林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

異論続々

2018-11-14 | 先輩のお言葉

羽鳥慎一モーニングショーで「そもそも総研」を見た。
常識とは異なる発言が目立つ、デービット・アトキンソン氏のご意見を伺う内容だった。

外資系経済アナリストを経て、現在、日本の国宝等古美術品修理会社社長である氏曰く。

  国別GDPは、米・中・日本の順なので日本はまだ凄いと思うなかれ。1人当たりでは24番目である。
  これは一人当たり生産性が低いためで、生産性を上げるためには先ず最低賃金を上げるべきだ。
  生産性を上げれば失業率は下がる。いい例はイギリスだ。
  移民頼りより、潜在能力が高い日本女性を活用せよ。
  経営者はもっと努力せよ。

と言ったと記憶している。また、少し前の同じ番組では、

  日本には中小零細企業が多過ぎる。現在の半数でよい。
  経営者は無能でも従業員より高給を得ている。合併を進め経営者の人数を減らせ。
  そうすれば経営は効率化し生産性は上がる。無理な競争が無くなり、従業員の給料は上がり、幸せになる

と言っていたはずだ。
森生の記憶力と理解力はイカレているので、違うかもしれないがそう記憶し理解した。

ところで、森生は氏の「新・観光立国論」と「世界一訪れたい日本のつくりかた」を購入した。
前者の内容は、

  人口減少を補うために、外人観光客をもっと増やせ。
  日本の外人観光客吸引力はどの国にも負けないが、実情は極めてお粗末だ。
  抽象的な「おもてなし」を売るより、具体的なサービスの種類と質を充実し、その対価を得るべきだ。
  爆買い客より富裕層や智識層を引き寄せ、リピーターを増やせ。

といったところだろうか。
なお続編の「世界一・・・・」はこのところ忙しくまだ読んでおりません。
また、上記の纏めは間違ってるかもしれません。

  

  宜しければ「デービッド・アトキンソン」でネット検索をしてみて下さい。
  アマゾンなどで著書を何冊も販売している。内容の説明と書評を読むのが手っ取り早いです。
  取り急ぎ、以下のサイトをどうぞ。

  日本経済の悲しい現実

  日本の企業を現在の半分に減らせ

  新・観光立国論を読もう

  日本よりタイ

  羽鳥慎一「そもそも総研」

  なお「アトキンソン? どうもなぁ.....」という批判も併せてご覧ください。

  D.Aへの妄信は危険

  不肖森生も、アトキンズ氏に全て賛成、というわけではありません。
  でも、とにかく具体的で刺激的な提言です。

  舞妓の画像はこちらさまから拝借。この映画、面白かったです。

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2 コメント

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この世の中 (小肥り)
2018-11-14 14:19:16
ボクは中国のGDPが世界2位というのが今でも「眉唾」と思ってます。
日本は若い人々がつらい目にあってる。彼らが大きくなったら世の中、どうなってるんだろう。
保険、借金、少子化……………
ところで……
明治座は小渕優子よ。
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中国は44位 (森生)
2018-11-14 20:40:39
小肥りさま
アトキンソン氏によると 一人当たりで 中国は44位
一人当たりGDPが高いほど 国民の幸福感は高くなるそうです
若い連中は 選挙に行かず あの人を支持してるから 自業自得
堕ちるところまで堕ちたら 気付くでしょうよ

ああ 小渕優子 まだ生きてるんですか
当時は 将来の首相候補 と言われてた
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