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くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

光と影

2009年04月19日 | 藤原竜也
鳴りもの入りで始まった「ムサシ」も、ついにさいたま公演千秋楽を迎えた。「身毒丸・復活」の大楽から約1年、あの日のさい芸は雨だったけど、今日は、気持ちがいい快晴になった。

蜷川演出のタイトルロールにそれこそ体を張って挑んできた竜也君。「身毒丸」で一区切りをつけ、新たなスタート作品となった「ムサシ」だったが、今までの作品と比べると正直、物足りなかった。主演といえでも、脚光が当たるのは小栗小次郎だし、長台詞や能で見せばがある白石、吉田のベテラン勢が目立ってすごかった。藤原ファンとしては、竜也くんだって、もっといろんなことができるのに、損な役回りだなあって思ったりもした。

もちろん、竜也くんの見どころがなかったわけじゃない。だって、どんな時も全力投球だもん。5人6脚だって一番はっちゃけていたし、殺陣も所作も素晴らしかった。なんて言ったらいいのだろう。静かだけど決してぶれない「ムサシ」が核として日々、存在していたからこそ、この芝居は成立した部分があるんじゃなかろうか。今回は、縁の下の力持ちだった。それをファンは理解しているよ。間もなく、27歳だもんね。これからはこういう役がらもやっていかなくちゃいけない。あのすごい、ハムレットの亡霊に打ち勝たなきゃいけないんだよね。それを、彼自身もよくわかっていて、「ムサシ」で新たに評価されたいなんてどこかの雑誌でぽろっと本音を語っていた。

う~ん、でもこの「ムサシ」、評価は分かれるだろうなあ。作品としても。今回は演劇初心者の若い層も観に来ることを見込んでか、ものすごくわかりやすかったけど、それがかえってあだにになり、物足りないという意見も聞こえてくる。いつもヘビーで難解なシェイクスピアやギリシャ悲劇を観せられていたものにとっては確かにそう思えるのも否めない。かくいう私もなんで、井上ひさし氏の新作だったんだろう。清水邦夫氏あたりの新作で見たかったなんて我がままなことを思ったりもしたもんだ。

でも、殺伐としたこの時代、“肩が凝らない”ことや笑えることがとても必要だし、その中に、実は井上氏の、憲法第9条とかテロとか現代社会に対する痛烈な風刺も込められている。孝行狸の能も馬鹿げてるようでとても意味深な気がする。殺すならなぶり殺しではなく一気にとか、最後、スパっと切られたウサギが鵜と鷺になって飛んでいくとか。ここで狸の復讐の連鎖は終わるわけよね。なんだかんだと、この「ムサシ」結果としてバランスよく成立した佳作になっていると思う。このメンバーで井上作品をやるというのも画期的なことだったし、贅沢な舞台だというのに変りはない。

さて、派手な蜷川組の千秋楽カーテンコールは、すでに2回めあたりからちらちらと紙吹雪が降ってきた。竜也君と旬君にエスコートされて、蜷川さんと井上さんもご登場。ここで、お二方が竜也君とだけ、がっちり握手をした。これ、何げに嬉しかったな。タイトルロールを背負いきった労をねぎらってくれたというか、舞台を束ねる存在だったことを理解してくれている様で。そのあと、銀の紙テープがドサ~ッと降りてきてキラキラと揺れる。そして、ムサシのテーマソングが流れてきた。おや?オープニングとアレンジが違くないかい?こっちの方がかっこいい。音楽もカテコバージョンを作ったのかとえらく感動してしまったよ。

大人になった、竜也君と旬君、笑顔だけど、紳士的態度のカテコだったなあ。それも感慨深い。蜷川さんもすっかり一人前の役者として扱っているんだなって。きっと舞台裏では小躍りしただろうけど。

まだまだ、大阪公演もある。きっと大阪の方がのりがいいからさらに盛り上がることだろう。どこまで行きつくのか、しかと見届けてやる~。

ボクらの時代

2009年04月12日 | 藤原竜也
海老蔵さん、小栗くん、竜也君のぐだぐだトーク。朝も早から、いい男&おいしそうなワイン&料理をおがませてもらった。

しかし、よくしゃべるね、海老様と旬くん。編集の都合上もあるのだろうが明らかに聞き役にまわっている竜也君だ。唯一、印象に残ったのが、「小栗はねえ、がっつり組むのは今回は初めてなんだけと、非常にまっすぐなんだよね。ストレートなの、だからやりやすい…云々」のくだり。

ムサシ観ているとわかるな、これ。小栗くんには直球しかない。たとえば、相手が市村さんとか鋼太郎さんとか白石さんの場合は日々、変化球を投げてくるからそれを受ける竜也君もまた投げ返し化学反応が起こる。でも、今回のムサシと小次郎のからみはいつ見てもさほど変化がない。安定しているといえば安定しているんだけどね。だから、くんずほぐれつの5人6脚のベテラン陣の小技の方に目が行ってしまう。経験の差というのもあるのかもね。でも二人の場面は華やかだし品があるのよね。これは、持って生まれたもののせいもあり、他の人には絶対ないものだ。

小栗くん演出にも興味があるそうだ。私も彼は演出家向きじゃなかろうかと薄々思っていた。血筋もあるし、蜷川さんの「自分に似ている」なんて発言もある。もしかして…、蜷川さん、役者としてよりも演出家の後継者として彼を発掘したんじゃないだろうね。近い将来、旬くんが竜也くんを演出なんてこともまんざら夢ではなさそうな気がする。だって、彼らはきっと前世から結ばれていたに違いないからさ。そんなことになったら、演劇界はますます活性化していくだろうなあ。夢はでっかくだよね、若者だもの。小栗大プロジェクト、果たしてどうなるのか興味しんしんだね。

ムサシあれこれ

2009年03月28日 | 藤原竜也
ファンクラブで取れた、平日チケット、なんと席はE列で前から4列目。後にも先にもこれが最高席。朝一からの仕事もとてもはかどった。さ、電車を逃さないように無事に職場を脱出できるかな、何もなければいいなあと心配していたところ、わっ、不安的中!ちょっと保護者との混みいった話があり刻々と時間が過ぎていく…。そうよね、人生、良いことばかりじゃない。駅まで走っても微妙な時間になってしまった。でも、この日は、運が見方してくれた。車通勤の先生に駅まで乗せてもらえたから、余裕で電車に間に合ったのだ。与野本町でパンも買えたし席についてからも一息いれる時間があった。ひたすら神様に感謝だわ~。

テーマ音楽が流れて、いよいよ開演!右ブロックだったのがたまに傷だけど、ほんの数メートル先に竜也君も小栗君も立っていた…。これは、夢か現実か、ぽわ~んとしてしまったよ。

さいたま公演もあっという間に折り返し地点を過ぎて皆さん、芝居そのもにも余裕が出てきた。もう、五人六脚の場面なんて暴走しすぎだよ。やりたい放題、したい放題。鋼太郎さんが仕掛ければ、負けず嫌いな竜也くんが仕返しをする。そのうえをさらに萬長さんが仕掛け、小栗くんや大石さんも便乗してわけがわからん。途中、吹きそうになりなら、アップアップで台詞をかわす小次郎、武蔵がとてつもなくおかしい。

小次郎は相変わらず小栗くんのままだけど、竜也くんはよりムサシになっている。二人のタイプの違いが如実に表れていてこれまた興味深い。つくづくベストコンビだね。

で、私が感じた「ムサシ」のツボをたわいもなくつらつらと…

オープニング
荘大なテーマ音楽♪チャララ~、チャララ~、チャララ~♪
の合い間に入る、“ヒョロロー”という尺八の音

舟島の決闘でハラリと落ちるムサシの柿色の鉢巻。あの仕掛けはどうなってるんだろう。

竹林と禅寺が出来上がっていく場面転換。これ、素晴らしい!

鎌倉の地名、いくつ、出てくるかな~。
大町、小町通り、鶴岡八幡宮、雪の下、佐助、由比が浜…
さすが、ジモティな井上さんだ。

果たし状の「ちゃちゃきこじろう」

白石加代子様、蛸の舞の「わ~さ~び~!!!!!」

言わずもが、「五人六脚」
芝居で吹き出す、竜也君なんて初めて見たわ~。小栗くんも後ろ向いて笑ってるじゃん。

これも言わずもが、「擦り足のタンゴ」

吉田鋼太郎様、「孝行狸の謡」
タイタス、リチャード三世、マクベス…名だたる名作のタイトルロールを演じた鋼太郎様とは思えない。「天保十二年のシェイクスピア」と同様なボケ役。オレステスとは一味違う、竜也君とのバトルも必見!

皇位継承第一八位の場面。小栗小次郎が壊れていく~。

幽霊に説得されてムサシと小次郎が刀を納めるところ。

無言で旅支度をする二人のラスト場面と「友人です」の一言にじ~ん…。

そして、再び、1幕と同じ口上が始まって暗転する。復讐の連鎖を断ち切るための連鎖。ムサシと小次郎の決闘を阻止した亡霊たちは、成仏したかのようにみせて、また結界を結び、同じように争う人たちを和平へと導くのかなあと感じてしまった。

それでも、もぐらたたきのように出現する争いの目。折しも、テポドンが発射されようとしている。この世界に亡霊たちの祈りは届くのだろうか。

TVnaviの竜也君がかっこよくて思わず、お買い上げ~。すっかり「ムサシ」の顔つきになっている。流れたという噂のある、「バカボンド」の映画化、絶対、ぴったりだったのにな。ムサシの髭は似合っていたよ。セットも出来ているんだから企画を再開してほしいなあ~。今を逃すのはもったいなすぎる~。



レプリークBis

2009年03月14日 | 藤原竜也


6年前

そして…



6年後、現在

断然いいわ~、今の方がみんな

小栗くんの存在感なんて雲泥の差よ。目覚ましく成長したもんだ。さすが今が“旬”だけある。お見事!

ちなみにお値段も、6年前680円だったのが、今は1429円+税!
小栗くんの伸び幅より値上がりしてる、絶対!
でも、買っちまった私。だって、これは永久保存版って思ったんだもん。中身も3人の対談と蜷川さんのインタビューと濃いし写真も素敵だったんだもん。

対談の中で明かされるライバルの謎。竜也くんは小栗くんのことを時にライバルになるけど特に「あいつに勝ちたい」とか強く意識することはないそうだ。

そして…

芝居を作るために、すごく戦っているもんね。それ以外で戦う必要はないよ。

といっている。

なんか納得。まず“己に勝つ”ことを目指す。低次元なやっかみや嫉妬などではなく、より高次元なベクトルで捉えているんだな。それは小栗くんも然りで、目指すものがぶれずに自分の中にはっきりとある。だからこそ輝いているしかっこいい。

蜷川さんが藤原竜也は“野良犬”で、小栗旬は“家で飼われている犬”と言っているんだよね。で、若手のオーディションをして獲得したい俳優は“野良犬”型らしい。ノイズの多い俳優、野良犬のように不快がっている俳優がいいと。この発言、興味深い。やがて竜也くん中心になるであろう次世代演劇界の布石を敷いているように感じてしまった。(←完全にファンの欲目)


ライバル

2009年03月09日 | 藤原竜也


舞台「ムサシ」で共演の藤原竜也くんと小栗旬くんを周囲はライバル同士という。年、人気、実力…はたからみれば、文字通り、好敵手だ。

蜷川さんもはっきり“ライバル”だと言っている。だから、ダメだしも公平にしているそうだ。竜也くんには、ネチネチネチネチネチと恋人のように、そして小栗くんは友だちのようにバサッリと斬るらしい。

共演の吉田鋼太郎さんも「稽古場のふたりはライバル心むきだしで、時にそれが空回りするほどすごい」なんて語っている。

当の小栗くんも、各方面でライバルは「藤原竜也」なんてよく言っていた。

それなのに…、竜也くんは、自分に持っていないものを持っている小栗くんに「嫉妬」もするけど、「ライバル」ではないと言い張る。それは何故?ANNでも「おれらさあ、ライバル心とか全然ないよね」なんて小栗くんに同意を求めてた。小栗くんも「ないよね」なんて相槌を打っていたけどさ。何をしてライバルじゃないと言うのかそこのところがよくわからん。竜也くんが考えるライバルの定義って何かこだわりがあるのかな。そこが、坂本監督がいう“ひねくれている部分”だったり蜷川さんいう“添え木がしてある盆栽みたいなやつ”ってことに通じていそうだ。要は、まっすぐじゃないってこと。面白い子だよ、藤原竜也くんって。

でも、二人はどこからどう見ても立派なライバルだよね。同じ演劇界で戦う同志とも言えるけどね。

藤原“ムサシ”

2009年03月08日 | 藤原竜也
役に入り込んで、叫んでいるのが「藤原竜也」ではない。カメレオンにしても、カイジにしても新たな「藤原竜也」像を模索中なのが感じられる。それを、蜷川さんもわかっているのか今までとは全く違った人物像になっている。「身毒丸~復活」で一区切りつけて、次に行こうといういうのがよくわかった。

童顔の外見に反して、“おやじ”な中身の竜也くん。寡黙なムサシ役がハマる。年齢設定も35歳らしいし。でもこれはファンだからわかること。外見しか知らない人が見たらどう思うか、そこまでわかってもらえるかいささか不安でもある。

今回、驚いたのは、身のこなしに加えて、所作がとてもきれいなこと。座禅の組み方、茶の湯のたしなみ方、着物の着方など、これは、中村勘太郎くんに触発されてどこかでお勉強したに違いない。指先まで神経が行き届いていて気品があった。“俳優”としてちゃんと生きてるね。日ごろ、「前がよくても今がダメなら蜷川さんはもう組んでくれない」と言っているけど、これで次回作は決定だろうって早くも思ってしまったよ。

さしずめ、自身の課題は、等身大なナチュラルな演技らしい。それを存分に活かしているのが小栗小次郎。育ちの良さ、性格の良さが出ている。小栗くんは本当にいい子なんだって。これ、共演したある俳優さんの話で、友人経由で聞いた。今回のお芝居、小栗ムサシじゃ成立しない。藤原小次郎だったら…、天保の王次のようになるだろうけど…、ムサシはもっと年上の役者さんじゃないとだめだろう。

今回、このタイミングでこのお芝居。やっぱり理にかなっているというか、この二人にしかできないだろうと実感させられる。

“今、この時、この瞬間”それに出会う観客。劇場の空間って運命的。

ちなみに…、宮本武蔵って…



なんか、篠山紀信さんみたいだ。


ANN

2009年02月21日 | 藤原竜也


1時に録音タイマーをセットして横になったものの、あの二人の生トークが始まるのかと思うと寝付けない。結局タイムリーで聞いちゃった。聞きはじめたら、ますます目もさえて気がついたら、エンディング。期待通り、いやそれ以上で楽しかった~。

小栗、竜也! なに、くだらないことべらべらしゃべってんだよ。
早く、帰れよ!

突然の蜷川さんのダメだしドッキリにたじたじの二人。スタッフさん、ナイスです。

この二人、すべてが正反対なんだけど、水と油にはならずお互い自分にないものを認めあっている。演劇が結びつけた不思議な関係。“オーラの泉”風にいえば、前世でも何かしらつながりがあったに違いない。ここまでの道のりが運命的だもんな。「これで小栗とは最後だろうけどね」なんて竜也くん。確かに、このたびのチケット争奪戦はすごいものがある。興業的にも、一枚看板で十分な二人。ま、演劇の道は果てしないから、ナイスミドルになる頃に市村さんと鹿賀さんのようになっていてほしいな。

最近、竜也くんのファッションがちょっとばかし、こじゃれた感じになってきたなあと思ってたら、おしゃれな旬くんのおかげだったんだあ。それでも、竜也くんはお店の人が選んでくれたコーディネイトをそのまま着てそうな感じだけどね。

それにしても、ANNの構成が昔とさほど変わっていないのも懐かしかったな。はがきだったのがメールになったぐらいかな。歌が入って、いろいろなコーナーがあってさ。ラジオって限りなく昭和な感じを残していていいもんだな。

次の日は早番だったから、しばらくうとうとしたら起きる時刻になった。はあ、やっちまった、寝不足だって不安だったけど、片頭痛も眩暈も起こらず、すこぶる快適に仕事ができた。二人のトークに癒された~

間もなく、初日を迎える「ムサシ」
井上氏も力が入っていそうだ。出演陣を自宅に招いたそうだからな。何かを伝えようとしているね、次世代に。それを受ける蜷川演出はいかに。荘大なコラボに期待が膨らむ。早く、チケット、こないあかな~。




オールナイトニッポン

2009年02月14日 | 藤原竜也
♪チャラッチャ チャ チャラチャ チャッチャラー
 チャ チャラチャ チャッチャラー チャッチャラー
 チャン ボボボボン♪

なんのこっちゃって、オールナイトニッポンのテーマソングだよ。
私が聞いていたのは、鶴光さんと中島みゆき姉さん。特に、みゆきさんはシリアスでくっら~い歌とのギャップが大きすぎてとても面白かった。わっ、歳、ばればれやねん。

今なお続く、この深夜番組。歴代アイドルの登竜門だね。これやった人みんな大物になっていくよね。で、今は、小栗くんがやっているんだ~。

小栗旬のオールナイトニッポン

で、来週のゲストは竜也くんなんだって~

深夜1時から3時かあ…。激しく聞きたいけど、こんな時間まで起きていたら、翌日の仕事に差し支えそうだ。たぶん、偏頭痛が眩暈がきそうだよ。ニッポン放送かけて録音ボタン押して寝ようっと

ただいま、先輩(のお嬢様方)から花男ファイナルDVDボックスが我が家に回ってきた~



こんな豪華なBOX入りだよ~。



来週は小栗週間になりそうだ。

ムサシは六尺

2009年02月08日 | 藤原竜也
遅筆堂の井上ひさし氏にならって、吉川栄治作「宮本武蔵」をたらたらと読んでいる。通勤で読もうと持ち歩いてはいるものの、バスに乗って本を開くと眠くなっちゃうんだよね。で、まだ2巻目。ムサシ観劇までに全8巻、読破できるかな…。たぶん無理だろう。

ここまで、ムサシが風呂につかる場面がたびたびでてくる。うほっ、決して身毒丸のようなシーンは期待してませんよ。で、6尺もある逞しい裸体が、湯船に体を沈めると、ほそっこい一般人3名を流すほど、湯が溢れだしただって。う~ん、今の竜也くんは、流される方になってしまいそうだなあ…。

私が宮本武蔵を始めて知ったのは、テレビ東京の12時間時代劇だった。主演は今は亡き萬屋錦之介さん。はい、獅童さんの叔父様ね。お通は竹下景子さんだった。小次郎は誰だっけ?原田大二郎さんかな。最後の方に出てきておいしいところをかっさらっていった。これ、どっぷりハマったんだよな、お昼から夜まで。ご飯も忘れるくらい見入った。錦之介さんの武蔵がすごかった。心眼を開き五輪書を書くまでの修行とか葛藤とか恋とか別れとか、自分に甘えない厳しい生きざまに知らないうちに涙してた記憶がある。それに、二刀流の殺陣がかっこいいんだ。歌舞伎役者は下半身がどっしりしていてぶれないからね。まさに本当の剣豪に見えた。自分の中ではあれに勝る武蔵はいない。

だから、竜也くんのムサシはまた別物として観てみたい。だって、映像じゃなくて舞台だからね。きっと若々しい現代の新しいムサシが登場するに違いないと確信している。噂によるとまだ台本が全部、あがってないそうだ。妥協しないんだね、井上さん。役者はもちろんのこと、ぎりぎりで仕上げていかなくちゃいけない蜷川さんはじめスタッフの方が今回は大変そうだね。だって蜷川さんも妥協しないだろうから。凄まじい“ジジイバトル”だなあ。今からスリル満点なムサシの命運はいかに!とりあえず、キャストだけでもこうご期待って感じかな。

うぉぉぉぉ~!

2009年02月02日 | 藤原竜也
思いっきり、叫びたい気分です
帰宅してメールを見たら、Daさんから「ムサシ」大阪公演チケット当落メール。

くじ運のない私、絶対、落選だって、目をつぶって開いたら…、

大楽が当選!!!

人生いろいろあるけれど、生きていれば、いいこともあるんだってしみじみ実感した夜だった。

神様、ありがとう