ボルトとナットを締めろ

オレと公共放送の関係は......　それはヒ・ミ・ツ　　

朝日新聞によると、ＮＨＫはすでに反原発報道番組を抑制しているそうだ。
朝日の記事は割り引いて読まなければならないが、あり得ること。

何故なら、どこの会社・役所でも、組織の長の趣味や思考は、あっという間に現場に反映されるものだからだ。
社長がゴルフ狂なら役員部課長平社員までゴルフに夢中になり、釣りが嫌いならこそこそ隠れて釣りに行く。
必要な通達が殆ど伝わらないことと較べると不思議だけれど、実際はそういうものだ。

今回、マスコミや野党にいくら批判されても、籾井会長は辞めないだろう。
安倍晋三が後ろ盾だし、菅官房長官は、「取り消したんだから問題ない」と肩書きを保証している。
経営委員会には安倍の同類が送りこまれたし、あの顔に反省は似合わない。

だから、「伝統的組織の緩んだボルトとナットを締め直し、責任を全うする」なら、是非やってもらいたいことがある。

それは毎朝放送している「おはようニッポン」の綱紀粛正である。
タレント気取り、お友だち気分で、民放を真似し騒ぐ男女アナを再教育しろ。

手始めに、「まちかど情報室」のおふざけおばアナと、でれでれ女子アナ。それから「気象情報」の駄洒落自慢だ。
この３人が、朝の公共放送の品位と信用を著しく傷付け、日本語を乱している。

さて、天下のＮＨＫは、痴漢おじアナの次はどんな不祥事を起こすのだろうか。
今のうちにボルトとナットを締め直さないと。

それには会長のご面相が、どうにも締まらないんですなぁ。

漫画は山田紳。２月１日付朝日新聞朝刊から。

１４０２０７