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林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

昼も夜も栗ごはん

2017-09-26 | 林住期

普段よりも少しめかしたばばじじ14~5人が、総合福祉センター調理室に集まり、手作りの昼食会をガヤガヤと愉しむ。
名付けて「ランチカボチャの会」です。

みんなで昼ご飯を作り、完成品を食べ、ナツメロを歌い、絵本を読み聞かせてもらい、3時間。
会費が400円なのは会場費と水道光熱費が無料で、野菜類はおばば会員が庭先で丹精したものを使うからだ。

  

毎回、みんな満足してお開きになるが、森生には困ることが二つある。

まず、味付けが薄過ぎる。味噌汁なんか目玉が写るどころか、お椀の底が見える。
次に分量が多過ぎる。全体に作る量が多いので、食す分も増え、寝る前の体重が70㎏を超えてしまう。

おばばたちのツレヅレが、よくガマンしてるものよ。

だが今月は、塩味が要らない栗ご飯が主役だった。

おかずは鮭のバター焼き舞茸付、人参牛蒡蒟蒻の煮物、キャベツ胡瓜の塩揉み、冬瓜油揚げの味噌汁などてんこ盛り。
梅干しを想像しながら胃に押し込んだ。

  

一方、美味い栗ごはんは敢えて残し、用意しておいたタッパウェアに詰め、持ち帰り、夕餉に食したのである。
おかずは理想的な味にした、とろろ昆布の味噌汁だけで充分だった。

  今年の栗はこれで食い収めかと思ってたら、嬉しいことが重なった。
  時々、猫額亭に安否確認に現れる切株じぃさんが、到来物のお裾分け、と生栗を少し持ってきてくれた。
  残り少ない日々である。二日もかかる渋皮煮は去年から止めている。簡単な茹で栗でガマンしよう。

  

  なお、スーパーに、栗の茹で方を説明したカードがあった。じじぃはは1235を知らなかった。

  1.栗を半日、陽に当てる。(甘みが増す)
  2.その栗を半日、水に漬ける。
  3.鍋たっぷりの湯を沸騰させ、塩を投入し、水から取り出した栗を投入する。(塩の分量は適当、らしい)
  4.弱火にし、小栗なら2~30分、大栗なら4~50分茹でる。(灰汁が抜ける)
  5.鍋がつめたくなって半日したら、栗を取り出す。(鬼皮が柔らかくなり、渋皮が剥がれ易くなる)
  6.栗の底部分を包丁で切り離し、切り口から鬼皮と渋皮を剥がす。(崩れる場合もある)

  これから上記に則り、茹で栗に挑戦するつもりです。

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三人寄るとばらばら

2017-09-22 | 林住期

亀の甲より歳の効。おじぃさんには相当知恵がついている。必要な時に思い出せないけどね。
だから3人寄れば文殊の知恵になるはずで、ひょっとすると大日如来の知恵に到達しているかもしれない。

しかし実際には3人集まろうとすれば、ばらばら。
たまにはみんなで集まろうよ、というところまでは誰もが賛成する。
ところがいざ日時を決めるとなると、

  あ、その日は歯医者を予約してる。
  樋の付け替え工事があるんでね。
  うちは下水管の高圧洗浄で業者が来るんだ。
  ここんところふらつくのよ、大分良くなってきたので、月末にならないかな。
  台風が来るらしいよ。
  昼食会より晩餐会にしないか。
  いや、近頃鳥目でね、足元が明るい昼間がいい。

とかなんとか、ばらばらで言いたい放題。
本当はヒマを持て余してるくせに、見栄をはってる。
しかも、最近は、

  かみさんの買物に付き合わないとなぁ。

だなんて、おばばの行動にまで付き合うらしい。
夫婦の距離感について、旦那は5m、奥方は500mなんていう調査結果もあるのだ。
あんまり奥方に、付き纏わないほうが無難と思うよ。

ということで、二人までは予定が立つ。
だけど3人以上が集まるのは、難しい相談である。

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なす嫌い

2017-09-06 | 林住期

茄子が嫌いだ。
ブラック企業として有名になった某社の宅配弁当ときたら、殆ど毎日、茄子を使っている。
狭い仕切りの中にどろりと蹲っている姿は、腐乱死体のようにブキミかつブザマで、思わず目を背けてしまう。

この会社は他にも、隠元南瓜人参薩摩芋、そして鶏肉を頻繁に使う。どれも苦手なじじぃは閉口している。
多分これらの食材なら安値で調達できるので、飽きずに多用しているのだろう。
厳しい原価管理に耐える、食材仕入部門のご苦労が察せられますな。

宅食は土日祝日を除く週5日。じじぃはおかずだけ配達してもらい、3080円を前払いする。
1食分で610円は、まぁ妥当な値段か。

但し茄子・隠元等が嫌いだからといって食い残せば、高くつく。
全てをガマンして飲み込んでいるので、胃腸の調子が少しヘンだ。調理工場担当者はもっと工夫して欲しい。

子どもの頃は食料不足のため、おやつ代わりに茄子の糠漬けを丸ごとしゃぶっていたものである。
あの頃の茄子はうまかったよ。濃紺の茄子の姿形がまだ残っており、盛りの夏を味わえた。
近頃は、秋茄子もへちまもなくなった。

あと一言付け足すならば。
魚類は、資源保護の立場からも、もう少し育ったものを供したらどうか。
アスパラガスだって、ニラと間違えたくらいに細いぞ。

170906


朝の電話

2017-09-05 | 林住期

布団から出て直ぐ、まだ目が覚めきっていない時に電話が鳴った。

  ドッキン!!!

姉が大手術をしたばかりなので「もしや!」と思ったのだ。

しかし電話は、古くからの友だちからで、共通の友だちの展覧会へ行く日時と、それをだしにした昼食会の相談だった。
友だちじぃさんの言い分が悲しい。

  こんなに早くからごめん。
  思いついた時に電話しないと、忘れちゃうからね。

そうそうそのとおりだ。他人ごとではない。

この展覧会だって、知らせを受け取ったのは7月末だった。
あまり早くから行く日を決めると、忘れてしまうし、途中、何が起きるか分からない。
だから8月中旬過ぎに決めようと約束していた。それを互いに忘れていて、展覧会が始まった今、思い出したのである。

もう一人のおじぃさんへの連絡を頼まれたので、忘れないうちにと直ぐ電話した。
だが、朝早いのに電話に出ない。

ヘンだなぁ。.................でも朝早いといっても、8時だもの、普通、じじばばの朝は早いからなぁ。
それとも、この前会った時、奥方がリハビリ入院してると言ってたから「もしや!」かも。
それよりなにより、おじぃさんは森生より年上だ。.........ん? もしや!

  

急に心配になり、30分おきに電話したけど、ちっとも電話にデンワ。
おじぃさんちの電話に用件の録音を勧められたが、森生だって受話器の点滅信号を1日2日は気付かないことがある。
まして、もう一人のおじぃさんにおいておや。

  そこでメールをしてみたけれど、今日中にパソコン開けてくれるかなぁ。
  百年近く生きてると、心配が尽きないのである。

   170905


蝉時雨

2017-08-24 | 林住期

ツクツクボウシに、いい思い出がない。
新学期が始まるぞ、宿題を早く片付けろよ、とせっつくので焦らされ、気分が落ち込み、好きではなかった。
宿題はあるけれどどうでもよくなくなったこの夏、ツクツクボウシがめっきり減っているようだ。

  

近頃のミンミンゼミときたら、夜更けでも燈火をめがけて飛んできて、簾にしがみ付きミ~ン眠々々。

静かにしろ、喧しくて安ミンできないじゃないか。

アブラゼミ。まだ盛んに鳴いている。もう何年も前から、じじぃの耳の奥に棲みついて、越冬する。

  ・静かさや耳に棲みつく蝉の声
                   ..........森生

相州小田急沿線の街では、アブラゼミは死んだフリして、道に転がっているそうだ。
憐れんだおじぃさんが触ろうとすると、

  ・ちっ! じじぃ!

嘲って飛び去る  とか。あちらのセミはすれっからしですなぁ。

この夏、武州高麗の里は、何故かヒグラシも少ない。
あの哀切な鳴き声も、朝晩、雑木山を揺るがすように一斉に鳴かれると近所迷惑だ。
今年の夏くらいが、ちょうどいい塩梅かもしれない。

今日の蒸し暑さは凄まじい。残暑というより惨暑であります。

それでもソノヒグラシの抜け殻じじぃは、まだしばらく鳴いてますからね
どうぞ、ご贔屓に。

  ・やがて死ぬけしきは見えず蝉の声
                    ..........芭蕉

                       

                             170824


アンチエイジング

2017-08-21 | 林住期

        

19日は80回目の誕生日だった。1日は長く、80年は短かった。残すはあと何年だろうか。
出す本が売れに売れてる愛子ばぁさんだって「九十歳、何がめでたい」なのだ。
まして、流行らない「林住記」を書くじじぃにおいておや、であります。

 (あ、お祝いのプレゼントは喜んで頂きますよ。そこんとこ、よろしくね)

人に会う時はええかっこしぃで、腰を伸ばし、大声で話し、目は見開き、白髪は刈り上げる。
これ、み~んなうそ偽りの見栄っ張り。実態はゲッソリ・グッタリ・ボーっ。

ここだけの話ですが、じじぃだってアンチエイジングを心がけてきた。だが・・・・

ふくらはぎをモミモミしても、血圧は下がらなかった。

1日8000歩目標は、空梅雨中は熱中症を恐れ、梅雨明け後は梅雨空が続き実行できず、下腹に脂肪が溜まった。

睡眠負債の勉強は、NHK特番では前後不覚。羽鳥慎一クンの報告はメモしたが、読み返せば意味不明。これも寝てたようだ。

セサミン・ユーグレナ・ビフィズス菌・青汁・ナットウキナーゼ・プルーン・亜鉛・ルティン等々はサプリ業者に貢いだだけ。

  結局、アンチエイジングなんか、見果てぬ夢だったわぃ。

                                    

アメリカの女性誌が「アンチエイジングを止めよう」と美容業界に再考を促している▼

  
そうそう、そうだそのとおりだわな。
そこでじじぃも再考した。

健康法やサプリメントなんか、もぅ気にしなくていいんだ。
80の誕生日以後は、どうジタバタしたって臨終期。ありのまま・なりゆきまかせがいちばんだ。
八十歳、バンザ~イ。

夕飯は、吉野家の鰻重にした。

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墓参り

2017-08-16 | 林住期

両親の墓参りをしていない。
母の存命中は、月遅れのお盆には必ず、実家の兄が管理する父ほか先祖代々の墓参りをしていたが.....。

両親が亡くなると、きょうだいは他人の始まりで、実家との縁は切れた。
湘南ライナーに乗れば、2時間で墓参りできる近さも、墓参りをしない理由になっているかもしれない。

朝の「羽鳥慎一」の番組に現職の住職が出演し、墓参りの作法を解説していた。
覚えていることを下に列記します。

 1.墓石をたわしで水洗いしてはいけない。最近の墓石は中国産で、表面を薄い皮膜で覆っている)

 2.墓石に水をかけることは、ご先祖さまに水をかけることになり、避けなければならない。(水かけを推奨する人も多いが)

 3.拝む時はご先祖さまを見下ろさないように、しゃがむこと。(身体に故障がある場合は、立ったままでもさしつかえない)

 4.ご先祖さまに味や香りを楽しんで頂くために、お供え物は開梱する。(鴉や野良猫が跋扈している墓地では、開梱しないこと)

 5.お墓参りでは「お願い」より「感謝」をしよう。

 6.事前と事後には墓地管理人(住職)に挨拶すること。

年に一度も墓参りをしない人が、23%もあるそうだ。
そのほか、最近、墓の引越しが増えている、という話もあった。
墓じまい
には厄介な手続きが必要で、墓石の引越しには巨額な費用がかかる。

80歳になり、自分の葬式と墓を時々考える。

母が生きていた頃は、父方の叔母たちと同様に、先祖代々の墓に入るつもりだった。
だが、実家と疎遠になるとともに、そういう考えはなくなった。あの古い墓は、藪蚊が多いしね。

葬式や墓のことで、後に残った人たちに迷惑や世話をかけたくない。

人は死んだらゼロである。亡くなった両親や親しかった人は、心の中にいればいい。
だから、葬式やお墓は不要で、火葬し散骨してくれれば十分である。
果たしてどうなることやら...........。

5.は愛読している学法和尚のブログで読んだことかもしれません。
学法和尚の作法はおおらかで自由。安心できますよ。

写真上は重森三玲作東福寺庭園。下は鹿台橋から見える高麗川の水面です。

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この夏いちばん

2017-08-10 | 林住期

午前9時。猫額亭でいちばん涼しい居間にある温湿度計は、30度81%だった。
朝の天気予報は「さいたま市47度」と言っていた。

普段、エアコンは昼食後に点けるが、9時からにした。
午前中は、新聞を読んだり、不人気ブログを書いたり、TVを見たり......。

昼飯は総合福祉センターで蕎麦にし、電磁浴で一休みしてから、市内でいちばん広いベイシアモールへ行くつもりだった。
あそこはバカでかいスーパー館、電器館、スポーツ館が、これまたバカ広い駐車場に並んでいる。
涼しい売り場を1周するだけで、相当な歩数が稼げるはずだ。

12時前にエアコンを停め、玄関を出た途端、物凄い熱気に包まれ堪らず逆戻り。
エアコンをまた点けた。

昼飯は冷たい素麺にしたいが、それには湯を沸かす必要がある。
熱くなることは一切したくないので、煎餅4枚を麦茶で胃袋に流し込み、デザートはヨーグルト。

結局、午後は猫額亭に引き籠り、ぼーっとしていた。
時々、居眠りをしていたようだ。

で、一日の歩数は600歩丁度。歩行距離は0.2kmだ。煎餅4枚で充分だね。

夜は更けた。まだ暑い。
あしたは今日より涼しくなるそうだ。
ただ、涼しいといっても30度は楽に超えるとか。いい加減にカンベンして欲しい。

さてと......。明日はどうしよう。
明日は明日の風が吹けばいいけれど、多分、風は吹かないだろうね。
また一日、ぼーっとしてるしかないわぃ。

全国1位は群馬県館山市37.8度。次いで埼玉県越谷市38.2度、熊谷市37.8度、鳩山町37.2度だった。
放送記者が持ってた温度計は41度と言ってた。そうだと思うよ。ふぅ。

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その一線

2017-08-04 | 林住期

梅雨空が続く。
ここ数日は大分涼しいけれど、空気をぎゅっと絞れば水が滴るようだ。
湿気に弱いじじぃとしては、ご町内を徘徊する気持が萎え、猫額亭に引き籠っていることが多い。

現在、最大の関心事である体重は78キロ台が続き、そろそろ79キロに達しそうだ。
78.9キロが最後の一線で、この一線を超えたら、昼飯は控えなければならない。

毎年、最後の一線が1キロずつ増えている。

安倍チルドレン先生と神戸市議先生との略奪愛は、一線を越えたはずだ。
網タイツ伊達眼鏡の朋美チャンを、丁寧に庇い続ける嘘つき晋三クンは。もしかすると...........。
いけない、話題が露骨になってきた。

ところで、ご同輩の最後の一線は?

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避暑地めぐり

2017-08-01 | 林住期

総合福祉センターへ行った。
涼しく、広い館内はがらがら。立派な施設なのに、もったいないことだ。

食堂「高麗川」に、客はたった1人だった。
いちばん安く、カロリーが低いもり蕎麦420円を注文。

味はそれなり。値段が値段だからね。

昼食後、電磁波浴を20分。装置は大袈裟だけれど、全く、どうってことなし。

あとは中庭を取り囲む冷房が入った通路を3周。

それから、高い吹き抜けがあるロビーのソファで、2時間あまりの読書。

本はちくま文庫。「つげ義春を旅する」である。友だちに返す時が来たので、慌てて読み始めた。

  寂れた宿場がつながる、会津西街道を歩いてみたくなった。
  もう半世紀も前に行ったことがある、外房の太海にまた行きたい。
  名前だけは知っている「ゲンセンカン主人」や「ねじ式」を読もうかな。
  著者のつげに対する入れ込みようは、尋常じゃなく、羨ましい。

   

  活字が小さいのが欠点だが、内容は意外に面白い。あと1日で読了するだろう。

このあと、涼しいスーパーを2店徘徊し、歩数は1429歩になった。

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4秒筋トレ3日間

2017-07-28 | 林住期

梅雨が明けたら本格的な梅雨日和である。暑さは少し治まっても、猛烈な湿気で噴き出す汗が乾かない。
汗が蒸発しなければ気化熱で体温を下げられず、熱中症は防げないだろう。
という理屈で、緩い日課にしているご町内の徘徊を怠けてる。

TVの体操に付き合っても、昨日の歩数計は僅かに129歩、歩行距離換算0.1km(推測)、総消費カロリー0kcalというていたらく。
これでは水分をたっぷり貯め込んだなめくじ並みだ。

1週間前に買っておいた「酷暑に勝つ完全マニュアル」を特集した週刊朝日を思い出し、きょう読んだ。

夏の快適入浴法、酷暑をしのぐすぐれモノ、若返りメシ、アイスクリーム・ダイエット、亜鉛欠乏の恐怖・・・。
確かに役に立つちそうな特集だ。
中でも、今すぐできそうなことが「4秒間筋トレで猛暑を乗り切る!」だった。

  

内容をかいつまんで林住記でご紹介しようと思ったが、筋トレを文章にするのは難しく、省力化させていただきたい。
週刊朝日の記事のあらましは、

  AERAdot. 「4秒筋トレ」で猛暑を乗り切る!

を、筋トレではどうカラダを動かすかは、

  主治医が見つかる診療所. 4秒筋トレ「手足伸ばし」「膝上げ

の二つをご覧ください。
以上の他にも、「腕立て」とか「スクワット」など、本1冊分あるらしい。
全部を知りたければ、

  

という本を読んで下さいね。

考案者の都竹茂樹教授がいちばん楽な手足伸ばしと膝あげから始めるのがよろし、という。
試しにやってみたが、かなりきつく、明日は無理のようだ。
あなたさまなら、3日以上、続けられますよね。

  

   週刊朝日7月28日号▲は、おばさん向け「美容のプロが明かすたるまない技術」など読みどころが多いです。

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日傘じじぃ

2017-07-26 | 林住期

炎天下では日傘をさして歩きたい。
肩まで日陰になり、帽子よりずっと楽だ。体験者が言うことだから確かなことだ。
気象予報士たちは、やれ小まめに水を飲めとか、帽子を冠れと指図をするより、日傘をさせと言ってもらいたい。

昔の暑さは打ち水や風鈴で凌げる暑さだったため、日傘は女子のものだった。

女子ではなく男子でもなくなった終末期高齢者は、そういう決まりに縛られて、暑さをガマンするより涼しい方がいい。
だから炎天下では、時々、雨傘をさして歩く。

日傘歩きをしてると、すれ違った人々からおやまぁ顔をされるようだ。
隠すところを晒しているわけではなく、晒すところをやや隠しているだけではないか。
別に公序良俗を乱しているわけではないのだ。

日傘派じじぃにとって嬉しい新聞記事があった(7月21日朝日朝刊)。
洋傘業界がようやく動き始めたのである。

業界のお偉いさんが、埼玉県庁の職員に男性用日傘20本を寄贈した。
しかし僅か20本。しかも寄贈先が県庁職員。県庁では「日傘男子広め隊」を結成する、とか。
いささか的外れな気がするが、何もしないよりはいいだろう。

男性用日傘の通販が大分増えたが、全体に値段が高過ぎる。
ごく普通の、買い易い日傘を売り出してくれれば、直ぐにでも注文したい。

  

  ご婦人の評判が気になる方は、Girls Channelさまをどうぞ。

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揖保乃糸レシピ

2017-07-25 | 林住期

こう毎日暑いと、食がすすまない。
腹にはたっぷり脂肪を溜めているので、朝夕の2食でいい。
ただ、それを実行すると、夕方、空腹でイライラするので、このところ、昼飯は素麺ばっかりだ。

素麺にもいろいろあり、一束でも結構分量が多いものがある。
いろいろ食べ比べた結果、「揖保乃糸」が質量とも最適、という結論になった。

  

揖保乃糸に付いて来た「おろしポン酢そうめん」を勧めるカードがあった。

ポン酢はある。
蒲鉾がないのでポークハムを使おう。
大根おろしは瓶詰をスーパーで見た。これから買いに行こう。
花がつおは、どっかに古いのがあったはずだ。
青ねぎは、玉葱でもいいんじゃないかな。

さて、と.......。

だけど今日も暑いなぁ。

気象予報士は毎朝「大気の状態は不安定で」と繰り返す。
だけど高麗の里の上空は毎日、極めて安定していて、太陽はギンギンギラギラだ。

ま、今日のところは、いつもの「麵つゆストレート」で済ませよう。

まだスーパーに行ける元気なご同輩へ。
この「おろしポン酢そうめん」が美味かったら、お知らせくださいね。

ふぅ、暑い。

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経腸栄養剤を飲む

2017-07-18 | 林住期

こう毎日が蒸暑いと買い物が億劫で、冷蔵庫が空っぽになった。
冷蔵庫の奥に経腸栄養剤の缶が1本残っていた。

末期癌だった義兄が、時々自宅に帰ってきた時、食事代わりに飲んでいたものである。
姉は「これには随分助かった」と、形見分けしてくれた。

インフルエンザで寝込んだ時にでも飲んでみるか、と冷蔵庫の奥にしまった。

あれから10年あまり。
不定愁訴は数々あるけれど、寝込んだことはなく、すっかり忘れていた。

賞味はでない「使用期限」は2010/02。期限を7年過ぎても、缶に何の異常もない。
えいやっと飲んでみたら、決して不味くはなく、けっこういけますね。

お昼に飲んだ後、腹痛は起きず、夕方になっても空腹は感じなかった。

  経腸栄養剤(経口・経管両用)250kcal
     エンシュア・リキッド

と缶に書いてある。
組成分はなんと32もあり栄養は満点。味はバニラ・珈琲・いちごなどがあるようだ。

災害や病気など「イザ」という時のために、備蓄をお勧めします。
これとユーグレナさえあれば、他に何はなくても、しばらくは生きていられますよ。

  

  詳しい商品説明はこちらをどうぞ。
  お求めはこちら.......あれっ!通販サイトがみつからない。病気にならないと売ってくれないのかな?
  そうだ!病院で仮病を使って下さいね。

  缶には、製造販売元・明治乳業株式会社。発売元・アボットジャパン株式会社とあります。

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ロッピッピ払い

2017-07-10 | 林住期

歩数計が壊れたままだ。

一日に歩いた歩数が分からないと、歩く気にならないので、新しいのをamazonで注文した。
折り返しamazonから受注確認メールが送信されてきた。
ここまでは想定範囲。


追いかけて「代金を前払いせよ、支払いが確認できたら商品を発送する」とのご催促。
いやはや、ネット通販ってやつは、と注文したことを少し後悔。

どうせこっちは馬の骨。前払いはやむを得ないが、その払い込み方法がややこしい。

開店したての「コンビニで現金を払い込む」を選んだら、「Loppiッピで払い込め」と追い打ち。
ロッピッピ払いとはどういうことか。パソコンを立ち上げ、A4判用紙3枚に印刷をしなければならなかった。

以下、ロッピ払いを大雑把に説明します。

プリンターから出て来た1枚めは、蛇皮柄のQRコード▼が載っている。これが前払い請求書に相当するらしい。
2枚目は店内に設置してある端末の使い方と、端末が指示を受け付けない場合の対策。顧客番号と受注番号が載っている。
最後の3枚目には僅か3行に大袈裟なロッピの由来が印刷され、残りは白紙。この頁、必要ありませんな。

で、炎天下の坂道を下り、コンビニに辿り着いた。

  

ドキドキしながらLoppi端末の画面をロッピッピしたり、印刷したQRコードをかざしたり。
結果は案外簡単に「払込申込券」が端末の下から出て来た。

そしてこの「払込申込券」をレジに持参。ここでは「30分以内に」という時間制限がある。
レジではマック、スタバ同様、猛烈に早口なお嬢さんのご指示に従った。

その結果「各種代金お支払い 取扱明細書兼領収書(お客様控)」なる横長の、ご大層な紙片が出てきた。
その「・・兼領収書」は長封筒に入れられ、有難く頂戴して、ようやく一件落着。これが所謂レシートになるようだ。

ふぅ。

  

  じじぃはセブンイレブンのnanacoカード払いも嫌いだ。
  入手してから5年経っても、まだ慣れず、レジでおろおろしてしまう。
  世の中、便利になったようで、不便になりましたなぁ。

   その後、入金確認メールが送られてきたよ。歩数計が待ち遠しい。

   挿絵は五味太郎卓上暦(絵本館)から。

  170710