女性版Andy Timmonsとも評されるギタリスト、Lari Basilioの新作アルバムです。
前作アルバム『Far More』を以前にApple Musicで聴いたことがあって、
凄く上手い人だな、という好印象が残っていたので、今作も聴いてみました。
楽曲的にはフュージョンなのでしょうが、ロックでもジャズでもアコースティックでも
ジャンル横断的に対応できるヴァーサタイルなプレイスタイルで、
またフレーズの一音一音の表情付けなど、表現力が非常に豊かだな、と思いました。
ピロピロ速く弾けても一音一音がのっぺりしているギタリストだと、
「あ~速いね~上手いね~」以上の印象が残らないものですが
Lariの場合は、歌を聴いているような印象ですね。
そういうところもAndyっぽいというか。
割と良い曲揃いですが、特にカッコ良いな~と思ったのはTr.2「Alive and Living」です。
ドラムがヴィニー・カリウタで、ベースがリーランド・スクラーなんて、贅沢過ぎる!
でも、逆に言えば、彼らのようなトップミュージシャンが共演してくれるぐらいの実力、
ということですよね。
オフィシャルサイトでスコア(PDFダウンロード)が買えるようですので、ご興味ある方はどうぞ!
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