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林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

天声人語百年

2011-07-30 | 重箱の隅



朝日新聞朝刊の「天声人語」は100年以上続いているそうだ。
「天声人語」とは「天に声あり人をして語らしむ」という意味だそうだ。
.....ということは天に代わってワタシが書いている、ということ。ドエライもんだ。

「天声人語」を読んだり書き写したりすると、国語力や集中力が上がり、進学・就職対策、社員教育、老後の頭の体操に役立ち、また、社会への感心が高まり、時事問題にも強くなるそうだ。
へぇ、そうかね、100年読まなければそうはならない、と50年しか読んでない森生は体験的に思うけどね。

以上は朝日新聞の広告ではなく、一般記事頁全段を使い、朝日新聞が自画自賛している(7月26日)。
いいことばっかりで、結構結構。(本当は広告が取れず、白紙はマズイから穴埋めしたのかも)。

更に自慢は続く。
天声人語は大学や高校や中学の入試問題にもしばしば引用され、今年の大学入試では計95の問題に登場した。

ん? そんなこと自慢していいの?
入試問題に使われるってことは、内容が分かりにくいとか、いかようにも受け取れるってことで、購読者に対して不親切なのではあるまいか。
短時間であっても、受験生の頭を悩ますなんて、とんでもないことだ。

以下は井上ひさしの言葉です。

      難しいことをやさしく
      やさしいことを深く
      深いことを面白く
      面白いことをまじめに
      まじめなことを愉快に
      愉快なことをいっそう愉快に

まぁ「天声人語」は「社説」に較べれば、井上ひさしの言葉に近いと思う。合格点をあげてもいい。
だけどこうあからさまに誇られてしまうと、イヤミの一つも言いたくなるのね。

110730



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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天声人語100年 (foretop)
2011-07-30 21:35:07
 判り易く、読みやすい、公正平等を
 社是にしていた、と思っていたら、
 首相擁護の御用商人。 
 
 三重、度会に住んでいたのなら。
 尾崎 行雄に学んでみたら。
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新知識 (森生)
2011-07-31 12:14:02
foretopさま
尾崎行雄が神奈川県出身で 三重県度会郡に住み 何故か「合格神社」の祭神になっている(?)とは 驚きです
菅直人の公式HPを覗く気にはなりません 菅も 度会に住んでたんですか

朝日は菅の「脱原発」を支持していますが 流石に菅の続投を支持していないようですが......

操作が難しく 英文のようなので 残念ながらforetopさまのブログに 到達できませんでした
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