くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

ぐぎっ…!!

2013年02月25日 | 日常あれこれ

かかりつけの病院で定期健診を受けたら、職場の健診でひっかかった数値が全て正常値にもどっていた。少しコンスタントにジムに行って頑張った。食べ過ぎのせいかと思ったけど先生からそれは関係ないと言われた。じゃあ、なんだったのかなあ。とりあえず、健康に感謝しつつこれを維持していかなきゃとエアロ、ピラティス、ランニングと励んだ。

日曜日になると疲れが出てきたけど、きっと動けば大丈夫とグループステップに参加した。ほら、余裕で動けるじゃんと、のりのりで踊ってアクロスで横に思いっきりジャンプした。チビで短足だからステップ台を横に飛ぶのはなかなかハードなのだ。落ちちゃならんと慎重に飛んだ筈だったが…、着地に失敗、足を思いっきり挫いてひっくりかえった。

「へっ?!」
一瞬、何が起こったかわからなかった。見上げれば天井が…、そして足が痛い
回りの人に「大丈夫ですか?」って言われて我に返り、そっと立ちあがったら立てた。折れてないよね、良かった~
そのまま、コントロールしながら最後までレッスンに参加した。イントラさんが冷やすのとかありますから言ってくださいねと声を掛けてくださった。捻挫だと思ったから、一応冷やしてもらった。大学生のバイトスタッフが時間を見ながらずっと付き添ってくれた。うう~、恥ずかしいよ~。その上、病院を手配してもらいタクシーまで呼んでもらっちゃった。スタッフさん、本当にありがとう。

骨には異常なかったが、その夜ずきずき痛くなった。布団の重みでも痛い。あまり飲みたくなかったけど処方された痛みどめを飲んだ。鎮痛剤ってめったに飲まない。しばらくすると、足の内側から痛みをアタックするように痛みが消えていった。なんとも不思議な消え方だった。薬が効いたらしい。

あれから、一週間、接骨院に通ってるがまだ少し痛い
治りが悪いのは年のせいだね。これで、しばらくエアロはお預けだ。頑張るとろくなことがないこの頃だ。仕方ないからプールをふわふわと歩いた。泳げないからひたすら歩いた。ちょい上のシルバーさん達と一緒にね。隣のコースではじいちゃんがすいすい泳いでいる。その隣では子どものスイミングスクールをやっていてリングを拾ったり、飛び込んだりと賑やかだ。ジムのスタジオとは違ったプールの雰囲気も面白いもんだ。

張り切り過ぎは怪我の元…、気をつけていたつもりなんだけどなあ。早くエアロがやりたいよう。


浅草めぐり

2013年02月11日 | 日常あれこれ

東京在住のお友達に「どこか、連れてって~」とお願いしたら浅草めぐりに連れて行ってくれた~
三連休初日で良いお天気、予想通りたくさん人が出ている。



久しぶりの雷門、お江戸、下町の雰囲気だなあ。スカイツリーが出来てから再度注目のスポットだから老若男女、外国の方など人並みもバラエティ豊かだ。仲見世を見ながらお参りをして境内を散策する。浅草寺ってこんなに大きなお寺だったのね。地蔵堂、観音堂、薬師堂…見どころがたくさんある。

お猿のサクラちゃんもいたよ。
 

竹馬、上手だねぇ。お姉さんの言うことを聞いてたくさんの芸を披露してくれた。猿回しお姉さん、とても可愛い人なんだけどサクラちゃんに向ける視線が時折厳しくてプロの顔だった。二人三脚でがんばっているんだね。

浅草神社の厄除け表を見たら、なんと今年は前厄らしい。人生80年以上の今の時代、厄が61歳で終わるわけないよね。60歳以降も細かく厄年があるみたいだ。ここでもお参りをしてお守りを買った。おみくじを引いたら元旦に引き続き大吉だったよ。運なんて吉凶裏合わせだから調子に乗らす身を引き締めいかなきゃね。

お次は、恋愛成就のパワースポットらしい今戸神社に行く。


ここは、沖田総司終焉の地なのね。あれ?千駄ヶ谷じゃなかったっけ?いろいろ説があるのかな。



こちらの猫さんをなでて、携帯の待ち受け画面にすると願いが叶うそうな。ほい、心をこめてなでなでさせてもらいました。

お昼は「つくし」というお店でお好み焼きやもんじゃ焼を頂く。昼ビールが上手かった。テレビでも紹介されたおいうポパイ焼きやカルビも絶品だったよ。

何と言っても話題のスカイツリー、やっぱり見に行かなくっちゃ。 

パンダバスやほころび始めた梅の花を見ながら町中をてくてく歩き…
   


だんだん近づいてきた。
やっぱ、でかい、高い、きれい。展望台は4時間待ちで整理券が配られていた。上に行くのはもうちょっとほとぼりが覚めてからでいいや。ショッピングモールでお買いものをして再び浅草へ戻る頃には少しずつ外が暮れてきた。

帰りは水上バスでナイトクルーズだよ。日の出桟橋まで40分、東京の夜景もきれいなもんだ。ライトアップされた赤い東京タワーがやけにちっちゃく見えた。まるで遠ざかる“昭和”のようにね。

たくさん歩いてくたくただけど楽しかった~




祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~

2013年01月27日 | 観劇



ケラさんの戯曲で、本家ケラさん演出と蜷川さん演出が年をまたいてコクーンで上演された。どちらも1回づつ観にいった。美術とキャスティングはケラさんの方が好きかなって思った。作った本人が演出だからそつがなくて当たり前、映像や音楽も現代的でスマートでおしゃれだった。蜷川さんの方はしっかり演劇になっていて、和洋折衷で敢えて一貫性がないように見えてひとひねりふたひねりしてある感じだ。自分よりもはるかに若いケラさんの挑戦をストレートで受け、多彩な変化球で返しているようだ。井上ひさしさんの時のように台詞やト書きが字幕で出る。戯曲に忠実であろうとする蜷川さんらしい。ケラさんの描こうとした世界、情景を正直に観客に届けようとしているし、なんだかわからないようなこと、たとえばパイプのような電話などをわかりやすくしていた。

4時間の大作で、途中何度か記憶がとんだ。根幹はギリシャ悲劇だが、チェーホフやらガルシアマルケスやらいろんなモチーフが見え隠れする。ケラさんはいろいろ勉強しているんだなあ。演劇界においてめきめき力を発揮しつつある。有頂天のバンドマンだったなんて遠い昔のことだね。ねるとん紅鯨団の主題歌だっけ???記憶がさだかじゃないけど単なるコミックバンドだと思っていたよ。そんなケラさんに敬意を表してか、蜷川バージョンではケラさんが歌う「心の旅」のレコードが劇中で何度か流された。和装コロスのラップも、ばっちりハマっているわけではなかったけど斬新だった。コロスメンバー、下谷万年町臭かったなあ。ケラバージョンのコロスの方が蜷川チックだったのが面白い。その他、ケラバージョンでは怪物は子どもを亡くした夫婦の前にあらわれる幻影のことかと思ったけど、蜷川バージョンでは怪物はまさに人間を呑み込み滅亡へと導く欲望だった。

以下、独断の役者比べ。失礼があったらごめんちゃい。

ドン・ガラス
生瀬勝久VS勝村政信  
ほぼ互角、双方エネルギッシュだった。70代という原作の年齢としての役作りは肉襦袢をつけて頑張っていた勝村さんの勝ちかな。ケラバージョンでは主役だったからか生瀬さんはかっこよすぎた。

トビーアス
森田剛VS小出恵介
蜷川バージョンでは主役だから森田くんの印象が強い。ケラバージョンの小出くんもぴったりだった。小出くん最近舞台づいているなあ。

長女
原田美枝子VS久世星佳
個人的に久世さんの方がひと癖あって面白かった。原田さんは映像ではいいけど舞台では線が細くてきれいすぎる。

二女
緒川たまきVS中島朋子
奥様にやらせるくらいだから重要な役。たまきさん輝いていた。朋子さんもギリシャ悲劇経験者として遜色なし。

三女
安倍なつみVS宮本裕子
なっちは舞台づいている。なかなか頑張っているよね。男性ファンがカテコでなっちコールをしていた。モー娘の力もまだまだ衰えずで恐れ入った。宮本裕子さんはあまり知らなかったけど実力派で大役を演じきっていた。

パキオテ
大倉幸二VS三宅弘城
実はこの役が一番気になっていた。子どもを亡くした夫婦に見える亡霊を呼んだのが白痴のパキオテ。大倉さん独特のボケ味があってこそのキャラだったから蜷川バージョンで誰になるのかと思ったら三宅マンだった。何気に安心。やっぱりあの味はナイロン100℃しか出せない。蜷川さん、三宅マンをよくぞ押さえたよ。道化のパキオテ、お二方ともぴったりだった。

メメさん
犬山イヌコVS伊藤蘭
私は、てっきり蘭ちゃんが長女だと思ったんだよね。そしたらメメさんだった。これは、まるっきり正反対の持ち味で全然違った。犬山さんは本家だもんね。たたみかけるような台詞まわしが上手い。蘭ちゃんは正統派として凛とした魅力が出ていた。

アリスト
マギーVS大石継太
マギーさんの方がやさぐれ感が強かったかな。大石さんは真面目さがにじみ出。蘭ちゃんとのバランスも良かった。

ジャムジャムジャーラ&ドンドンダーラ
この老婦人、魔女の宅急便に出てきた魔女みたいだ~。かたや、若者に殺されて心臓を取られ、かたや生き残って化け物になる。
三田和代VS木野花
迫力があるのは木野花さんかな。三田さんは貴婦人ジャムジャムの方がハマっていた。とても品があるのよね。雨ジュリを思い出す。DVDにもならないし、TV放映もない。雨ジュリがまた見たいよう。(注:雨ジュリとは雨の夜三十人のジュリエットが帰ってきたのこと)

同じ戯曲でもこうも違う作品になるのが演劇の醍醐味だね。この企画、なかなか楽しい。観る人によって様々な感じ方や捉え方もあるだろうしね。



こんなチラシをもらったよ。蜷川さん、また唐さんをやるんだ。唐さん、体の具合は大丈夫なのかな。盲導犬は知る人ぞ知るキムタクの初舞台作品だよね。木村君、もう何年かしたらまた舞台をやるんじゃないかなあって勝手に思っている。そして、滝の白糸ですぞ。蜷川さんが「蛇にピアス」に出演した竜也くんに「銀メガネだね」って言っていた作品だよ。くるかな~銀メガネ。寺島しのぶさんとやってほしかったけど出産だから無理かな。とにもかくもキャスト発表が楽しみ~。         


連休

2013年01月14日 | 日常あれこれ

土曜日は朝一、早番でお仕事だった。土曜ダイヤだといつものバスがない。始発が20分も遅い。だから3つ先の停留所まで歩いた。冬の早番はまだ真っ暗だ。でもぽつぽつと行き通う人はいる。ウォーキングをしているお年寄り、夜勤帰り風の人、私と同じように仕事の人、出かける人…。で、あともうちょっとで停留所というところで信号が変わり始発が行ってしまったよ。仕方なく次のバスに乗ったが道路が空いているからいつもと同じ時間に駅についた。早番は絶対に遅刻できないから緊張した~。ということで無事に仕事が終わった。

土曜出勤があっても連休だと嬉しいな。日曜日はとても穏やかな小春日和で自転車でお風呂に行ったりジムに行ったりいつものお休みが満喫できた。

見上げるとうねうねと広がる波のような雲…。



地震雲じゃないといいけど…。形をかえつつ夕方までこんな雲が出ていた。天気が崩れる前兆だったのかな。

そして今日は一転して冬景色…。


雨からあっという間に変わった雪はどんどん降り積もっている。雪国の方々にしたらどうってことないのだろうけど関東地方では珍しいくらいの大雪だ。今日はケラさんの蜷川バージョンを観劇予定なのにな。それもソワレなんだよなあ。せっかく取れたチケットだから無駄には出来ないよなあ。ケラバージョンと比べてみたいって楽しみにしていたのによりにもよってこんな大雪にならなくてもいいじゃん。はあ、夜にはやみますように…。


巳さん

2013年01月03日 | 日常あれこれ

何年か前に湯布院を旅した時に、白い巳さんが奉られていた神社に行った。巳さんを触らせてもらい鱗をお守りにと買わされたっけ。今でもお財布の中に忍ばせて大事にしているよ。白い巳さんは暖かかったんだよなあ。



2013年、巳年がやってきた。昔、「夜口笛を吹くと蛇が来るよ」ってよく言われた。当時、口笛が少しばかり吹けるようになってきた私は幼な心に少しドキドキしながら布団にもぐると口をとがらせて「ピ~」と音を出してみる。するとどこからか音楽が聞こえてきて窓の外から蛇がやってくる気配を感じる。その音楽は何故かレコードでかかる童謡で蛇が来ても恐くなくなった。あれは、私の妄想だったのだろうか。幼い頃は何かが見えていたのか、今となっては謎である。

家の裏山でもよく青大将がでた。「蛇がくるよ」なんて脅かす一方で、蛇は縁起がいいとも聞かされたっけ。晩御飯のおかずは「蛇と蛙~きゃあ~~~」なんていう伝承遊びもあったけどね。縁起が良くてもどこか恐いもの…、そういえばアダムとイブに禁断の果実を食べさせたのも蛇だよね。東洋でも西洋でも蛇は不思議な存在なんだね。

巳さんの巳の字は胎児だそうだ。ほうほう、確かにお腹の中で丸まっている赤ちゃんのようだ。だから、種子が出来始める時期らしい。な~るほどね…、原点に立ち返れってことかしらね。政治の方も何故か、自民にもどっちゃったしね。あの震災から右往左往ばかりするばかりで日本はなかなか先に進めない。種子が上手く芽生えてくれるといい…。

私の正月はいつも通り明けた。去年となんら変わりなく、おせちをつまみながら飲んだくれている。毎晩、缶ビール1本とワイン半ボトル。おとなしいもんだ。ほい、年末からの六連休でちょうどおせちとワインが3本なくなった。

元旦はチャリンコでお風呂屋さん。タオルがもらえたり祝い酒が出たりしたのだけど、当たらんかった。ゆっくりお湯につかって80分マッサージをしてもらう。80分やってらうとさすがに肩甲骨回りのゴリゴリが取れて軽くなった~。帰りは初売りのデパートへ直行だ。今年はどこも元旦からやっていた。まずは福袋~♪といろいろ探してみたけど、お洋服もバッグもアクセサリーもあんまり魅力的なものはないんだよね。で、あっても無駄にならないものってことでコーヒーにしてしまった。



スタバではなく三本コーヒーってのが渋いでしょっ。ブルーマウンテンを含む6種類の豆がセットになっていて2500円なり~。早速、一つ開けてしまったよ。これで休日のコーヒーが半年以上は楽しめそうだ。

お買い物帰りに、遊行寺に寄って初詣をしたよ。おみくじを引いたら見事、大吉だった。酒に注意だって~(爆)
神様はよくお見通しでござる。てな訳で、食べて飲んでばかりじゃダメじゃと二日目は高いビジター料を払ってジムへ行き初エアロで汗をどっひゃり流した。

さて、連休最終日、駅伝を見てからサイクリングロードへ繰り出す。冷たい北風の中をチャリをきこきこ漕いでぐるぐる回ってきた。サイクリングロードも歩いている人、走っている人、クロスバイク族でにぎわっていた。良く見れば道行く人はシルバーばかりだ。若者は自転車か…。偉いもんだ、シルバー軍団は。

近場をうろうろしていた割には散財してもうた。でも自分的には穏やか~でいいお正月だったな。こんなに穏やかで平和な時間がずっと続けばいいのに、地震も来なきゃいいのにってお子様のように思ってしまったよ。

さて、明日はお仕事だ。約1週間ぶりだと子どもは大きくなっているのよね。まだお休みの子も多いけど楽しいおしゃべりがたくさん聞けそうだ。今年も、自分らしくがんばっていきまっしょっ!


レ・ミゼラブル

2012年12月31日 | 映画



民衆の歌
今年の年末はこの歌が頭の中をぐるぐると回り続けている。
仕事納めの28日降りしきる雨の中、お友達に付き合ってもらって「レミゼラブル」の映画を観に行った。
映画と言えども、ほとんどが歌。映像だけがリアルのミュージカルだった。あっと言う間に3時間が過ぎていき、気がついたら深夜になっていた。

小学校の頃、世界名作シリーズとかにまとめられた「ああ、無情」を読んだ。何度か読んだけど何故これが名作なのかおバカな私はあまりわからなかった。ジャンバルジャンというインパクトある主人公の名前と美しい孤児のコゼットと銀の燭台の印象くらいしかない。ミュージカルになって話題になった時も観に行かなかった。

遅ればせながら、人生初レミゼだった。いやあ、感動した。昔、「風とともに去りぬ」を観た時に匹敵する感動だった。ビクトルユーゴーさんはこの物語の中に、人間の罪と罰、赦しと癒し、親子の愛、男女の愛に加え、国家権力と正義等全てを盛り込んだんだね。やっと名作の意味がわかった。

ジャンバルジャンだけでなく、ジャベールもエポニールもマリウスもフォンティーヌもコゼットも登場人物全ての生きざまが魅力的だった。人間とはなんぞやという大きなテーマが貫かれる壮大なヒューマンドラマ、フィナーレの飾る民衆の歌がまた力強くて…、自然に涙腺が決壊した~

新しい演出で再演される帝劇の方も観に行きたいな~


日の浦姫物語~大阪大千秋楽~

2012年12月24日 | 観劇

大楽は完成されていた。井上さんの戯曲をかみ砕いて理解して観客へと確実に届けてくれる熟練なキャスト陣が素晴らしいよね。余力さえ感じられる。井上さんもっと凄いのお願いしますよって。井上さん、天国で苦笑いしていそうだ。そして、また新作を書いていそうだ。「木の上の軍隊」はどうなるのかな。井上さんはあくまで原案。井上さんにはかなうわけがない。だから若い力でまた一味違ったものを見せて欲しいね。コクーンと銀河、両方先行を申し込んだ。今回は地味なキャストでなおかつ二人芝居だから興業的には厳しいかもね。ということはファンにとっては案外チケット取りやすいと見込んでいる。地味ながらもいい舞台になって欲しいな。

ということで、日の浦姫はもう何も言うことがない。是非、演劇賞を取って欲しいね。敢えて言うならば、竜也君の声はとても独特だってことかな。しのぶさんも、木場さんも、立石さんも至ってクリアで美しい声だよね。淀みなく不安もなく流れて行く。竜也くんの声は一瞬、危うそうで実はとても強い。そして奥行きがある。なんていうのかな、バイオリンでいうのならばストラディバリの名器の様で、あのうっす~い身体から共鳴してくるんだよね。白石さんが体の深いところから声が出ると評してらしたけどそれを実感した。コクーンに2階でも広いブラバの後方でも同様に七色の響きが聞こえてきた。ハスキーのようでただのかすれ声ではない不思議な音色がとても心地良かったし、稲若と魚名に合っていた。

いい時期にいい役に巡り合って良かったね。蜷川さんは本当によくわかっていらっしゃる。来年、映画は敢えて3番手、今まであまりなかた脇に回る。ようし、この勢いで主役を食ってしまえ~。これから役者を続けていく上でとても大事なポジションだと思うのでこれからもいろいろチャレンジして大人の俳優へと脱皮をして欲しいね。

さて、次の蜷川さんとのタッグは何になるのだろう。シェイクスピアとかギリシャ悲劇ではなさそうな気がするんだよね。
また、意表を突いてきて下さいよ~。


大阪逃避行

2012年12月24日 | 旅行

しっかり、土曜代休を確保して大阪逃避行の始まりだよ~。まずは、早起きをして早番で出勤し心してお仕事をしてから定時に退勤…、はあ、何事もなく上がれて良かったと一路、羽田へ向かう。平日だから出張のサラリーマンが多く混雑している。フライトまで、時間があったから腹ごしらえだ。いろいろレストランがあるみたいだけど、てっとり早く入り口付近のセルフサービスのお店でハンバーグセットを食べた。カロリーが高そうなお子様メニューだなあ。お値段の割にはまあまあだった。やっぱり高いよね。

Gコードをかざし、「ポロロン♪」と無事にゲートから入場。飛行機も定刻通りに出発したが飛び立つまでが長い。滑走路をぐるぐる動き順番を待ちながらやっと離陸だ。かれこれ30分近く滑走路にいた。そして、あっと言う間に大阪上空に差し掛かる。ここで、渋滞にはまり空中で10分間待機だって。少し遅れたものの無事に伊丹空港に到着した。今は、離陸と着陸が客席のスクリーンに写るんだよね。これを見るのが楽しくて好きだ。外を見ているより目が回らないしね。とくに着陸時の夜の空港はテールランプが光っていてとてもきれい。ゲートまで誘導するスタッフの方がかっこいい。ほら、トップガンみたいにね。飛行機は合図とともにぴったしゲートに付く。あんな遥か上空からよくここまでたどりつけるんものだなあ。

リムジンバスも出張族で満員だ。今回はブラバということで環状線沿線の某高級ホテルを選んだ。パックツアーじゃなかったら絶対泊れないところだ。敢えて贅沢をしちゃった。電車に乗ってやっとホテルにたどり着く。途中、ライトアップされた大阪城が川の向こうにぼんやり見えた。あそこに竜也くんとしのぶさんがいるんだわ~って胸が高鳴った。最近よく利用していた安くて簡易なスーパーホテルとかカンデオホテルとかとはまた違って、これぞザ・ホテルという雰囲気が感じられる。接客が丁寧でサービスがはんぱない。お部屋もツインで広く市街地が見渡せる。夜景がきれいだなあ。開放感に浸りながらしばし優雅な気分になった。

クリスマスツリーやリースもたくさん飾られていたよ。

 

バーの割引券が付いていたからそんまま直行してもうた。

 

おしゃれなカクテル2杯とミックスナッツがセットになっていた。女性受けするなかなか甘~いカクテル。なんか物足りなくてビールも追加しちゃった。ほろ酔い気分でお部屋に戻ったら疲れが出た。シャワーを浴びて爆睡した。

明けて大阪郊外の朝はとても静かだ。そう、今日は平日なのだ。世間のみなさんお仕事なのよね。申し訳な~いと思いつつ、豪華な朝食バイキングをたんまり頂いた。外国の航空会社のクルーの方なんかもいてインターナショナルな感じが漂う。偉そうなおじさんが取りに行かず目玉焼きを注文していた。

早めにチェックアウトして川沿いを歩いて大阪城まで行ってみることにする。たくさん食べたからカロリー消費ね。昨夜、確かに大阪城が見えたからずっと川沿いを歩いていけば辿りつけると思った。ところがどっこい、歩けど歩けど大阪城は見えてこない。それでも歩き続けていたら天満警察前まで来てしまった。あれ?もうすぐで御堂筋?ってことは駅方面に戻っているのかな?通りすがりのおまわりさんに聞いたら、「大阪城まではかなりありますよ~。方向的にはあっち。歩いていたら見えてくるよ」って言われた。

はあ、やっぱり私の方向音痴度はかなりのものだった。来た道を少しもどったところに船着き場があった。お姉さんに聞いたら水上バスで大阪城まで行けるそうだ。良かった~!ちょうど時間もいい具合。ということで運よく来た舟に飛び乗った。



ほい、今回は水上からブラバへ参上だよ!大阪にはいろんな川が入り組んで流れているのね。歩く川を完全に間違えた。でもお陰でまた違った大阪が見れて面白かった。

やっぱりブラバ近辺も大阪城も平日は空いているのね。前回、「天保十二年のシェイクスピア」で来た時は休日だから人がたくさんいたし、出店もたくさん出ていて賑やかだったのにな。でも、平日の静けさもなかなかいいもんだった。


激突!

2012年12月16日 | 日常あれこれ

4,5日前、仕事中に子どもの頭と激突した。頬骨と眼球付近にA君の石頭がハマった…
確かにい痛かった。「痛いよ~、A君~」と言ったら、A君の方は無事な様で、頭を押さえて「えへへっ」と可愛く笑っていた。すぐに痛みが引いたから、気に留めずにいたのだけど、翌日、朝、目覚めたら、頬骨と目付近がなんとなく痛い。で、鏡を見たら、左目の左側が真っ赤か~
なんか、あの暴行事件後の海老蔵さんみたくなっていた。

目の出血は自然に吸収されるからと様子を見ていたのだけど、なかなか赤味も痛みも引かない。ジムに行く途中、眼科がやっていてから診てもらった。眼圧とか視力検査をして写真も撮ってもらったよ。若いドクターから、「はい、右向いて。ほうほう、真赤だね」って言われてドキドキだった。診断結果は、打撲だそうで、治るまでしばらくかかるということだった。やっぱりすぐには治らないんだね。ステロイド系を眼薬を処方してもらって帰ってきた。ちょっとばかし安心したけど、まだ痛いのよね…。全く、トホホだわ~~ ま、地道に治るのを待つしかない。

ということで、無事に発表会も終わり、あさってはいよいよ大阪遠征だよ~。
私の場合、完全に現実逃避で贅沢な息抜きなの。だって、子どもと激突しながら体張って、頑張って働いたんだもん。
最後の日の浦姫物語、じ~っくり堪能してこようっと。


健康診断

2012年12月09日 | 日常あれこれ

職場の健康診断の結果が届き、見事ににいろいろひっかかった~
高血圧、高コレステロールは遺伝もあるので諦めているが、心電図と肝機能がグレーゾーンだった。心電図の方は、生まれつきというか昔から出ている波形で、主治医からは異常と取らないと言われている。ただ、肝機能は今まで全然正常だったからちょっとショック。体重が増えたからたぶん脂肪肝だろう。確かに、食べるのは大好きで、おいしいものを食べるのが息抜きにもなるけど、そ~んなに贅沢はした覚えはない。食のほとんどは保育園の給食だし、朝は納豆、家の食事は老人食の煮物ばっかりだ。ケーキだって高いから最近はあんまり食べてない。

でも、冷静に我を振り返ってみると…、何気に、走ってどひゃっと汗をかいた後は大胆になってしまうのよね。加えてコレステロールの薬を飲み始めてからは、逆に飲んでいるからいいやって食べちゃったりする。常に節制が第一ね。調子に乗るとすぐにこうしてしっぺ返しが来る。そういえば、健診の前々日、ピラティスで汗を流したからって、帰りにラーメン餃子を食べてビールを飲んじゃったのよね…。

ほい、なんのために運動をしているのか冷静にならなきゃと反省した。
食べるためではなく健康維持のためよね。

日曜日は劇場通いが続いていたけど、今日はジムで汗を流した。久しぶりにグループステップに出たらなかなかきつかった。筋トレも入っていたから太ももがぱんぱんだよ~。でも、疲れが吹っ飛んですっきりした。明日はまたピラティスでお腹を締めてこなくっちゃ。

いよいよ、今週末は発表会。子どもたちも日に日に上手になって、歌も歌えるようになってきた。衣装も以前作ったすごくかわいいサンタさんが出てきて使うことになった。本番はどうかな。まだ2歳児だからな。でも、お母さん達を泣かせたいって担任一同がんばっている。上手に出来たら、私も泣いちゃいそうだ。