初夏、鎌倉で会った大先輩が、「あの頃のみんなと会いたいなぁ」というご発声だ。
続く中先輩が「そうだそうだそうしよう」と追随。
小先輩が肝いりになり、新年会の準備が進んでいる。
ナマイキだった森生にはいい思い出がないけれど、時が殆どのことを水に流し、あの頃幅をきかせた人たちのイマを知りたくなり、成り行きで小先輩を補佐することになった。
決定や折衝は小先輩の仕事だが、小先輩はパソコンを使わないので、事務段取りは不肖森生の役割に。
勤めた職場は社内では花形部門だったらしく、先輩同輩後輩から偉い肩書きの人を何人も出している。
そのほか社内で有名になった先輩女史もいる。
だが何もかもが過ぎ去り、いまではほぼ一直線の横並び。全員が「さん・ちゃん」付けである。
始めは波長が合う7~8人でささやかな新年会を、というつもりが、噂が伝わりあっという間に30人近い会合になりそうになってきた。
どうも初動を間違えたみたいだが、これもまた結構結構。
そうなると、期日、場所、会費、飲食内容、連絡方法、会の進行.........、等々頭を悩ますことが多い。
半世紀も会ってない人はどういう生活程度なのか、健康状態はどうなのか、が分からない。
既に亡くなった人もいるし、再会したい元監査役は行方不明だ。
全く思い出せない人。出る出ないと意思が定まらない人がいる。
当日、新年会を忘れていたり、急に体調を崩して欠席する人も間違いなく出るだろう。
とりあえず会場は有名ホテルを押さえ、事故の恐れが少ない昼間ということは決めた。
娑婆の慌しさはそっちのけにしたい年末。
やっと忘年会を終えたのに、もやもやと落ち着かない年の暮れである。
ふぅ。
111226
日にちの間違い、会場の勘違い・・・森生さんも確か経験されたことがあったような。
・・・老婆心ながら(なぜ<婆>なのか釈然としませんが)。
ご心配されるまでもなく 森生も心配しておりまする
それで 今から落ち着きません
来月23日ですから 前日におコメント下さいませ
じじいはみんな呆けてます
ばばあは最期までシッカリしてるから 老婆心なんじゃないでしょうか