くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

WOWOWムサシ

2009年07月21日 | 藤原竜也


このために、加入したWOWOWさん。たっか~い、受信料をお支払しているからいろいろ録画しまくっている。さすが、いい映画や舞台をやってくれるわね。これから、パイパーもやるし、おくりびともやるから楽しみだわ。

昨夜、酔いが醒めてから、夜な夜な、ムサシを観た。宣伝は良かったんだけど、本篇のカット割りは残念ながら今一だった。小栗vs藤原を追いすぎたかなあ…。井上センセの戯曲はそれだけじゃないんだよな。演出もしかり。あの竹林が動いて寺が出来上がっていく転換場面も引きが多くてうすっぺら~に見えちゃった。黒子さんのアップなんかがあると臨場感が感じられたんじゃないかしら。

あと、井上センセの戯曲には各章、題名があるじゃない。それも、すべて無視。第一場、舟島の決闘から6年を経て、ムサシと小次郎が運命的な再会をしてからの3日間の六場には、意味深~い漢字一文字の題があるのにな。すべてひっくるめて井上戯曲だと思うんだけど入れない方が良かったのかな。

良かったのは藤原、小栗、鈴木、若手三人のトークと稽古風景等の映像。本当に、良いカンパニーだったのが伝わってくる。飲み話あり、苦労話ありで楽しい。制作発表に始まり鎌倉遠足の座禅場面から井上ひさし邸まで登場したのは嬉しかった。

個人的に「マンタ」「カシューナッツ」に大爆笑。本人たちの顔についてのけなしあいだって。ばっちりビンゴじゃん。いい男も見ようによっては見えるものよね~。ここでも、「竜也とはもう二度とやらない」「これで最後だろうね」と言い合っているけど、その真相がとても気になる~。

最後、蜷川さんが、感慨深げに、「うまくなったね、うまくなった…」と三人を褒めていた。竜也くんに関しては、何か一言いうと「違うんじゃないんですか?」っていちいちつっかかってくると。なかなか扱いにくそうだ。そういう奴がいるから、蜷川さんも燃えるんだろうね。

ムサシはたぶんDVD化になるだろう。願わくば、特典映像をたくさんつけて欲しいな。

…と、思っていたら、9月に発売だよ~!

ムサシ特別版 [Blu-ray]

ポニーキャニオン

このアイテムの詳細を見る