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林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

ぼんやりする

2017-06-27 | 林住期

辰濃和男という人の「極上の人生」という本が売られている。
自信マンマンな題名だね、驚いた。

この人は80年代に朝日の天声人語で、一世を風靡した名コラムニスト、だそうだ。
多分いまは年金をたっぷり受給し、悠々自適。
暇なので、しあわせのお裾分けしたくなったのだろう。結構結構。


著者は人生を楽しむために、四つの美学を提案している。曰く、

  1.無心の美学   
  2.ゆとりの美学  
  
3.懶(ものう)さの美学  
  
4.隠(こも)りの美学

などだ。
う~む、参ったね「美学」だとさ。
それに「
物憂さ」ではなく「懶さ」、「篭もり」ではなく「隠り」だぜ。
いかにもな高尚なお説のようで、とても凡人には付き合えませんな、ふんっ。

しかし「いや、待てよ」と思った。

  

凡人代表の森生はこの8月、いよいよ80歳になる。

人生はもちろん「極上」ではなかった。かといって「最低」だったわけでもない。
大変な時期もあったけれど、嫌なことは忘却の彼方へ押しやった。
普通で平均の人生だったのではあるまいか、と思う。

すでに人生の4分の3か、5分の4を終え、残りはあと僅かだ。
残りの人生を極上とまではゆかなくても、少しはましにしてみたい。

などと考え直し、本をパラパラめくり「3.懶さの美学」の章を見ると、なぁんだ「懶さ」とは、

  ぼんやり・のんびり・ぶらぶらする

ってことだった。そして、

  ぼんやりしていると頭が空になり、草や木や風や空の様子に敏感になる。
  
のんびりしていると草や木の生命力に気付き、生き抜く力を貰える。
  ぶらぶらしていると、風の音、小鳥の囀り、集金人の溜息が聞こえてくる。

と辰濃先生はのたまっているようだ

でもなぁ、最近森生はいつだってぼんやり・のんびり・ぶらぶらしているんだよ。
確かに頭は空っぽになる。そしてそのまま眠りに落ちるんだわさ。
そして目覚めては、普通で平均の人生の終わりを痛感する。

ってわけ。
ちっともマシな余生にはなりそうもない。

  

  桂歌丸師匠が殆ど同じ題名の本を出版している。
   こちらにはお笑いがいっぱいとか。

  
もはや手遅れの森生。
   残りの人生
は、アクセククヨクヨイライラせず、笑って暮らしたい。
      買うならこっちにしようと思いますが、ご同輩はどちらですか?

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暖房器具を片付ける

2017-06-02 | 林住期

暖房器具がなかなか片付かない。
片付ける時間はたっぷりあるけれど、片付かない。
邪魔なので、とりあえず玄関に集めてある。
それでも片付けるのが億劫で片付かず、玄関では蟹歩きをする始末だ。

誰か訪れてくれることになれば、片付ける気になれるかもしれないと、団地内の若じぃさんを招いた。
咲き始めた皐月にかこつけた、はかりごとのつもりだった。

ところが相手も暇だったとみえ、「いま直ぐ行く」ということになり、片付ける間もなくやってきてしまった。
それでも、着散らかした長袖シャツ類が、大童で片付いたのは収穫である。

次に数日前、本物じぃさんに昼飯を誘ったら、「今、めまいがしてるので」と断られた。
今日、その後の具合を尋ねたら、「うん、良くなった、明日行くよ」と。

しめしめ。狙いどおりになってきた。

ちょうど雨が降りはじめ、少し涼しくなった。

長袖を出してきて、これから暖房器具を片付けるとしよう。

結局、3台の暖房器具は収納し、代わりに2台の扇風機を組み立てました。
明日は早起きして、食卓の上に積み上げた新聞やちらしを片付けるつもりです。ふぅ。

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洗濯物を畳む

2017-05-31 | 林住期

気温と共に、湿度も高くなってきた。
夜、風呂から上がって干しておいたタオルが、朝になってもまだ乾いていない。

洗濯は嫌いではなかった。
汚れものを大量に溜め、まとめてどっと洗濯する人が多いようだが、じじぃは小まめに洗濯をしている。
洗濯そのものは洗濯機がやってくれるので、大量でも苦にはならない。

しかし加齢と共に幼時化が進行し、干したり畳んだり、同じ作業を長時間続けるのが苦痛になってきた。
忍耐力がなくなり、飽きっぽくなったんですかね。

洗濯という一連の作業の中で、いちばん厄介なのは、乾いた洗濯物を畳んで収納する作業だと思う。
シャツ類はハンガーに掛けたまま、押入に差し渡した鉄棒に吊るすので問題はない。
問題はズボンを含むパンツ類だ。これがめんどくさいこと甚だしい。

.....と、長生きはするもんですなぁ。
洗濯物自動折り畳み機が世界初、日本で発売された。現在、予約を受付中です。

初公開された市販機は、大型冷蔵庫ほどの家具調の機械だ。
この機械は、投入された衣類を内蔵カメラと人口知能が判別し、ロボットアームが折り畳む。

その他、誰のものかを仕分けし、着用頻度も分かり、予定価格はななななんと185万円だとか。

いやはや参ったね。
1万8500円位なら申し込みたいが、そこまで下がるにはあと何年かかるやら。

暑くなると汗をかく。汗をかけば洗濯物が増えてしまう。
乾いた洗濯物は籠か何かに、皺くちゃのまま突っ込んでおくのがいいかもね。

この洗濯物自動折り畳み機の名前は「ランドロイド」です。
この機械を紹介するHPには動画がありますので、お暇ならこちらをポチッと押してください。
やけにリッパなので、目的の動画に辿り着くには、根気と忍耐が必要ですが。

170531

 


 


ゆっくりのんびり

2017-05-30 | 林住期

昨日は物凄く熱い日だった。
今日もまた、熱い。

じじぃはお尋ね者のように、日陰から日陰へと移動する。

熱い空気に日本列島が包まれたから熱くなった、などと分かり切った解説をする気象予報士だけは、嬉しそうだ。
こう早くから真夏が来たら、本来の真夏は極夏とでもいうのだろうか。

更に熱くなるこれからは、ゆっくりのんびりだらだらとゆくつもりだ。

ゲートボール場に、じじばばはいない。

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杉並好き

2017-05-23 | 林住期

昨日の阿佐ヶ谷行きは、いま、杉並区役所で開催されている写真展を見るためだった。

会社で同期だった友だちが、作品を出品しているグループの名前は「私の好きな杉並を撮る会」だ。
杉並区に住んでいたり、ゆかりがあった人たちが、杉並区内の風景を撮影している会である。
展示中の作品は玉石混交だが、誰もが写真を愉しんでいる感じが伝わってくる。

昼飯時になった。
区役所のそば、毎年利用している蕎麦屋の「道心」は生憎満席。
代りに近くの中華食堂「泰山」へ。味噌らーめん餃子4個セット750円は見つけものだった。

その後、パール通りのセルフサービスの喫茶店へ。
パール通りは朝から人通りが多く、立ち並ぶ商店はどこも繁盛しているようで、好きな商店街である。

    

ここで、写真展で落合い、昼食を一緒にした先輩から、エルメス日本導入の経緯を拝聴。
併せて先輩推薦の中公文庫コミック版「エルメスの道」をお借りした。
漫画ながら、先輩が知らないことが沢山載っている由。
パラパラっと見たところでは絵が上手い。

この文庫本はエルメス本社が企画し、中央公論社が製作した漫画で、エルメス本社が出来映えを絶賛したそうだ。
先輩も「漫画を軽く見ていたのは間違いだった」そうで、「エルメス紹介本の中ではピカイチだ」とか。

実は写真展のあと新宿へ出て、カメラ店巡りをするつもりだった。
しかし昨日も物凄い暑さ。結局、喫茶店に付き合ったことは正解だった。

写真は杉並区の善福寺公園。東京都公園協会さまの「公園へ行こう!」から拝借しました。
展示中の作品には、この公園を写したものが多かった。

「私の好きな杉並」写真展の会期は5月26日までです。

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猛暑

2017-05-22 | 林住期

真夏の太陽が肌を刺し、日向に出られるものではなかった。
12時、室内の温度計は30度を越し、湿度は39%。

疲労が溜まっている。
その証拠に、ここ3、4年、異常がなかった歯茎が腫れてきて、鈍い痛みがある。
このところ忙しかったので、こういう暑い日は完全休養にしよう。

と、昨日は何もせず、何処にも行かず、古い新聞を見たりしながら、ぼんやりしていた。

今日も暑くなりそうだが、これから阿佐ヶ谷へ出かけなくてはならない。
親しくしている人たちが集まり、友だちの写真展を見て、近くの美味い蕎麦屋で昼食をするために。

歯茎の腫れは退いたが、まだ痛む。
でも、蕎麦なら大丈夫だ。

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大声で思い出

2017-05-16 | 林住期

池袋西口にある和食の「えん」は、素晴らしい会場だった。
出された料理は、固い固い固い丸ごと牛蒡を除きどれも美味しく美しく、分量はややもの足りない適切さだった。
昔の池袋駅西口に、こんなに洗練された店はなかったはずだ。

この会場を探し出した幹事くんを、褒めてあげたい。

一方、集まったわれわれOBGは、いささか行儀が悪かった。
とにかく声がデカイんですね。まるで大陸からやってきて店を占拠した感じだった。

目の前のおばばと話しているのに、声が聞こえない。だからこっちも大声になるから、周りも大声になる悪循環。

  がやがやわいわいがやがやわいわい・・・・・・・・・

会話の内容は、欠席した旧友の噂話か、昔、職場で発生した大事件の真相とか、病気自慢ばかり。
どうでもいい話なのに、とにかく声がデカかく、概ね元気なじじばばだった。

宴がお開きになる時に、幹事くんが来年の予定を発表した。
忘れないように、来年の今月今日の日、同じ場所で開催するつもりとか。

酸素ボンベをお供に連れて来た人、掘り炬燵式座席から立ち上がれない同い年も来ていたのだ。
お互い八十路前後。来年のことなんか覚えられないし、生きてるかなぁ。

写真はどれもイメージです。

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お茶汲み好々爺

2017-05-10 | 林住期

夜、雨が降り、庭が濡れている。
今日の作業は休み。朝刊を読み始めたが、どうも落ち着かない。
12時半から自治会館で、文化厚生部が主催する月1回の老人会があり、森生はお茶汲み当番を仰せつかっているからだ。

自治会の班長職は忙しい。
この1ケ月余りで、総会・大掃除・回覧・部会・集金・集金・回覧・集金・お茶汲みと続き、来週は初の班長会がある。
全く落ち着きませんなぁ。こだけの話、退会しとけばよかったよ。

さて、老人会に集まるのはどんなじじばばだろうか。
自治会館にやって来られるんだから、足腰はそれなりにまだ動かせるのだろう。
だけど時間潰しを自治会に頼るなんて、ましてやお茶を飲むのに八十爺の手を煩わせるなんて、情けないヤツラだ。

ま、折角の骨休めだ。イライラカリカリせず午後3時まで、好々爺を演じきるつもりだ。
平穏無事に、できれば愉快な老人会になり、新しい友だち1人でも見つかればと祈りながら、これから行ってきます。

画像は「糖尿病を治そう!」さまからお借りしております。

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集金初日

2017-05-01 | 林住期

自治会費を集金する初日である。
気が進まなかったが、前の晩から準備をした。

紙幣を上手く捌くために爪を切った。
怪しまれないように、普段の薄汚れた作業着を改め、滅多に着ない上等のシャツとスラックスに改めた。
釣銭や領収書をテキパキと扱うために、紙挟みを取出し、金種別携帯を考慮し、ポケットの多いベストを着用した。
コンビニで2回レジをし、千円札と百円玉を潤沢に準備した。
夫々のお宅での自己紹介と訪問目的の台詞を考えた。

さぁ、矢でも鉄砲でも持って来い。

ところが........。

1軒目は留守だった。
2軒目も留守だった。
3件目は洗濯物は干してあるのに、何度、ベルを押しても返事がなかった。車が無いので近場へ外出したのかも。

4軒目は、あ~ら嬉しや、初対面の品のいい素敵な奥さまがご在宅だった。
台詞は上手く言えたし、気持ちよく1年分の会費2400円を払って下さることになった。(2回分割払いも可)
しかし、事前に書いて取出し易く整理しておいた領収書とその控えが、焦ったためかなかなか見つからない。
やっと見つけた領収書を控えから切り離し、奥様に手渡し、別に森生の収入にはならないが最敬礼。

5件目のお宅を訪れる前に、そのお宅の領収書と控えを取り出そうとしたら、控えはあったが領収書が無い!
混乱した頭で考えたら、いまの奥様に、領収書を2枚重ねて切り取り、渡してしまったらしい。

慌てて4件目に戻り、わけを話して領収書を確認すると、やっぱりありました!

自治会費の集金なんか簡単な作業とたかをくくっていたのは間違いだった。
普段から小切手や手形を使う生活に慣れきっていると、こういう小銭の世界はホントにややこしいね

しかし、折角準備万端整えた5軒目もお出かけ中だった。

6軒目。高齢の旦那様がお留守番だ。
年会費2400円ですと言ったら、それでは5千円でとなった。
領収書と釣銭を渡すと、???。ふんっ、まだら惚けかよと密かに思ったが、5000-2400=3600だったのだ!
呆けてるのは森生だったというわけ。

小1時間で担当する15軒を回り、集金できたお宅は僅か3軒だ。
しかし心身ともくたくた。残りはGW中にぼちぼち集金することにしよう。
あ、そうだ。森生も払わなくちゃね。

だけどGW中の集金は、不在が多く無理かもしれない。
自治会への持参期限は5月18日までなので、GW後の集金がいいかもしれないな。
と集金初日に、早くもやる気が萎えたのだった。

前任の班長氏が「慣れない集金はタイヘンですよ」と言ってたとおりだ。
ふう。

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うどんにカフェラテ

2017-04-26 | 林住期

飯能の饂飩専門店「古久や」を勧めてくれた唸り君が、今度は仏子の丘上の団地にある饂飩屋に連れてってくれた。
店の名前は「大樹」。福祉法人が運営し、軽い傷害のある人が接客している。
笑顔も愛想もないけれど、真剣な勤務態度が好もしい。

古久や以上とウナリ君が高く評価するとおり、味も分量も申し分なかった。
驚くべきは値段の安さだ。昼食にした肉汁うどんは税込み500円。他にタラの芽の天麩羅250円も上々。
各種定食もあり、椅子席があるので、古久やより気に入った。

  

問題はわが猫額亭から、車で3~40分かかることだ。
しかし途中の新録が実に見事で、高麗の里に負けていない。いや、ひょっとすると以上かな?
ま、誰か運転手君を探して時々行ってみよう。

お茶は、飯能市内に戻り、岩根橋近くに開店した「1+2(いちたすに)」へ行った。
ここはビオラ夫人が、林住記のコメント欄で教えて下さった店である。
飯能には珍しいなかなか洒落た造りの店で、店員も髭のシェフも感じが良い。
キャラメルカフェラテ(だったかな?)500円も美味かった。

この店なら近いので、山を越え、歩いて行ってもいい。
店の駐車場は新古民具の製造販売所に接していて、ここも面白いですよ。

 

ところで森生は野暮天なので、カフェラテ・カフェオレ・カプチーノが分からない。
ネットで探したら、分かり易い図解がありました。こちらをどうぞ。

「大樹」の電話は04-2966-7799。応援して下さいね。

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手摺

2017-04-13 | 林住期

これから何年使うか分からないけど、階段に手摺を取り付けた。
昨秋、怪我をしてから階段の上り下りが辛くなったのでね。
この家を建てる時には、思いもよらぬことだった。

  これで天国には上り易く、地獄には堕ちにくい、というもんだわぃ。

と満足している。

門扉から玄関扉まで7段。1階から2階まで14段。合計21段分の階段に取り付けた。
工期は屋外がまる2日(但し作業は1日半)。屋内が半日。それぞれ1人の職人君がやってくれた。

工事費は総計15万円ちょっきりなので、1段当り7142円になる。

 

工事はセールス諸氏を煩わせることなく、じじぃが自発的に計画し発注した。
ご同輩のお宅にもお勧めしますよ。

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行く春に

2017-04-12 | 林住期

好きなブログはお気に入り欄に登録し、毎日読んでます。
想像では、筆者のどなたさまも年輪を重ね、そのためか話題に含蓄があり、人生の勉強になる。
ところが残念なことに、近頃、そのお気に入りブログ全般に元気がないんですね。

・おおらかな味に、応援のコメントが多い小肥りさまの「小肥りじいさんが見た風景」は、頻繁更新を週一に減らしたままだ。

・お手本にした霜月一八さまの「アカチパラチ」と「ドッコイショット」は癌から生還後、突然の休筆から4年も経つ。

・ご近所(入間市?)に住まわれる風子さまの「雑記帳」は「まっすぐ歩けない」という悲鳴を最後に長い休筆である。

・たおやかな随想を書き続けた志帆さまの「紅筆」は断筆し、跡形もなく消えた。

・大胆に激辛発言を連発するまさやんさまは「負けるが負け」で「気分が乗らない」と休筆宣言を出した。

・川柳句会の常連ババロアさまの「半径2キロの日常」は滞りがちだ。

皆さまのそのお気持、いと痛ましく悲しいけれど、よ~く分かりますねぇ。森生じじぃも同じ状態だもの。
お互いもぅ、の~んびりしたいんですよね。

   ・世の中に絶えてブログのなかりせば 春の心はのどけからまし・
                                        .........猫額亭森生 

みなさまの早い回復復帰を心底、祈念しておりまする▼

今回ご紹介したお気に入りブログは、旺盛な更新意欲が最近衰えたか、休筆しているブログです。
相変わらず活発なブログ、更新回数は少ないけど光るブログは、別途ご紹介しますね。

爛漫の夜桜は加山又造「淡月」です。

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花曇りの朝

2017-04-07 | 林住期

急に春が来て、暖房は風呂に入る時から就寝する間だけにした。
寝相が悪くなり、股引はもう穿かず、冷水で顔を洗い、冷たいままで野菜ジュースを飲むと、短い一日が始まる。

昨夜、雨が降ったようで、まだ地面が濡れており、庭作業には適していない。
連日の労働だったから、たまには骨休みも必要だろう。

弥生の空は花曇りである。
気象予報士はじめTV業界の人たちは、満開だ花見だ、と囃し立てている。

冷蔵庫はガラガラ。
これから団地内のスーパーと駅のそばのコンビニに、買い出しに行こうかと思う。
ついでに花見ができればいいが、咲いたかなぁ。

桜は去年のものです

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今日は何日何曜日?

2017-04-06 | 林住期

林住記は休日を除き毎日更新を日課にしているが、昨日は危うく更新を忘れるところだった。
普段は朝食後直ぐに当日の投稿をするのだが、昨日は庭の手入れを始め、薄暗くなるまで作業に没頭していたためだ。

昨夜、疲れた体に鞭打ち、さぁ明日の記事を書こうと林住記を開いたら。どうもヘンなんですね。
そういえば今日は何日だっけ? まだ4日火曜日のつもりでいたけど、どうもヘンだ。
このところ殆ど読まない新聞の日付を見たら、5日水曜日だったというわけ。

一昨日の夜、一昨日の夜ざっと書いておいた記事を完成させ、風呂に入る前にやっと記事を更新できた。
そういうわけで、今日の記事は全く準備出来ていません。

ま、百年近くも生きてれば、毎日は殆ど同じ下り坂だ。敢えて書くことはありません。
花見もせず、新聞も読まず、TVも見ず、半分仏さまになった気分で、これからまた庭仕事を始めます。

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ババァの忖度

2017-03-30 | 林住期

 

隣の屋根の塗装工事が始まって、すでに3日経ったが、まだ終わらない。
工事が始まる数日前に、お宅の車を傷つける恐れがあるので、駐車場の車をどけて下さい、と業者に言われた。
タオルとメモ用紙を添付した紙切れ1枚のご挨拶だったが、森生は要請を受け入れた。

足場が組み上がり、隣家を紗幕が取り囲んだところで、職人君がやってきた。
これから高圧洗浄を行うので、お宅のベランダに干してある布団と洗濯物を屋内に取り込んでくれ、と言った。
数日ぶりの布団干しと洗濯だったが、お互いさまだからと要請を受け入れた。

業者の社長は「1日です」と名言したが、既に3日経っていて、作業はのんびりとまだ続いている。
車は駐車違反を知りながら大通りに面した玄関前に移動し、天気がいいので布団を干したいが、それができない。
森生はだんだん不愉快になってきた。

不愉快の原因は、隣家のクソババァから全く、何のご挨拶もないからである。

森友学園の諸問題で「忖度」という古い言葉を勉強した。
現代でも、近所づきあいには忖度が必要であると森生は思う。慮るでも、思いやるでも、心遣いでもいい。
隣のババァには、いい歳をしてそういうココロが欠落しているようだ。

だからじじいは、隣家夫人を敢えて「クソババァ」と書く。
何か仕返しをできないか、と考えている。

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