怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

折り紙講習

2015年12月09日 | ひとびと
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スーパーにお菓子の家があった。

雪はお菓子ではない様子だった。本物ナッツやドライフルーツが埋め込まれている。

この茶色い部分はクッキーかパンのようなものなのだろうか?

うおー。ネジで止められているぞっ。もしかして、木材??

ちょいと、齧ってみたい衝動に駆られた。リスのような鋭くて長い前歯が欲しいと初めて思った。
周囲を見渡してみたけれど、人通りが絶えないので触ってみることも難しかった。行儀よく、見るだけ、撮影するだけで立ち去った・・・

さて、このあと向かったのは縫い物コースに来ている仲間の家。
「折り紙を教えて欲しい」と確か七月半ばに頼まれた。「8月中にウチに来てもらうから」と言われていたのに、その後数ヶ月連絡がなく、やっと数週間前に実行することが決まったんだ。
すでに待降節、以前計画していた製作物を変更して、この時期に相応しいものを教えることにした。

3D星。二人のドイツ人の一人は折り紙の経験があるのか、すぐに折り方を覚えたがもう一人はなかなか大変だった。「頭脳トレーニングになるわね」とかなり的確な感想を言ってくれたので、よく理解していると感動。

これはすでに彼女の家に飾られてある星。折り紙やこうした紙の工作はかなり普及していて、しかもこちらの人々はセンスがいいので部屋を効果的に飾っている。

近影。成人したお嬢さんが作ったものだそう。

二人のドイツ人の会話はバイエルン方言で、彼女らの会話についていけなくて凄く大変だった。
まったく、無視するわけにもいかず、でも頑張って聞き取ろうとしてもほとんどわからない。そうした時間が三時間も過ぎた頃、頭痛がしてきた。
どうも、何やら縫い物コースの指導者B子さんの悪口を言っている様子だぞ・・・うーん、これはわからないフリをしたほうがいいな・・・と思っていたら、急にこちらを向いて何か訪ねるのだけれど、方言強くて全くわからず、「え?」と二度も聞き返したらあきれられてしまった。ん?それは方言じゃあなかったのか?くらくらする頭が爆発しそうになる頃、お開きになった。
もう、ここに集まりたくない、と思っていたのに「次回は寿司講習をお願いね」と言われたので、再び小さく燃え上がることとなった。