
それなら「洗練」度の高い安定した味のホテルレストランでいいじゃん?・・・と思うこと多いです
ペニンシュラの『麒麟閣』やアイランド・シャングリラの『夏宮』は、やっぱりいつ食べても美味しい。(あ、香港を代表する美食の有名店=ハイアット・リージェンシーの『凱悦軒』だけは、美味しいと思ったこと一度もない

韓国では韓国人から「あんな高いところで何で食べるの?」と言われながらも、やっぱりシーラホテルの韓国レストランが好きでした。(なぜかなくなってしまって、今そこは日本料理店(>_<)・・・)最近は韓国もバカ高くて、特に江南地区のレストランなんか日本より高~い。ホテルが高価!なんてもはや言えない状況です。
シンガポールでも、ラッフルズの中の広東料理はそうとう良かった。

ホテルレストランに背を向け、街場を彷徨っているうちに、どんどんレベルUPして行ったホテルの逆襲にあった気分です(但し中華に限る)。
それにしても、最近ブログネタが「美食」ばかりだな~(反省)。


携帯写真はダメですね。唯一↑の腸粉のタレだけ、
濃すぎ&甘すぎで若干日本味でした。(美味しかったけどね)

新丸ビル

2007年05月02日 | 美食
昔から懇意にしている『オーグードゥジュール』のオーナー・ギャルソン岡部さんの記念すべき5軒目の店が、今をときめく新名所“新丸ビル”のレストラン街5Fにオープンしたので、さっそく食べに行って来ました~
こんどのレストランの名前は『ヌーヴェルエール』新しい風。
以前『オーグードゥジュール』でパティシエをやっていた宮崎さんがシェフになり、若々しい斬新な料理で楽しませていただきました。
オフィスビルのレストラン…ということで、いつもとぜんぜん客層が違うことに面食らっていらっしゃったけど、物見遊山が落ち着けば、貪欲な丸の内のOLたちがこぞってやって来ますよ!!だって、美味しいもん。お値段の付け方もてごろ。コースなんかすごくお得な気がします。
なんと言っても特筆すべきは、デセール
元パティシエシェフだけあって、本当にデセールの数も内容も充実していて、途中に出て来た“お口直しのプチトマトのマリネ”も最後に出て来る“プティフール”も、何もかもほんとう~~に美味しかった。
「あのデザートを食べたい」がために通う!レストランになりそう。

あともうひとつのスペシャルは、景色の美しさです。
目の前がど~~~んっと東京駅で、夜ライトアップされたあの赤レンガの色が、テーブルを通して、お皿を通して目に入って来る、その優雅さったら、いわゆる高層ビルの夜景なんかゴミにも等しいね。
今年中に東京駅も大改装が始まるので、その前に足しげく行かなくちゃ。
http://www.augoutdujour-group.com/au/index.html

新丸ビルの、パッサージュをイメージしたショッピング街はなかなかオトナなテイストで、ちょいと大資本系ブランドをはずした感じがオシャレでした。ヒルズ系のようにデザイン重視ですごく買い物がし辛いという感じでもなく。一見アンティークなリネンを使ったシャツ屋さんとか、帽子屋さんとか、アロマ専門店とか、本当にパリのパッサージュにこそっとありそうな店が並んでいて、あえてそういう「こだわり」のブティックを誘致したのかな?
銀座には試写会でよく行くので、しばらく帰りがけの遊び場になりそう。


↑テーブルから望む美しい東京駅

これは、カニとマスカルポーネをあえた前菜