INTERVALSの昨年12月発売のニュー・アルバム『THE WAY FORWARD』です。
前作『THE SHAPE OF COLOUR』から2年、待望のアルバムでしたが、
前作が大好きだった僕の期待を裏切らない内容でした!
ピロピロ弾きまくるような技術志向ではなくメロディ重視タイプのインストですが、
リズムパターンも含めて各曲、アレンジが物凄く良く練られているなー、と思います。
全8曲、捨て曲無しです!
比較目的で聴いたわけではないのですが、最近、某日本人ギタリストの
某インストアルバムを聴いてみたのですが、なんというか、こう、
J-POPの歌メロをギターで弾いたようなリズム割りの主旋律で、
聴いてて何だかスーパーマーケットのBGM的な感じがしたり、
本人的にはプログレ要素のつもりなのか、脈絡の無い曲展開だったり、
ソロパートでもただの音符の羅列的な速弾きのオンパレードで、
正直つまんないな、と思ったのですが、このINTERVALSは全然違ってて、
「流れるように歌えるメロディ」かつ「主旋律、ソロ、共に覚えやすいメロディ」で
「Aメロ、Bメロ、Cメロと展開して、曲調やリズムが変わっても、
曲としての一貫性が失われず、グルーヴも続いている」というような点で、
ギタリストというよりは作曲者/アレンジャーとしてのレベルの違いを感じました。
Aaron Marshall、恐るべし。
結局のところ、技術的に高いかどうかではなく、楽曲が良いかどうかが
愛聴盤になれるかどうかの分かれ道だな、と思うのですが
(とはいえ、Aaronもギタリストとしては十分ハイテクニックですが)
もうこのアルバムは発売以来、ずっと僕のヘビロテです。
全てのギターインスト好きな方に聴いて欲しいアルバムですね。
YouTubeとかBandcampとかでは無料で聴けますし、
AppleMusicやSpotifyなどのサブスクリプションでも聴けますので
(もちろん、iTunesやレコチョクでのダウンロードも可能)
是非聴いてみて下さい!
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