飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

独生独死独去独来

2023年10月25日 12時40分22秒 | 人生論
「独生独死独去独来(どくしょうどくし どっこどくらい)」。
意味は次のようになっている。

人はひとりで生まれ、ひとりで死ぬ。
この世に来たのがひとりなら、去るのもひとり。
だれも、その一生を代わることはできない。

「一も随(したが)う者無し」
あの世にいくときは、どんな仲のよい妻(夫)も、友も追随してはくれない。
一人もしたがってくれる者はいない。

後悔しない生き方とはなんだろう。
自分も高校進学、大学進学、就職活動、人生の節目節目で迷い、悩んだ。
進路に関して大きな後悔がないのはその時々に、自分で選択してからだと思う。
岐路に立って、自分の思うようになったことはほとんど無いけれど、これでよかったと今思えるのは、その結果だと思う。

自分の足で、自分で歩いていくしかないのだとしみじみ感じる。
人生というものはただ1人の旅である。
生まれてくるときも一人なら、死ぬときも一人、誰もついてきてはくれない。
それなのに、人に「どうすればいいのか」と聞いて、決めていいのだろうか。

親や先生に言われようが、尊敬する人に言われようが最後に決めたのは自分なのだという覚悟をもつことこそ意味がある。
人生は一人旅という言葉を忘れずにいたい。

saitani


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