パーティー事務局の打ち上げ＠ル・ブルギニオン

夫の還暦＆定年祝いを盛大に企画してくださった事務局の
フォトグラファー今清水さんとオレンジページのかつて夫の
部下だったＡ嬢のお礼を兼ねたお疲れ様会を、菊池美升シェ
フのフレンチレストラン『ル・ブルギニオン』で催しました。
ご近所に住む料理研究家の枝元なほみさんをお誘いして、
我々夫婦と５人で、菊池さんのお任せコースを堪能しました。


まずは、スイカのグラニテにシャンパンをそそいだカクテルで乾杯。


アミューズを撮り損ねました。
これは前菜の、サラダニソワーズと白ワインビネガーで
漬けたスイカ。上に乗っているのはチーズ（モッツァレラ
だったかな～？）。
ニソワーズがこんな風に出て来るとは～ビックリ。


ミンクくじらのカルパッチョ。
鯨がこんなに臭みがないとは！！目ウロコでした。クミン
などたくさんのスパイスを効かせた細かく刻んだ野菜とパ
イのミルフィーユを合わせながらいただくと、中近東の香
りがしました。


これは“いわく”のイカ料理。
１６年前、北海道出身の菊地シェフが作ったイカ料理に衝撃
を受けた夫の思い出の料理を作ってくださいましたが、すごい
進化を遂げて、驚きのイカソーメン（？）のカルボナーラにな
って出て来ました。
Ｖ字に盛られたロメインレタスの真ん中にある白い塊が、ウフ
ポシェ（ポーチドエッグ）。それを崩しながらいただきました。
ちなみに、フランス料理にイカというのは、めっちゃイレギュ
ラーな世界です。


メインは、羊のロースト！！まずは塊を披露。


カットすると、こんな明るいロゼ色で、またお肉が最高に柔ら
か～いの。
よくつまったフォンは、美味しさが凝縮されていて、これぞフ
ランス料理の醍醐味！！

この後、いただいたフロマージュも美味しかった！
特に、アイルランド産の青かびチーズが、トロトロにクリーミ
ーで、男性陣はそれにスコッチを合わせて食べていました。

デセールは、お店のスペシャリテ＝赤ピーマンのプリン。
この日飲んだのは、シャンパン１本、白ワイン２本、赤ワイン
２本！
ごっちゃんでした～。

展覧会のはしご

漫画家の青木俊直さんが吉祥寺で催した個展「青木女学院」
の卒業式（最終日）に行って、卒業証書をもらって来ました。

おじゃましている数十分の間に、いしかわじゅんさんが来たり、
セーラームーンの声優さん三石琴乃さんが来たり、Twitterを見
ると、青木光恵ちゃんと恐らく数分違いでニアミスしてたみたい。
来客者のメッセージノートも知ってる漫画家さんの絵がいっぱい。

展示された絵は本当に可愛くて、いろんな工夫があって、なんか
すごい良かった～。
いいな～私も頑張ろう(笑)。いろんな意味で刺激になったにゃ～。



その後は六本木に移動して、国立新美術館で開催中の
『魅惑のコスチューム　バレエ・リュス展』に行きました。

バレエ・リュス（ロシア・バレエ）とは１９０９年にパリで
鮮烈なデビューを果たした（ニジンスキーなどがいた）伝説
のバレエ団のこと。
主宰したセルゲイ・ディアギレフは、当時活躍していた卓越
した芸術家たちを集め、斬新な衣装デザインをバレエに反
映しました。

バレエのポスターをコクトーが描いていたり、衣装のデザイン
画をマリー・ローランサンが描いてたり、舞台芸術には、マティ
スやピカソ、ジョルジュ・ブラックなどなどの画家たちが参加。
音楽はサティやストラヴィンスキー。
当時パリで活躍していたキラ星のようなアーティストがわんさ
か関わった文化事象。

１４０点に及ぶ約１００年前の衣装は、今でもそのまま着たい
ほどポップで可愛い。私の一番好きなデザイナー“ツモリチサ
ト”が描くプリント柄に通じるものを感じて、心がメロメロ。
「ずっとそこにいたい」と感じた久々の展覧会でございました。

まだまだ祝われています(^^ゞ

すみません。もう～どんだけ祝ってもらってるんだ！？
夫の還暦祝いパーティーに、仕事で出席できなかった漫画家の
二ノ宮知子っち～が、お祝いを持って来てくれました。

記念の品は、ヘレンドのイヤープレート。
２０１４年の午年。馬柄のお揃いのマグまで付いて…。
干支シリーズなのに、なぜか周りには十二星座が配置されてい
るという不思議なお皿。
ヘレンド独特の高貴な緑色が美しい～。
これでこの年のことは死ぬまで忘れない(笑)。


夫のＰＯＭちゃんからは、豪勢なワインをいっぱいいただきました。
今宵飲んだのは以前もらったものなども含む４本！
ピュリニー・モンラッシェの最高峰、２０１１年のプルミエ・クリュ　
レ・フォラティエール！！ごっちゃんでした。
私がこの世で一番好きなワイン、それはモンラッシェ。


そんなワインに、意表をついた “京のおばんざい” でおもてなし。
メインは海鮮ちらし寿司。今年の誕生日祝いに私がプレゼントした
日本橋木屋の飯台で華やかに作ったのですが、写真を撮り忘れた。

他にもいろいろお祝いの品を方々からいただき、感謝感謝です。
皆様ありがとうございました！！

秘密のルノルマン・オラクル

鏡リュウジ王子から新刊『秘密のルノルマン・オラクル』を頂戴しました。

占いは大好きだし、タロットもやってみたくて、鏡さんからもらったもの
（キティちゃんのタロットカード）も含め、３種類ほど持ってはいる
のですが、なんとなく荷が重くて一度もやったことがありませんでした。
本音を言えば、カードが大きすぎて扱いにくかった。

ところが、今回いただいたルノルマンカードは、普通のトランプサイズ！
シャッフルもしやすく、と～っても使いやすい。
絵も可愛くて、紳士淑女のコスチュームはなんと！ロココ。

“フランス革命からナポレオンの時代にかけて、パリで大活躍した伝説
の占い師マドモアゼル・ルノルマンの名を冠したカード”
…ということは、
私の最も好きなロココ～アンピール様式（英国ではリージェンシー時代）
に生まれたもの。
もう～～イラストの様式美がすべて私の好みで、めくるたびにわくわくし
ます。

さっそくカードを開いてシャッフルしてみました。
このカード占いには、逆位置がないのも嬉しいですね。
まだリーディング能力がないので、ワンオラクルと過去、現在、未来の３
カードだけやってみましたが…、なんということでしょう～！すべて腑に
落ちる結果が出て感激しました。

タロットのように、塔とか悪魔とか吊るし人とか、恐いカードがないのも
嬉しい。もちろん不吉なカードはありますが、絵のせいかあまり気になり
ません。

これはハマりました。
同じことを何度も占ってはいけない…ので、夜な夜な寝る前に、いろいろ
な気になることを頭に思い描き、１枚繰ってはほくそ笑んでいます。

テングメーン！

落合モトキくん　樋口裕太くん　育乃介くん


けっこう大好き中村祐志さん

ゲスト出演

加藤真央くん　宮崎翔太くん

イトーカンパニーの若手舞台『テングメン』を観て参りました。
これで３回目を迎えるゼロマンションという企画。旗揚げ公演の
『龍馬がいっぱい』、二回目の『ふらちな侍』がものすごく面白
かったので、友達の息子さんが出ているということがなくても、
ぜったい駆けつけていたお芝居。

しかし、今回は下ネタ満載。『テングメン』というタイトルから、
てっきり図に乗った鼻持ちならない勘違いテング野郎の話かと思
っていましたが、そのままズバリのエロネタでした(笑)。
主演の落合モトキくんは、今売れっ子の役者さんで、なんでこん
な芝居やらないといけないの？？的けだるい「やる気なさ」が漂
い、それはそれでアンニュイで良かったんですけど。

エロでも、もっと脚本の完成度が高かったら気にならなかったんで
しょうね。
ちゃんとした根幹になる話に説得力があって、もう少しメリハリ
と盛り上がりのある演出だったら良かったのに。

でも、女優の存在が皆無で、樋口裕太くん（元ジャニーズJr.で
お父さんが少年隊の植草くん）と中村祐志さんと宮崎翔太くんの
女形がツボでした！！
特に樋口くんの女装が可愛い～のなんのって！時代劇だけど
ギャルっぽくて、声もそのまま女の子みたいで、大変けっこうな
お手前でした。

お友達の息子さんは育乃介くん。
お母様が元フジテレビのアナウンサーの永麻里さんで、永六輔さ
んのお孫さんというサラブレッド。
育くんは、遊女の中にいるなよなよしたオカマキャラ（女装している
男性役）を演じたのですが、それがもう独自の世界を確立していて、
彼にしかできないキャラと言っても、もはや過言ではないくらい。

子供のころからずっとしつこく言っているんですが、顔が小さくて
手足が長く、骨格が色っぽい。
なんとなくなよなよキャラが定着してしまっていますが、由緒正しき
日本の美男子なので、時代劇や戦争ものなどがぴったりな役者さん
に成長しています。

育乃介くんが映画に出ま～す
『人狼ゲーム ビーストサイド』

岩牡蠣の会２０１４

毎年今くらいの時期になると山口県から岩牡蠣が届きます。
…鏡リュウジ王子のお宅に（笑）。


その７年ものの巨大な岩牡蠣を毎度ご相伴にあずかっております。
今年は、昔アイドルだった桑田靖子ちゃんといっしょに。

積もる話がいっぱいあったので、某都内の森の一軒家カフェで
先に合流。牡蠣を食べる前に、ガレットとクレープをハーブテ
ィーとともにいただいちゃって、肝心の牡蠣を一個食べたらも
うお腹いっぱいに。
やらかしちゃいましたね。

靖子ちゃんのノドが心配になるほどしゃべって、まだまだ時間が
足りな～～い。
またゆっくり会おうね！！


岩牡蠣の会の後、赤坂の『箱庭』というお店でやっている
「華麗なる男のカレーフェア」に顔を出しました。
フェア最後は夫のカレー。


『箱庭』は、フードコーディナイターの川崎万理さんがオーナーの、
アットホームでステキなお店でした。

宴のあと

パーティーの夜は渋谷に泊まって、翌日お寿司を食べて帰宅しました。


いただいた花束いっぱい。
やっぱり還暦だから？？赤い花が多いです（笑）。


夜は、夫が以前部署が変わる際にいただいたメッセージ付き
のヴーヴクリコ（シャンパン）で乾杯…。



そして８年ほど前に、私が出した本の出版の記念に、オエノンホールディン
グスの社長さまからいただいた、記念ラベルの赤（サンテミリオン）を、この
節目に開けました。


だけど、メインディッシュはコストコのアヒージョ（笑）。
一見ヤバそうだけど、けっこう美味しかった！！
残った油にパスタを投入したら、本格イタリアンレストランで出されても、
気が付かないと思われるほどのお味でしたよ（ほんとか？）。

夫の誕生日と退職祝い

夫が長年勤めたオレンジページを退職する日が来ました。
引き続き連載を受け持つので、週に２日ほどは編集部に出向くの
ですが、これからはフリーの編集者として生きて行くみたいです。

料理写真家として業界の重鎮・今清水隆宏さんが「やろうよ！」
と言ってくださり、あれよあれよと盛大なパーティーを催すことが決
定！！私の後輩、漫画家の伊藤理佐や占星術研究家の鏡リュウ
ジにいさん、フレンチレストラン『ル・ブルギニオン』の菊池美升シェフ、
料理研究家の枝元なほみさんや、出版社、企画会社のお友達たち
が発起人になってくださり、出版業界、料理業界の錚々たる皆様と、
夫のごはんを食べて来た私の漫画家仲間や編集者たち総勢100名、
そして有志による生ジャズバンドも入り、華々しく祝っていただきま
した～～。

いや～なんでこんなに祝われているのか？と、不思議なほど皆様
に良くしていただき、身に余る光栄。
恐縮を通り越してなんか現実とは思えない（笑）。
もしかしてドッキリですか(=゜ω゜)ノ？？それともなにかの罠？

場所はＫＩＨＡＣＨＩ青山本店２Ｆを貸切り、キハチさん御大自ら
ご出席いただき、まあ～料理もすさまじく美味しくて大感激でし
た。


記録はプロのカメラマンさんにお願いしたので、私は１枚も写真
を撮らなかったため、友人の写真を拝借。
雑貨マニアで有名なクレイアートの森井ユカちゃんと、赤いちゃ
んちゃんこを着せられた腹話術の人形みたいな顔をした夫。
そして料理研究家のマロンさんと。