ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

今頃、スミマセン(^^ゞ

2009年06月29日 | 亜州明星
資料を取り寄せるのに便利そうだったので、TSUTAYA DISCASの宅配DVDレンタルを利用しはじめました。
月8本まで借りられるコースにしたため、なんとなく見損ねていた映画や、字幕なしで見たきりになっていた昔の香港映画などを、思いつくまま次々と借りているのですが、王家衛の『2046』を今頃初めて見ました

なんつーか、私は王家衛が大好きだけど、大嫌いなのですよ
『いますぐ抱きしめたい』とか『恋する惑星』『天使の涙(堕落天使)』はものすごく好き。でも、『楽園の瑕』『ブエノスアイレス』『花様年華』は本当に大嫌い。←語れば長いですが、単純に面白くない上まどろっこしくてイライラする。あと話が破綻しているから。
『2046』は『花様年華』の続編だというし、誰に聞いても「う~~ん!?」と首を傾げるだけで明快な感想を聞けないし、もうこりゃダメだろうと、長い間勝手に思い込んでいたわけです。「見る価値なし」と。

ところが『2046』………めっちゃ良かった(笑)!!
これは『花様年華』ではなく、完璧に『欲望の翼』の続編ですね
たしかに、様式美は『花様年華』を引きずっていますが、キャラが違う。

公開から19年も経って、ようやく『欲望の翼』のラストシーンで脳天ぐるぐるになったあの衝撃が帳消しになり、すべてがクリアになって許せました。
やっと『欲望の翼』が「好き」と心置きなく言える。

目玉であるはずの木村拓哉氏が、この話に出て来る意味があまりない気がしましたが、タイで撮った象に乗るシーンとかが、いったいどこに使われる予定だったのか?気になるところです。
7年ほど前、プライベートで来日したミッシェル・リー姉妹をSMAPコンにご案内し、楽屋で木村君に会わせるアテンドをした際に、もっと詳しく内容のことを聞いておけば良かった…。
このときは、まだ映画が完成していなくて(撮影が中断中)、木村くんは監督に対する不信感が炸裂している最中で、ミッシェルと監督の話で盛り上がっていたことを思い出しました。ちなみにミッシェル・リーは『天使の涙』の主演女優です


いつもながら、選曲が最高
速攻でサントラと映画のDVDも買ってしまった。
フェイ・ウォンが可愛いよ~

おともだち週間

2009年06月26日 | 美食
ここんとこ、毎日のように友人と美会食三昧

元アシのヒロミちゃんが京都から遊びに来たので、秋川牛を食べに秋川渓谷までドライブ。帰りに瀬音の湯に寄って、足湯をしながら森林浴などして積もる話に興じました。
念願の秋川牛は、霜降りでたしかに美味しかったですが、わざわざここまで食べに行かなければならない理由はないかな~という感じ!?食材としては良いけれど、料理としてはぜんぜん洗練されていなかった。
都心にはもっと美味しいものがいくらでもあるからね~。

舞台『女信長』を鏡リュウジ王子に招待していただき見に行って来ました。
天下統一を成し遂げた織田信長は、実は女であった…という、岡村俊一さん演出のいつもながら激しく荒唐無稽な時代劇。
黒木メイサちゃんの凛々しい信長が目当てでしたが、鬼畜な浅井長政を演じた河合龍之介くんの貫禄と色気に釘付け 『いつかの君へ』のときは、もっと華奢な少年だったはず(?)なのに、知らない間になんとたくましくなって~!!!

終演後は、聖歌隊の頃から可愛がっているモデルで歌手のSpiくんと(メジャーデビューに向ける熱い想いを聞いて欲しいというので)合流してカリフォルニア料理を食べに行きました。
ここの豪州産赤身ステーキが絶品で、最近は霜降りより赤身が美味しいと感じる自分を再確認。

クレイアーティストの森井ユカちゃんと麻布十番の「レザンファン・テリーブル」でお食事。
ここは、愛してやまなかった「CLUB NYX」の系列レストラン。いつもは1階で気軽にクレープなどを食べていたのですが、今回はしっかり2階のメインダイニングでコースをいただくことに。
「CLUB NYX」のときよりかなりリーズナブルで、相変わらず美味しくてとても良かったですよ!!デザートにクレープがチョイスできるのも嬉しい

Kiss編のみかりんと、野菜の美味しい店として有名な神楽坂の「今彩」でお食事
とてもステキな空間と絵になる山盛りの野菜に囲まれて、ユニークなシェフとの会話を楽しみながら、美味しい野菜満載の手の込んだお料理をたっぷり楽しませていただきました。
基本“肉食獣”の私は、たくさん野菜を食べると胃がもたれたり胸焼けがしたりするのですが、ここのお料理は食べても食べてもどこまでもスッキリ。体が洗われるよう。
デザートも5品盛を頼んだのですが、2人でまったく違うものが出て来たので、半分ずつにしたら、なんと!10種類のデザート(アイスクリーム、クレームカラメル、ゴマのムース、木の実のコンポート、ブリュレなどなど~)を楽しむことができて大感激。
とどめのフレッシュハーブティがまた感動。あまりにも美味しかったので、私もハーブを育てる決意をしました!!



宝石箱のような さくらんぼ をいただきました。
アシちゃんが入っていない時期なので、仕方なく1人で抱えて食べてまーす

ママニュー★いよいよ最終週

2009年06月21日 | お仕事
大好評OA中の『ママはニューハーフ』も、残すところあと5回になってしまいました。
もう可愛いルナや清人やシャレードの面々と会えなくなるかと思うと、寂しい~~
絶対~続編希望!!

http://www.tv-tokyo.co.jp/mama/toberun.html
↑とべるんマンのページができてたー


最初は栞ママ演じる嶋さんに夢中でしたが、途中から
金子昇さんのルナティが可愛くて可愛くて。もう~腕が太くてもぜんぜんOK。
あと、フーミンは出てくればツボだらけ
「お気をたしかに~~!!」


同じく、最近見たドラマで激ツボだったのは、『親孝行プレイ』。
全5巻を一気見しましたが、本当~~に面白かった
3兄弟のコラボが絶妙で最高なのですが、意外性で言えば、要潤さんのオタクっぷりと、熟女キラーでロッカー工くんのいまどきな男の子っぷりが見事です


森井ユカさんの新刊 (o^ー^o)ノ☆。.:*・°☆

2009年06月18日 | ブログ

10年前、香港で一緒に部屋を借りていたクレイアーティストの森井ユカちゃんの新刊が出ましたよー
こんどは旅のエッセイです。
“香港を目指す同士”として、私のことも書いてくれました


ふたりで借りた香港の部屋も披露。
テレビロケが入った日のスナップまで載ってます

本屋さんの店頭に並ぶのは22日の週~から。みんな買ってね。

いくつあっても足りない人生

2009年06月16日 | 美食
好きなことは全部やる!
そうすると、私の場合、廃人になることがこの数日でわかりました
ただひたすら、気絶するまでV ( YouTubeも含む ) を見続けてしまうから。

特に「torn」と「まもりたい」と「明日」、ドラムソロのライブ映像、そして「ダイダマン」と「Canジャニ」のヘタレ傑作選を、どんだけ見れば気が済むねん?というくらい繰り返し見倒している姿は、何かに取り憑かれているよう。まさに大倉無間道地獄

そろそろ仕事をしないとヤバイ、庭の草むしりも、衣替えも、家の掃除もせなあかんのに、欲望に忠実に生きるモードに入ってしまった私は、Vに飽き足らず2,000ページに渡る過去記事を読み返し、面白い記事を書き出し、研究レポまで作っている始末。もちろんBGMはエンドレス「no-no-no」。(れいちぇる私は頑張ってるよ!)10年前の少倶楽と裸の少年をチェックしはじめたら確実に死期が早まるので、それに手はつけない( …と誓う )。

好きなことをやるというのはハードです
仕事中より疲労困パイしています。人生がいくつあっても足りない。

追伸 こんな不埒な生活ができるのも、子供がいないからこそ!…だと思っていましたが、子供がいても私と同じ生活をしているH姐さんを見て、私なんかまだまだ甘いことを思い知りましたよ。


美味しいものも食べに行きました。
王子とH姐さんと、羊肉のバカうま店に


門前仲町の「ひつじの新町や」
一頭買いしているので、あらゆるブイが楽しめます。何が出て来るかはその日の運と在庫次第。
羊肉の概念をぶち壊す美味しさ。ひとみ姐さんご馳走さまでした
KAT-TUNコンの報告会だったはずが、ジフンと大倉萌え話で終わってしまいましたね(笑)。


イタリアンの老舗『アルポルト』の片岡シェフがプロデュースする
和風喫茶 『茶寮・花絵』 のあんみつ。
こんなに美味しい寒天を食べたのは初めてかも!!?
素材の1個1個がクリアで美味しかった

続・訃報

2009年06月13日 | ブログ
10年ほど前「Hong Kong Rapid」という香港エンタメ情報誌を作っていたライターの友人I さんが亡くなりました。私より年下。
『香港○美アイドル探偵団』という本の香港版と台湾版が翻訳出版されることになり、その宣伝に協力してもらったおかげで、香港で私は一時プチ有名人だった…という輝かしい時代を作るきっかけになってくれた人。

この1ヵ月で友人、知人が3人も亡くなりました。
もうお一方は、作家の中島梓(栗本薫)さん。師匠・竹宮恵子先生と親しかった関係で、私も18~19歳の頃、一緒に歌舞伎を見にいったりしてかわいがっていただきました。

もう~~なんだろう?これ。
天命にしては早すぎる訃報の連鎖。

最近の合言葉は、好きなこと、やりたいことは全部やろう!毎日楽しく笑って暮らそうです。


これは、I さんたちが‘99年にBunkamuraで開催した
香港の映画スチールカメラマン“木星(ジュピター)さん”の写真展にて、
私が購入した、世界で1枚しかないニコラスの写真。(木星さんが
プリントするのは、この1枚だけ!だと約束してくれた )
部屋が写りこんでいてスミマセン(^^ゞ。


ニコがとつぜん役者として輝き出した時期。
 たぶん『特警新人類』
 いろんなことが思い出されて、I さんの遺品のような気がする。

ひそかに伝説更新中

2009年06月09日 | ブログ
私はなぜか昔から、なくした物が(ほぼ)必ず出て来るという運を持っています。

すられたお財布が、一ヵ月後に現金(15,000円くらい)だけ抜かれて、カード類もすべて手付かずのまま、ローマから届いたり (たまたま捨てられていたのがトレビの泉近くの教会で、拾った神父さんが日本大使館に届けてくれて→日本人の手で送られて来た)、スコットランドの広大な古城内で、バラバラの場所で落としたハンカチと手袋(片方)が、帰りがけに寄ったトイレの脇のカウンターにちんまり二つ並んで置いてあったり、車の鍵がなくなったときも、どこで落としたかわからないので、歩いた行程を戻りつつ、たまたま「落ちていませんでしたか?」と聞いた人が持っていたり…、不思議すぎてゾッとするほどの奇跡的エピ満載。本当なんです。

先週も東京ドームで落とした携帯が、あっさりと出て来ました。これはぜんぜん心配してなかったけど(笑)。
でもね、なぜか、どうしてか、ピアスだけは…、必ず!必ず!!必ず 片方なくして、二度と出て来ない運命なの
気に入ったものほど、あっという間に紛失します。
一昨日も、オーストラリアで買ったピアスが、まだ買って一ヶ月なのになくなりました。
すっごく気に入っていたので「これだけは、今度こそなくさないようにしなくちゃ!」と、ちゃんとしまったはずなのに、片方どこ探してもない。そんなの、家のどこかに絶対あるよ…!って思うでしょ?
ないんです、これが。異次元ポケットがあるに違いない。
本当に不思議。高価なものは一生買えない
なくしようがないところでなくなるのが、悔しい。


 内容とはぜんぜん関係ありませんが…、
ドMなシドニーのカモメさん
 なぜそんなツルツルの丸い突端に立ってがんばっているのか   
 何度も滑り落ちそうになってて笑った

ああ~~ブラームス

2009年06月07日 | 舞踏会
CHANELのファミリーセールの招待状をいただいたので、お昼前にのこのこのぞきに行ったら、すでにバッグ類は完売。化粧品は肌に合わないのでパス。靴はヒールが高すぎてパス。結局アクセサリーを数点と、定価60万円のジャケットを激安価で購入
なかなかナイシーな買い物ができました。

出たついでに『クララ・シューマン-愛の協奏曲』の試写を見て来ました。
作品は、ちょっと荒削り…という印象。ドイツだからか?衣食住のすべてがエレガントじゃなくて、もう少しロマンティックな気分にさせて欲しかった。

それにしても…。
ああ~~なんという幸せ者クララ
シューマンとブラームスという天才2人から愛された女(実話)。ブラームスは14歳も年下で超美形。しかも夫妻と同居って、どんだけ?うらやますぃ
150年も前の日本であり得たでしょうか?こんな愛の形。
ショパンとジョルジュ・サンド、ランボーとヴェルレーヌ…ロマン派の芸術家たちは年齢も性別も越え、現代よりもはるかに自由でぶっ飛んでいらっしゃる。見習いたい(笑)。

ドイツ語を聞いているうちに、ふと昔見た映画がなぜか唐突に見たくなって、帰宅後さっそく検索してみたら、廃盤の嵐。『リユニオン-再会』という映画です。AmazonでもTSUTAYAでも取り扱いなし。もう二度と手に入らないかもしれない。
『さよなら子供たち』『紳士協定』と共に、ユダヤ三部作と私が勝手に命名した傑作なのに…。
やっぱり、気に入った物は発売と同時にちゃんと購入しておかないと後悔するね

オオクマも、なぜあの時買わなかったのか?と、ひたすら後悔している毎日です。
ヤフオクでは、もうず~っと信じられない高値になってて…、欲しいけど、そこまで本当に欲しいのか?→自分。という自問自答に明け暮れる日々。

仕方なく(なにが仕方ないのか?)近所の「鳥貴族」で、豪遊(笑)。
実家(たちょパパ)に貢献してあげました。その金でオオクマ買えよ。


クララとロベルト・シューマン夫妻(映画より)

若き日のブラームス(肖像画)

念願の『鰐』

2009年06月05日 | 亜州明星


1996年に制作されたキム・ギドクの初監督作品 『鰐』を見ました。
以前、どうしても見たくてソウルのDVDショップを探し回ったけど、みつからなくて…。
2007年に日本上陸したときは、なんとなくタイミングを逃してしまい、未見のままでしたが、先日ふいに見つけて取り寄せました。

う~~ん、これが初監督作品か?と驚く出来の良さ。
観客動員数=3,284人という散々な結果の作品ですが、この監督が得意とする残忍で悪辣な主人公なのに、どこか切なくて憎めない。悲惨な話なのに、ほのかに暖かさを感じさせる美しいファンタジーでした。

やっぱり主演のチョ・ジェヒョンがいい
今よりうんと若くてかなりヤバイです。この役者じゃなかったら、この余韻はなかっただろうな…。


『西洋骨董洋菓子店-アンティーク』の上映が終わりそうなので、スタッフ染ともう一度見に行って来ました。
なぜならDVDにならない可能性が大だから
本当~~によくできた映画で、涙が出るほどもったいない。
あらためて、チュ・ジフンに言ってやりたい~~「大バカもの!」


写真集を購入。
とっても良い写真満載で切ない。

魔性男

2009年06月03日 | 美少年
恐ろしい男大倉忠義。通称たっちょん、たつよし、ただよっちゃん。

仕草、表情、声、視線、瞬殺の笑顔で女をとりこにする魔性の色気を持ち合わせながら、誰よりもデカくてぽっちゃりした体型(あ、いや普通に痩せているんですが、Jの中にいると浮く)。本人曰く「似ているものはトトロか豚か熊としか言われたことがない」。甘ったれた超~スローモーな話し方、いつも弱音を吐くヘタレ体質。
しかし、それらすべてをぶっ飛ばす狂気のまじったドラムの叩きっぷりは凄まじくエロく、どんなビジュアル系バンドのドラマーよりも美しい

二日目は、ちょうど私の目の前に大倉くんのお友達(ご夫婦と赤ちゃん)が座っていらしたので、最初から最後まで、席の側に来るたびにずっとこっちを見て手を振ってくれたため、(オペラグラス越しだと)完全に私を見ているような錯覚に陥らせてもらえて大変ラッキーでした

夢うつつで帰宅後、昔(大倉くんがいきなり神がかった頃)のライブDVDを今までになく真剣にガン見していたら、偉そうに腕組みして見てる自分を発見。一気に目が覚めた。