旧友たちを誘い、演奏会を聴きに所沢アークホールへ行った。
演奏は東京国際大学吹奏楽団の学生たち凡そ70人くらい。(卒業生や他校からの応援も含む)
指揮者は寺島康朗。今回が最後の指揮になる由。素人集団をよくぞここまで鍛え上げたものだ。偉い。
演奏曲目
1.ブラームス・大学祝典序曲
2.ブラームス・11のコラール前奏曲
3.ワグナー・葬送の音楽
4.ワグナー・楽劇「ローエングリン」よりエルザの大聖堂への行列
-休憩-
5.ベートーヴェン・交響曲第5番「運命」
1.は聴いたことはあるがあまり馴染みのない曲である。
2.~4.は初めて聴いた曲である。
演奏者側は聴く耳の程度に関係なく、難しい曲に挑戦したがるようだ。普段一般大衆が口ずさんでいるような、美しく親しみやすい旋律の曲を演奏して欲しい、と思うよ。
だが、この演奏会は出演者が会場の所沢アークホールに出演料を支払い、聴衆は無料入場なのだ。
あれこれ好みを言うのはゼイタクなんでした。反省します。
でもね、トランペット、トローンボーン、チューバ、ホルンが一斉に大音量で咆哮するサマは爽快だった。
2~3回キーッとういう怪音が中央のクラリネットかオーボエ辺りで発せられたのはご愛嬌だが。
「運命」。これはキライな交響曲だ。森生は昔から陰気で深刻なベートーヴェンを好かないのである。
ただあの「ジャジャジャジャーン」が素っ気無く鳴らされてからは楽しめた。演奏は通常の管弦楽演奏より歯切れが良かったように感じた。この曲が傑作であることは認める。だから運命は甘受しよう。
アンコールは3曲。一番目は知らない曲だったが、華やかな印象で悪くはない。
2曲目の行進曲「旧友」はメリハリをタップリつけた素晴しい演奏だった。「よっ、待ってました」である。
指揮者は指揮台を降り、団員に花を配りながら陽気に舞台を行進。森生もああいう指揮者になってみたいなぁ。
一方、聴衆は手拍子で応援し、和やか愉快で幸せな気分になった。吹奏楽は、やっぱ行進曲だわ。
最後はマーラーの「復活」。これも初めて聴いた曲だが、半鐘叩きまで動員して圧倒的。いい曲だった、降参です。
マエストロ寺島、そして団員諸君、2時間に及ぶ力演のプレゼントをありがとう。
今回も無料入場整理券を出演者のお祖父さんから頂き、森生の旧友と新友に動員をかけた。
結果、動員に応じてくれたのは旧友ばかりだった。
考えてみると、旧友たちは好奇心が強く、ご町内の新友たちには世間を広げる意欲が足りないようである。
好奇心の強い旧友の方が、若さを保ち続けていられるように感じられた。
何もかもが下向きで、な~んにも解決できないどん詰まりニッポン。
さぁ、行進曲でカラ元気を出して、新しい年を迎えよう。
カール・タイケ作曲 行進曲「旧友」
わぉ、男声合唱付があった。これも元気が出るぞ。
111227
ホント、「旧友」は元気が出ます。目の前のグジャグジャを吹き飛ばして、サァサァとりあえず立ち上がって!と言われてるような。
双頭の鷲の旗の下に とか、ツァラツストラはかく語りき(ロリン・マゼールの)も、私には元気ダシの素です。確かプレスリーがステージに出るときの曲がツァラツストラ・・・だったとか。
ウン? 元気出して、、、、何もすることが無い、、、。
ところで、いつのまにか林住記のサブタイトルが変わっていましたね。えらくあっさりと。
拗ねてみせるのをやめました?
これからも東京国際大学吹奏楽団をよろしくお願いします。
ほかに パチンコパーラーも 元気一杯ですよ
この際 軍艦マーチでも 星条旗でも 威勢のいい行進曲がいいですね
サブタイトルは 最近 シンプルライフを心がけるようになりましたので......
旧友たちも「旧友」が一番だった と喜んでました
吹奏楽団のテーマ音楽にし アンコールには必ず演奏して下さいね
ありがとうございました