くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

引き際

2006年02月04日 | 日常あれこれ
始まりがって終わりがある。出会いがあって別れがある。生があって死がある。人生、時に割り切りをつけなければならないことがある。

山口百恵さんのような潔い引き方もある。人気絶頂期にもかかわらず、結婚を機に引退。その後、復帰することもない。一方、松田聖子さんのように、割り切りをつけずに仕事も恋も、突っ走り続ける人もいる。スポーツ選手もしかりである。余力を残して違う道に進む人もいれば、清原くんやカズのように限界まで挑戦しようとする人もいる。

昔は、山口百恵さんタイプがかっこいいって思っていた。だけど、今は聖子ちゃんみたいなのもいいと思うし、清原くんのようにバッシングされながら、続けていくのもかっこいいと思う。

引き際って自分で決めるもの。人から見てかっこいいか悪いかなんて関係ない。自分が納得できて後悔しないようにすることが大事なんだよね。だって自分の人生だから。

節分

2006年02月04日 | 保育園
季節と季節の分かれ目…、その隙間を狙って鬼が入り込んでくるという。
昨日は節分。保育園でも、鬼のお面を作って豆まきをした。鬼を退治するのにどうして、鬼のお面をかぶるんだろうって思うけど、鬼は子ども達の想像力をかきたてる。どこかにいるんじゃないか、悪いことをしたら食べられちゃうんじゃないかって。人間が傲慢にならないために何かを“畏れる”心というのも必要なんじゃないかと思う。角があって、牙があってと怖い顔をイメージしながら作った鬼だが、お面をかぶった本人とよく似ているところが面白かった。

節分の風習について子ども達に伝える時に、「悪い鬼をやっつけて楽しい一年を過ごしましょう」と話してから、いつも一言付け加える。「みんなの心の中にも鬼がいるんだよ」って。片づけできないちらかし鬼、なんか言われるとすぐに泣いちゃう泣き虫鬼、お話聞けない鬼にお友達パンチしちゃう鬼、ふらふら鬼におしゃべり鬼…と日頃、言うことを聞いてくれないことをここぞとばかり羅列する。これを全部、追い出して良い子になろうねって。でも、そんなこと出来るわけがない。全部なくなっちゃったら子供じゃなくなっちゃう。話を聞いている時は神妙にうなづいていたくせに、お部屋にもだったら、早速、けんかが始まる。それでいいんだけど、心がけだけはしておいてね。もうすぐ一年生なんだから。

今年は園庭にかわいい親子の大鬼が出現!製作物がとても上手な先生がいて、ささっと作ってくれた。こんなにかわいい鬼だけど、みんな動き出したらどうしようってちょっと恐々している。小さな手に豆を握って、「鬼は外、福は内、鬼は外!」と力いっぱい豆まきをした。豆まきが終わってからもこの鬼は人気者。つついてみたり、たたいてみたり、なでてみたり…。お迎えに来たお母さんと記念撮影している子もいた。

そして…今日は立春。まだまだ寒いけど、自然は一足早く春を感じているみたいだ。夕方、心なしか明るくなってきたし、冬眠しているカメも時々、動く。卒園式用に鉢わけをした桜草も薄紫の花を咲かせ始めた。

逃げていく2月…。一気に卒園式へ、そして新年度へと向かっていく…。