怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

台湾人は薄味を好むのか

2019年06月13日 | 頑張って食べる
何人かいる台湾人知人の一人に招かれた。
彼女は、近所の別の台湾人と同じメーカーの炊飯器を持っている。

これがまた、ものすごく古典的な炊飯器でびっくりする。
おそらく、台湾でも日本で売られているような新しい型の炊飯器が続々発売されているのだろうが、なぜか私がここで知り合う台湾人はこれを愛用している。
二人とも絶賛するので私も欲しくなってしまった。
価格を尋ねると、欧州電圧仕様のものは100ユーロほどするのだそう。
うーん、そんなには支払いたくないな。ってことで、台湾炊飯器を手に入れることは断念。

世界中で人気のこの鍋。今は中国にバンバン輸出しているのだろうな。

彼女が作ったのはカレー。ハウスバーモントカレー、中辛。
台湾ではごく普通に使われているのだそう。箱を見ると、日本市場向けの製品に中国語の解説シールが貼られてあった。

飯を炊くとき、彼女に尋ねられた。
「玄米と白米を混ぜて炊きますが、いいですか」
私は玄米の消化能力が低いので断りたかった。玄米=健康、というイメージは世界中にあるのだろうなぁ。

炊き上がった飯は予想よりおいしかった。
だが、カレーはひどく薄味だった。
台湾人の料理を食べてちょいと驚くのは何でもひどく薄味の傾向があることだ。
もしかして、たまたま私の経験が薄味ばかりなのかもしれない。
また、私の味覚がひどく変化している可能性もある。ドイツ料理も塩分が高いと感じることが多いんだ。
そのしょっぱさに慣れてしまっているのかもしれない。

まあ、数ヶ月ぶりにハウスバーモントカレーを口にできたのだから、よし、としよう。
ウチで作っても、誰も食べてくれないから一人で消費しなくてはならない。
なので、ウチでは今後の人生、日本のカレールーを使ったカレーは作らない予定。
(義母は乳糖不耐性で、カレールーに含まれているそれで体調を崩す。夫は米飯食が嫌いで、カレーを積極的に食べない。義父は「本格的なインドのものしかカレーといえない」とかなんとかこだわるので面倒。)