怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

合同誕生日会

2017年09月13日 | カテゴリー分けするのに飽き
バルカン半島出身家族と一緒に合同誕生日会。
彼女らの故郷の料理、私にはただの西洋料理かな。バルカン半島辺りは西洋に入っているのだろうか。ギリシャがそうなのだから、西洋と呼んでいいのだろう。
以前にもいただいた手作りパンが中央にある。これが絶品でね。

9月8日生まれのT子さんがもらったカード。やっぱり男性ヌード写真。

招かれた私の友人のお母さんが作ったケーキ。義母が好むものとだいぶ趣が違う。
おいしかった。
 
マケドニア産ワイン。少しだけ試してみたら、私にも飲めそうだった。飲むと、具合が悪くなるのを知っているので丁重にお断りした。
マケドニアはワインやぶどう原料のシュナップスがおいしい国なのだそう。
 
9月上旬生まれの二人を同時にお祝いしたこのパーティ、二時間ほど飲み食い、おしゃべりをした。
マケドニアとセルビアはほとんど同じ言語を使っているのだそう。
欧州はそういった国々が多いので、アジア各国もそう思われているようだ。
義母や義父など私がアジア人ばかりと交際するので、ドイツ語を使わずに共通のアジア語で話していると思っているらしい。いったい、それって何語だ!?ドイツ語上達のためにもっとドイツ人と交流しろ、と言いたかったのだろうけれど。
欧州各国はかなり似通った部分が多いのに対し、アジアはもっと多様性に富んでいると感じるのはこういうことだろう。言語一つとっても、かろうじて中国語と日本語の文字が共通している部分があるだけかもしれない。(モンゴル語・ハングル・日本語が文法的にかなり近い、ということは聞いているが!)
夫はオランダ語を学んだことがないのに理解できるようだ。スウェーデン語は私が聞いていても何気にドイツ語に似ているように思える。
ポルトガル語とスペイン語で会話している女たちを目の前にして驚愕した思い出もある。いくら近隣の国でも、例えば中国語とハングルで会話は不可能だ。

国境を越えて会話ができるのは便利だとは思う。
ケーキと一緒に出たトルココーヒーを飲みながらT子さんの旦那さんが言った。
「私たちの国は5,600年もトルコの支配下にありましたから、共通の文化を持っているのです」
日本が歴史上何年も公に他国の支配になったことはないから、彼らとの母国の歴史に対する感覚は全く違うだろう。
より良い収入を求めてやってくるバルカン半島の人たち、こうしたパーティで発散しているのだろうな。
過酷な長時間労働をしている移民労働者(一日14,5時間使われている、と何人かに聞いている。ドイツでさえこの有様だ!)が多いここ、どうか、健康を害さないようにしてほしい。