長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

ヒロインは私よ!! 里村典子の大逆襲  ~『八つ墓村』2019エディション~

2019年10月13日 20時17分16秒 | ミステリーまわり
 ハーイどうもこんばんは! そうだいでございまする。
 いや~、昨日はもう大変な日でしたね。台風19号! とはいいましても、私の住んでいる山形市はほとんど被害もなかったらしく、ケータイはもうしょっちゅう避難勧告でビービーピロピロビービーピロピロ鳴りまくっていたのですが、幸いそれも私の家からはだいぶ離れた地区が対象となったもので、特に大きな被害もなく、嵐も過ぎ去っていきました。
 ただまぁ~、他の地域は本当に大変ですよね、現在進行形で。1日経っていても、まだ決壊する可能性のある川があるっていうんですから。
 昨日の TV画面はもう、全局台風情報のテロップで埋め尽くされている感じでしたね。まさに古今未曽有の大災害の到来した日だったわけです。

 なんでまた、待ちに待った放送日がこんなことになんのよ……

 うむむ……令和の御代になっても、八つ墓明神のたたりは健在だということなのか。おそろしいことであります!


ドラマ『八つ墓村』(2019年10月12日放送 NHK BSプレミアム『スーパープレミアム』 119分)

主なスタッフ
脚本 …… 喜安 浩平(44歳)、吉田 照幸(49歳)
演出 …… 吉田 照幸

主なキャスティング
井川 辰弥   …… 村上 虹郎(22歳)
森 美也子   …… 真木 よう子(36歳)
田治見 春代  …… 蓮佛 美沙子(28歳)
田治見 久弥  …… 音尾 琢真(43歳)
田治見 要蔵  …… 音尾 琢真(2役)
里村 典子   …… 佐藤 玲(りょう 27歳)
里村 慎太郎  …… 小柳 友(31歳)
田治見 小竹・小梅 …… 竜 のり子(75歳 2役)
野村 荘吉   …… 國村 隼(63歳)
濃茶の尼    …… 木内 みどり(69歳)
駐在      …… 宮沢 氷魚(25歳)
駐在の妻    …… 佐津川 愛美(31歳)
井川 鶴子   …… 樋井 明日香(28歳)
新居 修平   …… 馬場 徹(31歳)
久野 恒美   …… 久保 酎吉(64歳)
麻呂尾寺の長英 …… 津嘉山 正種(75歳)
麻呂尾寺の英泉 …… 山口 馬木也(46歳)
慶勝院の梅幸  …… 山下 容莉枝(55歳)
諏訪弁護士   …… 酒向 芳(60歳)
井川 丑松   …… 不破 万作(73歳)
片岡 吉蔵   …… やべ きょうすけ(45歳)
34代目・金田一耕助   …… 吉岡 秀隆(49歳)
16代目・磯川常次郎警部 …… 小市 慢太郎(50歳)

※日本ミステリー界の巨星・横溝正史による金田一耕助ものの第4長編『八つ墓村』(1949年3月~51年1月連載)の10度目の映像化
※『八つ墓村』の映像化回数「10回」は、金田一耕助もの作品の映像化された原作の中でも最多となる(次に多いのは映像化「9回」の『犬神家の一族』)
※公式資料によると、原作で本事件の捜査にあたった時点(1948年5月)での金田一耕助の年齢は「35歳」だった


 多少、雨風で外がビュービューうるさくはあったのですが、それでもゆっくりとお茶の間で、この記念するべき『八つ墓村』ディケイドを鑑賞することができたのは、本当に幸せなことでありました。これはありがたいと受けとめないとね。
 そして、放送前に内心、台風情報で画面の外枠が占領されて、10分に1回くらいの頻度でニュース速報がバカスカ流れる惨状の中でドラマを観る覚悟をしていたのですが、今回の放送は「1回だけ速報が流れた」のみで外部情報を抑えるという放送局の英断に、私はまったく感服いたしました。さすがはプレミアム! 数年前に、あるドラマの件でかなり怒りまくったことも、今や過去のことですね。

 決して「金田一ブーム再来」とまでは言えないものの、2016年11月の、あの長谷川博己金田一による衝撃の『獄門島』(と、池松金田一のミニシリーズ)いらい、確実に年1~2のペースで映像化金田一作品の新作がおがめるという幸せな状況が復活したのは素晴らしい僥倖であります。まぁ、一般的な浸透率でいいますと、やっぱり地上波放送のフジテレビによるシゲアキ金田一シリーズの方がインパクトはあるのでしょうが、現在の流れのご本家はあくまでも、この脚本・喜安&監督・吉田による BSプレミアム版シリーズなのです。そして、昨年の『悪魔が来りて笛を吹く』のエピローグにおける予告通り、待望の最新作にして、令和最初の映像化金田一作品として、あの『八つ墓村』がやって来たわけだったのであります! うをを!!

 ちなみに、昨年末のくだんのシゲアキ金田一版『犬神家の一族』の登場によって、「金田一ものの映像化回数ランキング」において、最多の「9回」という記録で『八つ墓村』と『犬神家の一族』がタイで並ぶという状況となっていたのですが、今回の吉岡金田一版の放送によって、記念すべき「10回」となった『八つ墓村』が、再び単独の首位に躍り出ることとなりました。さすがは『八つ墓村』! そ~簡単に首位の座をシェアするわけにはいきませんよね。もんのすごいデッドヒートだ!

 さぁ、そんな経緯もありまして、いやがおうにも期待値が高まる今回の『八つ墓村』だったのですが、正直なところ、私は不安に感じている要素もあるにはありました。


また、『八つ墓村』を2時間でやるなんて……大丈夫なの?


 そうなんです。原作小説『八つ墓村』は、まさに推理+ホラー+アドベンチャー+ロマンスのおもしろ要素てんこもり宝石箱! 高さ60cm の花火つきパフェのような欲ばりエンタテインメント作なのです。これをまともにノーカットで映像化するなんて、2時間じゃあ到底ムリムリ!
 いままで9作もの先達がいならぶ『八つ墓村』ではありますが、それらのことごとく全てが、どこかの部分で必ずなんらかの「ショートカット&改変」をほどこして映像化にこぎつけていました。物語を語る時間制限「尺」という要素で、比較的余裕のある境遇にあった1977年映画版(151分)、1978年ドラマ版(239分)に関しても、原作に忠実どころか、それぞれの事情によって似ても似つかない要素を含んだ作品に仕上がっているため、『八つ墓村』の映像化には、どこか必ず危なっかしいバイパス手術が必要となる難しさがあるという印象があったのでした。
 中には、1977年映画版(渥美金田一のやつ)のように、もう勢いで有無を言わさず突っ切っちゃって独自の良さにしてしまった成功例もあるのですが、まず偉大すぎる原作小説の縮小再生産という印象はぬぐえません。しかし横溝先生は寛大だねぇ! 1977年版はもう、原作小説の論理的ミステリー要素を気持ちいいくらいにカットしちゃってます。
 個人的に最高だと思っている1991年ドラマ版(古谷金田一の2回目)もとってもいいのですが、やっぱりバッサバッサといろんな部分を切り取っちゃった、盆栽のようなちんまり感はありますよね。1996年映画版(豊川金田一のやつ)も、ダブル岸田今日子にご自慢の市川演出で雰囲気はやたら良かったのですが、改変したオリジナルのメイントリックがんまぁ~ひどいもんだったので、落第もいいところの出来となってしまいました。1996年版の真犯人は、逮捕されたかったのか!? あんなもん、金田一耕助いらんわ!!

 ……といった、個性的な9人のお兄さんお姉さんに囲まれた、今回の最新『八つ墓村』。さぁ、それを目の当たりにした私の感想はどうだったのかといいますと~!?


ここにきて、原作小説に最も忠実なバージョンが誕生! 予想以上におもしろかった。びっくりしました!!


 いや~、まさか、2時間でここまで原作の要素をあまさず取り込めるとは。今までの諸先輩方のご苦労が一体なんだったのかという、実にスマートな映像化。ほんとに驚いた。
 手離しに絶賛する、とまでもいかない歯がゆさはあるのですが、ともかく予想していた以上のクオリティであったことは確か。そして、なんといっても原作小説ほんらいの端正な構造を最大限、丁寧に映像化したその姿勢がすばらしかった! その一言に尽きます。まじめ! いい意味でも、そうでない意味でも。

 これまでの映像化された『八つ墓村』群と比較してみますと、今回の2019エディションは、以下の数々のポイントをかなり原作に忠実に描写したものとなっています。

①恐怖の「どっちかが死ねばいい」ペアターゲットリスト(しかし、実は……?)
②作品の本来のヒロインである、里村典子(主人公・寺田辰弥のいとこ)の存在
③「真犯人」の動機に深く関わる、里村慎太郎(典子の兄)の存在
④西屋の当主である野村荘吉の抱いている「ある疑惑」
⑤辰弥の「ほんとうの父親」亀井陽一の存在と、現在の姿
⑥事件の重要なきっかけのひとつである新居修平医師の存在
⑦尼子の落ち武者の財宝はどうなったのか?
⑧「真犯人」の死因

 特に、②と④と⑥をちゃんとおさえているところが、非常に大きいというか、もう2019年エディションの特色と言ってもいい新鮮さにあふれていますよね! ④なんか、今回が初映像化なんじゃないですか? そこを、國村隼という名優がガッチリ演じているんだからすごいんですが……それにはちょっと、功罪相半ばする効果があり……?
 結論から言いますと、この「原作に最も忠実な映像化」という部分がもたらす効果は、「よくない部分」も多少はあった、と私は見ました。

 言いたいことは山ほどあるのですが、まず、私が今回の2019エディションを観て「ここはいいね!」と感じたのは、

・里村典子の大暴れ!
・吉岡金田一の「こわ~いところ」が出てきたぞ~!!

 この2点でした。
 典子に関しては、映像化された『八つ墓村』といいますと、これまでヒロインといえば田治見春代と森美也子という、「オトナの魅力」に満ちたおふたりが若い辰弥をめぐってバチバチやらかすという構図が有名かと思われます(そこは2019エディションもしっかり描いています)。でも、そんなどうしようもないドロドロのしがらみの中で倦み疲れた辰弥を救う真のヒロインは、実はフレッシュな若さとピュアさ(バカっぽさ?)にあふれた里村典子だったのだ! という流れが、今回は非常にしっくりくる演出になっていました。1996年版の、「あんた一柳鈴子ちゃんじゃないの?」と見間違えてしまうほどに危うい典子でもありません。しっかり強い女性です! 典子ちゃんの底の知れない笑顔にかかっちゃあ、さすがの要蔵ミイラもかなわねぇや!!

 ところで、「戦国時代の尼子家の財宝」が、あんなに分かり易い大判の形をしていて良いのだろうか……時代考証的に、ギリギリ OK? でも尼子家だったら、やっぱりほんとは銀なんだろうなぁ。

 吉岡金田一の怖さに関しては、もう見ていただくしかありませんが、なにかというと「ギョロッ!」とむく目がこわいこわい! 何かに気づくたびに、鳥居みゆきさんばりに「逆三白眼」の目つき(黒目が下に寄る)になるのです……田治見要蔵よりも濃茶の尼よりも「真犯人」よりも、金田一さんがいちばんこわ~い!!
 さすがは、吉岡さん。伊達に1977年映画版で辰弥の幼年時代を演じているわけではない、気合の入りっぷりを見ました。
 そういえば、今回の金田一先生は、あざやかなブルーの着物も印象的なのですが、しじゅう来ているマントが、まるで「教誨師」のようなイメージも与える着こなしになっていましたね。うむ、『八つ墓村』の金田一先生は、それでいいかもしんない。

 そうそう、今回の田治見要蔵ほど、「32人、殺せんの!?」と心配になるか弱い要蔵もいませんでしたね。実際、映像の中で村人の反撃に遭いかけてただろ!
 そこはおそらく、「愛の妄執に憑りつかれた哀しい男」という部分を強調したキャラクター造形だったのでしょうが、まるで迷子のような、母親を見失った子どものような表情で村の中をさまよう姿が実に味わい深い田治見要蔵でした。特に、金田一先生がつかの間に見た幻影として現れるラストシーンがよかったなぁ。
 ただ、あれじゃ32人は絶対殺せないでしょ……モデルになった実在の事件の犯人は、かなり周到に計画して、村人が寝静まった深夜にやってたんだもんねぇ。大金持ちのボンボンが思いつきで日中に暴れだしても、相手にはむくつけき農村の若者もいただろうし、ねぇ。

 そんなこんなで、みどころがいっぱいあった今回の2019エディション。少なくとも、過去の映像化作品をまるっとトレースしたような、志の低い更新作業ではなかったという時点で、私は大いに高く評価させていただきましたが、まぁそこはそれ、ファンの勝手なつぶやきということで、ちょっとそこはどうかナ~? と、気になったポイントも、挙げさせていただきましょう。そんな、たいしたことじゃないんですけど、ま、ね!

 「真犯人」の意外性が、めちゃくちゃゼロに近い……いや、これはもう、確信犯的演出なんでしょうけどね!

 はっきりいいまして、この2019エディション、「真犯人」に対するアタリがそうとうキツイ!! ていうか、隠す気が毛頭ない! 事件の事情をほとんど噂くらいでしか知らないと思われる村人までもが、最初っから「真犯人」のことを、「あいつはあやしいぞぉ。」と何の根拠もなく疑っているんです、冒頭から! ひどいよ! まぁ、犯人だけどさ!!
 実はこれ、先ほどにあげた④のポイントをしっかり映像化したってことからも、スタンスははっきりしてるんですよね。逆に言うと、たぶんこれまでの9作品は、金田一先生以外に事件の真相を見抜いていそうな登場人物がいるとミステリーとしてつまんなくなっちゃうから、わざと④を削除していたんでしょう。
 だから、べつに『古畑任三郎』みたいな倒叙ものでもないはずなのに、「真犯人」自体ものっけからあやしいし、周囲の「真犯人」に向けられた視線も、冷たい冷たい! そんなアウェーすぎる状況の中で、ほんとにやってしまう「真犯人」もとんでもない肝っ玉なわけですが、それだけに、余りにも哀しい人生、とも言えますよね。
 いや、そんなもんキャスト表を見たら誰が犯人かなんてすぐわかるだろ、と言われてしまえば身もフタもないのですが、ここまで犯人を隠す気がない『八つ墓村』も初めて観ました。犯人がわかりやすいことで有名な市川崑演出だって、こんなに周囲の人物がこぞって「あいつあやしい! あいつあやしい!」と言うような環境は作らなかったでしょ!?

 だから、今回の2019年版は、原作にこんなに忠実でありながらも、結局はあの1977年版同様に「ミステリーであることを放棄している」『八つ墓村』になっているわけなんです。不思議だな~!! 方向性は全く違うのに。
 なのでたぶん、「ウソー! まさかあの人が真犯人だったなんて!」とクライマックスを見て驚愕する人は、まずいないんじゃない? そういう意味で、カタルシスのはなはだしく欠如した作品になってしまった感はあります。あぁ、なるべくしてなったんだなぁ、みたいな無力感が……

 あと、吉田演出にロマンを求めるべきでないのは当たり前なのですが、なんか、クライマックスにいくにしたがってクラシックやら洋楽ロックやらがジャカジャカつぎこまれていった騒がしさがあって、今までの2作品(『獄門島』の洋楽ロックと『悪魔が来りて笛を吹く』のフルート)にあった一貫性が崩れた印象は受けました。無理矢理ロマンを作ろうとした感じというか。なにをか焦ることやはある!?
 それに、ラストのブラックジョーク的なオチシーンにあんな華々しいクラシックを用いるべきではなかったし(見てもなんの爽快さもない)、そもそも辰弥と典子のシーンで終わりにしてよかったんじゃないかと。その点、同じ結果を招くシーンだったにしても、そこに多治見(この表記でいい)家の炎上というスペクタクルをドッキングさせた、1977年版の橋本忍脚本は、やっぱりちゃんと考えてらっしゃるんだなぁ、と今更ながら感じ入ってしまいました。


 う~ん、やっぱり、「原作に忠実にすりゃいいってもんじゃないよ」ってことなんですかねぇ? 難しいなぁ、映像化って!
 様々なチャレンジ精神に満ちた出来でありながらも、その一方で「若さ」「愚直さ」も目立つ『八つ墓村』2019エディションであると見ました。


 ま、なにはなくとも、「亀の湯」が出てくる次回作が楽しみ……って、それ、シゲアキ金田一が年末にやるやつじゃないの!?
 それに、『悪魔の手毬唄』は、原作小説の時間軸だと『八つ墓村』の7年後の事件ですよ~! 7年間、「亀の湯」を目指して旅をするのか!? 岡山県そんなに広かったっけ!?
 今まで割とまともだった、BSプレミアムシリーズの時間軸が、ついにゆがんできてしまった……余談ですが、本編中でちゃんと「鬼首村の事件」と言及するくらいのファンサービスをするのならば、いっそのこと令和の『夜歩く』を映像化して欲しかった……かなわぬ夢か~!

 まま、まずはフジテレビの『悪魔の手毬唄』を楽しみにしております! よろしくお願いいたしますよ~!!

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34 コメント

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劇場版 八つ墓村  (もののはじめのiina)
2020-03-08 11:59:09
『八つ墓村』は、10度目の映像化を果たしていましたか。

それらを見比べるのも面白いかもしれません。
でも、端折ってベスト作品はこれだと名指しされた映画を観るべきでしょうか("^ω^)・・・

当方は、劇場版を見て参りました。

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むざんやな!空き家の下のすずめちゃん (そうだい)
2019-12-26 21:45:35
 あいあい。さま、いつもながらかゆいところに手の届きまくるコメントを、まことにありがとうございます~!!
 大変申し訳ないですが、『悪魔の手毬唄2019』の感想文、もうしばしお待ちください……
 ただ、おもしろかったかどうかは別としますが、『悪魔の手毬唄』の映像化として、考えさせられるポイントの多い作品だな、とは思いました。今回の映像化の納得のいかなかった部分が、逆に原作の魅力を再認識させるものだったからです。「そこをそうアレンジしちゃあ、『悪魔の手毬唄』をやる意味ないんじゃない!?」みたいな。賢明なファンであらせられるあなたさまならば、よくおわかりですよね~。
 久しぶりにコッテリギトギトの「暗黒面に堕ちた石橋蓮司さん」を観られたのは良かったのですが、そうじゃないんですよ!みたいな。
 視聴率は、やっぱり『犬神家の一族』のネームバリューと比較してとか、聖夜の前にそんな辛気臭いもんを、とかいう条件が重なったのでしょうが、3作目はやっぱり観たいですよね。シリーズ化への意欲は良く伝わってきましたが。

 小林昭二さん的には、『悪魔の手毬唄』がいちばんチョイ役なんですよね。ほんとに小林さんである意味がない! その轍をまるごときれいに踏んで、今回の岡田さんも活躍ほぼゼロでした……『病院坂の首縊りの家』の小林さんは最高ですよね。

 『本陣殺人事件』は、内容のクオリティもさることながら、やっぱり中編小説のボリュームっていうのがいいんですかねぇ。他の連続殺人あたりまえの諸作に比べると地味な印象はぬぐえないわけなんですが、そこを押して映像化して欲しい名作です。
 『黒猫亭事件』も、最高ですよね!!
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Unknown (あいあい。)
2019-12-25 22:21:19
こんばんは、お久しぶりです!
もう師走も後半。 公私共に忙しくなりますよね。
睡魔が来りて(^_^)子守唄♪ なら少し安心ですね(笑) 笛吹きながら来られたらオチオチ眠ってられないですぅ😄
多忙な折にも関わらず本当にありがとうございます。

そう! 今か今かとその日を楽しみに🐕の散歩中も雀の手毬唄口ずさみつつ、色々想像しながら待っておりました。(そう言えば内の隣の空き家の木の下に雀が3羽息耐えていた😱タイムリー過ぎ~)
あら!視聴率8・7%らしいです。前作は11%いってたみたいですが。
石橋放庵さん!凄みがありました。。。しかーし。んん?⁇みたいな。

「小林昭二」さん。と言えば仮面ライダーのおやっさん。も。
「病院坂の~」人力車夫役も好きです。 横溝作品の重鎮。

結構中尾彬さんの本陣もファンに好評ですよね?
「本陣殺人事件」表装もドラマも大好きです。
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ショウタイムですね!! (そうだい)
2019-12-21 19:58:00
 いやいやいや、あいあい。様、大変にご無沙汰しておりました! お待たせして申し訳ございません!!
 コメント、どうもありがとうございました……年末でいろいろ忙しく、家に帰ったらあっという間に睡魔が来りて子守唄をピーヒャララ~♪という状態が続いておりまして、お返事をせねばせねばと思いながら、ついにこの日まで遅れてしまいました。この不実な態度! まことに申し訳これなく……

 もう、あと2時間もしない内に放送開始でございますね! もうウキウキワクワクで鬼首村の惨劇を待つという、不謹慎きわまりない心境です。
 キャスティング、視聴率狙いといってしまえばそこまでなのですが、今までにない気合の入り方だと思います。そうですね~、日本にはまだ、石橋蓮司さんという昭和金田一ブームの生き証人がご健在なのでありました! 鹿賀版『悪霊島』でも、いいポジションにいましたよね。中原中也!

 なるほど~と、思わずハタと膝を打ったのが岡田義徳さんという絶妙な逸材の起用でした。岡田さんは、昭和の小林昭二さんの衣鉢を継ぐ道を歩んでいるのですね! 味わい深いな~。

 中尾版『本陣殺人事件』は、私はおよそ20年前、大学生時代に三鷹だかどこかのコミュニティセンターで上映している情報を、今は亡き情報雑誌『ぴあ』で見つけて観に行ったという思い出があります。もちろん古谷金田一版の2パターン(1977年版と83年版)もいいのですが、個人的に私は中尾版がいちばん面白いと思っています。一柳家の不吉さがすごくリアルな気がするんですよね。

 吉岡金田一も、2作目でその個性が出てきたような気がします。さぁ、シゲアキ金田一、どう挑む、どう暴く~!?
 ♪かわいい すずめ~ ハイ、ハイ!!
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Unknown (あいあい。)
2019-12-05 21:35:43
こんばんは。 放庵さん「石橋蓮司」さん。でした! 無しでした(笑)
予告動画観たら結構イイ感じでした。
恩田幾三は「渡辺大」さん。 日下部是哉役の「岡田義徳」さんの方が恩田っぽいです?(暗い目元が結構好き)

今日ズラッと他キャスト発表されていましたが、中尾ミエさんの五百子おばあちゃん‼️ 観ました?言われないと中尾さんだとわからなかったかも。
メイク? もしやスッピン?わー! でもプロの歌手でもありどんな手毬唄が聴けるのか楽しみです♪

なんか古谷一行さんのお声聴けただけで嬉しくなりました😌(懐かしいなぁ、だって😆)

ナレーションの声は、伊武雅刀さん?
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Unknown (あいあい。)
2019-12-04 22:15:21
こんばんは。 いやぁ、もういい加減、手毬唄ネタ控えないとなぁ(ってか又逢う日まででしたのに(^_^*))と思いつつ、コレにはビックリ仰天で 懲りずにコメントしてしまいました。 誰もが予想だにしなかったんじゃないでしょうか?
ファンの中に私みたいな人🍎😅いたかもですよ?アハハ。
そのファンの方が「悪霊島」の鹿賀丈史さんと中尾彬さんの新旧金田一以来かも、って。
中尾彬さん。ですか(^^) 志乃~❤️がそう言えば里子でしたね 。 BS版の磯川警部候補に!期待!
その中尾彬さんの「本陣殺人事件」未見なんです😢 観てみたいです!

西田敏行さんも金田一でしたもんね。 実現したら、なんだかみんな繋がっててイイですね♪

エヘヘ、放庵さん候補🛁で又思いつきました(^.^) 「石丸譲二郎」さんと「でんでん」さん。 有り、ですか~?😸
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そうきましたか~!! (そうだい)
2019-12-03 05:23:49
 いや~、あいあい。さま! 思わずコメントせずにはいられなかったそのお気持ち、よくわかります!! 私も驚天動地の思いでしたが、落っことす美味しい食べ物が無いのがもどかしい……

 その発想はなかった!! でも、確かに金田一経験者のお元気なベテラン俳優さんはいくらでもいらっしゃるわけで、その内のどなたかが磯川警部を演じられてもおかしくはないわけですね!! そして、その中でも知名度と貢献度においてトップクラスの古谷さんに白羽の矢を立て、さらに古谷さんの方ものっかられてしまうとは……参りました! もう、まんまとひっかかったファンの一人としてテレビに釘づけにさせられる予定です。

 なんというクリスマスプレゼントか……ほんとに、単なる「ジャニーズが出る、いつもの民放金田一もの」としか捉えていなかったシゲアキ金田一シリーズの存在感がストップ高に急上昇してしまいましたね!

 テレビ局のプロデューサーさんの英断に、まずは敬意を表したいです。その役職の方も、古谷金田一を見て育った世代になられたのだな~と、しみじみ感じ入りました。

 「元金田一」枠で、あと磯川警部らしい俳優さんって、パッとイメージできるのは西田敏行さんですかね? 案外、すっかり丸くなられた中尾彬さんもいいかも知れませんが、サプライズ感は薄いかなぁ。
 ……う~ん、やっぱり古谷さんだ! 楽しみですね~。
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Unknown (あいあい。)
2019-12-02 22:26:44
わー‼️ そうだい様! 今悪魔の手毬唄フジ公式観ていたら、な、なーーんと磯川警部に「古谷一行」さん❗️もうビックリして思わず岩手のおばさんから送ってもらって美味しく頂いていた蜜たっぷりの激ウマ🍎を落っことしそうになりました😆

磯川警部も誰かなぁ?と気になってたけど源治郎なら誰かなぁ?と思案してたのになんかドッカーンとする今回の古谷さん。
ここで往年の金田一とは! (ちょっと下世話な話、数字狙ってる?)
今とーっても若い古谷金田一毎日観てニヤけてるので、御歳75歳の磯川警部に色んな意味でドキドキします。

そうだい様、何時もこんな変なコメント読んで下さりありがとうございます。
21日が楽しみです。
そうだい様の感想もとても楽しみに待っていますね😊
返信する
また会う日まで!! (そうだい)
2019-11-30 04:35:06
 あいあい。さま、返信が遅れて大変に申し訳ありません!! コメント本っ当に! ありがとうございます!!

 いやはや、これが『八つ墓村』の感想に関するコメント欄であることなど、やりとりが楽しすぎて、私こそとっくのとうに忘れ果てておりました……あいあい。さまの節度あるお言葉、まことにその通りでございます! この続きは、必ずつづる予定の、『悪魔の手毬唄2019』感想記事のコメント欄で再開することにいたしましょう。

 笹野さん、ありそうだなぁ~!! 中条さんは、なんかもう、場違いすぎて素晴らしいですね! でも、あの人を演じるのが、あの方なんでしょう? ということは……「え~、そんなことって、ある~!?」みたいな、下衆な疑問符がついてしまいますね。ネタばらしになってしまうので詳しくは触れられませんが。

 斉藤さんに国生さんに有森さん!? なんと美人レベルの高い……というか、「全盛期フジテレビ」のかほりが濃厚な村なのだ!! 確かにすっかりサスペンス劇場っぽい布陣ですが、なんか、案外『月曜ドラマランド』みたいにゆかいな村だったんですかね、3~40年前の鬼首村って。それを、今やこれほどに荒れ果てた村に……恩田幾三の罪は、重い。

 いつも楽しいコメントを、本当にありがとうございました。山形も、いよいよ雪が降ってきました。寒くなりますが、あいあい。さまもどうぞお元気で。
 それでは、また必ずや、近いうちに!!
返信する
Unknown (あいあい。)
2019-11-22 22:11:13
こんばんは。 ホントに~。 加齢と共に寒さが半端なくなってきています(^_-)
フジのドラマ続々キャスト発表していますね。 先週15日「「大空ゆかり」役だったので多分今日明日辺り次くるかなぁ?と思ってたら今日発表されていましたね。
アハハ、斉藤由貴さん! ちょっとカスリましたぁ?(笑) 由良敦子ですって! 他に国生さゆりさんと有森也実さん。 なんだか御三方共私と同世代なので(そうか~もう母親役の年齢か~😌)と感慨深い思いです。 画観る限り中々良さそうですが。(若干2時間サスペンス臭?😄)期待したいですね。
中条あやみさん。 可愛いらしいけど?華やか過ぎないですか?夏目雅子さんを目指せるか⁉︎ 演技観たことないのでなんとも言えませんが。
来週いよいよ放庵さん? 誰だ?誰だ?誰だ~?♪ (個人的には笹野さんとか(^^))

金さんは「梅之助」さん、黄門様は「東野英治郎」さん(←嘉右衛門さん(^^))、銭形平次は「大川橋蔵」さんしかないです!

生瀬さん。どうしてもトリックの刑事連想してしまいます(笑) 磯川、ではないですよね。何方なんだろう? 寺島さんとですから50前後の俳優さんかなぁ?

今も有るんですね?鬼太郎。そうそう、初代鬼太郎の野沢雅子さんが今、目玉おやじなんですよね? 声優さんも馴染みの方がだんだんと…
水木先生も戦争体験して色んな地獄を見てきての、鬼太郎とかの作品なんですよね。 とても考えさせられる素晴らしいアニメの名作だと思います。

今はですね~♪ 「悪魔が来りて笛を吹く」原作読み〜の若くてキュートな古谷金田一懐かしく観ております❤️
アハハ、ちゃんちゃんこ着てお茶🍵すすりながらですか? 30年後⁉︎ 一周り以上?違うのか~! まだまだお仕事が大変(働き盛り?)なんですね?

わー! 最早、八つ墓村の事何にもないですね、私(^_^*)
すみません、そろそろこの辺で。
又、 手毬唄の記事楽しみにしていますね😊
寒さが厳しくなってきましたので風邪などひかないようにどうぞご自愛ください。
何時も有難う御座います😃
返信する
話題は尽きませんね~! (そうだい)
2019-11-21 21:25:37
 どうもどうも、いつもコメントありがとうございます~!! 話題はほんとに尽きませんが、そうこうしている内に季節も冬になり、ずんずんフジ版『悪魔の手毬唄』も近づいてまいりましたね~!

 中村梅之助さんもご存じなのですね! 私、お父上の演技は NHKの『真田太平記』でしか拝見したことがないのですが、梅之助さんの徳川家康、まさしく「タヌキおやじ」といった憎めない悪役っぷりで最高でした!

 生瀬さんは、市川版『悪魔の手毬唄』でいうところの加藤武さんポジションでのおっちょこちょい刑事なんでしょうか。ということは、磯川警部は別のベテラン俳優さんが演じられるのでしょうかね。今回は、リカさんとどういった淡いロマンスが展開されるのでしょうか。

 『ゲゲゲの鬼太郎』は、深いですよ~。現在放送中の第6期アニメ版もおすすめなんですが、『墓場の鬼太郎』をご覧になってたお子様、もう大きくなられてるんですよね!? 私にとってはつい最近のことだと思ってたんで、『墓場』からも、そんなに時間が経ってしまっていたのかと、愕然としてしまいました……私たちがよく覚えている「おい、鬼太郎!」の声優さん(田の中勇さま)もご存命でしたし、アニメ主題歌も、あのピエール瀧さんの電気グルーヴでしたね。もう10年以上前か~!

 AXNミステリー!! 素晴らしき桃源郷……3~40年後にまだあったら、ちゃんちゃんこを羽織ってお茶をすすりながら一日眺めていたいです~。
返信する
Unknown (あいあい。)
2019-11-18 22:45:01
こんばんは。 「倭文子」役の「羽田美智子」さんも凄く綺麗ですが、野際さんが兎に角?際立って(目立って)いました。
「中村梅雀」さん。 ♪御存知長屋の金さんが~の息子さんですね(^^) 最初観た時はお父様の方が2枚目だなぁと思っていましたがだんだん似てきましたね。
なんだかほんわかな雰囲気で「温泉若女将の殺人推理」の頼りな〜い刑事役とか大好きです。

温泉♨️も名湯沢山有りそうですね。 行ってみたいです。
そう言えばフジのドラマロケ温泉♨️も静岡?山梨?みたいですね。
放送日が12月21日。 28日は横溝先生の命日ですね。今年はクリスマス前なんですよね。

寺島しのぶさん。 まー、手堅いと言えばそうですよね。 その女優としての良い厚み、が活かされると良いのですが?
テレビドラマなんで、 其処はあまり重くなるとチカラ入り過ぎてもどうなのかなぁ?とも思います。 加減が難しいですね。(あー、昨年の松子は酷かった😶🤭)
ほんわかしている雰囲気の方? ウーン思いつかないですね。でも視点が素晴らしいですね!🙂

「笹野鈴々音」さん。イイですね~♪ こんな個性的な方、ドンドン横溝作品にも出演して欲しいです。
もう一人の方も何か横溝作品出演してくれないかなぁ。
ゲゲゲの鬼太郎の「さら小僧」知りませんでした、で、調べたらホントよく似たお話ですね。
子供が幼い頃「墓場の鬼太郎」のビデオ観て凄く怖がっていました。 おどろおどろし過ぎました(苦笑)
平成になってねずみ男が黄色くなっていてビックリしました(笑)夢子ちゃんとか可愛い子も居て。画面も明るい!

77年版の八つ墓村、当時高校生の頃夕方再放送の観ていて鰐淵晴子さん凄く綺麗な女優さんだなぁと思いました。
ホントにあんな派手顔な女性が居たら目立ってしょうがないですよね。

生瀬さん続投らしいですが、まさか「磯川警部」ではないですよね? (イメージ違い過ぎるよ~) あっ梅雀さんでもイイかも?アハハ。

今月AXNミステリーは古谷一行版金田一全放送していますね~♪ 八つ墓村も有りますよ❤️
録画して楽しんいます(^^)

何時も拙い文章読んで頂いて有難う御座います(^-^)
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斉藤由貴さんも安穏としてられない時代 (そうだい)
2019-11-16 03:54:44
 あいあい。さま、いつもながら、コメントありがとうございます!!
 上川版『迷路荘の惨劇』は、等々力警部役も中村梅雀さんという手堅さですもんね! 危なげがまるでない……

 蔵王は、私も今いったらどんな目に遭うかわかりませんね~。いつも冬になると行きたいな~、とは思うのですが、行くのは温泉どまりになっちゃいますね。

 寺島しのぶさんにジャニーズWESTですか! 寺島さんはいかにも過去がありそうな、女優さんとしての存在の「厚み」が、どう内容に影響するか……私としては、ちょっとミスキャストに見えるくらい「ほんわかしている」女性の方がおもしろくなるかと思うのですが、どうでしょう。いずれにせよ、楽しみ!

 『世にも奇妙な物語2019秋』は、録画してチェックしましたが、斉藤由貴さんのやつね~! アイドルだった頃に斉藤さんが出てたエピソードが思いっきりコメディ路線のお話だった記憶があったので、内容と、斉藤さんの容貌の変化(もちろん年齢相応におきれいですが!)とのダブルパンチでやられました。定番のオチではありましたが、あの笹野鈴々音さんという女優さん、んまぁ~ものすんごいインパクトでしたね。お見事というよりない起用でした。
 「TVからホラー」といえば、もうおそらくあいあい。様のおっしゃる「アレ」というのは、あの「きっとくる~♪」のアレかと思われるのですが、水木しげる先生の世界が大好きな私としましては、「いわくありメロディを盗作しちゃう」という筋立てが、『ゲゲゲの鬼太郎』のあの有名エピソード『さら小僧』そっくりだったのが気になりました。
そういうのを見ちゃうと、「ちゃんと原作のあるものをドラマにしたらいいのに……」と思ってしまうんですよね。小説の世界に名作はいっぱいあるのになぁ~、と。

 うおお、連続ドラマ版『八つ墓村』ですね! 私も、じっくり腰を据えて観たいと思ってはいるのですが、いかんせん約4時間という超大作!
 なかなかの問題作ではあるわけですが、やっぱり、その贅沢な条件をふんだんに使ったじっくり感は、最高ですよね!

 鰐淵さんという、「中国地方の寒村に、なぜ!?」感200%のキャスティング……これよ! これが欲しいんだけどなぁ~、フジテレビさん!!
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Unknown (あいあい。)
2019-11-12 22:16:41
こんばんは。 地味(笑)な上川さん、実はなんとなく私的には金田一似合うかも~♪って思っていました。…で、既に演じられていて驚きました。(90年代~2000年代金田一ドラマあんまり観ていなかった)今ちょくちょく上川さんや鶴ちゃんの観て逆に新鮮な感じがします。
でも、もうちょい上川金田一は泥臭い?とこ足りないのかなぁ?
りえちゃんが巴御寮人の若かりし頃だったんですね。(あの写真集の頃くらい?)なんかVHS(←懐かしい!)のパッケージには写真が有りました。

蔵王ってとても有名な所ですよね? 私は一回⛷挑戦したけど難しい!全然駄目でした😅

「乙骨」演じられた「中山仁」さんも😢 又一人横溝作品の役者さんが。。。
でも、そうですね。横溝先生の仰っていた様にそうやって繰り返されるものなんでしょうね😌 映像や書籍ではいつでもその方を観られるし思い出せる。

フジのドラマは「寺島しのぶ」さんですね。 お母様も弟さんも横溝作品出演していますね。なんと!鶴ちゃん金田一八つ墓村で「春代」役でも有るんですね?
かなお役はジャニーズWESTの。 多分ジャニーズ枠が有ると思いました😶

先日の「世にも奇妙な物語」観ました? 斉藤由貴さんのはホラーで久し振りに怖かったです🙀
少々?アレを彷彿とさせましたが😸
確か今作は全作品オリジナル脚本みたいでした。
昨年観たのは微妙でなんだかなぁ、でした。まとまりが無いというかなんちゅうか本中華(←よくご存知で(^^) 懐かしい台詞です!巨泉さんでしたっけ?)

あっ、この前鰐淵晴子さんの八つ墓村久し振りに観ました。 ツッコミ所有り過ぎですぅ(笑)でも雰囲気は大好きです♪
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楽しみですね~! (そうだい)
2019-11-10 19:56:20
 あいあい。様、いつも懇切丁寧なコメントをまことにありがとうございます!! 返事が遅れてすみません!

 ご覧になりましたか、上川金田一! 私も、なんか「地味だなぁ。」みたいな先入観があって観てなかったんですよ。でも、『迷路荘の惨劇』をチョイスしたそのセンスは捨て置けない! 私も近日中に観て、古谷金田一版と比較してみたいです。
 宮沢さんは、なんかあれほどキャリアのある女優さんでありながらも横溝ワールドとは縁遠い印象があるのですが、1991年、まさしく全盛期にあの片岡鶴太郎版『悪霊島』にちょっとだけ出演していたらしいです。でも、じぇんっじぇん記憶にない……
 おっしゃる通り、宮沢さんも、かつての岸恵子さんとか岩下志麻さんが演じておられたポジションを担ってもおかしくないお歳になられました。時の流れですね~。

 スキー、確かに大学時代まではけっこう滑る機会もあったのですが、それ以降は約20年ほど、ご無沙汰しております。また蔵王とかに行きたいですね~。

 寂しいお別れの知らせは尽きませんね。でも確か、1979年版の『病院坂の首縊りの家』のエンディングで横溝先生がおっしゃられていたかと思うのですが、

「まぁ、あった物は壊れていくよ。その時に、また新しい物が生まれていくんだよ。」

 ということで、令和の新しい『悪魔の手毬唄』を、どのようなメンツが織り上げていくのか、楽しみにしたいですねぇ。

 それにしても、最近の『世にも奇妙な物語』のていたらくは、なんちゅうか本中華……
 昔みたいに、星新一原作や筒井康隆原作の骨太な逸品を観てみたいもんであります!!
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Unknown (あいあい。)
2019-11-05 16:59:22
こんにちは。 実は私も上川隆也さんの未見です。 …で、昨日動画で観ました(^^)「迷路荘の惨劇」~。
上川さんと言えば「遺留捜査」?のKYっぽくてのほほぉ~んとした演技しか知らないので。御本人の見た目も物腰柔らか~ソフトなイメージ。正しく上川金田一もそんな感じだったかな?
野際さんは?うーん、演技は素晴らしいけど……。 若すぎ洗練され過ぎ? そうだい様が観たら感想聞きたいです。
あ!火野正平さん(^^) 存在感あり過ぎ~(笑)主役下手したら食ってたかも?(でも、好きな役者さんです(^^))

知ってましたか⁉︎ 小学生だったんですね。 懐かしいですね「み・や・ざ・わ」も。
へ~りえちゃんが。あの頃ホント可愛いかったですよね! すっかり大人になって😌
意外と?「リカ」いけるかも? 着物が似合うし。 (迷路荘の倭文子役、羽田美智子さんもイイ感じ)

そうですね。あの絵は女性の🙈(≧∀≦)お色気どうだ!みたいなのも有って年頃の青少年には刺激が強過ぎましたよね。
確か東北出身でスキー⛷上手いんですよね? そうだい様も山形? スキー⛷は日常的ですか?

そうなんですよね。 私も和田誠さんの「新説金田一耕助?」どちらか一冊前読んだこと有りました。
この頃訃報多いですよね。 季節の変わり目だし、体調を崩しやすいのかなぁ?
星新一さんは「気まぐれロボット」読んだことありました。同じSF作家の「眉村卓」さんもですね😢「なぞの転校生」「ねらわれた学園」好きでした。
…そして、77年版八つ墓村の吉藏役「山谷初男」さんの訃報もショックです😢
昭和の名優がまた一人。。。 寂しくなりました。


白石加代子さん‼︎ イイですよねー。 でもちょっとイメージが(五百子の)。 しかしあの白石ボイスは貴重です👍
もうちょっとしたら何か情報が出てくるのでしょうか? 楽しみですね。
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背伸びしてましたね~! (そうだい)
2019-11-03 23:00:49
 いやいや、あいあい。様、小学生だったんで、ほとんどわけもわからんまま見て、最後にビックリしてただけですよ! コメントありがとうございます!!
 原作小説を読んだのが後になってしまったので、あのドラマ版がだいぶ変調させられているのは承知の上ですが、やっぱり私の中では、あの犯人のキャラクターは、あの感じでしっくりきちゃうんですよね。2002年の上川隆也版のお糸さんは野際陽子さんだったそうで、そちらの方が原作に近いテイストになっているとか。まだ観てないんですよね~、上川版!

 「オトナじゃ~ん。」も、意味をちゃんとわかってないのに、思いっきり背伸びして、わかった気になって楽しく TVを観てました。その宮沢さんが、すっかり妙齢になった同役としてリメイクアニメ版の『ぼくらの7日間戦争』に出るご時世ですよ……「隔世の感」とは、まさにこれですね!

 思えば、今でこそ横溝、横溝とぞっこんになってはいますが、小中学生だった当時は、書店の、あの「黒地に緑文字」の背表紙がズラリとならんだ角川文庫後半のスペースが怖くて怖くて……でもってタイトルものきなみ『悪魔』だの『獄門』だの『首縊り』だのと! 実際に勇気を持って手に取り原作小説を読むのは、だいぶ遅れてしまいました。
 それで最初に選んだのが『犬神家の一族』だったからもう、やにわにスキーテクニックを見せつけて容疑者追跡に参加する金田一先生の雄姿にゃ、開いた口がふさがりませんでした。これはとんでもないワールドに踏み込んでしまったぞと!! それっきり、いまだにこの、壮麗なる迷宮から生還できていません。

 そういえば、『金田一耕助の冒険 上・下』のみの表紙絵を担当された和田誠さんも旅立たれてしまい……私は、読書遍歴を日本史年表のように表現すると、「横溝時代」の前に「星新一時代」があったものですから、非常に寂しい気持ちにもなりますが、令和の新しい文化を彩っていく画家さん、俳優さん、そして作家さんが誕生していくことを切に祈りたいですね~。

 五百子婆さんは、どなたになりますかね~? 個人的には、同じ市川版『悪魔の手毬唄』つながりで、もし白石加代子さんに演じていただいたら、加点3000点とさせていただきます。ボケてるようには見えませんけど……
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Unknown (あいあい。)
2019-11-03 00:39:02
こんばんは。 「迷路荘の惨劇」何気に?結構好きです。 登場人物の名前がまた、素晴らしい!「種人たねんど」とか「辰人たつんど」「一人かずんど」読めません(苦笑)
でもこのTV版はだいぶアレでしたよね? 「浜木綿子」サンの倭文子も微妙。私のイメージとは違いました。
それにホントは金田一もまいる(呆れる?)悪女じゃなかったですか?(少し記憶が薄れています💦)
原作タマ子の(殺され方)は残酷で気持ち悪かったです。
千石規子さんのニヤッと意味深な笑顔が怖くてイイですね。あれだけ生きてると人間って笑顔ひとつ表情ひとつ取っても深いって感じの、素晴らしい演技。
それにしても小学生で‼︎ こんな濃いオトナ世界を(ドラマながら)知ってしまったんですね。 素晴らしい!(^.^) 「オトナじゃーん!」って知らないですかね?アハハ。

草笛光子さん。横溝作品でお馴染み常連俳優さん。素晴らしい演技を拝見出来ましたね。まだまだ若々しくてお元気そうですよね。
又、何かご縁が有ると良いですよね。 (五百子お婆さん👵?にはイメージ沸かないかな?)

「田園に死す」全然知らない作品ですがタイトルがイイですね。 イタコ!もう軽く想像出来そうです(^^)

ファンの間では「横溝作品クズキャラ」とか「ヒロイン総選挙」があるみたいですが杉本先生の横溝画総選挙とかも有ったら面白そう!
「病院坂の首縊りの家」👍 風鈴と文金高島田がシルエットも似ていて素敵。怖いんですけどね~。
画集、私も欲しいです。 「首」のも怖すぎて逆に笑った😆
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横溝ワールドは、いい!! (そうだい)
2019-11-01 22:07:44
 あいあい。さま、横溝ワールドに関するさまざまな興味深いコメントを、どうもありがとうございます!!

 千石規子さん! しかも『迷路荘の惨劇』の!! 実は、私がミステリー系の映像作品を観てきた中で、生まれて初めて「うわー、この人が、まさかの!?」とラストでビックリさせられたお話が、これだったんですよ!(小学生だった頃の夏休みの再放送でした)まさにあれは、キャスティングの大勝利でしたね。

 人生の中で、何度でも帰ってくることができる、豊饒なる横溝正史の世界……なんとステキな桃源郷でしょうか。ロマンですねぇ。
 思えば、1976年版『犬神家の一族』に出ておられた名優の皆様も、遠行なされた方が多くなりました。でも草笛さんはお元気ですよね! また横溝作品に出られる可能性も充分にあるでしょうか。

 横溝作品ではないのですが、原泉さんの出られた作品の中では、ずいぶん前に記事にもしましたが、私は映画『田園に死す』(1974年)がいちばん大好きです。なんてったってイタコやってますからね! もう最高でございます。

 杉本画伯の表紙絵も、それを抜きにしては語ることのできない魅力ポイントですよね。私はなんといっても『病院坂の首縊りの家』上下のイラストが大好きなのですが、『女王蜂』のイラストにもドキドキさせられましたね~。画集、買おうかな!
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Unknown (あいあい。)
2019-10-29 00:08:52
こんばんは。
私は80年代に思春期真っ只中(歳がバレる~(^_^))、多感な時期に色んな事、人、音楽や映画を知りました。
横溝先生の初読作品は中1の時「真珠郎」でした。 伯母が持っていたのですが、あの表紙にガツーン! とやられました。(本陣のも好き❤️)
内容話もなんかとんでもなく引き込まれてしまいました。 あんまりお小遣い足りなくて(他にもですね😄)伯母の持っているのを借りて読んだりしていました。
それから結婚子育て一段落してここ最近又横溝作品にハマっております。(ミステリ短篇集とかも良かったです)

「原泉」さん。と言えば「犬神家の一族」の松子母。娘にお金の無心する。険しい感じが最高です👍
古谷版「悪魔が来りて笛を吹く」の乳母でしたっけ?
本当にこの方みたいな雰囲気出せる役者さん今は難しいですよね。皺の一つに人生又ひとつ。昭和の女性はたくましく凛としておられる!
私はこれ又古谷版「迷路荘の惨劇」のお糸さん、こと「千石規子」さんも良かったですね(^^)

多分?次回作もそんなにメジャーではない(あっ、私が疎いだけかも😅)役者さん起用してそうですよね。
反対にフジは万人受けする?お馴染みの方が主人公とかですかねー?
今回初めて知った俳優さんが他の番組とか出ていたら気にはなりますね。
少し曲がりますが1977年版の音楽担当した「芥川也寸志」さんと横溝作品常連俳優の「草笛光子」さんって過去に御夫婦だったんですね。(昨日知りました)

わー!「沢尻エリカ」さんですか⁉︎ そうですね、華やかで綺麗ですけど今お幾つくらい? あと10年くらいしたらシックリくるかなぁ?
多分フジは人気女優とかのような気がします? CMとかでもお馴染み、みたいな? (うーん、片瀬さんは。。。でした)
でも楽しいですね。色々想像するのも。

なんだか八つ墓村ネタ少なくてすみません😓
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脚本家の趣向がよくわかる (そうだい)
2019-10-28 21:46:06
 ちゃっく様、ふたたびのコメントを本当にありがとうございます!!
 結局、映像化する時に脚本家の方が何を残して何を切り捨てるか、その選択ひとつひとつが『八つ墓村』各作品の個性につながるわけで、大横溝が大切にした大団円を「荒唐無稽」と考えて、真犯人の破滅や旧弊文化の崩壊こそがエピローグにふさわしいと考えたのが、過去の作品に多かったということなのでしょうか。今回の2019年エディションも、まさにギリギリ駆け込み乗車のような勢いで原作版大団円の「片鱗」のみをのっけた感じでしたが、ライトノベル全盛の現代においても、さすがに真正面から「財宝が見つかって億万長者☆」という主人公でしめるわけには、ちょっと……というブレーキがかかったのでしょうか。
 確かにちゃっく様のおっしゃる通り、そこは思い切ってノイタミナでアニメ化、といったほうが、原作小説を丸ごと全部映像化するのならば、その濃厚なロマン性からいっても、しっくりくるのかもしれませんね。なんか、『屍鬼』を思い起こさせる重苦しい作品になりそうですが……

 主人公一人称の横溝作品と言えば、なんといっても私の大好きな『三つ首塔』ですが、ただ主人公の性別が違ってるだけで、『八つ墓村』と『三つ首塔』は、そのコテコテロマン度から見ても表裏一体の関係にある「横溝昼ドラ劇場」のレパートリーなのかも知れませんね。そこにちょっとだけ金田一耕助が、お話を終わらせるために出てくるだけという。

 『真珠郎1978』ゲット、おめでとうございます! 『神隠し真珠郎』じゃありませんよね!? いや、あれもあれで古谷金田一最後の作品ですから意味のある作品ではあるのですが。
 賛否両論はあるのでしょうが、大横溝の豊潤な作品群を素材として、野心たっぷりな脚本家陣が大ナタを振るって様々な映像化に挑んでいった『横溝正史シリーズ』時代の古谷金田一は、やはり今でも映画版とはまた違った魅力に満ちていますよね。その中でも、そもそも金田一のいなかった作品をあえて選ぶという『真珠郎』と『仮面劇場』は、ひときわ異彩を放つものになっていると思います。私も DVD持ってますよ~!

 それにしても、『真珠郎』って、あの杉本一文画伯のカバーそのまんま、令和の今にフツーに角川文庫の新刊で買えるんですよね! なんというチョイス……無理に金田一を出さなくてもいいから、BSプレミアムでドラマ化してくんないかなぁ!? やっぱり、満島さんあたりにやってもらうことになりますかねぇ。

 横溝作品映像化の夢は、無限大ですね!!
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Unknown (ちゃっく)
2019-10-26 20:52:11
そうだい様、不躾なコメントに余りある御返信ありがとうございます
映像化において大団円は前コメにも書いたのですが犬神家でも省略されがちでして出来を判断するのに使ってました
で八つ墓村では条件すら満たされてなかったですものね省略ポイントを挙げられたそうだい様はお見通しでしょうが
村を変えていく希望(事業)と相続放棄する辰弥が村で何を得たのか…省略ポイントばかりですもんね
稲垣版は鍾乳洞描写も頑張ってましたよ、セットや特撮多用してましたが
佐藤さんはご存じの通り特撮の監督業もしてらっしゃるので脚本段階で出来ると想定出来てたのでしょうと視聴時に思いました
このコメにあたり改めて原作チェックしてみたのですが、いやぁ八つ墓村の映像化で再構築するの難しいって実感しました
金田一役立たず問題については作中で金田一自身が「私がいなくても解決し何なら犯人に罰すら与えられてる」
と言ってたという再発見があったり。そして文章が辰弥の告白形式なんですよね
そして鍾乳洞ロケ地問題、野村版と市川版被る程ですしねぇ
…いやぁムズい、そんな作業をしてきたクリエイター様達に脱帽です

そしてそうだい様に感謝したい事が!この楽しいやりとりにテンションあがりましてレンタル店で未見だった真珠郎を借りにいったのです
長年置いてあるところ探してたのですが自宅近くの店舗で何故か金田一コーナから外れたところにあったのを最近見つけたので
本日ワクワクしながら借りにいったら…無くなってました、あわてて店員さんに聞いたらレンタル落ち販売に回したとの事
そして…真珠郎1978を480円ゲット出来ました!!そうだい様ブログに触発されなければ借りるのも先延ばしにして
機会を逃すところでした、ありがとうです、楽しい記事ばかりかチャンスまで戴きまして!
そうだい様にも稲垣版八つ墓村再見のチャンス訪れますように!!
2016年のSMAP解散時に再放送されておりますので同好の士が録画してる可能性高いですよ
再発掘祈っております!!
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昭和の壁を超えてゆけ! (そうだい)
2019-10-26 10:59:01
 いや~、他の方のコメントでも言わせていただきましたが、今回、こんなに横溝正史作品、そして昭和への愛情にあふれたあいあい。様の繰り返しのコメントをいただきまして、私、本当にこの記事をつづって良かったです!! ありがたいばかりですね~。

 いえいえ、若くはない! とは言ってもまだまだ若輩者なわけですが、たった10年ほどとはいえ、あの昭和の空気の中で育ってしまった以上、やっぱり、いちばん安心できるよりどころは、あの時代なんですねぇ。私の場合は、「昭和が終わったことに全然ピンときてない1990年前後」の頃が大好きど真ん中となります。そこから、遠眼鏡を使って過去の乱歩、横溝のめくるめく世界を眺めているといったていですね。

 リアルタイムのファンでないという負い目は正直ありますが、昭和の映像世界の俳優さん方は、やっぱり客観的に観ても、演技の後ろにある実人生の厚みが全然違うと思います。いや、もちろん「戦争してよかった」とは絶対に言いませんが、自分一人ではどうにもならない苦境や社会情勢を生きてきたという、しわの一本一本の説得力が、昭和と平成とではまるで違うと思うわけです。
 私はもう、「あやしい老婆」といえばこのお方という原泉サマの大ファンなのですが、そりゃあなた、今のこの時代にあのオーラを培える生き方をしている方はそうそういないですよね。むしろ、しわがなくなって良かったー☆ なんて喜んでる世の中なんですから、ひどいもんです。

 BSプレミアム版のキャスティングは、おそらくあえてメイン以外の俳優さんを若手や劇団中心のキャリアの方で固めているんだろうなぁ、という印象があります。私も知らない方がいっぱいいて、でもちゃんと演技がうまいので安心して観ていられますね。
 いちおう木村多江さん、とは言いましたが、『悪魔の手毬唄』といいますと、どうしても1977年映画版の岸恵子さんの名演が俎上に挙がります。そして、「なんで岡山のひなびた湯治場に、おフランスの岸恵子が!?」という意外性から見事なホームランをかっとばした市川崑監督のセンスに脱帽せざるを得ないわけです。
 あれに匹敵する意外性がほしい……木村さんでは、ぴったりではあるけど、いかにもすぎておもしろくないんですよね……失礼ながら。
 沢尻エリカさんかな……「実は若い頃ブイブイ言わせてました。」というリカさんのかおりはバッチリですよね。ただそれだと、相対的に大空ゆかりさんをそれ以上に美しい方にしないといけないので、鬼首村の全男性村民が、多々羅放庵の失踪なんかそっちのけの集団パニック状態におちいる危険性が……なんか、横溝正史じゃなくて高橋留美子っぽい世界になりそうで、イイですね!!

 ああ、もうジョン・レノンさんは使われてましたか! いかんなぁ、洋楽にももっと耳を傾けねば! ご指摘ありがとうございます。
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Unknown (あいあい。)
2019-10-25 22:17:02
こんばんは。 実は「八つ墓村」に出演していた役者さん半分以上存じ上げない方々でした💦
佐津川さんも佐藤さんも(音尾さんは、大泉洋さんと同じ劇団出身で今大人気なんですね)。
やっぱり?以前NHKに出演していたとか(朝ドラとか?)何か御縁がある方とかなんですかね?(あんまりTV観ないので最近の役者さん知らないです)
なので変なイメージも無くて逆に良いかもしれないですね。見た目でイメージするかもしれませんが。
佐津川さんみたいなキャラがいると凄惨で哀しい物語も少しホッとします。(坂口良子さん、可愛かった!)

もう平成さえも30年経っていて昭和なんてクラッシック。
私は今(もとのいのちにかえって)兎に角、昭和が懐かしい、横溝&乱歩&清張作品が愛おしい!なんかイイんですよね。あの昭和の質感が。
今は街も人も綺麗になってしまって(生活も便利になりました)良いような寂しいような?映像化がロケを含め大変そうですよね。

横溝作品の魅力的な妖怪じみた←(褒めています(^^) お婆さんキャラ。今の女優さんで誰? 思いつかない。難しいなぁ。
手毬唄のばーば、何方かな?
木村多江さん、着物似合いますよね。(そしてちょっと薄幸そう←褒めています)やっぱりリカは着物が似合う女優さんですよね?
歌も2作品どんな感じになるのか楽しみです(って、NHKは手毬唄なのか?)

そうだい様、 まだお若いんですね? なのにこんなに昭和好き?横溝作品お詳しくて素晴らしいと思います!
(前作の悪魔が来たりて笛を吹くのラスト楽曲がジョン・レノンでしたね♪)
返信する
全『八つ墓村』を比較したい~!! (そうだい)
2019-10-25 21:44:00
 いやはや、ちゃっく様……このそうだい、もはや返す言葉もございません!! 私の駄文を過去までさかのぼって読み込んでいただき、まことにありがとうございます!! 読みにくかったでしょう……頭が下がりすぎて古代怪獣ツインテールのごとき心地です。

 「あれ~、私、そんなに稲垣金田一シリーズのことキライって言ってたっけぇ~?」なんて過去の文章を読み返してみたら、ほんとにむちゃくちゃ批判してましたね……若かったです。
 ちゃっく様のご指摘、まったくその通りであると納得させていただきました。⑨のポイント、すっぱりと見落としておりました。未来への希望を必ず残すこと。横溝先生の、プロのエンターテイナーとしての矜持ですね。

 私も、『エコエコアザラク』シリーズから佐藤嗣麻子監督の非凡さには感服いたしておりましたので、特にその、女優さんをギラギラ輝かせる演出は大好きなのです。観たかったです~、菅野美穂さんがおでましになる稲垣金田一作品!! 無理だったろうけど。
 ただ、ちゃっく様の言を借りますと、私は稲垣金田一シリーズを、「星護版」と位置付けております。繰り返しの主張になりますが、佐藤嗣麻子さんの脚本よりも、私はあの、冒険活劇的な味付けがコテコテな「陣内小五郎シリーズ」を色濃く継承した星護さんの演出法が好きじゃなかったのですね。当時、必要以上に狂言回しっぽいキャラクターになった横溝先生や、冒頭で展開されるアメリカ時代の金田一耕助の様子を見て、「そんなのいらないよ~!」という単純な拒否反応を起こしていたにすぎなかったんでしょう。
 それにかまけて、原作に忠実な本編部分の志の高さを見落としてしまっていたとは……まさしく蒙を啓かれた想いであります。やっぱり若かったんだなぁ~、15年前!!

 かつて、奇跡的にヒマだった数年前に、かろうじて1977年映画版の『八つ墓村』だけで試みた「冒頭からエピローグまでタイムスケジュールをしっかりさらってみよう」企画、またやりたいな~!! 稲垣版も、映像ソフトは無いにしてもなんとか観る手段はあるかも知れませんし、それをちゃんとやって、自分の中の不当な低評価をちゃんと見直してみたいですよ。

 でも確かに、思い出せば真犯人役の方の演技も末期まで大迫力だったし、必要以上に怪しかったりょうさんの春代もステキだった……藤原さんの演技も文句はなかったし。なんとかして、2004年版『八つ墓村』を、また見たい~!

 とにもかくにも、「原作の映像化されていない要素の補完」に果敢にチャレンジした2019年エディションに感謝、感謝であります。
 おかげで今回、ちゃっく様の、かくも素晴らしいコメントをいただけたんですからね。
 本当にありがとうございます。長文駄文はこちらこそですよ~!! 失礼いたしました。 
返信する
Unknown (ちゃっく)
2019-10-25 17:28:00
八つ墓村 2019 典子で検索して辿り着きました
過去Verとの比較が面白く楽しく頷き同意して読みました有難うございます
私はもう一つチェックしてた点があって、わかっていただけると思いポイント⑨として提案したいです
⑨大団円への段取り
犬神家の映像化で省略されがちな佐智と小夜子の子、原作で真犯人は最期に「その子を悪いようはしないで…」というのですが
これは凄惨な話の中で被害者一家に横溝先生が用意した救いだと思うのです
八つ墓村においては第2子養子と慎太郎の未婚の誓いがそれで、これ無しでは大団円とは言い難いかと……
今回もそれ無?なら典子も財宝も意味無いやん!!と思ったのですが…ああくるとは!?やられました
だからこそアレの蛇足感は厳しかったですねぇ…

もう一つ、ミステリまわりのタグから過去の記事も拝見させていただいたのですが
稲垣版好みでないようで、ちょっと残念です。八つ墓村においては私この2019版と対になる作品と思ってたので
こちらとの比較も読んでみたかったです
多々ある原作聖典の中で、わりと金田一はニヤニヤし面白がりながら最後の謎解きをしてると思うのです
言い方悪いのですが、アスペ的なその雰囲気を稲垣版は意図的に持たしていたので、わりとアリだと思うのです
私は実は内心稲垣版とは呼んでおらず佐藤嗣麻子版と位置付けております
稲垣金田一の脚本を全て手掛けてる彼女は山崎貴の嫁であり、実は牙狼シリーズに関わる雨宮慶太一派とも同窓同期だったりします
K-20の監督も手掛けており、色々とワカッテル人なので金田一のKYっぷりは意図的にやってたと思います、そこのアプローチとかは楽しめました
映像化金田一は市川版の昔から、ちょっと優しすぎかと…今作の慎太郎との会話的なのとか。
そのニヤニヤ金田一と真犯人との対峙と末期の姿!!過去記事にも書かれてましたが役立たずと言われがちな八つ墓村金田一の見せ場の映像化は痺れました。
で(藤原)竜也の辰弥も私好きなんです…嘆いてるわりに回りには悪態つかないのが誠実さがあって、藤原竜也なのに。
今作の虹郎クンも良かったのですが美也子に溺れて悪態つくのちょっと…
せっかくの3ヒロイン揃い踏み作品なのに勿体ない
美也子との関係77年版から拾ったんでしょうかねぇ…ちなみに稲垣版は落武者霊要素取り入れてましたね
と、長くなりましたが原作寄りを目指す稲垣版や今作品でも影響を及ぼす77年度版の偉大さと
言いたい事が少ないわけではないが2019版の評価は……凄く良かったですねとそうだい様と同じ感想でして、ゆえに凄く共感して記事拝読出来ましたありがとうございます
しかし今作と稲垣版で補完し合う形で原作の見たかったシーンの映像化は済み77年版の呪縛からも逃れられて良い時代になったなぁと思いつつ
まだ見ぬ原作再現完全版へと夢は膨らみます、シゲアキ版には期待できなさそうなので
実現するのならノイタミナでアニメ化ぐらいかなと思いつつ…
長文駄文失礼しました
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令和ならではの金田一作品とは (そうだい)
2019-10-23 00:24:58
 いや~、あいあい。さま、いつも非常にステキなところを突いてくださるコメントを、まことにありがとうございます!!
 まさにその通り! 失念しておりました、佐津川さんと山下さんの味わいも、今回の『八つ墓村』では見逃せない魅力でしたね。佐津川さんは、ついこないだまで特に何の変哲もないアイドル女優さんという感じだったのが、気が付けば、石坂金田一シリーズにおけるあの坂口良子さんに当たるいい感じの魅力がたっぷりのレディに! 山下さんも、役柄上やむないとはいえ、出番が少ないのが実にもったいないミステリアスな魔力に満ちていましたね。佐藤さんも、のちのちそういった女優さんに成長していくのでしょうか。楽しみですね!

 現代の俳優さんの個性の問題。もっとキツく言えば「薄味化」、「幼年化」の傾向は、私も昔から感じていたことでした。それは別に若手の俳優さんだけの話ではなく、今回で言えば小竹さん小梅さんクラスの高年齢までが全然おどろおどろしくないという、全年齢における大問題だと思います。
 でも、それはもう、そういう時代なのだから仕方のないこと! それでも、横溝作品には若さと美しさだけでは何ともならない複雑なキャラクターがゴマンと登場します。現役の皆様の「わたしを見なさいっ!!」という気迫を、これからの『悪魔の手毬唄』にも期待していきたいですね。特に、青池リカさん役の方に、ですかね!? 私の希望としましては、木村多江さんですかねぇ。落ち着きすぎでしょうか?

 ね~、『悪霊島』の岩下さん、ものすごくお美しかったですよねぇ。そりゃもう、旦那様の愛情たっぷりですもんねぇ。
 なんでレノンさんがらみで『Let It Be』なんだという謎は存じておりますが、実はわたくし、レノンさんが物故なされた時にはむつきも離れていない赤ちゃんでありまして……もう、レノンさんは感覚としては歴史上の人物なんですよ。まさしく、昭和も遠くなりにけり、ですね!
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Unknown (あいあい。)
2019-10-21 22:05:15
すみません。「森瑤子」さんは作家さん。「温泉大作戦」出演の「森口瑤子」さんでした(^_^*)

「悪霊島」の岩下志麻さんは綺麗で怖かったです。
音楽がジョンではなくポールなんでしたね? 当時ジョンの事件はビックリしました。
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Unknown (あいあい。)
2019-10-21 21:54:55
こんばんは。 真木さんと蓮佛さんの例えが😆。 そう言えば駐在さんの奥さんのシーン推理もイイ感じでした。
佐藤さんってなんとなく顔が山下さんに似てるなぁとか思いました。(^^)
吉蔵の(みぃ〜つけた。)はヤな感じで怖ろしかったです。

感想も色々有りますね。どーしても原作意識するし、自分の中のイメージもありますし。
今の役者さんって全体的に実年齢よりも若く見えますよね? 難しいなぁ、人選が。
昭和の役者さんはエグミが有る人はよりそれらしく、ハクも品も面白みも有る演技が出来る。
放送コードも今は昭和に比べて中々大変ですし。(その点NHKさんは獄門島でバッチシ言い放っていて👍)
なんやかんや緩くも有ったけど楽しめました。

今又、「八つ墓村」再読中! あの場面はこーだったとか思い出しながら読んでおります(^^)

悪魔の手毬唄から7年? それは随分空いていますよね。
もし?W手毬唄対決ならついつい比較しそうです。(フジさんも💪😸)ちょっと間は空きますかね?NHKさんは来年?
(あっ個人的には青池リカ役、斉藤由貴さん、森瑤子さんとかイイかな?とか(^^))
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追伸 (そうだい)
2019-10-18 05:13:07
 セリフの一言一言がいちいち極太明朝体みたいな真木さんと、かいわれ大根のようなはかなさの蓮佛さんと対比して、今回やっと完全映像化にこぎつけた典子さんの明るさは、とっても良かったと思います。女優然としていないナチュラルな容姿もぴったりでしたね。

 BSプレミアム版は洋楽を押しますよね~! それはもちろんいいんですが、やるんだったら、ちゃんと『悪霊島』の『Let It Be』までつっきってほしいですね!
 『悪魔の手毬唄』では、何が流れるんでしょうかね~。
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手毬唄対決、なるか!? (そうだい)
2019-10-18 05:04:27
 あいあい。さま、金田一愛にあふれたコメントを、まことにありがとうございます!!
 予告通り、今までのスケジュール通りにいくとしたら、今年シゲアキ版で来年に吉岡版という流れになりそうな『悪魔の手毬唄』対決! どっちも頑張っていただきたいですね~。あなたさまの挙げたキャラクター以外にも、磯川警部に多々羅放庵、そして謎の老婆おりんと、クセのある人が目白押し! 楽しみですね。
 森美也子といえば、クライマックスの演技で女優としての力量が問われるかと思うのですが、真木さんはあの声の調子で爆発しながらも、表情をひとつも変えなかったのが、かえって独自性が出ていて素晴らしかったですね! 小川真由美版や夏木マリ版とは違う、やっぱりドライなすごみでした。
 あの声、1977年映画版『悪魔の手毬唄』の白石加代子さんそっくりでしたよね! さすが真木さん、そうきましたか~、という感じでした。

 年齢相応の落ち着きと不相応の可愛らしさを持つ吉岡金田一と、若さとしゃべくりで突進するシゲアキ金田一。どっちも楽しみですね~!!
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Unknown (あいあい。)
2019-10-18 00:11:10
初めまして。 NHKBS八つ墓村の感想楽しく読ませていただきました。

吉岡秀隆さんの目の表情、確かに凄かったですよね。 ちょっと怖かった(笑)。

後、真木よう子さんの「森美也子」ですが、 あの声のトーンも凄かったです。(ビジュアル的には良いと思いましたが)
でも、言葉遣いが。。。うーん。 中々セクシーでも有りました。

今回典ちゃんにスポット当たっていてそこも嬉しかったです。(でも、まだ彼女にツレナイ辰弥くん)

音楽は前作同様?この吉岡版は洋楽でいくんでしようか?(の、ようですね)
ラスト、ブラックシーンなのに、(多分敢えてかな?)壮大な曲で余計恐ろしく感じました(スタッフ、してやったりだったかも?)

私も全体的には高評価です(^^)

次回は民放と被る?私の大好きな「悪魔の手毬唄」 今から「青池リカ」 「大空ゆかり」 他キャストあれこれ想像して楽しみに待っています!


* (袴、袴 が可愛かった吉岡金田一😆❤️)
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ドライな時代になったもんです (そうだい)
2019-10-15 22:20:24
 mobile さま、微に入り細にうがった素晴らしいコメントを、どうもありがとうございます!!
 まさに、おそらく「淡々とした」、「現代に即した」という分析は、吉田演出のねらいを的確に突いたものであると思います。2019年に、『八つ墓村』をかつてなくドライで醒めた視点から描いたのは、楳図かずおのマンガの登場人物のように能天気に「たたりじゃ~!!」と絶叫して、世の不条理をまるっとお化けのせいに転嫁してしまえた1977年の『八つ墓村』の時代への、愛と哀しみに溢れた返歌なのかもしれませんね。全てが対極!
 ともかく、「真犯人」の醒めきったまなざしが印象的な2019年版でした。死に際して初めて生きた、ともいえる絶叫がすごかった……

 でも、私はそろそろ、テンションの高い金田一ものも見たい気がします~! 吉田演出にそれを求めるのは難しいでしょうけれども。
 『悪魔の手毬唄』も、けっこうヘビーな事件ですしね……
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現代に即した新しい『八つ墓村』の成立 (mobile)
2019-10-15 10:37:15
これまでの作品はどちらかといえば『たたりじゃー!』のセリフに代表されるように『惨殺された八人の落武者の祟り』に焦点が絞られて『いかにおどろおどろしい恐怖を盛り上げるか』に重点が置かれていました。
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今回のドラマは『このご時世に祟りなんてバッカバカしい!』という考えが根底にあって『祟りの伝説を利用しようとしたドロドロの愛憎劇』に仕上がっているところが、新しい解釈で良かったのでした。
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濃茶の尼が叫ぶお馴染みの『タタリじゃー!』という台詞も、明るい日中に聞くと全っ然怖くナイ。完全に『何だ!?この気〇い婆ァ!』ってカンジで、もはや風景に溶け込んでます。
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見どころはもちろん『前半のヤマ場となる津山事件をどう演じてくれるのか?』ですが、今回はロングのショットを最後に使って淡々と描写していきます。『長閑な田舎の風景の中に乾いた銃声が響く』というカンジで『あっ!よく見ると事件あったンだ!』というくらいのイメージ。『人間の営みは自然の中ではごく些細なことである』と強く印象づける演出でした。
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後半の鍾乳洞のシーンは今回『祟りを怖れた村人たちがリンチに掛けようと主人公を追う』ことに重点を置き、結局は『祟りにおびえた村人たちの妄動』に終始させています。
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犯人は洞窟の中で亡くなるのではなく、収容された病院で亡くなりますが、これにもちゃんとした『伝説の科学的な解釈』が持ち込まれて、あくまで明るい理性の光に照らされて事件は解決し、最後に國村隼がつぶやく『なぜ人は愛を求めるんですかね』という台詞が心に残ります。
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これは現代に即した新しい『八つ墓村』の成立です!
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