ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

京都~神戸③男闘呼組ラストツアー

2023年07月20日 | 旅行

活動休止から29年ぶりに、昨年(2022年)突然1年間の期限付きで再結成し、日本中のファンを驚愕させた男闘呼組

昨年の秋から年末にかけて東京でライブを開催し、今年春の有明ガーデンシアターを皮切りに29年前に行けなかったホール(コンサートが決まっていたのにキャンセルになった場所)すべてを回る!!ラストツアーを開始したのでした。

8月の解散まで、全国を全力で回っている彼らをできる限り追いかけてはいるのですが、今年はEXOの5年ぶりのカムバもあるので、遠出は京都&神戸にとどめました。ちなみに今回同行した友人は、ほぼ全ステです

GWまでは100%男闘呼組のライブだったのに、地方公演から突然~2部(アンコール)が、彼らの新しいバンド「Rockon Social Club」のコーナーになってしまい、男闘呼組ファンとしては「えッ?」って感じでちょっとザワついたのですが、

「うるせ~んだよ!!俺たち4人がいれば男闘呼組なんだよ!!」という高橋和也の一声で、「はい」おっしゃる通りですとみんな黙りました(笑)。

昔の曲を聴くチャンスが減るのは残念なんですけど、Rockonの新曲もすごく良いし、アルバムのすべてがまぎれもない男闘呼組サウンドだったので良しとしましょう。

でも最初はRockonで男闘呼組の曲をカバーする!って言ってたから「ああ~その手があったか」と大喜びしていたんですけど、なんか知らんけど大人の事情でそれもかなわなくなりそう(らしい…?)ので、じゃあやっぱり男闘呼組の曲は聞き納めかもしれない

Rockonはこれからずっと応援して行くからさぁ~お願いだから武道館だけは全曲男闘呼組でやってくれ~!!もしくは、バイバイ男闘呼組→からのRockonへ…のアプローチなら演出として許す。←エラソー

久しぶりに昔うちのスタッフだったヒロミちゃんとも合流。←ヒロミもオトコグマー!!

30年以上前、京都会館に男闘呼組を一緒に見に行った時、前から3列目正面ど真ん中席の私が、椅子の上に乗って熱狂していたら警備員に頭をバッコ~~ンと張り倒された話とか、持って行った傘が押し寄せる女子たちに踏みつぶされ大破した話とかで盛り上がりました

当時の男闘呼組は無法地帯だったとはいえ、最近のジャニーズファンはおとなしくなったよねぇ~。しみじみ。

終演後はなるべく祇園方面には行かないようにして「フォーチュン・ガーデン」で打ち上げ。

食べ物も美味しいけど、私は建物の雰囲気だけでここが大好き

2年前に行ったときはガラガラだったのに、今回は外人さんの団体客もいて大賑わいでした。

アラカルトでいろいろ頼んでシェアして食べたので、何がなんだか覚えていなけど

メニューに載ってない「卵のグラタン」がおススメだと言われて頼んでみたら、ちょ~美味しかった!!

ここのバスク風チーズケーキが絶品なんですけど、「こっちもおススメですよ!」と言われて頼んだケーキがなんだったか、まったく思い出せないのはなぜだろう!?

翌日は神戸へ

この日は旧居留地のオリエンタルホテルに泊まりました。

ところどころにあるリビングコーナーの色合いがめっちゃ好み

ちょっとシノワズリでもある

お部屋の色合いや照明もシノワズリですね~!!

でもソファーはなぜかゼブラ柄

Rockonのテーマ・モチーフが豹&ゼブラ柄なので、なんかバッチリシンクロしてしまった

実は、神戸公演は夜しか頼んでいなかったんですけど、友達がせっかくなら昼も見たい!と言うので、チケットが公式に放出されるのを待ちました。

前日からずっとチケットサイトを見ていてもなかなか出ない。

「ムリかなぁ~?」と、半ばあきらめムードでいたところ、京都から新神戸までの移動中、新幹線の中で突然2枚出たのをすかざずGET この瞬間、サイトを見てなかったら秒で逃していたと思うのですごいラッキー

会場の受付でチケットを受け取るまではどこの席かわからないので、ずっと立ち見覚悟でペッタンコ靴を履いて行ったんですが、、、

な、なんと!!

受け取ったチケットの座席は、2階最前列のど真ん中

つまり、、、これは関係者席です。

ぎりぎりまで温存しておいたけど、誰も来ないので開演2時間前に売りに出したと思われます。

私たちは昔からのよしみで岡本健一さまから直々にチケットを取ってもらっているのですが、予約していた夜公演の席(岡本君に取ってもらった席)は、、、まったく寸分の狂いもなくドンピシャ昼の部の放出席と同じでビックリー

こんな偶然ってあるの?

「この席は私たちのためにキープされてたんだねぇ~」なんて冗談を言いながら、でもこれはやっぱり運命としか思えなかった(笑)。

 

この日は男闘呼組としてやる関西最後のライブ。

冒頭から前日の京都よりめちゃくちゃ元気で(美味しい神戸牛を食べたから?…)、飛ばすし面白いし、もう~超のりのりで最高でした

でも最後は昭ちゃんの思い出話にやっぱり泣かされて、メンバーも泣いちゃって、自分もまわりも嗚咽をもらしながら大号泣。

『ロックよ静かに流れよ』のパロディ小芝居は見られなかったけど、ああ~来て本当に良かったぁ~と思える大満足のライブでした。

終演後は南京町に繰り出す予定でしたが、神戸国際会館のビルに「維新號」が入っていたのでそこでさくっと食べました。

これは前菜の盛り合わせ。

青菜の炒め物。

友達が北京ダックとフカヒレの姿煮が食べたいと言うのでオーダーしました。

ソースのコラーゲンがすご過ぎて、唇がねとねと

香港で食べる最高級品とは比べられないけど、廉価版のフカヒレ専門店よりは臭みがなくて

シメの五目中華そばは、とても好きな味でした。

とびきりの洗練とか、今っぽさはまったくないけど、老舗のどっしりとしたクラシカルな味付けはけして嫌いじゃなかった。褒めてます(笑)。

翌朝の朝食は最上階17階のレストランへ

そこから海が見えました

またもや時間ぎりぎりに入ったので店内はガラガラ。

でも朝からスパークリングワインを2杯も飲んでしまいました

ビュッフェスタイルなので、あわただしく、、、。

でも、ぬかりなく最後にカレーと中華がゆもしっかり食べましたよ~。両方ともすごく美味しかったので、また滞在することがあったらゆっくり食べたい

 

チェックアウト後、友人と別れて私は大阪へ。

楊さちこ先生推薦の神社を2か所詣でて来ました

大阪駅まで戻り、リムジンバスで伊丹空港へ

伊丹でまた鱧天うどんを食べちゃった~(笑)。本当に夏の関西は鱧づくし。

ああ~楽しかった~

一生の思い出に残る濃厚な3泊4日でした


京都~神戸ツアー②ザ・ホテル青龍

2023年07月19日 | 旅行

ホテルにチェックインして早々、ゲストラウンジに入り浸る私たち

まったく観光する気がないので、目的の時間までまったりとお酒を飲んでいました。

一緒に行った友が「一休.com」のダイアモンドステータスなので、お部屋のミニバーもすべて飲み放題という夢のようなオプション付き。

ラウンジの入口を入るとすぐに「鉾」の飾りが、、、。

四条通りは近寄らなかったので、実物の鉾は一個も見なかったから、この置き物で祇園祭を味わいました

一保堂の高級抹茶も飲み放題って、そんなに飲まないけど。

まだ祇園祭本番前で宿泊客が少なかったのか、ほとんど人がいません。

夕刻のラウンジは貸し切り状態~

何もかも、足りないものがない感じ。すごく充実しています

ワインも泡も、みんな美味しい~~

夕飯(料亭『光安』)が入るか心配しつつ、小腹がすいたのでオードブルを少しつまみました。

1日目は、テラスで朝ごはん

ラストオーダーぎりぎりに行ったので、またもやほぼ貸し切り

雨で湿度は高かったけど過ごしやすかった。

京都が東京より涼しいなんてビックリ

まずは「お目覚めの一品」。2品だけど(笑)。

カボチャの冷製スープと甲殻類のフラン。

とても美味しくて、チビチビ食べられるのが良いような気もしますが、ちょっとスプーンが小さすぎませんか

サラダ、フルーツ、ヨーグルトとガスパチョのセット。

器は、昔ここが小学校だったことにちなんで、ビーカーをモチーフにしているそうです。

メインディッシュは7種類の中から選ぶのですが、本日は「京の朝鍋」にしました。

旬の食材をお出汁の鍋でしゃぶしゃぶして食べるのですが、前日までは鯛だったのに、この日から鱧に変わったそうです。

お出汁の味もばっちり

やっぱり夏の京都と言ったら、鱧三昧っしょ!!

義母の命日が夏だったので、法事で食べた京料理は鱧しか覚えてないほどいつもいつも鱧で、贅沢にも「他のものが食べたい」と思っていましたが、やっぱり鱧でいいや(笑)。

生麩が京都っぽい

最後にお豆腐とこの出汁をご飯にかけて食べました。お行儀が悪くてすみません

前日の『光安』の鱧と比べたら、少し身が硬い気がしましたけど、ホテルの朝食で鱧鍋が食べられるなんて嬉しすぎる~

80年前からずっと、ここにたたずんでいると思われるポスト。

昔の建物は凝ってていいなぁ~

東京も空襲がなければ、こんな校舎がたくさんあったんでしょうね?

階段は学校の面影がありました。

在りし日の校舎が写真で見られるヒストリカルコーナー。

八坂の塔をバックに記念撮影してもらいました。

自分で抹茶を立てました(お点前体験)。

いつも京都で抹茶を飲むたびに「家でも飲もう!」と思うのに、帰ると忘れる

レセプション入口。

レセプション。

この階段は昔のまま?

傾斜地なので、今自分が何階にいるのかわからなくなります。

校庭が芝生と池になっていて、そこからさまざまなカエルの鳴き声が聞こえました

ミニバーに入っていた京都の地ビールと宝酒造のクラフト酎ハイが美味しかったなぁ~

ラウンジで飲んでレストランで飲んで、ミニバーで飲んで朝シャンまでして、一日中飲んでました

普段はどこに行くのも車で飲めないから、ここぞとばかりに

二日目の朝は、日が照っていたので朝食は室内で。

優雅に朝からバイオリンの生演奏つき

元・講堂だった空間をレストランにした「restaurant library the hotel seiryu」。

本当に図書館みたい。

本日の「お目覚めの一品」は、ジュンサイのジュレとオクラの生ハム巻き。

フルーツ、ヨーグルト、トマトの冷製スープ。今日はサラダがビーカー入りじゃなかった!!

飲み物は朝シャン(朝からシャンパン)にしてもらいましたけど、いつもならすぐ顔が真っ赤になるのに、なぜか今回はいくら飲んでもぜんぜん顔に出ないし酔っぱらわないので、調子に乗っています。暑いからかな?

二日目のメインはホテルのオリジナルメニュー「しば漬け入りリゾット 卵かけご飯風  そぼろ味噌風味」にしました。

友達は「京の和定食」。

京都では珍しい赤だし?

朝食のメニュー。

全部食べたい

ホテルの敷地から一歩外に出ると、維新の道と産寧坂が合流した細い坂道で、そこはもう観光客だらけ。

周囲はお土産屋とレンタルきもの屋だらけ。これでもガラガラですよ!とタクシーの運転手さんは言ってたけど、すごい喧騒でした。

もう少し人が少なかったらお散歩したかったけど、この中を歩く気にはならず、目的地までの移動はすべてタクシーにしたので外観を撮り損ねた

清らかな静寂に包まれたホテルの中は、居心地の良い異次元ワールドのよう。

ホスピタリティも申し分なく

欲を言えば、小さくてもいいからプールがあったらもっと最高だったかなぁ~


京都~神戸ツアー①光安

2023年07月18日 | 旅行

昨年29年ぶりに活動を再開して、今年8月についに正式解散する男闘呼組を追っかけて、京都~神戸に行って来ました

当時から熱狂的な男闘呼組ファンの友達と共に。

お互い飛行機(私はJALで友はANAのマイレージ)でそれぞれ羽田から伊丹空港に行き、リムジンバスで京都に向かったのですが、私は空港で香港から帰省中の楊さちこ先生と旦那様のロンちゃんと今進めている企画の打ち合わせをしました

今回の宿は、一度泊まりたかった東山・清水の『ザ・ホテル青龍』!!

昭和初期に建てられた小学校をリノベしたホテルは、かけがえのない素晴らしい空間でした。

お部屋からは-八坂の塔-が見えました。

この暑い時期に観光したい場所はないので、チェックインしても夕飯の時間までず~っとホテルのラウンジでスパークリングワインを飲みながらまったり

夜は料亭『光安』さんで久しぶりに京料理を堪能しました

明治に建てられた典型的な町家を改装したこの料亭は、玄関からすべての部屋の間取りが夫の実家とまったく同じで、ああ~本当に京町屋はみんな同じなんだな~と。6年前、織屋を継いだお義兄さんが亡くなり、もう実家は売ってしまったのでとても感慨深く

坪庭の裏の建物にオーナーご夫婦はお住いだそうです。夫の家はそこが織屋(西陣)の工場でした。

ここは、玄関を入ってすぐ左の道路に面したお部屋。

真ん中の部屋を厨房に改装してあり、そこを挟んで向こう側のお部屋にもう一組。

1日2組限定という贅沢な料亭でした

一皿めはジュンサイと枝豆の葛仕立て。蓮の葉の上に水滴をイメージした美しい驚きの一品。

湯引きした鱧と出汁のジュレ。

鱧が肉厚で柔らくて最高に美味しい~~!!

以前、鏡リュウジさんのお母さまから送っていただいた鱧が、今まで食べた中で一番 だと思っていたけど、これはそれに匹敵するお味でした。

添えられた薬味の葉がとても個性的で美味しかったので、名前を教えてもらったのに忘れた

一杯だけビールを飲んで、その後は冷酒を二人で一合ずつ。

雲丹のお刺身に花畑のように穂紫蘇を散らした、これも涼しげなジュレ仕立てですが、最初は葛でこれはゼラチン。

夏野菜の盛り合わせ。トマトの味が濃くてすごく美味しかった。

雲丹と蟹の椀。

芽ネギと生姜が夏っぽくて、とにかくなにもかもおいちい

お料理に合わせてチョイスしてもらった2合目の冷酒。

この中から好きな猪口を選びます。

器はほとんどアンティークでしたが、この片口は作家さんの作品だそうです。

すごくステキ

稚鮎~~!!

頭から丸ッと、旨いです~~!!

とろとろの蕎麦がきが入った白味噌仕立ての汁。

蕎麦がきは子供の頃から私のおやつ(ソウルフード)なんですが、自分で作るときは固くボソボソに練り上げるのに、こんなに滑らかなトロトロの蕎麦がきもあるんだ~!!と目からウロコ

一ヵ月ほど前に自分で買った蕎麦粉は、真っ白な更科系だったので「蕎麦がきには合わない!!」と思い込んでいたけど、こんな風に滑らかにして汁物にすればいいんだ~~

アワビの椀。

青柚子のピールと出汁が合わさった味が旨すぎる~~

〆は、琵琶湖の天然うなぎと枝豆の炊き込みご飯

アンティークのどんぶり

あまりにもお腹がいっぱいなので、これだけいただいて、残りはおむすびにしてもらって翌朝ホテルで食べました。

香の物。

デザートは冷やし小豆。

もう一つは一瞬「ひやしあめ」かと思ったら、ほうじ茶でした

 

友達がずっと昔から懇意にしているお店で、今回誘われて行ったのですが、建物、雰囲気、しつらえ、器、照明、お料理、何もかもが最高に素晴らしかったですよ~~

 


韓国に行って来た(EXO編)

2023年04月17日 | 旅行

昨年、突如 EXO という沼に落ちました

役者としてド・ギョンス(D.O)にハマったのがきっかけでしたが、ちょっとくらい歌も聞いてみようかな?と、サブスクでEXOの過去のアルバムを聞いているうちに、気が付くと現在買えるすべてのCDとDVDを買っていました

まずはデビュー曲の「MAMA」で腰が抜けた。そして「ウルロン」「Wolf」・・・と、かなり癖ツヨで中毒性のある楽曲のオンパレードに、もはや脳が洗脳され・・・逃れられない。

超絶歌うまグループなうえ、化粧で作りこむ必要がないそれぞれ個性の違う「オール美男子」!!

ボーイズ・グループには国宝級の美形が必ず1人はいますけど、よく見るとちょっとおブスも何人かいるものなんです。それが悪いと言っているわけではなく、ジャニーズでもわかるようにグループはクラスの縮図なので、いろんな顔やキャラがいていいんです。

でも韓国ではみん~な整形や化粧で同じ顔にしちゃう。だから(好きじゃないと)顔が覚えられない。

EXOは、整形をしていない!化粧をしない!無駄なアクセサリーを付けない!!楽だからという理由で、アイドルにあるまじき坊主頭もいる(それがド・ギョンス)。

もちろん曲のコンセプトに合わせて化粧をすることもあるし、お肌のメンテやアイプチくらいはしてるかもしれないけど、あんたら天下のEXOなんだから少しくらいかまいなさいよ!!と言いたくなるほど、みごとなまでに飾らない自然体の男の子たちなのでした!!

過去をさかのぼると、2012年にデビューして最初の1年目は新人賞。その後2013年度~2017年度までの5年間は『ソウル・ミュージック・アワード』の大賞を連続で4回、『M-netアワード』は5回受賞し続け、4年連続ミリオンセラー。当時はこの記録を超えるグループはもう絶対に出ない!と言われ、2018年の平昌オリンピックの閉会式で国を代表して歌ったのはEXOでした。

そして今年の2月にメインボーカルの一人が兵役を終え戻って来て、4年ぶりに完全体として復活!!さっそくソウルと日本でファンミーティングが開催されたので駆けつけたというわけです。

実に5年ぶりのファンミ

みんな5年も待っていたのに、私は半年で会えてゴ~メ~ン(ベッキョン風)。

これは2012年度・新人賞を取った時の「MAMA」のスタートポーズ

さあ~生ギョンスに会いに行くわよ。

オリンピック公園駅を降りて、KSPOドームまでの道のりは大阪城ホールと似ていました。

地下鉄の中はファンらしき人がぜんぜんいなくて、大丈夫か?と心配してたのですが、会場周辺は大盛り上がりで、思わずニコニコが止まりませんでした。

昔は少女だったファンたちが、10年後キャリアを積んでキレイなお姉さまになった・・・という感じ。子供ばかりで浮きまくったらどうしよう??と思っていたけど大丈夫そうです(きっと)。マスクしてるし。

久しぶりに全員集合

ソウルオリンピックの時に使われたKSPOドーム。デザインがかっこいいね。

等身大?のパネルで記念撮影ができる!!

ギョンスの隣に立てばよかった(笑)。←身長確認のため。

開演2時間前。

EXO先輩を愛してやまないお姉さま方が「いざ!完全体!!」と、全国~全世界から集結しております。

ACE会員(韓国の有料FC)になるのが遅くて良席はゲットならず。席は3階でしたけどめっちゃ見やすい~!!

横浜アリーナより少し小さい?この規模の空間はすごく良いです

この日のドレスコードはオレンジ色だったらしく、会場中がオレンジ色の娘さんでいっぱいでした。

始まると同時に、周囲の韓国人ファンは一斉にみんな泣いて、叫ぶし、笑うし、歌うし、、、大騒ぎ。あまりのやかましさに耳がキーンとなったのは何十年ぶりだろう?

昔はジャニーズのコンサートも阿鼻叫喚でしたけど、なぜか年々おとなしくなって、このコロナ禍で日本人は騒ぐことを忘れてしまったのではないか?と思うほど静かなので、とても新鮮でした。友達同士席がバラバラなのか?おひとり様なのか?外国の方も多くいて、だけどみんな一丸となっていく空間はさすが。

近くに生ギョンス来たーー

しかし、なぜ君はねずみ色のセーターを着るの?

4月8日はEXOのデビュー日

デビュー11年目の記念すべき日にメンバー全員と一緒に同じ空間で「センイル チュッカ ハンミダ~」を歌えたことは、良き思い出になりました

あと、カイの生「Rover」とギョンスのヨボヨボ「Rover」ダンスも見られた~

一人ずつ紙に印刷された名簿で名前とパスポートを照らし合わせるアナログさにびっくりした~。外国人だけだと思うけど。

チェックが済むとこのテープを腕に装着します。書いてある大きな文字は「本人確認完了!」(笑)。SATは土曜日。

日本語版にするとこんな感じ(笑)。これがずっと手首に巻かれている(かなりデカい)。

翌、日曜日は全世界に向けてオンライン配信があるので、昼便で帰って夕方から生ライブを配信で見るという完璧な計画を練っていたのに、フライト遅延でかなわず。トホホ。

また一週間後。

所沢のベルーナドーム(西武球場)で日本のファンミが開催され、2days 行って来ました。

ドームだけどほぼ屋外

4月とはいえ雨が降ると凍えるほどで、メンバーも「寒い!寒い!」を連発。

「山の中で、みんなとキャンプしている気分です」という発言に、EXOをキャンプ気分にしてあげられるのは、世界中でベルーナドームだけ!!と、誰もが突っ込んだはず(笑)。

しかも、言っておくけどその山は「トトロの森」なんだよ

1日目の記念写真。

寒いので急遽セーターを着たもよう。

もう~トークもくだらないゲームも何もかもが面白くて面白くて、一生分笑いました。

今年はカムバックして、新しいアルバムもリリースして、コンサートもやるよ!!絶対に今年中にまた来るからね

って約束したのに、突然入隊命令が下されメンバーのカイが兵役に行ってしまいました

言い渡されて、たった10日足らずで。

こんなことってあるの??

帝王EXOの復活を阻む、悪の組織の陰謀じゃないの??・・・と、誰もが思いましたよね?

末っ子のセフンも残っているので、次に完全復活するのは早くても2年後

なんという切なさでしょう

本当の戦場に行くわけではないので命の心配はないけど、とにかく会うことはかなわない。

BTSも、NCTも、みんな同じ。


韓国に行って来た(グルメ編)!

2023年04月10日 | 旅行

久しぶりに韓国ソウルに行って来ました。2泊3日の強行スケジュール。

18年ぶりだと思っていたら12年ぶりだった

2011年の夏に済州島に行こうとしたら台風が直撃して、せっかくリゾートホテルでのんびりするつもりがソウルで足止めを食らったことをすっかり忘れておりました。

目的は完全体となって戻って来たEXOの5年ぶりのファンミなんですけど、同行者なし現地に友達も(今は)なし!という一人旅で困るのは食事そこで今回はミシュランガイドを片手に、ビブグルマンの麺を極めよう~と計画を立てたのでした

宿泊は慣れている江南(COEXのある三成〈サムソン〉)にしたので、江南界隈はミシュランの掲載店が一番多く、どこでも行き放題~~かと思いきや、Googleマップで見ると近そうなので歩き出すと微妙に遠くて、普段1日の平均歩数800歩の私が18,000歩も歩く羽目に

まずは、超~~正統派の平壌冷麺が食べたくて、写真を見て一番ぐっと来た店を選びました

しかしそこは、すぐ近くまではタクシーで行ったものの、運転手さんに「あそこの道を入ったとこだから!」と言われて大通りで降ろされ、車が入れないめっちゃ狭いビルとビルの隙間のような路地の奥の雑居ビルの中のまた奥、、、という、旅行者が自力で到達するのはほぼ無理な店でした

もちろん私も迷いまくって、最後は地元の人に聞いてわざわざ案内してもらわなかったら一生たどり着くことはなかったでしょう(笑)。

でも、這う這うの体で店に着いた時はまだ2時半だったのに、昼の部は3時までだから!と門前払いをくらいました。くっそ~迷わなかったら食べられたのに!!

仕方がなく、近所に他に店はないかGoogleマップとミシュランを照らし合わせながら悩んでいると、よさげな冷麺屋を発見!!

スタバで少し休憩してからマップを頼りに歩き出したものの、やっぱりいくら歩いてもたどり着けない。完全に距離感覚がマヒしていことに気づいた頃に携帯の充電が切れそうになったので、とりあえずいったんホテルに戻って仕切り直しすることにしました。

日本在住韓国人の友達から教えてもらった「おこげ粥の定食屋」に行こうか、やっぱり冷麺(ムルネンミョン)をリベンジするかを悩んだ末、せっかく場所が分かったので先ほど行った店にもう一度行くことにしました。

ふふっもう迷うことなくたどり着いたわよ

本当は店に入る前に外の券売機で食券を買わないといけないんだけど、よくわかんないから買わずに中に入って写真を指さして「これが食べたい(イゴ モゴシポヨ~!)」と言ったら、ネ~ネ~と席に案内され、なぜか会計は帰りでOK

コレこれ!!甘辛酸っぱいスープじゃなくて、かぎりなく水のように薄い牛スープの冷麺が食べたかった

でもあまりにも味が薄いので「何か入れるの?」と聞いたら、テーブルに置いてある自家製の梨の酢を少しと、とき芥子をほんの少しだけ入れて食べなはれと言われたのでそうしてみたら、まあ~~~美味しい!!この酢がフルーティで最高に美味しかった

この梨酢、ぜひ売ってください

途中で頼んでないマンドゥが出て来たんですけど、これはどうやら昼の部で門前払いしたお詫びらしい

しかもお会計の時に一筆書いた名刺を渡され「もしまたあなたがこの店に来ることがあれば、この名刺を提示してくれればマンドゥをサービスします」と言ってくれました

髪も束ねて(夜はまだ寒いので→)服も変えたのに、しかもマスクしてたのに、ちゃんと店の人は覚えててくれたんですね。小さくて特にキレイでもない路地のさらに奥の店なのに、有名人のサインがわんさか貼ってあったので、隠れた名店だったようです

翌日はコンククス(豆乳うどん)を食べに漢江を渡って景福宮へ。

写真は地下鉄「景福宮駅」。

ここに来たのはいったい何十年ぶりだろう??

土曜日だったので観光客がいっぱい。しかもみんな楽しそうにコスプレしてるー

日本だったらコスプレをするのは若い子なのに、普通におばさんやおばあさんがウキウキ韓服着てるのが微笑ましい。なぜ、おばあさんたちもコスプレ認定なのかというと、リアル韓服じゃないのは一目瞭然だからです(笑)。あと髪型も、みんな朝鮮時代の貴族の髪型にしてるから。

時代劇でおなじみの笠子帽をかぶった男装した若い女の子もいて、すごく可愛かった

景福宮のすぐ横手にあるククス屋へ、開店時間を目指して行ったらすでに20名ほど並んでいてビックリ

とりあえず開店と同時に一回転目にぎりぎり入れたので良かったデス

店の入り口では、店員さん総動員?でマンドゥ(餃子)を包んでいました。

麺だけでは物足りなかったので、ジョンを頼みました。一人では食べきれない量

コンククスが食べたかったのに、なぜかこの日は「オプソヨ~(ない!)」と言われ、仕方なく温かい肉うどんを頼みました

化学調味料や甘みなど余計な味がまったくしない、めっちゃシンプルな豚肉だけで取った塩味のスープと手打ちの細麺は美味しかったけど、洗練とは程遠い味

白菜の甘酢漬けと浅漬けのキムチは食べ放題。すっごく美味しかったのでジョンを頼まなければキムチをおかわりしたかった。

テーブルにあったこの青唐辛子のヤンニョムが美味しくてまたまた「これ売ってくれ~!」と心の中で叫びました。

立地のせいか観光客で大賑わいでしたけど、味的には普通にデパートのレストラン街でもっと美味しいククスが食べられる気がしました。でもコンククスを食べにリベンジでもう一回行ってもいいかな~?

麺を極める!!と言ってもさすがにご飯が食べたくなって、夕飯はプルコギを食べよう~と匂いにつられて(ファンミ会場の近くで)適当に店に入ったら、お肉は「二人前からなんです~」と申し訳なさそうに言われ、昼にジョンを食べなければ二人前くらい食べたのに!!さすがに無理。お一人ならビビン麺はいかがですか?と勧められ、結局3食麺を食べることになりました。

たくさんゴマがかかった甘酸っぱい醤油ベースのタレは味が濃いめで、ミシュランに載っている店がいかに特殊(シンプルな味)か、、、ということがよくわかりました。どちらが美味しいか、というのは微妙なトコです。

ホテルに戻る途中のCOEXモールの地下街でウシク発見。

メンズ服の店内はウシクだらけ

そのすぐ近くの店にはパク・ソジュンもいました。

COEXモールの中にある話題の図書館。

どうやって上の方の本を取るんだろう??

ゆっくり本が読める椅子や勉強ができる机がいっぱいあって、時間があったらのんびりしたかったなぁ。

夜、小腹が空いた時用にコンビニで買っておいたヌルンジ(おこげ)菓子。

塩味の揚げ煎餅かと思いきや甘かったので、これは「おこげに水あめを付けて食べる」イメージかと。

珍しいテンペ(発酵した大豆)のチップス。

これまた薄口の微妙な味。でもポリポリ食べていると病みつきになりそう。

翌日は空港でテンジャンチゲの定食を食べました。

特になんてことはないけど、普通にすべてが美味しかった

JALの機内食は行きも帰りもDEAN&DELUCAのサンドイッチ。中身は行きがチキンで帰りは牛肉でした

ソウルのような近距離便の場合、機内食不要の人はあらかじめネットで申告できるようになっていました。フードロスがなくなる良いシステムですね!!

ソウルで食べられなかったプルコギを、帰国後家で食べまちた~


マヌルネコとビアトリクス・ポター資料館

2021年07月10日 | 旅行

長丁場の仕事が一段落したので、いつも手伝ってくれている漫画家仲間と打ち上げを兼ねたプチ慰安旅行に行って来ました

まずは埼玉県小川町の有名店『女郎うなぎ』でランチ。本当は寄居町の『京亭』で解禁した天然鮎コースを食べたかったんだけど、満席でした。残念!!この季節は平日でも満席になるんだ!とびっくり

創業150年くらい? 建物も当時のままなのか、年季の入り方がハンパない。

お江戸の女郎さんから伝授されたという味は、私が大好きな日本橋『いづもや』のタレに似ていました。甘くなくて生醤油っぽい。伝統的な江戸前のうなぎの味付けはかなり甘目のものも多いのですが、私はかぎりなく甘くないのが好み

そして身も格別にホクホクふわふわで、皮も薄く柔らかく、味はかなり良かったです

入り口を入って中ほどに、池があって、

鰻がたくさんいました

天井も建具も凝った造りですが、とにかく古~~い。

この奥の個室に案内されました。アド街ック天国で紹介されて以来、平日でもふらりと行って入れる店ではなくなったみたいです

これは駐車場から見たお店の建物(側面)。

小川町から車で20分ほどのところにある「埼玉県こども動物自然公園」へ。

レッサーパンダをかたどったトピアリーに若芽が生えて、きも可愛かった

さて、どうしてここにやって来たかというと、目的はマヌルネコを見るためでした

でもこの時間は展示部屋の岩場にはおらず、マヌルネコさんたちは休憩中

仕方なく寝床の方に行ってみましたが、どこか穴倉で寝ているようで姿かたちは1ミリも見ることができません

寒いところに住む動物なので、冷房によりガラスは結露で曇っていて、外に出ていたとしてもほとんど見えなかったかも

コロナのせいだったのか??

ここは家から車で30分くらいなので、寒くなったらまた見に行くからね!!

絶滅危惧種だそうです

マヌルネコはこんな子

鼻の周りにカワウソがいるのがポイント。

牛舎でジャージー牛とふれあう

かわいい

だたひたすら穴を掘り続けるミーアキャット。

無心に掘っていますが、そんなに進まない(笑)。

この動物園でマヌルネコの次にツボだったのがヤブイヌ。やぶの中をただひたずらぐるぐる駆け回っていました。

動きが早すぎて実物は撮影できず

普通に楽しく生活しているプレーリードッグさんたち。

シロフクロウ。

ペンギンはサ-ビス精神満点

近づいてきて愛想をふりまきます

近くで見て気が付いたことは、ペンギンは鳥肌だった あたりまえか。

外にいる子も近づいてくる

ギンガオサイチョウ。くちばしの上がサイの角みたいだからサイチョウ。

ペットショップを抜け出し、千葉で1年ほど飛び回っていたのと同じミナミジサイチョウがたくさんいました。

目がほぼ恐竜。別の子は、食べるでもなくずっとクチバシに死んだヒヨコをぶら下げていて、なかなかワイルド

森の中にたたずむ恐竜コーナー。

頭のてっぺんにカラスが得意げにずっと止まっていました。

写真で見るとなかなか風情がありますね

長雨でコケが生えていますが、、、。

森が広大過ぎて半分くらいの動物は見られずじまい。クォッカは見たかったけどそこまでたどり着けなかった。

というか、動物園に行った気がしない

というか、動物を見せる気があるのか、疑問(笑)。

こどもの城入口。

なぜか園内に、大東文化大学のビアトリクス・ポター資料館がありました。知らなかった。

建物は湖水地方にあるポターの家を再現したもの。

館内は撮影禁止でしたが、唯一撮影できたのが、絵本の世界を再現したお庭。

ピーター

寺島令子姉さんとてらかわよっちゃんと

園内を走り回っているのに、なかなか乗れる停留場がないコバトン号

マヌルネコには会えませんでしたが、グッズはたくさん買えた。うれしい


Go To大阪~神戸&ビリー・エリオット

2020年11月02日 | 旅行

この週末は、見ていないあと二人のビリーをどうしても見ておきたくて大阪まで行って来ました

午後にのんびり大阪入りし、一人でソワレ=川口調くんバージョンを見て、梅田の地下グルメ街で軽く関西お出汁の美味しいお茶漬けをさらっと食べてホテルに直帰。翌朝は早めに佐藤よし子先生と待ち合わせして軽くブランチ。そしていよいよ(私の中の)オーラス中村海琉くんのビリーを一緒に鑑賞しました。

ついに4名のビリーコンプリートきゃーっ

バレエの上手な渡部君はビリーのイメージより幼く(来年だったらちょうど良かったかも)、利田くんはビリーのイメージとバレエのテクニック的には最高だけど歌がイマイチ。川口くんは歌も踊りも演技もすべてバランスが良いがビリーのイメージよりマイケルの方が似合う印象(丸顔だからか?)。中村くんはバレエのテクニックのみ4人の中ではちょっと劣るけど(他のダンスやタップは問題なし)、特に演技と歌がすごく上手で、ルックスも含め総評としては一番ビリーとして見応えがあったと私は思いました

やっぱり彼らとは一期一会なので、全員見られて本当に良かった

この日はカーテンコールの撮影が許されました。前回はビリー全員が集合したり、ちょっとトークがあったりしましたが、今回はなし。コロナで公演が開催しただけでも奇跡的なので多くを望んではいけませんね

梅田芸術劇場。

左から川口調くん、利田太一くん、中村海琉くん、渡部出日寿くん。

河合慈杏くんのマイケルもかなり上手くなっていました。全体的に東京より熟れてすごく良くなってた。やっぱり早い時期に見ない方がイイということを痛感写真はオフィシャルのTwitterから拝借したもの。

終演後、夕食の予約まで時間があったので、元大阪の迎賓館だったザ・オリエンタルガーデン大阪によし子先生とお茶をしに行きましたが、ティータイム営業はしていなかったので、お庭を散策させてもらいました。

森のような庭園の中にはお茶室が

夜もきっとステキでしょうね。

大阪駅から5分の都心にあるとは思えない大木の森。

人工の小川も流れています。

お茶室の中。

ここの池には金色の鯉だけがいました。他の池には赤だけとか色分けされていてキレイ。

建物は完ぺきなアールデコ。夜はトーチが焚かれるのね

今宵は、ミシュランの三ツ星に輝く日本料理店『太庵』へ

写真NGに気が付かず、1枚だけ撮ってしまいました

率直な感想としては大阪の日本料理を食べるのは初めてで、京料理とはまったく違うので戸惑いました。もちろんとても美味しいのですが、大阪料理の基準がわからないので何とも言えない。大阪と京都ってこんなに違うのか??とビックリ。京料理が繊細で華やかなイメージだとしたら、太庵の料理は茶色くて地味で骨太な感じ。京都に比べて味付けは濃かった。

帰宅して夫(バリバリのイケズな京都人)に話をしたら「大阪は商人の町だから質実剛健!」”はんなり”とは縁のないお料理なのが当たり前なんだそうです。でも椀物に大きな松茸がゴロゴロ入っていたのは嬉しかった。最後の栗ご飯も大変美味しゅうございました。

翌朝はよし子先生と芦屋で待ち合わせして、近辺の美味しいシャリュキトリやお菓子屋&パン屋さんをわ~~~っ!!っと駆け足で巡って、その後大阪・淀屋橋に戻り先生が大好きな『プレスキル』でランチ。

アミューズブーシュは「ひとくちの口福」。蝶の飾りはアンチョビソースを食紅でピンクに色付けして模ったもの。

紅ズワイガニとキャビアの庭園。ピンクに色付けした大根で囲まれたお花畑

キノコとシャテーニュ フォアグラのブイヨン

鱈のブイヤベース風。

鴨胸肉のロティと茄子のコンフィ ブラックベリーのジュ。

店内の様子。こちらのオーナーは日本最古のワイナリー「まるき葡萄酒」だそうです。日本最古のワイナリーはシャトー神谷だと思ってた。3年ほどまるきの方が早いようです(笑)!!

とても状態の良いフロマージュがたくさんあるというので、ワインは飲んでなかったけど少しいただくことに。

これほど多種類のワゴンサービスは最近見かけなくなったので、コーフンしました

ウオッシュタイプのエポワスと、羊乳のプティ・アグール(もしくはテット・ド・モワンヌ?)。フリルのように花びら状にカットすると、濃厚で甘くまろやかなねっとり感が口の中でほろほろと溶けて行きます

デセールはジャスミンティーのブリュレと色々楽しめるサツマイモ。秋っぽい

しつらえが楽しいプティフールの時間。本物の葉巻を管理するケースに、まずは花々に囲まれガラスのボトルに入ったギモーヴ(フランスのマシュマロ)が鎮座。

それを一段外すと中には6種のプティフールが美しく並んでしました

ギモーヴはこんな風にカットします

お腹いっぱいだけど、一応全種類いただきました。すべて食後に食べるのにはちょうどいい軽さと甘さで、食べきれないかと思ったけど、ペロリでした。大変美味しかったです。ご馳走様でした。

この後、よし子先生に伊丹空港まで車で送ってもらい帰宅。お忙しい中、2日間まるまるつきあっていただき心から感謝感謝です。

そして翌朝食。よし子先生オススメの店の手作りバター最高

目玉焼きがブサイクですみません芦屋のメツゲライ クスダの生ソーセージ。2種類を半分ずつ。すごいぎっしりとした肉を食べてる印象のあまりにも本格的なソーセージに「これは朝ごはんにするにはもったいない!」と、残りを夫がサルシッチャにする!と張り切っていました

鴨のフォアグラのテリーヌとハムや生ハム、パテ類がお試しでいろいろ入っているメツゲライセット。コルニッションもオリーブもすべてなにもかも素晴らしく美味しかったです!!

芦屋の洋菓子店『ダニエル』で人気のカヌレもお土産に買いました。しっとりとして本当に美味しい。

他にも、前にいただいたタカの塩サブレ-秋バージョン-とか焼き菓子をたくさん買ったので早くアシちゃんに入ってもらわなくちゃ~。食べきれないよ~


久々の台北④

2019年12月21日 | 旅行

さぁ~今回のメインイベント!3日目の夜は『MUME』でディナーです

ミシュラン台北の1ツ星。アジアベスト50の7位。シェフはコペンハーゲンにある世界一のレストランとして名高い『noma』出身で現在台湾トップのレストランです

お料理はヨーロピアン&アジアン・フュージョンだそうですが、私の印象は完璧なフレンチ!しかも今は失われた昔食べて本当に「美味しかった」と感激した頃のフランス料理とアジアの融合でした

厚手のトレース紙に印刷されたコースメニュー。

前はアラカルトのみだったのですが、2019年4月から4~5皿のコース(約1万円)と8~10皿のコース(約1・5万円)の2種のコースのみになったそうです

少ない方で充分だよ!と森井ユカちゃんが言うので、4~5皿のコースにしました。まあ足りなかったらまたこの後小吃を食べに行けばいいか~!!

テーブルに引き出しがあって、そこからカトラリーを引っ張り出して好きに使っていい設え。

サービス係が毎回カトラリーを置く手間が省けるのはGoodだけど、座ったままだどちょっと出しにくいと感じるのは私が太っているせいですか??

蟹と桂花のバニラクリーム和え。

これこれ!!ず~っと何十年も食べたかった味。ちょっとキャラメルのような味がする、究極に私の好きな味

一皿目から万歳三唱

二皿目はイカとレタスの黒ニンニク和えにカラスミをふりかけたもの

外はサクサク中はむっちりの自家製パンと、牛肉風味のバター

味は普通の無塩バターだけど、鼻から抜ける香りが超~牛肉!!という不思議。

和牛のタルタル。卵黄と大根、いろいろなリーフと混ぜ合わせます

お煎餅のようなサクサクなガレットに乗せていただきました。

ちょっと量が多いので、この皿は二人でシェア。

ミルクフィッシュ(サバヒーという日本人が知らないアジアの大衆魚)という魚のポワレと甘いスナップエンドウ&香菜。ソースはまたまたたっぷりのバター味

もう~大好き。バターと少しのクリームでめっちゃ濃厚かと思いきや、食べ進むとオリーブ油の香りも参入。

とにかく「同じ味がずっと続かない」複雑さが素晴らしい

ロブスターと筍。トマトは存在がどこにもなかったので、たぶん餡かけソースになってる?

炭火で炙った野菜の香りが、香草とか調味料とか薬味の役割をしていてすさまじく美味しい

今までと比べるとこれはアジアンテイストでした。

アワビと鴨のリゾット。トッピングは素揚げした香菜

またまた濃厚なバター味。でも使い方が繊細でけしてしつこくない。量もちょうどいいのかも。

レイチェル・クーはいつも言っています「バターはすべてのものを美味しくする!」←激しく同意

メインディッシュは、牛タンと椎茸のソテー

上に乗っている一見長芋のようなものは、ホワイトアスパラのスライスですって

それに出汁をかけます。

ぎゃああああ~~何ということでしょう

本当に上質な酸味のあるコンソメスープでした。

グアバとドラゴンフルーツのグラニテ。

久々に完璧に正しい「お口直しのグラニテ」を食べた気がする

パイナップルとマンゴーの上に液体窒素で凍らせたココナッツアイスがふりかけてあるデセール。

泡や液体窒素系が出て来ると、さすがに「ああ~」となるのは、もう古い感じがするのと、たぶんこれが一番美味しい食べさせ方じゃない!からなんじゃなかろうか

ワインのペアリングコースがあると聞いていたのですが、言葉が通じず(?)グラスの赤と白を1杯ずついただきました

そして最後に珈琲

いやあ~もうお腹いっぱいだぁ~。誰が足りなかったら小吃行く~って言ったよ??(オレだよ)

少ない方のコースで充分過ぎるほど充分。そして最近食べた中では最も美味しいレストランであったと断言いたします

店内はとってもカジュアル。メートルさんたちもカジュアル。

お皿は日本の波佐見焼でした。

気軽で安いしかも美味しい。忘れてしまいましたが、一皿ごとに隠れた驚きが散りばめられていて大感動

森井さんが誘ってくれて&予約を入れてくれたんだけど(大感謝)、MUMEは一ヶ月前から予約可能なので、旅行者にとっては予約を入れやすいのが良いですね

MUMEから歩いて5分ほどのところに、Logy(ロジー)(コンテンポラリー・アジア料理)がありました。

ここは『フロリレージュ』の川手シェフが出した台北店。

ちょうど1年前、一緒に香港(スターシェフと行く恒例の香港ツアー)に行った際、「もうすぐ台北に店ができるんだ~」と話していて、川手さんはみんなと一緒に日本には帰国せず、台湾に飛んで行きました。その店が開店して1年でミシュラン一つ星を獲得してた

ここは60日前から予約可能。今回は満席でした。次回行く時は早めに予約しなくちゃ~!!

怪しい雰囲気の夜のホテル(パレ・デ・シン)に帰って来た

ここで朝食を食べるらしい。

フロント。

翌朝、またまた森井ユカちゃんに連れられて、オススメの内臓料理を食べに行きました

ホテルからは歩いて5~6分のところ。

向かって右側は刻んだ太めの春雨が入ったスープ。こちらの鍋であらゆる内臓をがんがん茹でているので、とんこつスープのような味で大変美味しかったです

左側はお粥。干しエビや香辛料などが入っていて、右のよりいろんな味が付いていました。これも捨てがたく美味しかったけど、内臓の旨みがふんだんに出ている春雨の方を食べなくてどうする!?という気がしました

何がなんだかわからない部位をススメられるままに、どんどん刻んでもらいました

すべて臭みは皆無 すごく新鮮でおいしい

たっぷりの生姜と甘辛いタレがかかった内臓とスープを交互に食べます。スープに投入しても可

「よくこの店みつけたよね~!!っていうか、入ったね!!」と言ったら、森井さん曰はく「この前を通るたびに気になって気になって」うろうろしていたんだそうです。そしたら見かねた店の人から声をかけられて入るに至ったんだとか

この日は店にいた常連さんらしき二人連れのおじいさんから「これが美味しいよ」なんて話しかけられたんだけど、「あんたたちは何人?」なんて聞かれた流れで、突然「我々は中国人じゃない!台湾人なんだよ」と言われました。こっちからは何にも聞いてないのに

今香港で起きていることを、我がことのように受け止めてるんだろうな~と痛感しました

内臓屋さんの前で森井さんとはお別れして、空港へ

行きは街中に近い松山空港でしたが、帰りは新しくなった桃園空港へ。新設されたエアポートMRTで30分。特急は15分おきに出ているのに超~満員で、1本待ってなんとか座れましたけど思っていたほど快適じゃなかった。スカイライナーや成田エクスプレスのように指定にして欲しい。

空港で大好きな牛肉麺を(まだ食うか?!)食べまちた

牛肉もスープもど真ん中の好みの味。スープはすべて飲み干したいほど好き

茶室のような図書館のような待合所。

各ゲートにはなぜか少数民族の展示が。

 

これで台北レポは終わりです。ああ~面白かった

森井ユカちゃんのおかげでディープなものをたくさん食べられて本当に実り多い旅でした

1月に森井ユカ著『月イチ 台北 どローカル日記』が出版されます。「台北東京半々暮らし」をもっと知りたい方は、この本を読んでね~


久々の台北③

2019年12月20日 | 旅行

台北2日目の朝

一回くらいホテルで食べてみようと思い、最上階のエグゼクティブフロア専用のル・サロンに行きました。

のんびりし過ぎたため、朝食はあと5分です!と言われたけど、まあせっかくだからここでゆっくりお茶したいので了承。

陶器でできたシリアル瓶がステキ

ワインも飲み放題でしたが、顔が真っ赤になると朝から見苦しいので断念

もう最後のひとりでした

5分の間に食べるものを一気に取って来た。

マナー的にはNGですが仕方ないっす。料理を取って来れるのは5分間だから(笑)。

チーズが美味しかったぁ~~

食べ終わった後、ソファに移り小一時間のんびりしました

こんどはもっと早く行こう

森井ユカちゃんと合流して、お昼は酸菜鍋を食べに行きました

これは中国の東北料理

暑い台湾では、鍋が食べられるのは冬季だけの店も多いのだとか。

ここは料理研究家(お名前忘れました)の方がオススメしていた店。

スープの中に酸っぱいキャベツがたくさん入っているので、煮込めば煮込むほど酸っぱさ炸裂。

たくさんの薬味を合わせ自分で好みの味のタレを作ります。

私は甘味なしの酸っぱ辛い薬味たっぷり醤油ベースのタレを作りました。

手前、緑色の自家製韮菜が美味しい~

ニンニク、胡麻、生姜、醤油、黒酢、韮菜、辣醤、ネギ、そして必ず入れなくてはならないのが、隠し味の腐乳。

周りの人が食べていたので、パン替わりに注文したネギ餅

東北名物「老虎菜」は外せない。

台湾のせいか、全体的に辛さは控えめ。味もマイルドでとても食べやすいです

中山界隈の新しいスポット赤峰街へ。

古い町並みを今風にリノベしてブティックやカフェにしたエリア

天井が低く、店も狭いので全体的に日本的なサイズ感。

こんな風に昔のままの食べ物屋さんも健在です。

あらゆる店で、香港を応援していました

香港への思いをメッセージにして貼り付けています。

香港加油(がんばれ)

森井さんが「もう~ここは本当にステキ」だと言っていた書店の入り口。

この細い扉がステキ過ぎる

店内は本屋とカフェが融合

選りすぐったジャンルの本と、とびきりステキな装丁の本が多く、ずっと眺めていられる。

小さいけどこだわりをヒシヒシ感じて、そのパワーを受けとめなければ!と思いました。

またここがスゴイ!!中山駅の地下街がず~っと書店なのだ

本屋がどんどん少なくなっている日本と比べると、素晴らし過ぎる

香港の市民運動の本もたくさん出ていました

香港から亡命してきた銅鑼湾書店の店長さんの本(写真集)を買いました。

いろんな味のたい焼き。いつか食べてみよう

 

つづく


久々の台北②

2019年12月19日 | 旅行

「阜杭豆漿」で遅めの朝食を取り、台北駅界隈をリサーチした後、早朝便で台北入りした森井ユカちゃんと合流

さっそくMollyオススメの小吃店のはしご。遅めのランチ→おやつ→夕食→夜食と食べまくります

最初に連れて行ってもらったのが台南料理。

甘い醤油で煮た肉や茸をすりつぶした糯米でふたをして蒸した食べ物

これに薄めたみたらし団子のような蜜を少しかけて、生姜と辛い薬味を混ぜながら食べる。

糯米が白いので、一瞬牛乳プリンのよう

肉団子&魚のすり身スープと一緒に。

この後、ユカデザイン台北支局へ

昔、一緒に借りていた香港・上環の環境を思い出す下町。上環の家はここまで路地裏ではなかったけど

イイ感じの入り口

でも中はリフォームしてこんなにモダンでオサレです

けっこう立派な玄関ドア。

これまた上環の家を思い出す、広いベランダ。

でも建築基準違反だとかで、来年このベランダが撤去されるらしい

撤去と言われても

これはどんな顛末になるか見届けないと引っ越せないね。ふふっ。

黒板があるのが、ユカデザインの特徴

麻布十番のご自宅にもこんな黒板がありましたね

意外にも台湾は(たぶん高地の方で)リンゴがたくさん採れるらしく、台湾製のシードルが多数製造されているんだそうです。

リンゴの種類の違いかフランス産のような酸っぱい感じはなく、味は100%ただの甘いリンゴジュース。

でもビールと同じくらいのアルコール度数だから、油断してゴクゴク飲むと大変危険です

事務所から歩いてすぐの夜市へ

長蛇の列ができている人気店も多く、何もかも美味しそう

ここが森井さん超~オススメ!!芋餅&芋丸店。

なんと昨年ミシュランのビブグルマン(安くて美味しい店)に選ばれたんだって

ビブグルマンの威力か、すごい行列でした

目の前でどんどん丸めて揚げて行きます。

揚げたてだから美味しい~

塩漬け卵黄入りとプレーンを1個ずつ試食。

どちらもすごく美味しかったけど、どちらかと言うと私はプレーンの方が好き。

森井さんはこれが好き過ぎて、ず~っと食べていられるそうです

「100個くらい食べたい」と言っていました

ガチョウの頭はどうやって食べるんだろう??

くちばしは~~

でっかいエリンギを焼いている店も何軒かありました

長蛇の列ができる店とそうでない店の差を知りたい。

イカとかタコの串焼き。

小粒な金柑のようなレモンがすごく良い香り

お粥や麺(写真は春雨ですね)の入ったスープに、いろんな内臓の部位を目の前で切って乗せて食べさせる店も多く、新鮮で本当に美味しそう。これは香港では見かけないかも。

台湾は内臓天国ですね

すべての小吃がだいたい1杯150円くらいという安さです

ここも森井さんオススメの鶏肉飯屋さん

混んでたのでテイクアウトすることにしました

事務所に戻っていただきました

清炒の青菜がすごく美味しかった

これを食べた後、ウーバーで車を呼んでレオン・ライのコンサートへ

コンサート終了後、またまたモツ煮を食べに移動

スープの中に入っているのは大麦。

白モツは本当にうっとりするほど美味しかった

でもこの手のスープ料理全体に言えるのですが、中に入っている穀物がず~っと煮込まれているためふちゃふちゃなのだけなんとかならんかな??(穀類は基本アルデンテが好き)

これまた甘いタレがかかっていて、久々に五香粉の香りたっぷりの粽(ちまき)

初めて台湾に行った頃は、何を食べてもけっこうこの香辛料が入っていたので、五香粉があまり好きじゃない私にとって台湾はそのイメージがこびりついていました。

だから正直言って「台湾が美味しい」とはあまり思ったことなかったんですが、今回は何を食べても美味しい。特に屋台料理が昔より抜群に美味しくなっている気がします。

良い雰囲気です

夜の11時を回っているのに子供連れも多く、皆さんすごい勢いで食べていました

子供が夜中の夜市で遊んでたりご飯食べていたりする風景は、まったく変わってなかった

 

つづく