長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

かぎりなく天国に近い地獄のメルヘン  ~辻村深月『盲目的な恋と友情』~

2014年07月20日 23時25分35秒 | すきな小説
辻村深月 『盲目的な恋と友情』(2014年5月 新潮社)


《単行本帯より》

女の美醜は 女が決める。

肥大した自意識に縛られ、嫉妬に狂わされた、ふたりの若い女。

これが、私の、復讐。私を見下したすべての男と、そして女への……

一人の美しい大学生の女と、その恋人の指揮者の男。そして彼女の親友の女。

恋にからめとられる愚かさと、恋から拒絶される屈辱感を、息苦しいまでに突きつける。

暗く深い、静かで透明な果てまで、堕ちていきたかった。

そう、私だけのあなたと、二人だけで……


醜さゆえ、美しさゆえの劣等感をあぶり出した、鬼気迫る書き下ろし長編。




《さぁ、完成はいつになるかナ~!? 本文マダヨです》

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