というわけで、新しいギターを買うのは5年ぶりぐらいだったのですが
BacchusのCraft SeriesのTacticsを買ったわけです。
何故、これを買ったのか?というと、「ストレス発散」というのもあるんですが(笑)
幾つか理由があって・・・
【1】 テレキャス・タイプのギターが欲しかった。
1年ぐらい前にも書きましたが、近年、テレキャスみたいなボディ・シェイプの
ギターをカッコ良いなぁと思えるようになりまして・・・
また、これまでの人生の中で、テレキャスタイプのギターには
ほぼ触った経験が無かったんで・・・
1本ぐらい持っときたいな、と思ったんです。
【2】しかし、いわゆる普通の「テレキャス」は欲しくなかった。
とはいえ、普通のオーソドックスなFender(もしくはそれを踏襲したメーカー)
のテレキャスのボディは、コンター加工も無くて、やや無骨なイメージですよね。
あと、ピックアップもシングルで、音の線が、良く言えばシャープ、
悪く言えば細い感じで。
別に、カントリーとかロケンロールとかギターロックとかやりたいわけではないので
「伝統的・オーソドックスなテレキャス」でなければNG、ということもなく、
単に「テレキャスっぽい形」であれば良かったんですよね。
【3】指板のアールが大きくて、弾き易いギターが欲しかった。
あと、テレキャスの指板って、伝統的であればあるほど、180~250Rとか、
割とキツい感じですよね。
僕は結局、どんなギターであってもピロピロ弾きたいので、
300~400Rぐらいの平ぺったい指板の方が良いなぁと思っていました。
【4】気軽に使えるお手頃価格のギターが欲しかった。
上記【1】~【3】を満たすギターって、高級ブティック・ブランドだと、
そこそこ選択肢はあるんですよね。
Suhrとか、Tom Andersonとか。
値段は流石に30~40万円ぐらいしますが、金を出せば、
良いギターは見つかるんだと思うんですよね。
でも、そういうギターって、機能・品質については文句無しでしょうが、
高級であるがゆえに、なかなか気軽に扱えないんですよね。
例えば会社の人とバンドやろうぜ!ということになった場合に
スタジオ練習に持ち出したり、あるいは会社の帰りにスタジオに
行くんだとしたら、勤務時間中には会社のロッカーとか倉庫に
一時保管しておいたり、練習の後の居酒屋での一杯(笑)や、
帰りの電車の中とか、とにかくいろんな場面で
「俺のギター、傷ついていないか・・・?
盗まれたりしてないだろうか・・・?
あぁ、心配だ・・・!」
とかイチイチ気にしてるとストレス溜まりますよね。
なので、そこまで気を遣わなくて済むような、お手頃価格の
ギターの方が良いな、と思いました。
【5】しかし、安っぽいギターは欲しくなかった。
今や、中国、韓国、インドネシア等のアジア製ギターも
沢山流通していて、クオリティも高くなってはいますよね。
普通に使う分には問題無い、みたいな。
とはいえ、材質や、ボディ/ネックの仕上げ等、細かい部分では
やっぱりどうしても「安かろう、悪かろう」 が出てしまいますよね。
それを承知で割り切って使うなら、それはそれで問題ありませんし、
あるいは自分で補修・メンテ等が出来るのであれば良いでしょうが、
僕はそうではないので、ある程度のクオリティが欲しいな、と思い、
だとすると、やっぱり日本製が良いのかな、と思っていました。
【6】最悪、紛失・破損しても、また同じものが買える安心感が欲しかった。
上記【4】と連動するんですが、仮に壊れたり、盗まれたりした場合、
オーダーメイドとか、世界に一本しか無いワン・アンド・オンリーの
ギターだったら、ショックで落ち込み過ぎて、立ち直れないですよね・・・
でも、汎用品だったら、木目や手触り等、全く同じものは無いにせよ
同等品はどうにか手に入りますもんね。
・・・とまぁ、そういう僕の需要・希望を満たすギターって無いかなぁ~
なんてことを考えながら、Webをあれこれ観ていたら、
このBacchusのTacticsを見つけたんですよね。
【1】【2】は満たしているし、【3】は310Rでこれも満たしている。
【4】のお値段は定価10万円で、実売価格は7~8万円。
【5】のクオリティは、Bacchusもシリーズ毎に色々違いはあるようですが
このTacticsが属する「Craft Series」というシリーズでは、
木材の調達・加工等はフィリピンとか海外でやってるみたいですが
組み込み・仕上げは日本でやる、とのことで、クオリティは悪く無さそう。
【6】も、メーカー品だから、同じシリーズのギターが多数、流通している。
というわけで、Tacticsは良いかも?!と思い始めたのですが、
気になったら早速チェック!と思って、楽器店に試奏に行くことにしました。
<以下、続く>
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