日系イギリス人小説家、カズオ・イシグロは以前から知っていた。名前だけだけどね。
ノーベル文学賞を受賞したことで、東京では号外が出たようだ。ロンドンではどうなんだろうか。
荒涼たる風景、石造りの大邸宅、英国貴族、英語を話す老執事など、イシグロは別世界のこと。関心は全くなかった。
だが報道でイシグロを少し知った。綬賞に驚き、素直に喜ぶ姿を見ているうちに、イシグロが好きになってきた。
翻訳を意識して困難な表現を避ける、と言うイシグロの姿勢は、僭越ながら森生と同じでアル。
自分の小説には日本の「もののあわれ」の影響がある、との発言もイイネ。
イギリスで最も権威あるブッカー賞を受けた「日の名残り」は何頁になるのだろうか。
ジェーン・オースチンとフランツ・カフカを混ぜ、マルセル・プルーストを少し加えるとイシグロになる。
だなん言われると、じじぃはメマイがする。
でも、もちろん日本語訳で、活字が大きい文庫本で、250頁くらいなら読んでみてもいい。
村上春樹クンは、今年もまた受賞しなかった。
想定外の授賞に、村上本とイシグロ本を入れ替えるのに大童になった本屋は愉快だ。
集まって騒いでいたハルキストたちは、贔屓の引き倒し。
ウィンドウズの発売にそっくりな、新作の販売手法は如何なものか。
何かとキザな発言をし、国際派気取りのハルキよりカズオがいい。
風景写真はこちらから拝借しました。
171010
ハルキ、キライ。福耳枝野君のことも同感。スカッ。
なあんか、意見が合って、うれしいなあ。
池田学氏の作風には圧倒されてます。
そして、貴方の書き込みは、楽しみにしてます。
おやまぁ ちゃっこさまもハルキが嫌いですか
安心しました
カレ 恰好付け過ぎですよね
しかも 欲しい欲しい とみっともない
森生が審査委員なら ゼッタイ賞なんかやるもんか と思います
ま 出版社とファンがいけないのでしょうが カレくらいになれば 注文を付けられるはずです