ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

夏至の花冠

2023年06月21日 | ヨーロッパ

ムーミンバレーパークの『夏至祭』のプログラム。

ザリガニパーティーに続き、花冠を作るワークショップに参加して来ました

一番手前のパープル系が、私の作った花冠です

私は手先が死ぬほど不器用なので、始めの10cmくらいは何度も挫折しかかりましたが、だんだんコツがわかって来たら楽しくなって来ました 

もう一個作ったら、きっともっと完成度は上がる・・・はず

二種類の作家さんの出店があり、向かって左側は本物そっくりの造花で作るタイプ。右側が今回私が参加したドライフラワーを使うタイプの作家さんのブースでした。

友人夫妻と一緒に完成した花冠をかぶって記念撮影

春の訪れを祝い、メイポールの周りをぐるぐる踊ります。生演奏がさらに北欧気分を盛り上げてくれるんですけど、踊る気満々で行ったにも関わらず、あまりの暑さにカフェへ直行

灼熱は北欧じゃな~い

盆踊り気分で一般参加もOK。花冠はマストアイテムね!!

何かを願ったり祝ったりする時に人が踊るのは、人類共通の根源的なヨロコビなんですかね?

無性に踊りたかったけど、暑さに負けた。残念。


スウェーデン式ザリガニパーティー

2023年06月11日 | ヨーロッパ

地元・飯能のムーミン・バレーパーク(メッツァ・ビレッジ)で開催中の夏至祭のイベント『ザリガニ・パーティー』に参加して来ました!!

運よく雨は上がり、薄曇りの中快適な温度での開催。むしろかんかん照りでなくて良かったです

北欧の人にとって、夏至はクリスマスと同じくらい重要な行事のひとつで、1年で一番日の長い夏至をお祝いする週末は、一日中ザリガニを食べながら乾杯ソングの「ヘーランゴ~♪」を歌って、酒を一気飲みしてべろべろに酔っ払うんだそうです。

すべてがスウェーデンカラーで可愛い

夏至祭のシンボル「メイポール」はオーランド式

オーランドとはスウェーデンの中間に位置する島で、そこをテーマにしたミッドサマー・フェスティバルなんだって。

記念撮影はここで!と言われていたのに、撮影し忘れた~

このカヌーにも乗れますよ!!

スナフキンの釣り場が見えます。

上にかかっているワイヤーは「飛行おに」になって飛ぶアトラクション用。

水辺にポピーがたくさん咲いていました

カヌーの船着き場がパーティー会場でした。

カヌーに乗ったことがないので、このウッドデッキに足を踏み入れるのは初めて。

お花の生け方もセンスがいい

LiLiCoさんプロデュース!

スウェーデンカラーの紙ナプキンと、三角帽、ザリガニの絵の紙皿、そしてエプロンはすべてLiLiCoさんが自らスウェーデンから買い付けて来たものなんだそうです。

夏至祭にまつわる話と、ザリガニ・パーティーのしきたりをレクチャーしてくれたのは、スウェーデン人の落語家・三遊亭好青年さん。

ザリガニの食べ方もイラストで丁寧に説明されていますが、この通りに身は出てきません

この厚紙がエプロン

前菜はノルディックプレート(ニシン3種(トマト・ディルオニオン・マスタード)盛りと茹でたじゃがいも。ひたすら素朴です

生ハムクリームチーズ・ザリガニのディル和えが乗ったスモーブロー風バケット2種。←写真撮り忘れた

トマトスープ←写真撮り忘れた!!

そして乾杯はテーレンペリ蒸留所の「SAVU」というウィスキーを一気飲み。

さあ~いよいよメインディッシュのザリガニ登場~(パチパチパチ)

これは阿寒湖で養殖されているザリガニで、~スウェーデンから輸送された冷凍ザリガニではなく~、生を茹でているのでとっても美味しかったです。

食べるところは少ないけど、臭みがまったくないのでワタまでチューチュー吸ってもぜんぜんOK

姿かたちも、IKEAのザリガニよりオレンジ色で、爪も大きく身が詰まっている感じ。

デザートに乗っているクッキーもザリガニの形でした

飯能で生まれ育ち、ずっと地元を離れていたのですが、昨年夫婦で引っ越して来た(出戻って来た)香織さんと

お約束のとんがり帽子をかぶっています。自分の顔がまん丸過ぎて恐ろしいです

スタッフさんの花冠とザリガニ眼鏡を拝借して記念撮影させてもらいました

せっかく夏至祭なので白いワンピースを着て白いサボを履いて行きましたが、素材が麻だったのでしわしわ←残念

あと、やっぱり夏至祭と言ったら花冠がなくちゃね~~!!

「これは売ってないんですか~~?」と聞いたら、ワークショップに参加すれば作ってかぶれるとのこと。

さっそく次週の予約を入れました!!

ドライフラワーとブリザードフラワーを編み込むので保存が可能。壁に飾ってリースにもなるので楽しみです。

食事をしながら「ヘ~ランゴ~♪」の歌をみんなで歌って、「小さいカエルの歌」を歌いながらダンスをしました

歌って踊るのってなんでこんなに楽しいんだろう?

来週、花冠のワークショップのついでに、メイポールの周りで開催される「ミッドサマーダンス」も踊って来ます(笑)。

コップに残ったワインを持って、湖に面した芝生に座って3時間くらい酔いを醒ましながらおしゃべりをしていたら、曇り空だったのに顔と腕が真っ赤に日焼けしてしまい、ひたすら後悔中

6月の紫外線を侮っていました。

ヤバイです~

でもいいや、シミなんか気にしない。

めっちゃ楽しかったから

6月の宮沢湖が、新緑と鳥の鳴き声が美しくて最高だってことにも気づけて良かった

フィンランドの夏至のかがり火-コッコ-の準備が始まりました。

5時から燃やしても周囲はまだ明るいのに~!と思ったけど、北欧は白夜だからこれでいいのか

ドリンクはハイボール、ジンジャ―ハイボール、コークハイボール、レモンサワー、ウーロンハイ、梅酒、赤ワイン、白ワインすべて飲み放題!!もちろんその他ソフトドリンクも。

加えて乾杯で飲んだフィンランド初の蒸留所で作られたシングル・モルトウィスキーがスッキリと上品な味で大変美味しかったです~!!

近年評価の高い台湾のKAVALANとは対照的な味。

なんでフィンランドでは今までウィスキーを作ってこなかったかと言うと、ロシア統治時代に禁止されていたからなんだそうです。

ロシアのウォッカを飲め!ということなの??


今ドキのパリ

2014年01月08日 | ヨーロッパ

今、話題になっているサン・ラザール駅に新しくできたレストラン
『ラザール』にも行って来ました。ここも本をいっぱい出している
ような有名シェフの(ホテル・ブリストルの三ツ星レストランのシェ
フが新しく出した)店ですが、駅のレストランなので、ファミレスの
ような気軽さ。
真ん中に飲み物をサービスするカウンターがあって、そこには立
ち飲み(立って飲むと安い)でコーヒーやワインだけ飲みに来る
客もいっぱいいました。


パンは、バケットが袋ごとぼ~んと置かれます。これも今の流行!!
食べ残したら持って帰って良い…という、実に合理的
隣には、コーヒーを立ち飲みに来た、近所のOLが立ってました。
気が散る(笑)。


ランチコースを頼みましたが、メインとデザートのみの構成。
スターター(オードブル)はなし
私が食べた鱈のムニエルは珍しくボリューム満点でしたが、量は少
な目が今ドキのパリなのでした。がっつり食べられるフランス料理
にお目にかかることは、パリではもうないのか??


デザートは、デカかった。
キャセロールいっぱいのクレーム・カラメル(プリン)は嬉しかった


パリから帰って来ました(^^ゞ

2014年01月06日 | ヨーロッパ
フランス滞在中、毎日ブログをUPするぞ~!!と、意気込んで
ノートPCをかついで行ったものの、結局中途半端に挫折
マメな人がうらやましいです
ツイッターも始めたものの、まったくつぶやかないので、フォロア
ーもぜんぜん増えません(笑)。

いや~しかし、パリでは新しい風をキャッチしまくりました。
昨年に引き続き、今の主流はカフェスタイルのカジュアルなレスト
ラン!
予約もなしにふらりと入って(もちろん混んでいたら並ぶのが当た
り前!)、メインを1皿だけ食べて、デザートもコーヒーも飲まずに
出て行くのもぜんぜんOK
マナーもへったくれもない雑な扱い。でもシェフは名のある人だっ
たりして、値段もけして安くはない…。それがパリのイマドキなカッ
コイイレストランの姿なのでした。



ここは、いつも行列ができているデ・プレの人気ビストロが隣に出
した“立ち食い食堂”。
上からぶら下がっているのがメニュー。写真入りです。


空いてるカウンターを見つけたら、そこで目の前にいるギャルソ
ンに、飲み物や食べ物を頼んで行くのだけど、タパスのような小
さい一品が多い中、唯一ボリューミーだったのがこの牛肉のカルパッ
チョ。美味かったです



パリにおります②

2013年12月23日 | ヨーロッパ
自炊生活は、まず着いて早々スーパーで、水やジュース、バターに
卵など、当面料理に必要なものを買い出し。
翌日は日曜日だったので、バスティーユのマルシェに生鮮食品を買
い出しに行きました。




毎度、魚介の威勢の良さにはコーフンします
今回も、白身魚、貝やイカやラングスティーヌ、を買ってブイヤベ
ースにします~~


キノコも力強くて美味しい
ジロールとかモリーユ、トリュフもリーズナブルな値段で出ています。


花も、こんな風に豪快に積み上げて売っております

パリにおります①

2013年12月22日 | ヨーロッパ
 
今回も、昨年と同じデプレにあるアパートを借りて自炊生活をして
おります。
海外のアパートレンタルサイトの、何千件とある物件の中から選び
ぬき、立地と値段と雰囲気の好みがばっちり合致したこのお部屋…、
なんと!オーナーが日本人という奇跡
パリの食材の美味しさに感動した昨年末が忘れられず、再び来て
しまいました


到着した日の夜は、さくっとモンパルナスまでガレットを食べに行
って終了

Paris追記 James Tissot2

2013年01月11日 | ヨーロッパ

ジェームス・ティソの絵で、実は一番好きなのはこの少女の絵
後期ヴィクトリアンは、ストライプとかチェック多様でとてもかわいい

あ、ティソはフランス人ですが、1871年パリコミューンで戦いイギリスに亡命。
しばらく英国暮らしをしていたためか?なんとなくヴィクトリアンの香りがします

Paris追記 James Tissot

2013年01月10日 | ヨーロッパ

今回オルセーの『印象派とモード展』で、ジェームス・ティソ(James Tissot)
の絵を(もちろん原画!)これまた思いがけずたくさん見られたことは大
収穫でした

このマロニエの絵も!思っていたよりはるかに大きい絵でビックリ。


この白と黄色のドレスは、同じものを着せた絵が他にもありました。
わざわざ同じドレスを着せたのか、同じモデルがたまたま同じ服を着て
いただけなのか?は不明。


ティソは、19世紀後期の風俗を描く「挿絵画家」のような印象でしたが、
いやいや立派な立派な油絵でした
画集も海外から取り寄せ、ヒストリカルを描くうえでよく参考にしている
のですが、布の素材感やレース&フリルを描かせたら右に出るものが
いないくらい素晴らしいです。もっと評価されてもいいのになぁ


Paris追記 新オルセー

2013年01月09日 | ヨーロッパ


昨年、壁の色を変えるなどして、印象派の絵がさらに活きる改装をした
オルセー美術館。私も約20年ぶりに行って来ました。
前に行ったときは、オルセー自体ができたてでピカピカでした

ここ数年感じるのは、パリやローマ(実は京都も)など世界的観光地が
とにかくすごい人にいつもまみれてる…!こと。
昔(20年ほど前)に比べて観光客が増えている…ということは、あき
らかに海外旅行に行ける人が増えたということですよね?まあ、中国人
だけでもすごい数だと思いますが。
貧富の差はあるとはいえ、海外に遊びに行ける人が確実に増えているこ
とは、平和な証拠できっと良いことなんでしょう。

でも、大きい美術館などは特に入るのが大変で、苦労します。
オルセーの行列もすさまじいものがありました。

幸い観測史上初!と言われるほどの暖冬で、ぜんぜん寒くなかったため、
並ぶのは辛くはなかったですが、絶対空いてるハズ!と読んで行った
17時でさえ、1時間半待ち

でも、ここがヨーロッパの良いところなんですが、入るのに時間はかか
るけど、中に入ればガラガラ。名画をゆっくり見られるんです
なんで入るのに時間がかかるかというと、入場制限をしているからなん
ですね。

日本の展覧会のように、入るのは簡単だけど、中が芋洗い状態で、何も
見えない…より、私はずっと良いと思います。

ただ、年末に始まったばかりの『L'impressionnisme et la mode 印象
派とモード展』(オルセー内の特別展)は、珍しくごった返していました。
印象派の絵画をモードという視点で再考する…という試みで、絵に描か
れているモデルが着ているのと同じ、もしくは似たドレス(当時のもの)
がたくさん展示されていて、知らずに行ったのに、思いがけず大変良い
ものが見られて超~ラッキーでした



ヴィクトル・ユゴー

2013年01月03日 | ヨーロッパ

レ・ミゼラブルに感動した私は、ヴィクトル・ユゴーの住んでいた家
にバビュ~ンと行って来ました
ヴォージュ広場のバスティーユ寄りの角にある、なかなかの豪邸。


奥さんの趣味だったらしい、磁器を飾ったオリエンタル嗜好な部屋。
すごくステキだったはずなのに、写真で見るとちょっとグロい??


ユゴーがちょうど立ったまま執筆できるように作られた机。
ちなみに、私はこの机でもの書きをするのはぜんぜん無理
ユゴーはけっこう大きい人だったのでしょうか?
机の上には、インクのシミが付いていました。

階段の踊場にかけられていた絵。
どう見ても、ガブローシュとバリケードだよね?