怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

結婚披露宴

2015年10月07日 | アジア事情
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義父が所属する卓球グループの結婚披露宴があった。質素なレストランを借り、仲間の協力で計画した手作り披露宴だった。
 
新郎新婦とも中国人。母国から呼んだ両親たちももちろん中国人。中国風の飾りつけ、ダンス、歌などがエキゾチックで私を含む外国人・・・じゃあない、ドイツ人たちを楽しませた。

ギリシャ料理レストランなので、当然ギリシャ料理。
魚介類。
これは五人分として出された大皿で、他にもたくさん料理があったのでもちろん食べきることができなかった。
帰り際に「持ち帰ってください」と新郎新婦やその親たちから勧められた。用意された容器に取っていると、横から義母が「それくらいにしておきなさいっ」といつものように凄んできた。「えっ!ウサギ(夫)が喜んで食べる魚料理ですよ」と言い返そうと思ったが、相手は義母だ。ここでガタガタと嫁姑論争をやるのはみっともない。
泣く泣く三切れだけ白身魚を包んだ。
義両親と私の三人が一緒に出席なんて、妙だよなっ。めったにないことだからこの魚料理持ち帰り恨み、つまり食べ物の恨みは長く思い出に残ってしまうことだろう。