野党が欠席した臨時国会の冒頭で、安倍晋三の自己都合により衆議院が解散された。
予想どおり自民公明の議員たちが「万歳」を三唱した。馬鹿みたいじゃなく、バカそのもの。
あれ、国会村の不思議な風習ですね。
あれを見るたびに、ああ、やっぱりアイツラはニンゲンじゃないんだ、と思う。
今朝の天声人語が面白いことを書いている。
何故解散時に万歳するのか。昨年政界を引退した江田五月氏は、
①士気を鼓舞するため ②いちばん無難な掛け声 ③ヤケッパチの絶叫
の3説を挙げる。今回は③派がかなり多いのではないか。なにしろ「希望の党」が参入して政界が液状化してしまった。
これほどあからさまに政治家たちの保身とエゴが見える解散劇は近年例がない。首相も首相なら野党も野党である。
そもそも解散に「万歳」は似合わない。とりわけ今回は「奉賀」の三唱がふさわしい。
なぜ「奉賀(ほうがぁ)」が相応しいかは、試しに「奉賀」を三唱してみましょう。
詳しくは今朝の「天声人語」を読んで下さいね。薀蓄話がもう一つ増えます。
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