くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

落選・・・

2007年04月15日 | 藤原竜也
はあ、高望みしすぎました。
ちょっと、職場が異動になったもんだから、休日狙いのみなんかにしてしまったら…

見事に、ぜ~んぶ落選!



あまりにもショックで、何の話か、書き忘れた…。

はい、竜也くんの次回作、休養後、初作品、「ヴェニスの商人」のチケットのことです。もう、一気にへこんだ…

私、何を血迷ってたんだろう。どうして、平日を希望に入れとかなかったんだろう。早番変れば、絶対、なんとかなる筈なのに。貴重なファンクラブ先行をみすみす逃すなんて…。

ぐやじい~~~~

明日からの一週間の張り合いが…

でもまだまだ手はある。ホリプロ先行、劇場先行、エトセトラ…

チケット争奪へのいばらの道は続く。

さ、嘆いても始まらない。気をとりなおして、まずは、1公演ゲットから始めるぞ…(固く決意)

チケットの神様、舞台の神様、竜也くん、私に微笑んで~

美輪さま~♪

2007年04月15日 | 観劇
「オーラの泉」でお馴染みの美輪明宏さま。もうかなりのお年だと思うけど、あのメイクとお衣装は数年来変らないし、しゃべり方も声もミステリアス。シャンソン歌手であり、舞台俳優としても故寺山修司氏や故三島由紀夫氏などとも親交が深かったという華麗な経歴をお持ちで、生きていながらすごい歴史を刻んでいるお方だ。最近は霊界?にも通じていらっしゃるみたい。

そんな美輪様の舞台を観るチャンスがめぐってきた。

 「双頭の鷲」
 ジャン・コクトー原作(おフランスだわ~)
 演出・美術 美輪明宏

もう、美術にしろ、衣装しろ、完全に独特な美輪ワールド一色だ。台詞回しも歌うようになめらかで、美輪さまならではのビブラートするお声が響き渡る。共演者の方にもそんなオーラがが乗り移っている感じで、みなさん、長台詞を朗々と言い続ける。加えて、アクションがちょっと臭いほど、オーバー。階段の途中で、手をまわしたり、指をさしたりしながら、叫ぶ。なんかカメライダーみたいだ。音楽もストリングス中心のクラシックで大映ドラマのようにクライマックスで“じゃじゃじゃ~ん”と来たり、雷が鳴ったりする。一歩間違えると笑ってしまいそうなんだけど、それが当たり前に流れていきいつしか違和感が消えてしまう。なんか、昭和を感じさせるレトロな演出だなとも思った。

お話の内容は恋愛悲劇ドラマ。亡き夫の面影を持つ青年と恋に落ちる王妃。新しい愛を得て国政を立て直そうとする王妃だったが、運命の歯車は残酷にも狂い始める。…。行き違い、嘘、そして死。結局、死を持ってしか二人は結ばれなかった。

相手役の木村彰吾さんは、美輪作品には常連の若手俳優。童顔なルックスに似合わず、声がひく~いバリトン。そのギャップに「おっ?なかなかいけるのかな」と思ったが、台詞まわしがいまひとつ。叫び声になると一本調子になる。あんまり華もないじゃん(暴言)。これから美輪様が育てていくのでしょう。

カテコはスタンディング、「ブラボー」の嵐。美輪様から投げキッスが頂けた。ひときわ輝く美輪様はやっぱり怪人だ。