怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

夫は日本で知ったバウムクーヘン

2012年11月07日 | 食べ物
スーパーの広告に載っていたバウムクーヘン。
今週の売り出し商品だ。このスーパーに常時置いているわけではなく、この週しかない。
また、私の住んでいる周辺はバウムクーヘンを売ることがほとんどない。夫など、日本で初めてバウムクーヘンを食べたらしい。
私がこちらに来てから義母に尋ねてみたら、さすがに彼女は知っていた。作る様子も見たことがあるようだが自分で作る気も食べる気も無い様子だ。
そういうわけで、このスーパーの売り出しの品、是非買って食べなければならない。300グラム、2.59ユーロ(約300円)日本で買うよりずっと安いだろう。
でも・・・でもね・・・・日本のバウムクーヘンを知っている私には、おそらくこれを食べきることができない。
「ま」から始まる言葉を書きたいが、今週の売り出し品の悪口を書くことになるので控えておこう。
私は果敢に挑戦しなければならない。本場ドイツのバウムクーヘン!!さあ、行くぞ、買うぞ、食べるぞっ!

・・・というのも、こんな現状が・・・
僅かだが、また減ってしまった体重。先月の記録はこちら2012年10月9日記事

原因は思い当たる。
最近凝っているのは東城百合子の著書だ。ここで彼女の著書の内容どおりに実行するのはほとんど不可能ではある。(ドイツという地域性と同居という環境が・・・)
が、玄米は比較的簡単に手に入るので一日1食だけ玄米にしている。
以前、日本の生活でも玄米を常食していたことがあるのだが、私の胃腸には負担が大きすぎたらしくかえって具合が悪くなった。
そうした経験があるのでここでは一度に1合カップの3分の2程度の量を食べている。
そのように気をつけているのだけれど、やはり、排泄の力が大きいらしく、痩せてきているのだ
もともと太っていて玄米食にしてやせるのなら喜ぶだろうが、具合が悪くて体重減少を怖く思っているところに玄米を食べたら更に痩せた、となると、もう希望が無いような気がする・・・・

で、バウムクーヘンを試してみよう。口に合わなくても300グラム、全部一人で平らげよう~
と、決心したところ。かなりむちゃくちゃな健康法さ、うほほほほほ~





サバを料理する

2012年10月08日 | 食べ物
スーパーに4尾くらい入った冷凍物のサバが売られていて、長いことこの商品を試してみたいものだと思っていた。
8月に義両親たちが旅行で家を空けた時を機会にこれを買ってみてサバの味噌煮を作ったのだが、
まだ3尾残っていて義母が冷凍庫を開けるたびに気にしていた様子だった。
義母が痺れを切らして「早く使ってしまいなさい」と急かすので義父と二人で料理することになった。

この品、鱗はもちろん内蔵も処理されている優れもの。半解凍状態で香草、塩、バターを詰める。
形のある魚の料理を義母は一切しない。内陸のここで育った彼女、魚料理に親しむことはほぼ無かったようだ。
途中、義両親たちはなにやら言い合いをしていた。
「そんなに言うのだったら私はやらないっ」と義父が叫んだ。義母はあわててとりなし、まだ作業続行。
慣れない魚料理は夫婦仲にも影響する。

アルミフォイルで包む。義父が言うには「ぴったり包まないと臭いからな」。
魚料理に慣れているはずの義父でさえ、調理の際に発生するにおいが大嫌いな様子だ。

およそ30分くらい焼いただろうか。何度も開けたり閉めたりして様子を伺っていた。
さて、お味は・・・・
まあ、こんなものだろうか。蒸し焼き状態って、私はあまり好きではない。
義母は一口も食べなかったし(だいたい義母の分はなし)、夫も一尾丸まるの魚を食べるのが嫌いな様子でひどい残し方をしていた。
実家では「汚い魚の食べ方」と親に言われていたが、ここでは「上手にきれいに食べるのねぇ」と義母に感心された。
やはり、我家で魚料理は無理な様子だ。切り身やすでにパン粉まで付いた焼くだけ状態の製品しか食べることができない。
まあ、欧州周辺の海だっていろいろなもので汚染されている様子だし、無理やり食べなくても私が我慢すればいいだけかな。







アチュマ(acma)、トルコパン(パイ)の作り方

2011年10月29日 | 食べ物

トルコ料理に挑戦。アチュマ、というらしいが、アジュマとも聞こえるし・・・トルコ人夫人達に何度も聞き返したわたし。チ、とヂの間くらいの音なのだろうな~


生イーストをお湯で溶かし、小麦粉を入れる。ドライイーストでもいいらしいが、彼女らのこだわりでこのたびは生イースト。


しばらく寝かせておく。在独トルコ人女性は頭巾をしていたりしていなかったりする。頭巾トルコ女性とはなかなか親しくなれなかったが、この日を境に私は急接近~
すでに長いことブログ用写真撮影をし続けているので、無意識に顔部分を撮影しないようになってしまった。
あとから「あの写真、送ってね」といわれると困ってしまう~


レシピを撮影したが、残念なことにトルコ語。右、今回パンの餡に使うチーズ。こちらの普通のスーパーで買ったものだが、どうもギリシャ製のヤギのチーズらしい。
こんな特殊なものでなくても、日本だったらカッテージチーズで大丈夫だと思う。食べてみたら、そんな風味だったもの。


パセリを刻んでチーズと混ぜる。


ちょっと休憩していたら、発酵が終わってしまったらしく、個々にまとめられそれぞれに大匙一杯分くらいのバターが載った生地が登場。天板にも思い切り油が塗られている。
テーブルを酢で消毒し、油を塗り、その上でこの生地を丸く薄く延ばす。
バターをきれいに塗りこむのがポイント。
この段階で、このパン生地はパイ生地になるのだ~


パセリチーズを巻く。


これを円形にしてオーブンペーパーを敷いた天板に並べる。


20分くらい暖かいところで発酵させる。焼く前に溶き卵を塗り、ゴマを振る。


色よく焼いて、できあがり~

日本人一般には油分が多すぎて食べづらいように思う。
トルコ料理をすべて知っているわけではないが、彼女らの料理はドイツ料理同様、日本の味覚と比較すると単純で油分が多いように感じる。
トルコに嫁に行っても大変だろうな~とか、あらぬ方向に発想が行くわたし。






ちゃんと食べている証明

2011年09月16日 | 食べ物
ブログ読者の狸たかしさん、その他の皆さんがわたしの食生活を心配してくださっている。
ウチの食事は基本的に昼食がメインで、昼食は義母料理を食べなくてはいけないのだ。
朝食、夕食については自由なので、私は適当にその二度で補っている。
(ケーキは間食なのだが、義両親と夫はそれを夕食や朝食にしていることもある、わたしにも「食え」と迫るが、捨てるか知人友人にあげるとかなんとかしている)


これは昨日の私の創作料理。
イタリア産パスタに、タマネギとハムを加えて煮込んだカレーうどん。
仕上げに自家製トマト(山のような収穫があり、義母が食えとうるさかった)を載せた。
なんだか、ビミョーな味だったが、ケーキを夕食にするより絶対まとも。



一人鍋に挑戦

2011年08月16日 | 食べ物
今年1月3日に紹介した中国鍋を自宅で再現することを試みた。
ドイツ生活でドイツ料理を覚える気力なしのこの悪い嫁。だってぇ~、たいして旨くないのですもの、ドイツ料理。
先日も義母に「ケーキを作ってみなさい」と言われたのだが、ごにょごにょと言い返して結局義母に作らせた悪い嫁。
あ、今日は義母テーマではない。

ここで中国食材を手に入れるのはかなり簡単である。日本食材と比較すると驚くほど安いので、似ているものは日本料理に代用してしまうこともある。
中国食材の安全性にはいろいろあるだろうが、現在の日本の状況を考えると「もう、どうにでもなれ」という気分さ。
ちなみに私の最近の愛読ブログはこれ
 

上は、日本料理で言う割下、の素。
パッケージの真っ赤な汁が恐ろしい印象さえするのは私が日本人だからさ~


義両親はもちろん、夫もこんなに辛い料理は絶対に食べないので一人鍋。
写真にしたら何気においしそうにみえるが、実際の味は・・・う~ん、ちょっとぉ、何か足りない!
もう一度、中国人友人の指導を仰ぐことにしようっと。



追記
コメントをくださった「やすさん」のために記事の内容を追加した。
鍋の中のパンのようなものは、これである。


左は日本でもおなじみの油揚げ。団子のような形状をしているが、味と食感はまったく油揚げ。
けっこうおいしい。
右はグルテンである。小麦粉から作られている食材だ。日本では三育フードっていったかな、缶詰の製品を食べたことがあるが、かなり違うものの印象だ。
中国人友人が鍋にしたときはものすごくおいしかったのに、私が料理したらなんだかヘンなものに・・・

両方とも(鍋の素も)アジア食材全般を扱うベトナム人経営の店で買ったものだ。中国からの直輸入品。




ラディッシュの代わりに大根もいける

2011年08月06日 | 食べ物
うちは大根も栽培している。
スープにでもするのかしら、と思っていたら、先日、食べ方を見せてくれた。


薄切りにして塩少々を振り、2~30分おく。しんなりしたら出来上がり。
バターをたっぷり塗ったライ麦入りの薄切りパンに載せていただく。もちろん、ビールも一緒。
あれ?これって、ラディッシュが正解じゃあなかったかい??と思ったのだが、義父母にとってはどちらも同じらしい。
今年はラディッシュでなく、大根栽培の気分だった様子。

想像するだけでは気持ち悪いが、食べるとけっこうおいしい。
これだったら、日本でも簡単にドイツの食卓を再現できるではないか??
パンは白いものではダメ。ライ麦入りの黒いやつがよろしい。デパ地下のパン屋にはドイツ風のパンを販売しているところが多いだろう。
健康を考えてマーガリン、ってのもだめ。牛の分泌物から作るバターじゃあないと!!
不健康とされる食材は、おいしいんだぞぉ~

残った大根の葉。
義母がコンポストに捨てていたものを私が取り上げてきた。
家の中に保存するのを嫌がったので、こうして外に放置・・・
翌日には炒め物と味噌汁になった。もちろん食べるのはわたしだけ。
義両親は「大根の葉をどうやって食べるのだ??」とちょっと馬鹿にした口調で尋ねていたぞ。
葉もの野菜を摂取する機会が少ないここ、貴重なわたしのビタミン源だ。しかも完全無農薬!独り占め!!
うほほほほほほほほほほっほほほっほほ~





魚を食べたい

2011年07月12日 | 食べ物
朝起きて庭を眺めると、池のふちに猫がたたずんでいた。
いつもは黒猫が来るのに、今日はきじとら。珍しいなあ~と思ってカメラを構えた。

ドイツの猫だって、お魚がすきなのだろうな。しかも、新鮮なものを食べたいのだろうな、猫も。
それは無理なお話さ~、人間の口にもフレッシュお魚はムリなのだもの。
水深150センチのこの池から金魚を捕るのは難しいだろな。朝起きたら、池に猫が浮いている・・・て光景は見たくないし。
せいぜい眺めるだけ眺めてくださいな、新参ネコさん~


窓ガラス越しの室内にいた私の存在に猫は気付いた様子。さすが、猫。

おお、なかなかかわいいじゃん、お前そんなに睨まないで写真を撮るだけなのだから


ご機嫌悪くなったキジトラはゆっくり向こうへ行ってしまった。



西洋料理に意見したりす

2011年07月05日 | 食べ物
さくらんぼの時期のもうひとつの恐怖はこの料理だ。
すでに何度も書いているさくらんぼ入り餃子、ピローギ、あるいはピローゲン(複数形か?)。
作り方の過去記事はこちら、「ピローゲンという名の餃子」

今年は私の意見を取り入れてくれた。
毎年、その餃子の皮が固くてねぇ、まずいんだ、これが。もしかしたら生地に卵を入れなければ変わるのでは、と提案したのだ。
すでに数度にわたり、ここドイツで本場中国からの中国人に直伝の餃子の皮の作り方を学んでいる私だ。
自信を持って「私はうまくやれる」と義両親の前で宣言したのだ。
義母は古いレシピ本をめくりながら「卵抜きの生地はどこにもないのだけどねぇ~」と不安そうだった。
お互いの意見の真ん中を取り、1キロの小麦粉の半分は卵入り、もう一方は卵抜きで、合意に至った。


左は卵入り、右は卵抜き。こね終わって休めているところ。

さて、料理中の詳細は、今回は私が大活躍でカメラを持つ暇がなく公開不能。
りす主導の西洋餃子のお味は・・・・
やった~、卵無しの皮のほうが柔らかくおいしく仕上がったのだ!


以下は次の日に焼き餃子となった昼食。

いつものように、ホイップクリームを添えて食べる。
うううう・・・・

いくら皮が柔らかくなっていくらかおいしくなったところで、やっぱり、この甘いものを昼食にたくさん食べるのは、私にはムリだ!
食べているうちに不機嫌になる私を義両親は理解できないらしい。
「おいしくできたのに、どうしてそれだけしか食べないの?」
だってさぁ~

ああ、泣けてくる・・・・





東南アジア風コーヒー

2011年04月15日 | 食べ物
私は牛乳をそのまま飲むのは嫌いなのだが、乳製品は好きである。


カップの下、四分の一に沈んでいるのはコンデンスミルクだ。上はインスタントコーヒー。
コンデンスミルクをもう少し増やして、三分の一くらいにすると、東南アジア風。
糖尿病患者が激増のマレーシア、こんなに入れるのは身体によくないとは皆知っているようだがやめられない様子だ。
ああ、もう何年も行っていないから、事情は変わっているかもしれない。
この写真のように4分の一くらいに減っているかな?
ただし、コンデンスミルクだけでは甘みが足りないので私はスプーン一杯ほどの砂糖を加えているけど。


かき混ぜるとこんな感じの色。
甘ったるいコーヒー牛乳。
私も糖尿病予備軍かな、あはははは~


まあまあおいしいランゴス(Langos)

2011年02月25日 | 食べ物
「ランゴス」は地球の歩き方ドイツ、のどこかに出ていたような気がするが見つけることができない。
日本語で検索すると多くの人がウィーン辺りで食べている様子だ。
ローマ字で検索するとウィキにあったぞ。
「ハンガリーの揚げパン」と解説されている。


友人に勧められて経験したランゴス。ウィーンではなく、ウチの街の中心にて。
もう、どろどろに油まみれ。ニンニク味。上に載っているのはカリカリに揚げたタマネギ。
これ一つを私が食べるとおそらく下痢か嘔吐になると思う。彼女と半分づつ食べた。
が、おいしい。お勧め。


このハンガリー揚げパン、添えるものによって値段が違ってくる。
ニンニクや、粉砂糖、ジャム添えはそれぞれ2€(約250円)チーズは2.5€とあるぞ。

1枚目の写真は女性・アジア人(!?)などのために一回りほど小さいサイズで1ユーロ。それでも半分づつにして分け合っていただくことができる。(・・・ほど強烈に油っぽくい)

ランゴスをここで発見して勧めてくれたこの人、「ランゴス」という単語をいまだに覚えられない。
「あの、油っぽいパンを食べに行きましょう」
となってしまう。
強制ドイツ語講座(2005年頃からドイツに長期滞在外国人に課せられたほぼ強制、とも言えるドイツ語コース)を終了したにもかかわらず、だ!
ランゴス、はハンガリーのものだし、ドイツ語能力には関係ない、けどね!


これって「ドイツスパム」かい?

2011年01月20日 | 食べ物
食料小部屋に長いこと鎮座していたスパムのような形状の缶詰をやっと試してみた。
スパム SPAM:アメリカのHormel Foodsが販売するランチョンミートの缶詰。
人気のある缶詰らしいので、おいしいのではないか、とちょっと期待していたのだが。


いや、これはアメリカ産のスパムじゃあないので、材料も製造方法も違うのだろうけど。
でも、まあ、似たようなものかな、って勝手に判断し、話を進めるぞ。

ここでは「朝食用肉」って名前になるのだ。
朝から肉・・・・
夫は日本の「朝から魚」を食べる習慣にたまげていたから、まあ、同じようなものかい。

左は缶を開けてすでに2週間を過ぎているもの。

つまり

不味かった・・・・・

塩と油の味。
義母は快く「もちろん食べていい」と承諾してくれたのだけど、
2週間も残りの塊が冷蔵庫にあるのだから
彼女も「りすにはあわなかった」と悟ってさっさと義父母たちで平らげてくれたらいいのに。

冷蔵庫を開けるたびに目にしてしまうこの残り。
一大決心。

うほほ~
森に処分に行くぞ~
散歩に連れてこられた犬たちのごちそうさ~
ああ~、今日の課題~







ロティ・チャナイを食べたかった・・・・

2010年12月30日 | 食べ物
夏に知り合ったこの街在住のマレー系マレーシア人の家に招かれた。

何度か合っているうちに私が「ロティ・チャナイ」が大好きであることを彼女は知った。
ロティ・チャナイとはマレーシアで普通に屋台などで食べることができる、クレープのようなものである。
ひどく油っぽく、カレーを添えて食べるのだが、これが非常に旨い。
前回招かれたときにロティ・チャナイ作りの話題で盛り上がったので、
今回は絶対、彼女の手作りロティ・チャナイを食べることができると思ったのだが・・・・


ああ~、残念~
焼き飯だ~
右にスプーン、左にフォークが添えられるのがマレーシア風。(あるいは東南アジア風?)
ウチではスパゲティでさえナイフとフォークなので涙が出る・・・・
ロティ・チャナイはかなり時間と手間がかかるので、できなかったそう・・・・
ネット検索すると、家庭で作るのは難しい、と書かれていることも多く、料理はあまり得意でない、と断言する彼女の言い分もわかる・・・


さて、この焼き飯、タイ人にもご馳走になったことがある。
アジア全域に広がるメニューであることをドイツで知った。
具材は野菜や肉・卵など、どこの国でもあまり変わらないのだが、調味料がそれぞれ違っていておもしろい。
タイ人の作ったのは本当においしかった。辛いソースが添えられた。
このマレーシア人のはオイスターソースを使っているそうで、日本人が作るものとは少々違う。
また、彼女、油脂の摂取を控えているとかで、この焼き飯も油分少なめだった。
ドイツの油たっぷりの料理は、やはり馴染まないのだそう。(マレーシア料理もけっこう油を使うものが多いのだが)そうそう、米を牛乳で煮て、甘くする料理もたべられないとか。
日本もマレーシアも、デザートとしては米と砂糖の組み合わせの菓子がたくさんあるのにね。

彼女には9歳の娘がいて、私の周囲をうろうろしてかまってもらいたがっていた~
ものすごくかわいいのだけど、将来はお母さんのように、スカーフで頭を包んじゃうのかな。

はい、世界中に売られている任天堂DS。
お母さんとの日常会話はドイツ語(お父さんはドイツ人)、この製品もドイツ市場向けのドイツ語版。


さて、少し前に豆乳作りに挑戦した。

一晩水に浸した大豆を細かく砕く。
この作業だけで、もう、面倒に感じる私。


水を加えてゆっくり沸騰させ、最後に濾してできあがり。

やっぱり面倒。豆乳メーカーが欲しい。
マレーシア人の彼女はここで手作りするらしい。
面倒に感じないらしい・・・
うう・・・。
マレーシア人は豆乳作りがお得意か!!




くたくたにしないで欲しい。

2010年06月26日 | 食べ物
室内撮影ならば、まだカメラはどうにか撮影に応じてくれるので紹介。

最近凝っている私のためのおかず。
きのこ。冷凍物では年中手に入るのだが、生の茶色いマッシュルーム(西洋マツタケ)はこの時期に多く出回る様子だ。
見ているうちに、なんとなく、醤油でいためたら旨いぞぉ~って発想になり、やってみた。


出盛り期には400グラムパックが200円程度で販売されている。軽く汚れを取り、5ミリくらいの厚さに切る。


ごま油(アジア食材店で購入、最近はシンガポール産の品を使用)で炒める。最後に醤油と塩少々で味付け。醤油瓶は日本直輸入だが、中身はここで買ったもの。あは~

義母はきのこをソースにする。きのこに限らず、野菜もサラダ以外はかなり加熱してくたくたになるまで火を通すのが欧州流のようだ。
義母は炒めたあと、水を入れて煮込む。
キンピラのような少々固い食感を楽しむ、ということをしない。
が、パンなどは日本より数倍固いものを好んで食べるので決して歯が軟弱、というわけではない。
歯など、日本人より強靭に思えるぞ。(いや、歯だけではない、さまざまな身体のパーツが強い・・・)

当然のことながら、このきのこ炒めは私しか食べない。ご飯に良く合うぞ~。
400グラムのきのこを全部ひとりで食いきるのは苦しい。
半分残して明日また、と思っていると義母がやってきて「早く料理しないとわるくなる」とうるさい。
まったく、食うことが自由にならないのは本当につらい。
お義母さん、私の料理、食べてみてよおぉぉ~

最近通っているロシアスーパーで見つけた商品。
ホットケーキミックス。
ドイツはふくらし粉を入れ、高さのあるホットケーキを食べる習慣がない。
よって、日本の感覚のホットケーキミックスは存在しない。
が、ロシアにはなぜか存在するのだろうか。北アメリカだけのものだと思っていたのに~

1箱500グラム入り、1.50ユーロ(約200円)。ここでは珍しく250グラムづつの包装になっている。
作り方はだいたい日本のそれと同じだが、加える水はぬるま湯、という指定がある。なぜぇ~?


指定されたぬるま湯の量だと、日本のほどやわらかくない生地なので、箱の写真と同様に小さめのものを作る。
味は~
日本のより甘みが少ない。ふむ、でも雰囲気は大体よい~。
もっとうれしいのは義父母や夫も食べてくれるところ。
片手で持って食べられるのが気に入っているようだ。テレビを見ながらの夕食時にはいいようだ。

使えるロシアスーパーだぞこんな品々も見つけた。

左は中国からの緑茶。125グラム入りで80セント(約100円)。ほうじ茶に近い色と風味だ。安全性に不安があるけど、長期の常飲をしないように気をつけて使ってみることにする。
右のパッケージは箸が添えられている写真なので、買ってみた。にんじんの千切りに混ぜる、と予想した。
裏面の作り方の文章はロシア語のみ。義務教育での外国語がロシア語だった義父に訊いてみたが解読不能・・・
適当に作ってみたのだが~、無理だった~変な味~
次回はそのロシアスーパーの従業員に読んでもらおう~

最後に・・・出盛り期になってきたいちご。

当然のことながら、これは義母の作品。
粒が小さいのは「野生いちご」だからだそう。義母の栽培したものは周囲を飾るものだ。
この庭にはそのほかに野生のイチゴができるらしい。恐ろしい庭だ。
あれだけ手入れしているのに、どこからそんなものがやってくる??


以上、最近の食卓からの報告






七面鳥カツレツ

2010年02月14日 | 食べ物
ドイツの観光案内書籍などにはヴィーナーシュニッツェルと呼ばれる牛肉のカツレツを取り上げていることが多い。
この地域のレストランの多くで見られるメニューだし、家庭でも良く作るようだ。

ウチは何故か牛肉をほとんど使わない料理が多い。
で、カツレツも七面鳥を使う。
辟易する義母料理の中でもおいしいものなので、紹介。



左 カツレツ用の七面鳥の肉を叩き、塩コショウしておく。
  小麦粉、溶き卵、パン粉の順にまぶしていく。
右 油をしいて両面を焼く。フライパンいっぱいのこの大きさ~

こちらのパン粉。拡大撮影。
パン粉というより、顆粒状の粉、って感じ。
これが、日本と欧州のカツの大きな違いだと思う。
それと、焼く前にまぶす塩の量が日本より多いのも特徴かな。


左、焼きあがった一人前。私には大きすぎ。日本から持参の和からしを添えることにした。
  塩気は充分にあるので、他のソースは必要なし。こちらの料理、しょっぱいぞ。
右、半分に切って、残りは夕食か明日に食べる~。私はご飯を添えた。


夫の好みの主食は麺類。スパゲッティ大好き。
カツが大きいものだから、肉の上にスパゲティが被さっている状態だ。

もう一枚皿が欲しいって、常々思うのだが、大抵一枚で済ませるのさ、ウチ。
サラダのソースなどと混ざるのが嫌なのは私が日本人だからか??
もう一枚それぞれが皿を使うと、洗い物が増えて水を多く使うから嫌なのかな、義母。

ちなみに、義父母がカツに添えたのはジャガイモを茹でて、マーガリンで炒めたもの。
家族で同じものを食べないこの自己主張のすさまじさ。
いや、私は心身の健康のためにこうすることにしたのだ。米飯を食べないと病気になるって宣言済み。
一番、低カロリーな皿はもちろん私のさ!
ああ~健康~




クリスマスの食卓

2009年12月26日 | 食べ物
おそらく、去年のクリスマスの記事にも似たような写真を掲載したかもしれない。
毎年同じメニューのクリスマスイブの食卓がこれ。


ソーセージとポテトサラダとシュトーレン。
ソーセージの塩味、ポテトサラダの酢の酸味、シュトーレンの甘さ、この三種を楽しむのがいいらしい。
って、いいと思うのは義母だけかも。
この、甘いものが食卓に上がってくるの、どうにかして欲しいのだが、
日本の料理だって、佃煮のように砂糖を多用するものがあるのだから、
ま、だまってがまんがまん~
さすがに三度目となると、私の舌も騙されてきて、これがうまいものだ、
って感じるようになるのだから恐ろしい。
ああ、恐ろしい。

ここからは義姉が子供達を連れてきた25日の食卓。
いつもは子供二人なのだが、この日はP子ちゃんの学校のクラスメイトも一緒だった。
う~ん、クリスマスに子供が親とばらばらに過ごすこともあり、なのね。
なんでもいいけど、事前に言っておいてもらわないと、プレゼントに困るではないか?
いくら、親戚でなくても、何もなし、だとかわいそう~
急遽、小物を包んであげたけど。


左からジャガイモの団子、赤キャベツの煮物(甘酸っぱい)、にんじんの煮物(赤キャベツがだめな子供のため)、ガチョウ。


ガチョウを食べるのは生まれて初めてだ。
まあ、食べられる・・・かな。
ここの肉類って、肉臭さが残っていることが多いような気がする。
の方法とか、その後の処理とか、あるいは飼料が違うとか、さらには料理の方法の違いで肉臭さが残るのだろうか?


もちろん、これだけの量ではなく、何度もおかわりしないと
義母の食え食え攻撃が始まる。

すでにクリスマスイブを数日過ぎた日本は歳末のにぎやかさに包まれているだろう。
ああ~ここはクリスマスしかない・・・